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2024-09-22 39:38

87. 令和の大河ドラマ「極悪女王」

Netflixで話題のダンプ松本さんを描いた「極悪女王」の感想回。

当時の女子プロブームは2人ともリアルタイムでは経験していないだけあって、正直どこまで実際の話かよくわかっていませんが、鈴木おさむ節を通じてゆりあんさん、唐田えりかさん、剛力彩芽さんの怪演を満喫。しかしすごい時代だな。。

てラストはiPhone16が突然JUNYA WATANABE MANに化けた怪談で締め。恐ろしや〜

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サマリー

令和の大河ドラマ「極悪女王」は、1970年から80年にかけての女子プロレスの偶然のブームを描いています。ダンプ松本という悪役プロレスラーの成長物語を通じて、彼女の優しい少女時代とヒールとしてのギャップに迫っています。この作品は、特にダンプ松本のキャラクターや彼女の成長を中心テーマとし、女子プロレスの歴史を描いています。また、映像や衣装の再現性が高く、観る者に当時のプロレスを思い起こさせる魅力があります。「極悪女王」は、ダンプ松本を中心に女子プロレスの舞台裏や派閥争いを描き、視聴率や興行成り立ちに対する様々な思惑が絡み合う中で、登場人物たちの成長と試練を描いています。このドラマは、魅力的なキャラクターと複雑なストーリーが展開され、視聴者を引き込んでいます。

ドラマの概要とテーマ
katsuma
「ざまあみろー!」で、お馴染みのですね。
daikoku
よくわかんない。いきなり、ざまあみろとか言われてさ。
katsuma
ただの柄の悪い人みたいな。
ダンプ松本さんですね。ちょうど先週末から公開が始まった、極悪女王。ネットフリックスのやつですね。今話題のやつ。
あれを今回も我が家は早速見てみたので。
daikoku
はい。一気見ですね。今回も。
katsuma
毎度お馴染みのね。
今週はその話をしてみようと思います。
こんにちは、katsumaです。
daikoku
こんにちは、daikokuです。
katsuma
dining.fmは、katsumaとだいこぷの夫婦が、ファッション・スイート・ホテル・マンションなどを中心に、我が家で話題のトピックをお届けします。
というわけで、ざまあみろの語学情報の話ですね。
daikoku
ダンプ松本さんってさ、テレビではよく、バラエティとかでよく見てはいたんだけど、あんまりプロレスとして見たことがなくて。
わかる。
そう、なんだけど、引退されてから、実際に悪役のプロレスやってたときに、ご家族がすごい苦労されたみたいな話はエピソードとして何回か聞いたことがあって。
ダンプ松本さん自体も、すごい優しいじゃないですか、人柄というか。私はそっちがハイリーで。
なるほどね。
katsuma
その後にあれを見るから、プロレスのダンプ松本、悪役、ヒール、レスラーみたいなところを見るからさ、ギャップがすごくて、どういう経緯でそうなったのか、ちょっと興味があったというかさ。
僕は正直、名前は当然聞いたことはあったんだけど、どういう感じの人だったのかっていうのは、僕はもう全然前情報はなくて、極悪的な感じのキーワードは聞いたことあるものの、それが一体何を指してるのか。
ダンプさんも極悪だったのかどうかとか、その辺、つか極悪って何?みたいなとか、正直全くよく分かってなかったんだけど、僕はあれかな、ユリアンがこの作品の主演、主役を演じるにあたって、
体重すごく落としてダイエットした後なのに、またなんか結構体重増やさないといけなくて、みたいな。あれでネットニュースですごい話題になってたのを見て、こんなのやるんだ、ダンプさんと元さん、なんか聞いたことあるね、みたいな。それぐらいの緩い興味から入りって感じではあった感じですね。
そんな極悪女王なんですけど、最初にどんな話なのかっていうことだけ説明しておくと、1970年から80年にかけて、日本で巻き起こった偶然の女子プロレスブーム、歌って踊るアイドル的存在としても活躍してたビューティーペア、ジャッキー佐藤さんと牧井上田さんに憧れる少女は、華やかなプロレスターになるため、全日本女子プロレスの門戸を叩く。
彼女の名前は松本香留。後に最強最悪のヒール、ダンプ松本として日本中にその悪名を驚かすことになる人物である。心優しい少女はなぜダンプ松本になったのか、その知られたるストーリーを紐解く前後話のネットフリックスシリーズ、極悪女王が9月19日からネットフリックスで配信される、とのことですね。
そのダンプ松本さんもユリアンレトリバーさん、フラッシュギャルズと呼ばれる2人組のレスラーがいて、長屋千草さんが空田恵梨香さん、ライオネス飛鳥さんを郷里香山さんが演じてるって感じですね。企画、脚本プロデュースが毎度なじみ、鈴木修さん。ここで出てくるか、みたいな感じではあるけどね。
鈴木修の関与とドラマの特徴
katsuma
っていう感じの、他にももちろん人は出てるんですけど、そういった方々が中心になって作られてる物語って感じですね。いろいろ話していきたいんだけど、まずこの鈴木修さんが企画をしてるっていうところの作品で思い出すのが、数年前に深夜テレビやってた、浜崎あゆみの。
あれをまずちょっと連想させるところがあるよね。
daikoku
向井 あれ、鈴木修さんなんだっけ。
katsuma
修さんっすよね。
向井 ああ、なるほどね。
あれが一個あるなっていうところ。
daikoku
向井 なるほどね。そうなると、なんかちょっと納得のいくというか、そういう部分は出てくるかな。
katsuma
あと、僕たちは見てなかったけど、2クールくらい前の深夜ドラマでやってた、ちょっとタイトルも忘れちゃったんだけど、あれAKBのマリコさん。
daikoku
向井 ああ、はいはいはい。
何だっけ。
katsuma
向井 篠田マリコ。
篠田マリコさんも当時プライベートで結構わやわやしてたようなときに、あえてキャスティングして、結構話題になってた、すごいハマってたみたいな感じのやつとか、トリッキーな作品だったりとか、トリッキーな人をあえて人選して、話題の作品としてまとめあげるみたいな感じのことは結構多い方だよね。
daikoku
向井 良くも悪くもテレビの匂いがした。
そうだね。
向井 ネットフリックスのいくつか見たりとかしてたんだけど、今までってわりとテレビの壁をどう越えるかみたいなので、ネットフリックスで新しい挑戦をしていくみたいな人が多かったんだけど、わりとこれ王道のテレビではみたいなところがちょっと最初。
katsuma
序盤特にテレビ臭さを感じる作りがあったよね。
daikoku
向井 そう、王道というか、なんでこれをネットフリックスでやったんだろうっていう疑問が結構最初見てると、ずっと頭の片隅というかそこに顔を出してきちゃうんだよね、その感情が。それを押し殺すのも大変だし。
向井 見ていくとさ、どっからどこまでが本当の話なのかなみたいなのがさ。
プロレスの盛り上がりと影響
katsuma
その感じもエイムだよね。
daikoku
向井 そう、そうなのよ。リアルにフィクションを、実際折り混ぜてはいるんだけど、フィクションの度合いがさ、えげつないフィクションじゃない?多分。
katsuma
はいはいはい。
daikoku
向井 折り混ぜてるのが。だからなんかすごい、あれは結局どっからどこまでかっていう、確認をしたくなっちゃう。
確かに。
向井 見終わったときに。
katsuma
確かに。
エイムのときはだいぶ誇張した表現が多かったんで、あれはフィクション度合いがわかりやすかったけど、今回のやつはちょっとわかりづらいところもあったかな、フィクション度合いが。
daikoku
向井 そうじゃなくて、エイムのときってさ、私たちがリアルでその時代を生きてきてたから、なんか、いやそれはさすがにないでしょとか言えるんだけど、70年から80年にかけてって。
katsuma
微妙に世代じゃないじゃん、我々とは。
daikoku
向井 そう、生まれてないしさ、物心ついたときは多分終わってんだよね。
katsuma
そう、ちょっとブームは去っていくときなんだよね、微妙に。
daikoku
向井 そう、だからそのときにどうだったかみたいな、そのリアルを知らないからさ、そのフィクションのフィクション度合いがわかんないっていうかさ。
katsuma
わかんない、そうそうそう。
daikoku
向井 だからなんかちょっとした怖さっていうのかな、恐怖感みたいなものは。
katsuma
ほんまにこれあったんですか?みたいなところはあるよね。
daikoku
向井 そうそうそう、え〜みたいな感じはあるじゃん。なんか時代が違うからさ、もう現在だったら完全アウトのことを、昔だからやってたわけじゃない?
katsuma
向井 だからそれがさ、でもとはいえ、とはいえよ、そこまで危険なことをしますか?とか、いろいろさ、なんか確認したいことが出てきちゃってさ。
daikoku
向井 鈴木治による誇張しすぎた昭和みたいなところがあったんじゃないかなと思って。
katsuma
だからその辺の、ここはかなり誇張されてましたよとか、ここは誇張されてそうだけどリアルなんですよねとか、解説が欲しい感じはあるよね、当時を生きた人たちの。
daikoku
向井 一つこれ絶対誇張だなって思ったのは、ダンプ松本がさ、実家に帰ってさ、何回かさ、お父さんとやり合うじゃん。
向井 毎回同じ結末になるわけなんだけど、あれは完全に誇張だよね。
katsuma
あれはさすがにそうだと思う。あこだけ急にドリフみたいな。
daikoku
向井 そうそうそう。だからそこもさ、あれは完全に誇張なんだろうなっていうのがわかるんだけど、そのレベルのものが多分最初に散りばめられてるんだと思うんだよね。
向井 だから鈴木おさまがMをやったっていうのを今聞いて、納得感があるっていうのはその辺の、私は感じているんだけど。
katsuma
私はリアルタイムでは見ることはできてはなかったけど、当時はだいぶ世の中の生活に浸透してたんだろうなというか。
daikoku
向井 プロレスがね。
katsuma
プロレスがね。そうそうそうそう。
daikoku
向井 なんか国民的スポーツっていうかさ。
katsuma
国民的スポーツ、国民的興行。
daikoku
向井 興行。エンターテイメントだよね。
katsuma
エンターテイメントとしては本当にもうほぼほぼみんな見てたような、そういうコンテンツだったんだろうなっていうところはすごく感じるところはあるよね。
daikoku
向井 そうだよね。テレビのゴールデンの枠を奪い合うわけだから。
katsuma
そうそうそう。
daikoku
向井 そうそう。
向井 相当だよね。
katsuma
当時の盛り上がりを記す表現を映画.comで見つけたんですけど、クラッシュギャルズは約3年間で女子プロ市場最高額の3億円を稼いだと言われている。この当時の3億円だからだいぶ。
向井 だいぶだよね。
今よりもっと多分価値は高かったと思うんだけど、13,500人の大観衆を集めた日本武道会の試合、85年に行われた試合みたいなんですけど、売店だけで1500万以上の売り上げを叩き出したという逸話も残されていると。
daikoku
向井 売店ってことはグッズではないね。
katsuma
グッズもあるんだろうかもしれないけど、焼きそばじゃないですか。多分これ名物の焼きそばで叩き出したと言っても過言ではないかもしれない。
daikoku
向井 これはあれですよね。全日本女子プロレスの事務所がやってる焼きそば屋さん。
katsuma
同試合のゴールデンタイム生中継は同時間帯の男子プロレスを大いに上回る15.1%の好評率もマーク。
ダンプ・松本率いる極悪同盟が登場して以来、クラッシュの人気はさらなる飛躍を遂げ、過去に例を見ない空前のプロレスブームを巻き起こしていくとの表現がありましたね。
daikoku
向井 なるほどね。
katsuma
すごいですね。
daikoku
向井 そうだよね。だから私たちが物心ついた時には、ゴールデンの枠でプロレスをやるとかなかったもんね。
katsuma
あんまりね、やってた記憶がないんだよな。
daikoku
向井 そうなんだよね。
katsuma
ゴールデンは少なくてもなくて、深夜テレビとかでやってたかな、どうかな、みたいな感じかな。
向井 確かにね。
そういう感じではありましたね。
daikoku
向井 だからバラエティとかで、悪役でダンプさんたちが罰を与える役で出てきたりとかして、こういう人たちがいるんだな、みたいな認知はすごいしてるんだけど、
プロレス自体を見たことがない方だよね。
そうなんだよね。
向井 私はプロレスで血を流すとかって、この時まだ小さい時にバラエティで見てたときは全然知らなかったんだけど、
その後に鬼たつしが出てきてさ、あれなんだっけ、電流流すじゃん。
katsuma
電流とか、なんつーの。
daikoku
向井 トゲトゲのさ、カナミつけてさ、
katsuma
カナミデスマッチみたいなやつね。
プロレスの歴史
daikoku
向井 で、流血してうわーってなってるやつで、プロレスって血を流してもいい競技なんだみたいな、ちょっとそこで衝撃を覚えてたんだけど。
katsuma
鬼たつしがあったね。あれは比較的リアルタイムだったかもな。
daikoku
向井 そう、でもその前から要は、
katsuma
まあそういうなんかこう、系譜があったっていう。
daikoku
向井 系譜があったっていうところで。
katsuma
興行としての系譜があった。
daikoku
向井 そう、私はね、衝撃だったかな。詳細なさ、攻撃のさ、仕方っていうかさ、あれもさ、衝撃だったし。
katsuma
今思い返すと、めちゃ池が。
daikoku
向井 あ、そうそうそうそう。
よくね、思い返すとパクってたというかさ、パロってたようなコント、ネタをやってたなっていうのはあるよね。
向井 そうなんだよね。
katsuma
レフェリーとかさ。
daikoku
向井 あの序盤はさ、試合のこととか全然出てこないから、話の流れ的に前半は若干だよ。間延びしてる感じはちょっと否めないんだよ。
katsuma
若干ですが、僕も結構間延びしてる感じだった、あの感じてたかな。2話まで。
daikoku
向井 そう。あの、ビューティーペアの話とダンプさんの幼少期の話。ダンプさんの話だから、ダンプさんの幼少期を厚く語るのはいいんだけど、それ以外の話が結構ボリュームとってるじゃない?
そうなんだよね。
向井 だからなんかちょっとそこが間延びして感じちゃったなっていうのがあって。
katsuma
第1話とかほぼビューティーペア編で、第2話がクラッシュギャルズ編みたいな感じじゃないですか。第3話ぐらいからようやくダンプ松本になってきたって感じなんだよね。
daikoku
向井 そう。だからなんか、今の若者世代からするとビューティーペアもわからなければクラッシュギャルズも知らないし、ともすればダンプ松本すらわからないじゃん。
向井 なんか説明的にちょっとなっちゃったのかなっていうのはあったんだけど、でもなんかもうちょっとうまいことできなかったのかなっていうのはあってさ。
katsuma
割といろんな意味で丁寧に描いてたところはあるんだろうなって感じはあるよね。
daikoku
向井 丁寧さをもっと違うところにも欲しかったっていうのが私の気持ちなのね。なんかその全体見たときに。
向井 序盤あれだけさ、ビューティーペアとクラッシュギャルズとかに時間割いたのに、ダンプ松本さんがね、実際最初からヒール役やってたわけじゃなくて。
katsuma
そうなんだよね。下積みというか全然うまくいかない時期が結構長かったんだよね。
daikoku
向井 そう、長くて動機がどんどんデビューしていくと。そんな中で自分がどういうふうに方向性を見出していったらいいのかってすごい悩むんだけど、悩んでるところは結構時間かけてさ、描かれてるんだけどさ、急にさ、急に極悪になったじゃん。
katsuma
CM開け、急に極悪になってるみたいな感じだったよ。今までは松本香里としてさ、いたのにさ、CM開けたらダンプ松本になったみたいな感じだったんだよね。
daikoku
向井 そうなんだよ。えーっと思ってさ。
katsuma
あそこをもうちょっと描いてほしかったね。逆に言うと。
daikoku
向井 そうなんだよね。なんかあったはずなんだよ。
katsuma
たぶんあのメイクもさ、いろんなあるんだと思うんだけどね。なぜああなったかとかさ。
daikoku
向井 そうそうそう。あれが全くなくて。
katsuma
あれもちょっと見たかったね。
daikoku
向井 なんかさ、急に完成度の高い悪役となって現れてきてさ、ちょっとさ、面食らったというかさ。
わかる。
向井 そこのなんか試行錯誤というかさ、物はなかったの。なんか気持ちの揺らぎというか、なんかそういうのがなかったのかなーっていうのは見てて、もう少し描いてほしかったというかさ。
確かに。
向井 そう、急展開すぎて気持ちが追いつかないところは実際にあって。
そうだね。
向井 急にそこからさ、もう血みどろの争いになるじゃん。
そうだね。
向井 あんなに優しかったのにさ。
わかるね。
向井 そう、だからその両極端すぎちゃって、コントラストがついてるといえばそうなんだけど、気持ちがこっちの気持ちがね、追いつかなかったかなっていうのはあってね。
katsuma
その辺もね話していきたいんだけど、特に序盤については、Xとかちょっといろいろ徘徊してると、その当時を知る人たちのコメントみたいなのをいくつか見つけたんでピックアップして見てたんだけど、リアルで会場で観戦して追っかけていた熱狂的なクラッシュファンですと。
ユリアンさんにダンプさんが憑依していても胸が震えました。ゴーリキさんとカラタさんのチグサ・アスカについてもとか、後はその松永兄弟をきちんと描いてるかどうかすごい気になってたが、これなら大丈夫です。焼きそばのシーンとか特になんですけどね。そういった声も上がってたんで。
daikoku
なるほどね。ジャガー横田さんが1話だけ見て、現役女子プロレスラーと見た感想をYouTube見たんだけど、着てるユニフォームとか、シューズとか、そういったものは全部使ってたものをしっかり再現されてるらしくて。
だから顔は似てなくとも髪型とかそういうコスチュームとかで、その当時を本当に彷彿とさせる出来栄えになって、それはすごいなって思ったって言ってたから。
katsuma
確かにレイザー・ラモンのRGさんもYouTube見たけど、ライオネス・アスカのゴーリキ・アユメさんのこの髪型の感じが完璧って言ってましたよね。パーマの感じがね。そこを見てほしいって言ってましたよね。
daikoku
要はライオネス・アスカを知らないわけじゃない。今の人たちって。だからこれ見る前に当時のプロレス映像みたいなのを確認した方がいいかもしれない。私たちもネットフリックス見た後に、当時の答え合わせ的に見たんだけどさ、それ見た時にさ、ユリアン、ダンプ・マツモトじゃんって。
katsuma
ユリアンがね、めちゃくちゃすごいよ。まじであれはダンプ・マツモトだったの。
daikoku
ダンプ・マツモトそのものなわけ。ネットフリックスのユリアンレトリーバーとしては。本当に極悪なった後のダンプになりきってるっていうかさ、ダンプ・マツモトになってるんだよね。
katsuma
あれがね、すごかったなと思って。 あとね、長谷千草さんも空田さんですよね。これも。序盤とかはどうかなって思いながら見てたけど、髪切りデスマッチのさ、あの登場シーンのやつとかさ、当時のVTRと一緒に照らし合わせながら見ると、おみこしで組体操できたやつとかもさ、あれはもうかなり近かったよ。
daikoku
髪型も似てるし、体型も太って作り上げてるから、当時の体型近いんだけど、練習生の時からのやつでさ、ちょいちょい切れるじゃん、長谷千草が。あそこの切れた時の演技がすげーうまいんだよね。
ってなるやつ。あれがね、めちゃくちゃうまくて。あ、空田さんってこういうのができるんだなっていう。
katsuma
空田さんの演技ってまともに見たのも今回初めてだったんだけど。
daikoku
そう、なんか序盤ってさ、おとなしくてさ、長谷千草としても、そこまで熱が入ってない状態の演技というか、そういうストーリーだからしょうがないんだけれどもさ、その時ってさ、別にさ、そこまで演技がうまいとかそういうふうなこと感じないんだけどさ、プロレスの練習したりとかして。
感情的に爆発して、切れて先輩をこうボコボコにするとかあるんだけど、あそこがすごいよかったな。
katsuma
分かる。ああいう演技が多分できるのも空田さんだろうし、空田さんもやっぱここでブッキングしてたオサムね。これはオサム力だなっていうのは感じたところではあったな。
daikoku
やっぱゴーリックアヤメさんもそうなんだけどさ、女性らしいじゃん。今までの彼女たちの雰囲気というか、売り方としては女性らしさみたいなか弱さみたいなちょっと線の細いところがあったんだけどさ、今回のこれ見るとさ、「お前こっち来いよ!」みたいなことがさ。
演技力の発揮
daikoku
リングのさ、ロープのとき四字のぼってやってたりとかして、すごいよくやってると思うよ。
katsuma
スタントもほぼ使ってなかったらしいけどね、今回も。
daikoku
そう、引きで取ってる、本当に危険なシーンに関してはプロレスラー、本物のプロレスラーがやってたけど、近くで取ってるものはもう全て本人たちがプロレスを実際にやっていたというところで、練習期間も2年くらいかかってっていうところだったからさ。
ジャガーさんたちが見てる限りだと受け身も取り切れてなかったりとかしてるから、多分めちゃくちゃ痛いと思うっていう。
なるほどね。
本気で技をかけてもらわないと受け身って取りにくいなって。だから実際に演技場がそこまで本気で技はかけてないから、受け身自体を取りづらくて取り切れてないっていうのがあるんじゃないかみたいな話はしてたから、すごい体痛かったと思います。
そういう見方もできる。
本職の人たちからすると女優さんすごいなっていう感想になってたからさ、やっぱり体張ってね、ここまでやってたんだなっていう。
体作りとかも本当によくやってるなっていうのは感じたところではあったね。
かなたさんからすると、ここからどうやって日本のそういったものに復帰していくかっていう足掛かりにもなると思うから、やっぱりここに本気をぶつけていかないとっていうのはちょっとあったのかもしれないけどさ。
あっただろうな、それは。
想像以上に良かったっていう。
katsuma
特に後半かな。
daikoku
後半、やっぱダンプ松本もそうなんだけど、最初は仲良いじゃん、あの二人って。長谷千草とダンプ松本は最初仲良いんだけど、そこからすれ違って敵対していくっていう感じになるんだけど、結局それも事務所側の戦略で敵対させる派閥作って、それをリング上で戦わせるっていう構造になるんだけど、
そこの戦う場面になればなるほど、そのお互いの演技力が発揮されていくっていうね。
katsuma
感情のぶつけ合いみたいなところがすごく上手く表現されてたなって思う。
特に一番最後の引退試合、なんかあの辺の掛け合いはすごい僕は良かったですね。ダンプ松本最後、長谷千草がタッグ組んでやってたわけじゃないか。
ああいうやつとかさ、「お前のやりたかったプロレスこんなものなのかよ!」みたいなやつとかさ、あれ良かったですね。
daikoku
私たちさ、プロレス自体をよく知らないから見ててすごい疑問に思ったのは、レフェリーって悪役の方についちゃうんだっていうさ、あれこれはなんかやっぱり競技ではない。
katsuma
競技ではない。興行なんだよあれは。
daikoku
ルールみたいなものはできてるわけじゃない?
でも、レフェリーが完全にダンプ松本側についてるんだよね。
katsuma
そう、そうです。極悪側ですね。極悪側のレフェリー。
daikoku
それもさ、「え?」って思ったんだけど、でも昔からプロレスが好きでプロレス見てる人ってそういうのも全部知ってて見てるわけだから。
katsuma
人間ドラマ的なところの流れも加味して、あのレフェリーの挙動とかも込みで楽しむ。それはおもろいよなって感じだよね。
女子プロレスの舞台裏
daikoku
実際さ、ダンプ松本と一緒に逃げ帰るじゃん。レフェリーさ。
嘘だろうと思いながら見ちゃったんだけどさ。
だからプロレス好きな人は本当に何も事前に勉強せずに見て楽しめるけれども、プロレス見たことない人も見てくうちにさ、「え、こういうことだったの?」みたいなこととかさ。
katsuma
そう、僕の中ではこれは一種の大河ドラマだなって思って。壮大な歴史物だと感じましたよ。歴史物の一つかなって思います。ダンプ松本っていうところを中心にはしてるけど、工業を成り立たせようとするこの箱の中で、
いろんな大人の思惑と、そこで何度も頑張っていこうという女の子たちののし上がっていくストーリーだよね。それが壮大に描かれている大河ですよ。大河ドラマ。そう感じたけどね。
daikoku
そうだね。どこまでが本当かちょっとわかんないんだけど、全日本女子プロレスの事務所の中でも派閥があって、その運営側に派閥があって、その下にプロレスラーがどっち付くんだみたいな感じで配置されてて、そこのいがみ合いを上の運営側がけしかけて、
松坂兄弟な。 そうそう。けしかけて鬱憤をリング上で戦わせるっていうことをどうもやっていたというところで、いやすごいね。昔ってすごかったんだなっていう。
katsuma
わかる。近いところで言うとさ、この当時から視聴率っていうものを意識して大人たちは動いてたんだっていうのは、これも本当かどうかわからないけど、結構驚きではあったんだよね。この頃ってそこまで率とかあんまり考慮してないというかさ、そんなに意識してなかったのかなみたいなのをプロゲーに勝手に思ってたんだけど、めちゃくちゃ数字を意識してたよね。
daikoku
そうだね。枠がなくなるみたいなね。 このままゴールデンはむずいですねとか、ゴールデン復活させましょうかねみたいな。でもそれだったら結末的にはこういうふうになってもらわないとなみたいな感じで。 そうなんだよね。最終的にこの人が勝つみたいなのが事前に決まってて、その通りにプロレスラーが試合していくみたいな感じだよね。
だからスポーツとかでもさ、これプロレスじゃんみたいなことを表現するけれども、こういうことかっていうふうに落ちるというか。だけど言うこと聞かないプロレスラー達みたいなね。
katsuma
ただこのブックとかっていう表現とか、それにまつわるところはやっぱりその昔のプロレスファンとしてはちょっとナイーブな感じらしくて、なんかこれだ、ここだけの表現はどうかなみたいなのを結構X上では見たけどね。
daikoku
表現時代作られてる可能性はあるよね。 まあまあそう、どこまでが本当なのか、ほんとマジでわからんけど。でも視聴率をすごく意識して、そのために工業性を成り立たせるためにいろんな思惑が動き回ってたみたいなのはたぶん本当にあったんじゃないのかなっていうところは感じるので、そのあたりのね、この流れを知る、当時の時代を知るっていう観点でも面白かったかなって感じかな。
最初に言ったさ、ダンプさんの実家にさ、なんかすごい嫌がらせとかさ、来てたって言ってたじゃない。なんか結構サラッと描かれちゃっててさ、そういうところもちょっと描いてほしかったよね。
視聴率と興行の思惑
daikoku
確かにあそこは結構ね、膨らまそうと思えば膨らませられるところではあったよね。 そう、あの実際にさ、引退の試合もお母さんがさ、お父さんと一緒に見てるんだけど、あそこでさ、サラッと言ったのは、この家も要はダンプ松本に買ってもらったものだからって言ってたのね。
だからそういうところもさ、本当はもうちょっと描いてほしかったというか、最初そのいがみ合ってさ、お父さんのことが嫌でさ、なんでお父さんと別れないんだよって言ってさ、お母さんとも喧嘩してさ、喧嘩別れみたいになっちゃったのにさ、あそこで急にお母さんがさ、家も買ってもらって、え、いつ?いつ仲直りしたの?みたいなさ。
そのくだり、ちょっと全然わかってなかったわ。 ね、お父さんが鬼徳になってさ、車、なんかいたずら書きされてるさ、車ぶっ飛ばしていったりとかしてさ、もうあそこでさ、超仲良しになってさ。 そうだよね。だからそう、前半はちょっと間延びした感じって言ったけど、後半は結構スピード感でガーッと。 そうだね。駆け抜けちゃうの。
katsuma
もう一話部分ぐらい尺あってね、丁寧に描いてもらえてるとより良かったかなって感じがあるよね。 そうなんだよ、だから前半であそこまで家族愛みたいな、なんで。 そう、民放ドラマの表現が多かったからさ。
あれをやったのであれば、後半の鬼徳で駆けつけるところだけじゃなくて、妹もグレちゃうじゃん。あれ、なんか本当かい? あれもあれね、結構ツッコミどころあったけどね。CM明け急にグレましたみたいな感じになってたからさ。
daikoku
なんか純朴な妹さんなのにさ、あれは結局彼氏にダンプ松本の妹だからって言われて振られちゃうんだよね。そこからの表現がヤンキーなわけなんですけど、そこもすごい急に変わるしさ。
グレて金せびりに来てさ、またお前来たの?みたいな感じになってさ、そこも急じゃん。何回もせびりに来てる。最初にせびりに来た時のやつ帰ってくれよって思ったんだけどさ、すべてが歯抜けみたいな感じになっちゃって、最終的な家族愛みたいなものは物足りなさがあったというか。
だって引退試合に結局さ、みんな見に来てさ、お父さんもお母さんも来て、妹はなんだったらダンプ松本って特効服にさ、刺繍して来るわけじゃん。まああれは嘘だと思うんですけど。
そこまでに至る経緯というか、もうちょっと欲しかったかなみたいなのは、私はね、どっちかというとダンプ松本さんが優しくていい人だって知っちゃってるからさ、やっぱりそのダンプさんのストーリーをもうちょっと欲しかったかなみたいな。
後半はさ、やっぱりさ、プロレスの場の興奮というかさ、プロレスの良さみたいなものがすごい描かれてはいたと思うんだけど、女優さんの演技力っていうものはやっぱすごいし、レフェリーが悪役側についてて、おいおいおいっていうのもそうだけど。
katsuma
クラッシュギャルズ側がダンプした時、すげえスピードの感度早いからね。
daikoku
会長とかが来てもバンって殴ったりとかさ、するからさ、その辺はすごいよくできてるなと思って見たんだけどさ。
前半と後半のスピード感のギャップというかさ、もうちょっと、よく言えば1話分だけど、30分でもうちょっとなんとかなったんじゃないですかみたいなのはちょっとあったかな。
そうだね。
そうそうそう。
katsuma
3、4、5話は割と結構長かったんだけど、3、4話は10分、15分ずつぐらい長くしてもらえてると、
daikoku
よかったかもしれないね。
katsuma
その辺多分表現できたのかなって感じはしますね。
daikoku
でもやっぱりさ、極悪同盟に入ってる人たちも結局そのもともとはさ、普通の女の子でさ、心がさ優しいわけよ。でもそれを興行として成り立たせるために、
katsuma
まあヒールに徹したっていうね。
daikoku
そうヒールに徹さなきゃいけないっていうところでさ、すごい辛かったと思うんだよ。だって人の頭にさ、フォーク。
katsuma
フォークをガンガン刺すっていう感じでしょ。
daikoku
流血させなきゃいけないからさ、普通の神経だったらできないじゃん。
katsuma
そうだね。
daikoku
いいか、シー流せばいいんだよ。
タンプさんにヒール役を教えてたデビルさんかな、あの役やってた女優さんすごい私好きだったな。デビル役。
katsuma
あの方も確か芸人さんじゃなかった?
daikoku
そうなんだ。なんか自分が悪役でずっとやってきてて、タンプさんを悪役、ヒール役に育てなきゃいけないっていうので、いろいろ教えたりとかするんだけど、結局最終的に追い抜かれるというか、
katsuma
自分が守ってきたヒール役からタンプ松本が逸脱し始めるわけよね。そこの気持ちの推移というかさ、そういうのがすごい上手く演じられていて、すごい好きだったなと思って。
daikoku
デビルさんはごめんなさい、芸人さんでは全くなかった。普通の女優さんでは。
katsuma
女優さんだったんだ。すごい好きだったな。
daikoku
ネアリョーカさん。演技すごいよかった。
katsuma
すごい上手だった。
daikoku
この人の振る舞いとか髪型とかは本当に当時のままだったっていうような意見はコメント見ましたね。
そう、ヒール役を教えているところもすごくいいし、タンプ松本が逸脱した攻撃をした時の試合の後だね。あそこの感じとか、すごいよかったなと思ってて。
ぜひお時間あれば見ていただいて。前半間延びしちゃうから。
katsuma
そうだね。それをわかって見てたら全然大丈夫かなと思うから。これもしかして5話全部こんな感じなのかなって思いながら最初見てたんだったから、あれ期待はずでかって最初思ってたんだけど。
daikoku
ちょっと眠くなるかもしれない。
katsuma
後半は本当にスピード感あって、わーって盛り上がる感じなんで。
daikoku
そうそう。
katsuma
全然いけると思うので。
daikoku
そうだね。長寄ち草が切れ始めるところから見るといいかもしれないね。
katsuma
1話はだいたい1時間前後ぐらいなので、5時間強くらい確保してぜひ見ていただければなという感じですね。
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はい。
最後に階段を話して終わろうかなと思うんですけど。
先日ですね、発売になったiPhone16またはiPhone16 Pro。
買わなくてもどんな色味なんだろうなというのが気になって。
実機のね。
そう、実機確認をしに行ったんですよね。
僕、iPhone12 miniを使ってて、そろそろ買い替えてもいいかなというふうに思ったんで、実機を確認したんですよね。
あ、ふむふむこういう感じか。
見ました。
プロを持ってたけど、プロじゃない無印でもいいかもなってふむふむって見てて。
今日買って帰ることもできなくはないらしい、ふむふむどうしようかなって思って。
気づくと1時間半後くらいには、同じ金額の全然別の純矢渡辺の2024SSコットンジャケットを手元に抱えて帰ってたっていう階段なんですよね。
daikoku
怖いですね。
怖いですね。
katsuma
怖いですね。
あんたが買おうとしてたのはiPhone16じゃなかったんでしたっけ?
daikoku
これでもすごい良かったね。
katsuma
良かったんですけどね。
daikoku
だからSSのシーズンで見てて、かわいいって言ってたんですよ。
katsuma
そう言ってて、まあでもちょっといい値段するからねつって、iPhone16 Proと同じ値段なんでいい値段するねつって、まあね、まあちょっとまあまあまあつって。
今ね、もう24AW、秋冬物になってるんで、全然出てる服とか変わってるはずなんだけど、ひょこりあったんですよねこれが。
あったね。
一着だけ。
あった。
あれこれまだあんだって。
daikoku
katsumaが持ってきたんだよこれ。
katsuma
いやそうなんだけど、なんかこれあるわまだつって。
店員さんが、そうそう前のシーズンのやつなんですけど、地方の店舗で早々に余ってたやつをかき集めて、家でちょっと扱ってたんですよ。
daikoku
そうそうそう。
katsuma
ほおつって、まだあるんかいつって。
で、まあ着てみたら俺の顔がいいですよ。やっぱりかわいいぞみたいな。
で、daikokuさんもなんかあれだったら、まあ身長ほぼ同じぐらいなんで、着てみますかって言ったら、着るわつって。
お前も着るんかい。
daikoku
普段試着はしないのに。
katsuma
普段試着とか全くせんくせに着るんか思いながら。
daikoku
いやこれはね着たかった。
これいいやんけ。
katsuma
これは着たかった。
よくできてるお洋服でしたよ。デニムのジャケットのジージャンみたいな感じではあるんだけど、ステッチがねいっぱい走ってるようなものかと思いきや、全くそうでなくて。
パッチワーク。
全部パッチワークになってて、くそめんどくさいこのね、作業を経て作られてる洋服だったんですよね。わあすげえ手込んでるやんつって。
daikoku
そうなんだよね。で、私もちょっと似合っちゃったからさ。
katsuma
似合ってましたね。でも結構ラインも良かったんで、まあもうこのシーズンで普通だと扱ってないものだし、iPhone16はちょっとしばらく様子見だなという感じで自分を納得させて、純や渡辺に化けた。
daikoku
純や渡辺に化けた。
katsuma
という感じでありましたね。という階段でございました。
daikoku
危うくその後のカラーでもね。
katsuma
ねえ、あれは危なかった。階段その2になりそうだったけど、カラーで見たコートがあれ可愛いぞ。
daikoku
怖い怖い。
katsuma
怖い怖い怖い怖い。これ同じ金額だけどどうするんだ。怖かったですね。
daikoku
いや怖かったですね。
katsuma
怖かった。もう夏も終わってね、秋になるといいのに。まだまだ稲川純二もびっくりだ。階段がこんな近くにあったなって。
daikoku
ありましたね。
katsuma
話でございました。今週は以上です。
daikoku
はい。お疲れ様でした。
39:38

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