00:00
katsuma
今日は、ルックバックを見てきて、その話をしようかなって思ったんですけど、
その前に、記憶を上塗りされるコンテンツを見てしまったので、それについてちょっとね、話をしようかなと思っています。
daikoku
そうだね。ルックバック見た後に、強烈なコンテンツを見てしまったので、ちょっと、そうだね。
ルックバックも良かったんだよ。
katsuma
ルックバックも良かった。てか、ルックバックの話をしようっていう、なんかもう計画で見てたぐらいだったんだけど、
それがね、完全に上塗りされてしまって、何かというと、netflixで配信がつい最近始まった、
地面師たちという連続ドラマがあるんですけど、これがヤバすぎた。
daikoku
ヤバかった。
katsuma
なんか、Xでだいぶ話題になってたし、始まる前から話題になってたところを見てたんで、気にはなってたんだけど、実際見ると本当にヤバかった。
ヤバすぎたっていうところがあるので、ちょっと今日はこの話をしてみたいかなと思います。
こんにちは、katsumaです。
daikoku
こんにちは、daikokuです。
dining.fmは、katsumaとdaikokuの夫婦がファッション・スティーツ・ホテル・マンションなどを中心に、我が家で話すトピックをお届けします。
katsuma
というわけで、地面師たち。
daikoku
これね、だから、モデルになった事件あるじゃない。
もう、あの時からわりと私たち、興味持ってたよね。
katsuma
そうですね。
何かというと、御坂田にあるウミ機関っていう旅館を、そこの所有者を名乗る女っていうところが出てきて、
当時、積水ハウスに対して、地面師ですよね。リアル地面師っていうところが出てきて、騙し取ったって感じですね。
だから、こんな大企業が、こんな分かりやすい詐欺に巻き込まれるのって、地面師っていう言葉もこの事件で初めて知ったというか、私たちからすると。
地面師、このなんとか師ってさ、占い師?霊媒師?地面師?クエストショーみたいな、全くよく分かんないワードだったんだけど、その人たちが、55億円ですね、当時。
daikoku
そうだね。
katsuma
を騙し取った事件っていうところで、だいぶ世間がワヤワヤしたかなっていうところが、記憶に新しいかなってところですね。
結構ニュースにもね、大きく取り上げられてたよね。
03:02
katsuma
あと、ゴタンダの海基間のエリアとかっていうのが、比較的我が家から結構近いところにあるっていうところもあるので、こんな身近なところで、こんなよく分からん事件が起きてたんだっていうところで、
その辺りとか、マンションとか土地とか、そういったところは、そもそも我が家は興味関心度の高い領域だったっていうところもあるので、この事件っていうところにすごい関心がありましたと。
で、その事件をモデルにした、地面詞たちっていう本っていうところが出てたんですよね。
その原作を元にした連続ドラマっていうのが、ついさっきネットフリックスで開始になりましたっていうところですと。
daikoku
だからこれさ、やっぱりリアルを追求すると、ちょっと地上波では難しい内容だよね。
これね、いろんな意味でネットフリックスでしかできねえなっていうのは、見終わった感想としてまず思うことだよね。
katsuma
映像として、結構グロい表現みたいなところとかもいっぱい出てきて、ガンガン人が死んじゃったりとか、死に方も結構エグい感じのところの描写とかも多かったりとか、エロな感じのところとかも結構多かったりとか、
あとやっぱりモデルになったところは、結構大企業だったっていうところもあるので、スポンサー様のご意向とか。
daikoku
なんかその、企業内の描写の仕方というかな、それも結構リアルな感じで描いてたじゃない。
だからそれも、地上波だとちょっとここはみたいなところも出てきちゃうのかなっていうのは。
katsuma
絶対地上波だとできんな、これはマジで。
daikoku
そう、完全にもう大人向けのコンテンツではあるんだけれども、今までここまで踏み込んで映像作品にしたものって、あんま見たことないなっていう感じだよね。
katsuma
そうだね、実際の事件を元にしたみたいなものは、ちょこちょこね、当然あったりはするけど、この地面詞たちについてはマジですごいね、語彙あれだけど。
daikoku
ちょまど すごかったね。
katsuma
一応ストーリーについて簡単にあらすじを言っておくと、2017年、再び土地価格が高騰し始めた東京。
伝説の大物地面詞、ハリソン・ヤマナカに誘われて地面詞詐欺の道に踏み込んだ辻元拓実。
それぞれにプロフェッショナルな犯罪者数名で構成された地面詞グループの彼らは、緻密かつ周到な計画で大手デベロッパーに詐欺を仕掛け、虚格を巻き上げていた。
そんな彼らが次なるターゲットに選んだのは、時価100億円とも言われる土地。
前代未聞の詐欺に挑む一方で、かつてハリソンを逮捕寸前まで追い込みながら、結局逮捕することができなかった定年間近の刑事、辻は、新人刑事と共に独自の捜査を開始していた。
06:08
katsuma
騙す側と騙される側、そして刑事の密度萌えの争いは、次第に匠の過去とハリソンの因縁を浮き彫りにしていく。
次なるターゲットに選んだこの時価100億円とも言われる土地っていうのが、さっき言ったゴタンダの海基間をモデルにして、ドラマの中では白金高縄のあるお寺の、お寺とあったら駐車場かな、そこの土地っていうところがモデルになっているみたいな感じでしたね。
daikoku
だからちゃんとその土地感というかさ、ちゃんとその周辺のホテルをロケ地に使ったりとか、めちゃくちゃその細かくちゃんと使ってるっていうのもすごかった。
katsuma
高縄のあたりとか、確かにお寺とかなんかあった気がする。そういえばこんな土地あったか?みたいな感じで思っちゃうんだよな。
daikoku
ホテルとしたらあそこだよなみたいなところとかさ。
katsuma
たぶんこれシェラトンのことだよね。話とかね。
daikoku
そうなんだよね。
katsuma
その辺もすごいなんか、ずっと入り込めるというか、リアリティを増長させてる要因なのかなっていうところなんだけど。
これ全7話で、2話から7話までがゴタンダをモデルにした白金高縄の土地についてのやり取りの話なんだけど、第1話だけ独立した感じになってて。
それがエミスガーデンプレイスの裏手ぐらいにある古い家の土地をターゲットしたんだけど、これもあるんだよね。
daikoku
なんかさ、え、こういう空き地見たことあるけど。
確かあったなみたいな。結構ここ辺りも我が家の近いとこなんで、土地買い割である方なんだけど。
katsuma
ありそうな土地を完全に題材にしてるから、リアルすぎちゃって。
daikoku
ちゃんとウエスティンで商談したりとかもしてるしさ、なんかもうすごい入り込めちゃうというか、
katsuma
作り込みがすごいよね。
daikoku
多分都内に住んでる人だったら、余計にリアリティを感じて中に入り込みやすいんじゃないかなっていう。
katsuma
白金高縄のあたりの話も結局は、高縄ゲートウェイの駅がもうすぐできるんで、
今再開発してるところの周辺だよね。
それで絶対もう時間上がりますんでね、みたいな感じのね。
daikoku
ああ、そうですね、みたいな感じのね、話してもらえて。
katsuma
とにかく作り込みがめちゃくちゃやり込んでる。
daikoku
そう、リアルさをちゃんと追求してるっていうか、
多分地上波とかだと、予算も限られるだろうし、製作期間みたいなものを考えたりとかすると、結構厳しい。
09:02
daikoku
スケジュール組むときにさ、この場所はちょっとこの段階では使えないとか、いろいろあると思うんだけど、
ネットフリックスなんでね、結構フレキシブルにできたんじゃないかなみたいなのも。
katsuma
リアルな社名とかサービス名とかもガンガン出てきてたりして、高輪ゲート名になったりとか、ここは東急がさ、結構やってるから、我が社も東急と一緒にこれはやれるチャンスなんじゃないかみたいな。
daikoku
おお、なるほどね、みたいな感じのさ、言ってたりしたじゃん。
地上波だとね、架空の社名にしなきゃいけない部分をリアルな社名使ったりとかもできてたし、想像しやすいというか、すごかったよ。
katsuma
映像のゴジラ-1.0とかで使われてたVFX、あの技術を結構ふんだんに使って作ってたらしくて、
この辺りのエリアにこういう土地、確かにありますねっていう感じの映像になってたじゃん、完全に。
daikoku
そうだね。
katsuma
全然違和感ない形で。
daikoku
そうだね。でもさ、なんかさ、考えてみるとさ、土地をさ、廃墟ビルみたいなところからさ、地面士たち全員並んでさ、見てたじゃん。
あんな場所ないじゃん。
katsuma
あんな場所ない。確かに、あんな場所ない。
あんな場所ないんだけど、こういうシーンは欲しいっていうので入れてんだろうなみたいなところとかさ。
daikoku
リアルと作ってる部分みたいなのをうまくこう、
katsuma
いい塩梅になってる。
daikoku
いい塩梅に、そうそうそうそう、入れてるなっていう感じがして、すごくよかったなと思って。
一気見しちゃったよね、やっぱね。
katsuma
いやー、そうなんだよね。1話と2話の間こそ我が家は開けてたんだけど、2話から7話までは一気見した感じだったよね。
しかも最初はさ、じゃあ今夜は夜も遅いし、2話だけに見るかとかつってたら、それが3話、4話、5話とか言って行って、
もうお風呂入れないよ、こんな時間まで行ったら。じゃあ、あと1話だけなって。気づけば7話みたいな。
daikoku
そうだよね。なんか昨日は夜中の3時ぐらいまで見てたんだよね。
katsuma
そうだね。特になんかもう4,5,6ぐらいとかは結構一瞬で終わっていった感じがあったな。
daikoku
いやー、そうなんだよね。だからなんか。
katsuma
なんかこの話短くなかったって思ったくらいだった。
daikoku
なんかその連続してるじゃない。で、やっぱりさ、ネットフリックスでCMとか入らないから、そのなんか話の構成っていうかさ、そういうのもそのカットが短くないっていうかさ、
katsuma
確かに。はいはいはい。
daikoku
区切る必要がないから、すべてを連続して見れるように作ってあるんだよね。
そうだね。
なんか、第1話、第2話みたいな感じで、エピソードは区切ってはあるんだけれども、話としては本当に連続してて、だからもう一気見するしかないのよ。
katsuma
そうだね。
daikoku
第1話こそが終わりみたいな感じで。
katsuma
そこだけ、もう本当に唯一の区切りだよね。あれはマジで。
12:00
daikoku
見れたんだけど、その後はもうなんか区切りらしい区切りもあんまりなくて、もうなんか、え、なになになになにみたいな。
katsuma
ずーっと続いていく感じだったよね。
daikoku
気づいちゃったからさ、見ちゃうよねみたいな。
katsuma
見ちゃうんだよね。これが。
daikoku
そうなんだよ。だから気づいたときに、ネットフリックス見たら、なんかその1話ずつの配信なのかと思ったらさ、前話一気に出してきたじゃん。
katsuma
あー、そうね。今回ね。
daikoku
今回ね。1話ずつ出してくれてたらさ、まあ当然そこで区切りができるんだけれども、7話一気にポンって出してきたから、なんか1話こそ歯止めが効いたけれどもっていう。
あれなんかその1話の終わりなかったら、もう見てたなっていう。
確かに。
感じはするよね。だから平日に出してくんなよっていう感じはするんだけど。
katsuma
確か木曜にね、配信開始したんだけど。
そうなんだよ。
危険だわ、マジで。
daikoku
そう、あれはね、私も自粛した。
あー、さすがに。
これはやばいコンテンツだから、今日はやめておきましょうで止めたんだけど、やっぱ2話以降は止められなかったね。
katsuma
まあね、週末に見てよかったな、本当に。
でも、Xとかで地面詞たちで検索すると、もうみんな一気に見てたね。
いや、そりゃそうだよ。
なんかその、第何話まで見ましたみたいなポストしてる人ほぼいなかったからね。
daikoku
いや、それはね、そうだと思うし、なんか止められた人がいるんだったらちょっと拍手を送りたい、もうスタンディングオベーションだったら。
katsuma
あれは止められないね、これはマジで。
daikoku
止められない、止められない。
katsuma
7話っていうのが結構絶妙な話の長さってところもあるかなって思ってて、10、11とかでなってくると、ちょっと本当にしんどくなってくる感じはある気がしてて、ギリギリ一気見するにはいい長さだったかなっていうところはあるかなって思うけどね。
気づいてる?1話さ、50分からさ、下手すって1時間ちょっとぐらいあるから。
しかもCMなしでその時間だからね。
daikoku
めちゃくちゃ危険なコンテンツだった。
ただ、はちゃめちゃに面白くて、見ちゃったね。
katsuma
今年見たドラマ、つい最近までね、アーメット1位だったなって思ったけど、ネットフリックスであるけど、こっちかなっていう感じで。
全然ジャンル違うけどね。
daikoku
そうそう、ジャンル違うし、すごさのベクトルもちょっと違うじゃない。
私はさ、前も言ったけどさ、黒コーチが大好きだからさ。
katsuma
確かに。これはもうdaikokuさんにとっては大好物って感じのテーマだったんじゃない?
daikoku
そうなんだよ。
katsuma
闇社会みたいな。
daikoku
アングラのね、社会を映像化するっていう。
私たちが普段接しない世界の話だし、知らないことの方が多いから、そういうものを知るきっかけというかさ、こういう感じなんだみたいなのがすごく私は好きで見てるんだけど。
かけるね、自分たちの興味ある土地みたいなところのテーマっていうところ。
15:01
daikoku
街作りとかのね。
katsuma
かつ土地感のあるエリアみたいなところがね。
気に入らない理由がないっていう。
daikoku
全部ドンピシャみたいな感じでやったよね。
すごい面白かった。だからあの、決裁を取る、取らないみたいなところのさ、社内政治とかもさ、結構リアルに描いてたじゃない。
普通だったらアウトじゃん。
katsuma
そうだね。取締役の犯行をもらうためにみたいな感じのね、やりとりとかもね。
daikoku
俺が見に行ったってコメント書いとけみたいなさ。
katsuma
後からこのコメントを消しておけば、順番は逆になるけど、まあ大丈夫だろう。
正規の風呂を踏んだと言えるだろうみたいな。
daikoku
半沢直樹みたいな感じは多分あるんだろうけど、だけどこれはさ、逆じゃない。騙してお金を取って。
逆側だよね。
katsuma
誰かがその日本版オーシャンズイレブンみたいな感じの表現とかさしてたけど、まあまあまあそういう感じだろうし。
まああっちはもうちょっとエンタメ感があるかなって思うんだけど。
地面詩の方はもっとなんか、もっとえぐい、グロい感じの描写がすごかったね。
daikoku
そう。だから、騙してる地面詩たちの中でも仲間割れっていうのかな。
そういうのがあって、どこまで自分たちの仲間を信じていけばいいのかみたいな、そういう葛藤が入ってきたりとか。
裏切りそうな雰囲気を察知するともうやられちゃうじゃん。
お前そういうこと言ったら絶対やられるぞって思ったら絶対やられてるからさ。
なんでそんなこと口にしちゃうんだよって思うんだけど。
katsuma
これね、配役のとこですね。
が綾野剛さん、豊川一二さん、豊江さん、北村和樹さん、ピエール崎、小池栄子、宋谷翔太、あとアントニー。
この辺りが地面詩たちグループの配役なんだけども、最高にバッチリハマってたな、全員。
さっき大光さんもボソッと言ってたけど、アントニーが恐ろしいぐらいにハマってるっていうね。
daikoku
どうもすればお笑い枠みたいになっちゃいそうなんだけど、半暗のね。
そう、だからさ、ガチガチじゃん。周りの人たち見ると、出身は小池栄子さんとかグラビアだったりとか、ピエール崎はミュージシャンだったりとかするけど、
だけどやっぱり最近の活動見るとガチガチの俳優さんたちで固めてる中で、アントニーだけちょっと異色なんだよね。
そう、役割というか与えられてる役に、私はすごいドンピシャだったなと思った。
katsuma
ドンピシャだったよね。これ別のYouTubeで、大根監督からのオファーというか、他のスタッフからはちょっと反対もされたんだけど、アントニーを選んだっていう話があって、
いやこれよくぞこんな見抜いたなって感じがあったよね。
18:00
daikoku
そうなんだよ。だからYouTubeの中で話してたけれども、なんかアホっぽくてバカっぽくて、うまくできないけれども愛されるキャラクター。やっぱりそこは芸人さんの方がいいって監督言ってたけれども、
芸人の中でもアントニーじゃん。
katsuma
絶妙な人選だよね。
daikoku
愛されキャラみたいなところ。ちょっと失敗しちゃってもさ、「ちょっと許しなさいよ。」みたいなところとかさ、人がたくさんいるのに大きな声で、「おいちょっと待てよ。」みたいな言っちゃうところ。
katsuma
めっちゃ多かったよね、そういうシーン。
ホテルのフロントであんなでかい声出すやついないじゃん、普通。
まあでもなんか言いそうだなみたいなさ。
daikoku
言いそうな風貌と、言ったときにこいつ言ってもおかしくないみたいな大きな声出して、「ああ、じゃあどうすか。」みたいなことをホテルのフロントでこいつが言ってても言いそうだなみたいな感じとかね。
納得感を作る感じはすごいよね。
でもなんかさ、綾野剛さんが言ってたじゃない、俳優の物取り方じゃないから、ああ、こう来るかみたいなところは面白い。
katsuma
一番緊張したとき、一番気を使ったみたいなのやってたよね、アントニーとのやりとりっていうところが。
daikoku
セリフ忘れちゃったのかなって思ったけど、ああ、来るんだみたいなところとかあったとか言ってたから。
私たちはやっぱりさ、そういう俳優さんたちの間とか、そういうのをあんまりわかんないから、ほんとまっさらの状態で見てるんだけど、ドンピシャだったなって思う。
アントニーがすごい。
すごかったよね。
katsuma
他もね、全員すごいんだけど、本当にアントニーはナイスチョイスだったなって感じ。
daikoku
でもやっぱりさ、こういうちゃんとした俳優さんの中にこのアントニーを入れたことで、アントニーもすごい引き立ってたというかさ。
katsuma
あとそのアントニーが一番最初に出てきたシーンから思ったこととしては、まあとはいえちょい役なんだろうなって思ったら、予想外にめちゃくちゃ出るんだよね、アントニーが。
daikoku
最終話までずっと出てたからね、結局。
なんかこいつ絶対ポカやらかすなっていうキャラじゃない?
ポカはやるんですよ。
ポカやってんのに殺されずに最後の最後まで。
katsuma
かなり重要なシーンまでいるから。
daikoku
なんでこいつにそんな役どころを任せちゃうんだよっていう感じの仕事をね、任されたりとかしててさ、それもちょっと面白かったなと思って。
面白かったね。
アントニーを愛されキャラで面倒見てはいけなきゃっていうその人間味のある心を持ってるのがやっぱり綾野剛なんだよね。
katsuma
今回ね、綾野剛さんの演技って多分まともに見たの初めてな気がしてて。
daikoku
そうなんだ。
katsuma
多分ね、まあもちろん俳優としては当然知ってたし、出てる作品とかも知ってたんだけど、まともに見たの初めてかなと思うんだけど、すごいねこの人の空気感の作り方とか。
21:10
daikoku
すごい繊細に段階踏んでいろいろ変えていったんだろうなっていうのはあって。
なんか最初のその印象とアントニーとかが出始めてきて事件の背景というかさ、綾野剛さんの老いたちみたいなところとどんどんリンクしていくじゃない。
そこの微妙な変化で演技の仕方も結構変わってくるんでしょ。
katsuma
変わってきてるし、めちゃくちゃ巧みに演じてるなっていうのは見てて感じるしね。
daikoku
そう、すごい良かったね。
katsuma
あとはね、ピエール滝野を悪役やらせたらマジですごいなって。
あの柄の悪い関西弁を喋らすとマジで一級品だよね。
daikoku
机バーンって。
katsuma
もうやめましょうや。
フリーズさんももう困ってますよね。
daikoku
ビジネスでそんな人いると思うけどさ。
katsuma
裏社会にはいるのかなみたいな。
daikoku
いやでもさ、普通だったらビジネスの話しててさ、机ガーンって叩いてさ、声荒ぶる人にさ、お金をそんなに任せられないな。
katsuma
しかも法律屋みたいな感じのポジションでね。
daikoku
完全に代理の立場で来てるからさ。
katsuma
すごかったな。
daikoku
だしね、でもリリー・フランキー、今回刑事役で出てきたじゃない。
最初はこの人結構重要な役所なんだろうなと思ったから、私最後まで生きてると思ったの。
katsuma
そうね。これちょっとネタバレありますけど、途中で亡くなっちゃうんですけども。
daikoku
この方も途中で脱落しちゃうんだよね。
katsuma
リリー・フランキーも、これもYouTubeの方かなって言われてたけど、今まで見たことのないような表情をしてたよね、リリー・フランキー。
だいたい今まで見てきた作品とかだと、わりとひょうひょうとした感じのおじちゃんみたいな感じのね。
daikoku
だし、どっちかっていうと、地面詩側の下の印象あるじゃん。
katsuma
いてもおかしくない感じだよね。
daikoku
あ、刑事の方だって思ってたじゃないでしょ。
katsuma
本当にリリーさんも、やられちゃう時の恐怖に怯える感じの表情みたいなところとかもすごいし、それと対照的に何考えてるのかわかんない。豊越ね。
daikoku
そうなんだよ。豊川越史はすごいキャラが立ってるようでないのよ。
katsuma
あえて無にしてたのかなっていう気分に思うんだけどね。
daikoku
そうだから、外見とかのキャラの濃さみたいなのはもちろんあるんだけど、演技でキャラクターを押してないっていうかさ、
なんかちょっと簡単としてる、何の欲望もないみたいな感じではあるんだけどさ、ファッションはね、ちょっとね、注目していただきたい。
24:09
katsuma
ファッションね。
daikoku
全部だってオーダーメイドって言ってたもんね。
katsuma
スーツオーダーメイドでブーツを履いててみたいな感じのところがありましたけどね。
この豊川越史さんが一番のボスキャラというか、あらすじで言ったハリソン山中さんって言ったところを演じてるんだけど、簡単としてるけど一番やべえやつっていう。
そうなんだよね。
やばい感じのこの空気感の作り方もすごいんだよな。
daikoku
エタイの知れないヤバさみたいな。
だから見てる人に想像してもらえる威迫を作ったって言ってたじゃん。
でもそれって結局掴みどころがなくて、そういう恐怖感みたいな怖さみたいなのを私たちに与えてくれてるわけなんだよね。
katsuma
記者会見で小池英子さんが言ってたけど普通に怖かったっつって。
あれ怖いと思うわな。感じるところはあったよね。
daikoku
小池英子さんはさ、怖さを感じざるを得ないような場面もあったからさ。
katsuma
そういう場面があったんだけどね。
これやべえな、とりあえずやべえなみたいな感じのところがあったんだけど。
daikoku
欲張のない表情でそのヤバいことを急にやったりとかするから、怖いんだよね。
ヤバいことをするときって、おらついたりとか相手に恐怖を与えようと思って顔を怖くしたりしがちじゃない。一切ないから。
でも普通の表情でやべえことをやってくんですよ。
katsuma
むしろ優しい口調でね。
daikoku
丁寧なんだよ。
katsuma
いえ、徹底的にやります。みたいな感じの。
daikoku
これちょっとほんと見てほしいな。
katsuma
本当に敗役は誰一人外れなく、完璧な敗役だったな。
daikoku
企業側の山本さん。
山本コースさんね。
katsuma
これが騙されるとこの会社のやり取りをするトップ、部長さんかな。
daikoku
すごかったね。言ってたじゃん。
YouTubeの対談のところはさ、さくまさんとの対談なんだけど、
ドッキリを仕掛けられる側のポイントをどんどん貯めていく。
katsuma
貯金を貯めて貯めて貯めて最後にガシャーンとやられるっていうところがね。
daikoku
あれがすごいってね。確かにそうだなって思いながら聞いてたんだけど。
katsuma
YouTubeの方でも言われてたし、このコメントでもね、YouTubeのコメントでも言及されてたんだけど、
山本さんはやっぱり台本を自分のとこしか読んでなかったらしいよね。
daikoku
そうなんだ。
katsuma
だから自名詞側のパートがどういうふうなやり取りしてるかとかは、一切インプットせずに演技をしてたらしいね。
27:05
katsuma
だから騙される側に徹してるみたいな感じ。
daikoku
そうだね。やっぱさ、リアクションに出ちゃうじゃん。
来るべきものってわかってるとさ、表情が知らずにやられてる場合と全然違うと思うから。
katsuma
あとね、注目すべきは、僕は音楽もすごい良かったなっていうふうに思ってて、
音楽今回石野卓球さんがやってるんだよね。石野卓球とPL卓球出てるってことで、
実質電気グルーヴの壮大なMVみたいな感じになってるんだけど、
音楽がすごいかっこいいんですよね。全体的にテクノみたいな音楽なんだけど、
どれも驚々しい感じで、BPM高めのちょっとドキドキするような感じ。
上手く演出してて、最高でしたね、音楽は。
daikoku
これすごい良かったな。
katsuma
そうそうそうそう。
daikoku
これ本当に続編欲しい。
katsuma
欲しいっすね。
原作というか、本はちょうどこのNetflix版が出た直後ぐらいに、地面詞たちファイナルベッツっていう本がちょうど最近出たらしくて、これが続編になってるみたいですね。
ぜひ映像化もしてほしいなっていうところがあるよね。
daikoku
でもさ、私このドラマ見て、その土地取引の脆弱性。
何これってちょっと思っちゃった。
陰間照明の陰影を確認するのもさ、なんか髪ペラペラペラペラしてる。
katsuma
うーん、あってそう。2枚と見比べてあってそう。これあってるよねって見くばせした。
うん、あってそうですね。
嘘でしょって思っちゃった。
daikoku
やりとりしたりとかね。
本人確認で質問するんだけどさ、え、そんなんで本人確認って終わっていいんだっけ?みたいなさ。
katsuma
お名前は?生年月日は?後は?住所はどこですか?みたいな。
daikoku
よく使うスーパーはどこですか?みたいなさ。
え、そんな感じなの?と思って、もうちょっとなんかちゃんとさ、やってんじゃないの?と思ったけど。
まあね、パスポートも何もかも偽造してるからさ。
完全にね、パスポートも身分証明書とかね、作り込んでね。
でもさ、結局さ、法務局で実員の陰影が違うとかで発覚したりとかするじゃない?
katsuma
そうそうそう、数日後にね、なんかおかしいぞっつって。
daikoku
え、さっきペラペラして確認してたの?何?って思う。
なんかその辺のね、なんか取引の昔から変わってない部分?
古い状態でここまで来て、こんなに詐欺も横行してるのに、まだこの状態でやってんの?っていう驚き?
katsuma
最新はどうなんだろうね。やっぱり一昔前は電子化が全然進んでないんで、こういった問題はよく起きやすかったらしいんだけどね。
30:06
katsuma
令和においてはどうなんだろうね。
daikoku
マイナンバーカードで。
katsuma
マイナンバーカード、でもあれさ、ネットフリックスの中でもマイナンバーカード相当のものなんか偽装してなかったっけ?免許証かでもあれば。
daikoku
免許証。
katsuma
そうか。
daikoku
そう、なんかICチップは免許証もパスポートも組み込まれてるんだけど。
katsuma
まあそれも結局偽装してたよね。
daikoku
そう、それも偽装してるから、なんかスカシの技術だったりとか、その辺はもうなんかその。
katsuma
そう、忍弁師っていうのを準備してるじゃない?自弁師の中における。
プロのね。
そう、プロの忍弁師さんがやってんだけど。
daikoku
そう、そうなんだよ。だから本人である確証みたいなのの。
katsuma
同等のみたいなところがあるよね。
daikoku
難しさが半端なかったなと思って。
でも結局さ、本人を知らない人たち同士で本人確認してるからさ、本人をしっかり知ってる人を連れてきて本人ですって言わせないといけないんだよね。
katsuma
今回の映像の中にも出てたけど、お寺の住職さんが、今回売り主みたいな話なんだけど、お寺の近隣住民の人に確認とっておきますかみたいなくだりがあって。
もういいだろ、そんなの。
山本さんが自信満々にスルーしてたんだけど、このくだりは赤水ハウスの時の話も実際あったらしくて。
そうなんだ。
こうやってなかったらしいよね。
それはすごい重要だわな、これぐらいの金額の売り買いの契約の中では。
daikoku
更新所とかもあるわけだから、なんで使わないのっていうちょっとした疑問はやっぱり。
katsuma
それもさ、結局短い期間で契約しないと、もうこんな売り主さんも消え損ねてしまいますよっていうPLだけみたいな人が出てきたらさ、急がないと、急がないとっていう風になっちゃったんだろうね。
daikoku
人間、焦っちゃダメだね。
katsuma
焦っちゃうと、やっぱこういうことが起きちゃうってことじゃないですか。
daikoku
ちょっとね、驚きでしたよ。こんな簡単なことで大企業が騙されるのかっていうね。
脊髄ハウスのやつもさ、企業内の状況というかさ、体制もあまり良くなくて焦りからやってしまったみたいなところがあるからさ、企業体質みたいなところもね、あるのかなっていうところはあるんだけど。
katsuma
あと関連コンテンツとしては、7月31日にPL滝と監督の大根さんのオールネット日本ゴールドっていうのがちょうどあるらしくて、2人でまた対談みたいなするのかな、あるらしいので。
この辺りも聞いてみると、よりこの地面人たちを楽しめるんじゃないのかなっていう風に思います。
daikoku
そうだね。
katsuma
あとさっきもちょいちょい話してたけど、YouTubeの方でさくまさんと綾野剛さんと豊越と大根監督の一緒に話してるトークサバイバーとのコラボ動画が上がってるので、これもね、併せて見るとすごく楽しめるんじゃないかなと思いますね。
33:09
katsuma
はい、そんなところかな。
daikoku
そんなところですか。
katsuma
まあ、ルックバック見てきたんだけど、まあよかったけど、いろいろ話したいことはあったけど、ちょっともういいかなって感じ。
daikoku
地面人たちがインパクト強すぎちゃって。
katsuma
あまりにもね、強すぎてね、上乗りされちゃったんですよ、正直。
daikoku
ルックバックってさ、幼少期から好きなことを突き詰めて、2人で漫画の世界に飛び込んでいくみたいな、なんかそういうちょっと淡い感じのストーリーじゃん。
ちょっと殴られてるからさ、その後。
katsuma
ガンガン殴られてね、ガンガンぶっ殺されてるからね。
daikoku
でも、このルックバックを見て、私はちょっと思ったのは、漫画を描いてる人たち、漫画家を志していた人たちとかに対して、共和にの実験があったじゃない。
そうそうそうそう。それがやっぱり結構モチーフというかっていうところはあるんだよね。
そう、になってるところはあると思ってて。
katsuma
あの事件で、漫画を仕事に生業にしている人たちが、どういう気持ちであったのかとか、感じれるような、なんかそういう作品だったよね。
daikoku
あそこの描写は、作者もかなり思い入れのあるところらしくて、一回ね、その改訂になって、その共和にっぽい描写は一回変わったんだよね。
katsuma
あ、そうなんだ。
daikoku
そうなんだけど、この映像化されるときに、またもう一回興奮させるような感じの描写に戻ったらしくて、やっぱりあそこはちゃんと描きたかったっていうところがあるっぽいんだよね。
あの事件が起きたから、身近な人が巻き込まれてしまったりとか、自分が起点になってたりとかした人たちの心の傷というかさ、どういう思いになってしまったかみたいなのも、ちょっとすごくわかるような作品になっていたし、
二人がさ、その漫画を志したときに、もうとにかく一生懸命描くみたいなので集中するじゃん。あそこのなんかうるさい親だってさ、言ってくるじゃん。早く寝なさい。勉強しなさい。
katsuma
これやってんの。
daikoku
いつまでそんなことやってんのみたいな。なんかそういうのが全くなくて、なんかその親が子供に好きなことを好きなだけやらせることの大切さみたいな。
ちょいちょい私思うんだけど。
なるほど。
なんかその子供を信じて飽きるまでやらせることの大切さみたいなのは、なんかやっぱりあるんじゃないかなみたいなのは、友達の子供の話聞いたりとか、親戚の子供の話聞いたりとかしてるとさ、やっぱり親だからさ、心配になってさ、どうしても口を挟みたくなったりとか。
36:05
daikoku
ストッパーになっちゃうんだけれども。
やっぱりそこを信じてやりたいだけ一回やらせてみるっていうことの大切さみたいなのはあるんだなっていうのはね、ちょっとね、やっぱ見てて思ったかな。なかなかそこまでさ、理解のある語化でないと思う。
だって学校にも行かずさ。
katsuma
京本の方ですかね。
daikoku
京本が藤野さんの家に行って、アシスタントだよね、背景描いたりとかしてるんだけど、藤野はちゃんと学校行ってて、帰ってきたら、まだいたんだみたいな感じの会話とかしてたからさ。
なんかその辺、親が結構その子供を信じてやらせてあげてる環境みたいなものの大切さみたいなものをまたちょっとなんかひしひしと感じたというかね。
katsuma
全体を通じてそのままものづくりみたいなところに、携わる人たちへのなんか後押しというかさ。
daikoku
そうだね。
katsuma
そういったとこのメッセージとかもあったりとか、ちょっと自分が認められたときのこの気持ちが高揚する感じ。
藤野がさ、こっちでくるくるくるくるコードリしながら田舎道を走るシーンとかさ、あったかなと思うんだけど。
daikoku
これ面白いよね。藤野は藤野で京本に嫉妬してるじゃない。絵の上手さというかさ。
絵の上手さをどう捉えるかにもよるんだけれども、要はきちっと背景を描けるというかさ、四角を四角として捉えて、きれいな四角を描けるかどうかみたいなところはやっぱり京本の方が優れてるんだけど、
藤野は藤野でキャッチーで物語というかさ、話を作るところ、脚本だよね言えば。そっちに優れててさ、お互いが認め合ってはいるんだけれども、
やっぱり若いから言えなくて、最終的には京本が藤野先生っていうところでさ、分かり合って歩みようみたいな感じにはなるんだけれども、
やっぱりね、自分自身のいいところって分からないというかさ、相手に言ってもらわないと分からないところもあるんだけどさ、嫉妬というか葛藤というかさ、
katsuma
そういった描写もね、よかったよね。
daikoku
小学生あるあるみたいな感じだけどね。
katsuma
なんかその辺のこの表現が、藤野は演じてたのかわい由美さん?
はいはいはい。
表現がやっぱりすごいうまかったなっていうふうに思ったけどね、あのちょっと調子に乗った感じみたいなところの言い回しとか。
daikoku
ちょっとなんか短すぎたよね、あっという間に終わっちゃったからさ。
katsuma
まあね、60分ぐらいなんで、すぐな感じなんだけど、まあ十分ね、満喫できるいい作品だったかなと思うんだけど。
39:01
katsuma
話戻るけどいかんせん、地面詞達があまりギャップが多すぎてお腹いっぱいになっちゃったんで。
daikoku
コンテンツの長さも違うからさ。
katsuma
コンテンツの長さもそもそも違うんだけど、計画を変えて今日は地面詞達について話してみたという感じでございました。
はい、そんな感じですね。
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はい、という感じでございましたね。
来週はあれかな、日程的にはパリに行ってるか行こうとしてるかぐらいのタイミングで収録をすることになるかなと思いますね。
日曜日に僕たちは飛行機に乗る予定なんだけど、土曜日に収録するか日曜日に収録するかちょっとわかんないんだけど、そのタイミングでね、わちゃわちゃしてる中で収録をすることになるかなと思います。
また来週もよろしくお願いします。
はい、ではお疲れ様でした。
daikoku
お疲れ様でした。