00:01
スピーカー 2
Dialogue cafe 筋書きのない対話から、新しいアイディアと自分自身に出会う場所。この番組は様々なテーマで楽しみながらお届けします。
では、上原達也さんをお迎えしての第2回です。前回、withworkというサービスについて、いろいろ掘り下げに聞きまして、これが普及すると世の中が良くなるんじゃないか、みたいな話をしておりました。
会社としては、クロスタレントという会社。これはもともと親会社があって、クロステックさんという会社の新規事業という感じで始まったという感じですよね。
スピーカー 1
そうですね。お会社前提ですぐ立ち上げて、この事業をやるって決めて始めています。
スピーカー 2
会社のミッションビジョンみたいなところで言うと、フェアな労働市場を作るっていう感じの目標があるわけなんですけど、今は人材紹介っていうところからスタートしてるけど、別に人材紹介に留まるわけではないと。
トウマタラキワークキングプレイリーツの課題解決につながるなら、他の事業、ビジネスモデルでもいいんじゃないかっていうふうに上原さんも考えていて、何か新規事業をできないかなっていうのを考えている。
まだちょっとアイデアを出そうとしているというレベルなんですけど、そのためにどういう人たちなのと。上原さんともディスカッションしてたのは、トウマタラキって言ってもいろんな人いるよねって。
もう今トウマタラキ世帯の方が多いんですよね。選挙主婦の世帯より多くなっていて。でもそのトウマタラキっていうものの中には、バリバリの夫婦ともにバリバリっていう人もいれば、パートですとか、あとは時短ですっていうような。
ずっとそれで子供が結構大きくなるまでその形でやりたいっていう家もあれば、一時的にそういう考え方、そういうスタイルをとってますっていう人もいたり、あるいはどこに住んでるかとか、世帯年収がどれぐらいなのかとか。
いろんな要素があって、いろんな人が混在してんじゃないのっていう中で、私たちがターゲットとして考えているワーキングペアレンスってどういう人たちなんだろうみたいな。誰のどんな困りごとを解決する事業をやるのがいいんだろうねっていうのが、まだまだ見えてないなっていう風にここまで話をしていて。
調査をね、インタビューっていう形のやったらどうかって話をしてたんですよ。どんな仮説を持ってどんな調査をすると像が浮き彫りになるのかみたいなことを、おかざわ先生にね、プロのおかざわ先生に相談したいなって思って、今日はそんな会に。
03:12
スピーカー 2
今朝ね。今朝差し込まれたニューアジェンダ。
何の準備もしないけど、突然っていう感じなんだけど。
ごめんね、そもそもの質問で、ミッションがフェアな労働市場を作るって考えた時に、それこそ今って単身世帯とかもすごく増えてきてる中で、結婚してる2人以上の世帯の方が減ってきてる。単身の方が増えてきてる。
ターゲットはやっぱりワーキングペアで、共働きの世帯でいきたいっていうのはそこはもう変わらないんですか?
スピーカー 1
そうですね。自分の中でここまでは乱すものだなって思ってるのが、まず共働き世帯、子育て世帯がより活躍していくことが、個人の生きづらさが、子育てをしながら感じている方が多いなっていう時に、
何がボトルネックかっていうと、企業、組織の中を見た時に、やっぱりその組織が1つか2つ世帯前の価値観を前提に作られているっていうことがボトルネックになると感じていて、
今の僕たちの世帯は共働き3.0世代といった時に、3.0世代は男女でもキャリアも育児もどちらの部屋にやっていこうっていう考え方が浸透していて、
組織の上の方の考えは1.0世代だと思うんですよね。男性と女性で明確な役割分担があり、男性が働き家族を養うもの、女性はやっぱり家庭が前提だよねってなっている。
その人たちがイメージしている育児世代、共働き世代はもしかしたら2.0世代なのかもしれない。
確かに今みんな働くけど、やっぱり女性は育児があるよね。男性よりも変わらず働けるでしょうって思っている。
っていう時に3.0世代の理解されていなさった、この人たちが活躍できないっていうのがこのズレにあると思うんですよね。
でもこの人たちがこれからちゃんと活躍できて、それこそ企業の経営層だったり意思決定層に増えていった時に、
この共働き世代だけじゃない、いろんな人たちの視点がそこに取り込まれて、
結果的にいろんな人たちがより働きやすい活躍できるっていう状態になれるんじゃないかと思って、
スピーカー 2
この3.0世代に放課後しているっていうのが今の考えですね。
なるほどね。2.0は女性も働いてるんだけれども、主に女性が育児・家事周りを負担している。
でも男性は働き方を変えていないっていう、それが2ですね。
スピーカー 1
そんなイメージですね。多分平成は2.0を目指そうでやってきたと思うんですけど、
06:04
スピーカー 1
今が3.0と2.0が混ざり合っているようなタイミングで、
女性の中でも家ではワンオペにならざるを得ないんだけど、
本当は3.0のもっとフェアな状態を目指したかったんだっていう人もいると思いますし、
男性もどうしても今の状態だと自分がメインで働いて稼がないといけない。
本当はもっとこういうふうにフェアにできたらいいなと思っている人たちがいて、
スピーカー 2
やっぱりそれぞれが目指す現状と目指すもののギャップはまだあるっていう状態だと思うんですね。
3.0と2.0って言ったけど、まさに混ざり合っているというのはその通りだと思うんですけど、
さっきの例えば時短勤務を選んでます、仕事もしたいけど、でもやっぱりメインは家庭で、
そこがそれを積極的に選択している人もたくさんいるわけじゃない。
子供のことを一番に考えたいし、ある程度の分業というか、それをするのが自分たちのスタイルなんですと。
無理にキャリアを追求したいわけじゃないっていう人ももちろんいるわけじゃない。
男性だっていると思う。
男性もいると思う。その価値観の、それを別に否定するわけではないんだけれども、
今そのスタイルなんだけど、本当は3.0的なワークスタイルを、本当は理想だと思っているけど、
けど、そんなこと言ったって、現実問題、じゃあ誰が、旦那は忙しい。
私が結局ワンオーペでやる?キャリア追求したらもうキャパオーバーですよとか、
じゃあカジライフを使いましょう、ベビーシター使いましょうとか言われても、お金ないわそんな。
そういう様々な制約の中で3.0を実現できない人もいるわけじゃない。
あるいは会社がうるさいとか、仕事がうるさいとか、いろいろパターンあると思うんだけど、
そこはギャップがあるところなんじゃないかなって思う。
その中で誰の、それも私たちの思い込みかもしれないよ。
それは地域性も結構あるんじゃないかなって。
多分首都圏で、例えば成功しているスタートアップだったりとか、
大企業のかなりホワイトの方だったりとかするところと、
やっぱり日本の企業の大多数は中小企業で、地方にもいっぱいある中で、
そこは企業の方もまだ意識の部分も含めて、制度も含めて過程だし、
個人の方も3.0に行っていない人たちの方がもしかしたら多いかもしれない。
じゃあ2.0で飽きたりない人を3.0に持っていくにはどうするかっていうのが一つ。
09:03
スピーカー 2
方向性としてはあるけど、本当にそれがソリューションなのかっていうか、
別に求めてませんよみたいな温度差とか、
それはどこに課題があるのかとか、そもそも課題なのかとか、
そこが私たちまだ思い込みとかあるかもねっていうことを話してて、
あたかもさ、みんな3.0になるのが良い世の中だみたいに、
なんとなくスタートしちゃう感じがするんだけど、
でもそうなんだっけっていうようなところを、
でも私たちはやっぱり3.0をサポートするんですっていうのも一つのサービスの在り方。
社会がどうなるかっていうよりはクロスタレントが何をするかっていうときには、
そういうターゲットの絞り方もあるし、逆にそうじゃない幅広いろんな多様性を全部、
深いところの課題じゃないかもしれないけど、
全ての遠働き世帯に共通する課題みたいなものも、
例えばスケジューラーとかさ、今いっぱいサービスあるから、
それをクロスタレントがやるかっていうのは別だけど、
普通遠働きだったらみんなスケジューラーって大事だよねとかさ、
例えば子供の習い事とかいろいろ、
今日はどっちがお迎えの日とかを管理するためのカレンダーサービスって必要だよねみたいな、
それってみんな必要じゃん?
結構9割ぐらいの遠働きに必要みたいな、
そういうサービスをやるっていうのも、
遠働きのご家庭の課題解決っていう意味ではあるよねとか、
そういうのもどこにターゲットを絞り、
どのお悩みに応えるのかっていうところの解像度を上げるっていうののために対象をしろと。
そういう時ってね、もしようこちゃんがこういうクライアントがいたらさ、どっからスタートする?
まだ結構広いよね、すごく。
すごく広いから、でももうちょっとなんだろうな、
2つあるかなと思っています。
1つはもう少し議論を深めて、
例えば新規事業っていっても、
今ターゲットはワーキングペアレーツなんだったときに、
でも今持っているクロスタレント、
例えばアセットっていうか、
何か他の部分の、いくつかある中のこの部分を使っていきたいみたいなところが、
他にもう一個欠ける軸みたいなのがあるのかないのか、
いやいやもうそういうのも忘れて、
本当にピュアにテック系から組織系から、
研修でも何でもいいんだけれども、
本当にピュアに考えたいのか、みたいなところでいくと、
スピーカー 1
何かアウトプットの分野のところでボヤッと考えているものってあったりするんですか?
12:02
スピーカー 1
なるほどなるほど。
そうですね。
それがもしかしたらさっきの、とにかくマスにいってみるなのか、
今のターゲットとの親和性やアセットの親和性っていうのがあるかなと思うんですけど、
どっちかというと、やっぱり全く飛び散り行くっていうよりは、
持続になる、今これだけのワーキングペアレーツの人たちに登録してもらって認知もされている、
このアセットを使って次に行くっていう方が、
スピーカー 2
たぶん事業としてうまくいくんだろうなとは思うんですよね。
基本的には個人向けを想定してて、
企業向けっていうのではないっていう。
そこは一応ある。
ワーキングペアレーツ向けのサービスだったり、プロダクトだったり、
そういったようなことを考えていきたいなと。
今のウィズワークの登録しているユーザーさんというのは、
3もしくは2と3の間ぐらいにいる人が多い感じですよね。
完全に2みたいな、私はもう仕事をセーブしてやりたいですみたいな方っていうのは、
あんまり登録者にはいないんですか?
スピーカー 1
そうですね、いますけど、やっぱりメインとなる方々は、
例えば本当は3なんだけど、今の日々の仕事育児が大変すぎて、
仕事をセーブしたくなっているっていう人もいますし、
ただそういう人たちも自然と、
あ、もっとこんな働き方ができるんだったら、
もっと仕事頑張ろうとなるような人もいるんで、
なってほしい姿としては、
3に近い姿で活躍をしていけるようなものがイメージしていますね。
スピーカー 2
あとは、3の人たちがよりハッピーな状態で生活を回せるようにするための支援をしたいとか、
例えば2の人たちが3の選択肢もあるんだっていうことを気づいたり、
そこがうまく3に行くようなところを支援していきたいのかみたいな、
何を支援したいのかみたいなところもあるかなと。
確かに。
スピーカー 1
っていう観点でいくと、どのあたりに興味があるのか?
そうですね。すごい絶妙なところだと思います。
でも、もうすでに3だよっていう状態の人たちは、
もしかしたらより制約も少なく、自分の望む選択肢に迎える状態にあるかもしれない。
でも、今がその3と2の狭間の中で、
でもやっぱりもうちょっと2に寄って行った方がいいんじゃないか、
本当は3に行きたいんだけど、という人たちが、
もっとそこの制約なく、自分の目指したいものを目指せるんだって思ってもらえる人の方が
15:03
スピーカー 1
インパクトが大きいんじゃないかってことと、
でもそこに困っているというか、潜在的な課題を持っている人は多いようには思うんですよね。
だからそっちなのかな。
スピーカー 2
ちなみに今、登録されている人たちって地域性でいうと、
スピーカー 1
首都圏が多いですね。やっぱりまだご紹介できる会社が首都圏、
特に都心の会社に偏っているので、基本的には都心中心で考えてますね。
スピーカー 2
でももし新たな全然人材紹介じゃないサービスをやるんだったら、
地域を実際には問わずにソリューションを提供できる。
もしかしたら課題は地方の方が実は強いとかかもしれなくて、
そういう人たちには今リーチできていないというか、ソリューションを持たない状態だから、
むしろ根深い課題を持っている、そこに何かソリューションを提供するという選択肢もあるかもしれないね。
スピーカー 1
確かに根深いのは地域だったりしますね。
スピーカー 2
例えば、企業側じゃなくてあくまでも個人の方なんですよね。
地域さんみたいなところと業界も大きいかなっていう。
大きいですね。
大きいじゃないですか。
企業のアプローチをしないときには、その業界がいる人たちも
そこで苦しいと思ったら無理ですって出てくるし、出てちゃうし。
業界は業界で、うちはね、うちの業界の性質からすると難しいんだよねっていう感じで終わってしまう。
あるね、あるある。
でもそこに対して何かやろうと思うと企業側の方のアプローチになってきちゃうから、そこは対象外。スコープではない。
スピーカー 1
今はないですね。
スピーカー 2
それはそれでね、課題はすごいあるし、むしろその辺は企業向けのコンサルとか研修とかね、
それはそれで試行錯誤をこれまでもしているんだけれども、
どちらかというと今考えているのは個人向けに何かできないかっていう。
スピーカー 1
やっぱり企業を変えることの難易度が非常に高くて、やっぱりスピードもなかなか出ない。
それはやっぱり企業が本気になってないからっていうのがあって、
企業を本気にさせるってやっぱり個人の力がある。
企業の重要なアセットの一つってやっぱり人だと思うんですけど、やっぱり人が変わる。
人の流動性が上がるとか、今までは我慢してここで働かざるを得なかったっていう人たちが、
もっといい選択肢があって、もっといい選択をできるようになっていったら、
企業もやっぱり変わらないといけないという状態に近づいていくと思いますし。
スピーカー 2
そうすると、個人の変化スピードを加速支援したいみたいなところの方が強い。
18:07
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
あるいはね、もやもやしているものを顕在化させる何かとか。
でもね、事業ってわけじゃないけれども、すごいいろんな発信活動は
WITH WORK アクロサイエントでやっていて、
例えばポッドキャストも220本配信したっていうことだけれども、
それでキャラトラっていう新しい働き方、
ワーキング・ペアランツのための情報を提供するようなポッドキャストをやっていたり、
読み物系のメディアとかもやったりとか、
そういう啓蒙活動みたいなことは、事業じゃないんだけれどもやっている。
そういうものを何らか事業家に昇華させていくっていうアイデアもあるかもしれないし。
個人の変化スピードを加速させるための何かを考えたいとなったときに、
今その3.0の人たちって、もともと3.0の考え方なのか、
何かのきっかけで変化したり、進化したりして3.0的な価値観になっていったのかっていうと、
どう思う?仮説でも。
スピーカー 1
多分ここはまだ仮説どまりなのですけど、
世代によって分かれてくるところも多分あって、
もともと3.0的な価値観でいて、こうだよねって思っていた人、
そのままお互いに3.0でいられるっていう人もいれば、
例えば女性は3.0でありたいと思っていたんだけど、男性はそう思っていなかった。
ここでやっぱりすれ違いや、なかなかうまくいかないところがあって、
変わるケースもあれば変わらず諦めて、自分は1オピでも諦めてやってますっていう人もいると思うんで、
スピーカー 2
ここが分岐点になるようなところですね。
2.0が3.0になったっていうよりは、3.0のはずだったのに、
現実は2.0だったっていう人の方が多いんじゃないかって話を機能してくるんですよね。
蓋を開けたらね。
子供ができるまではお互いキャリアも頑張っていこうねって言ってたのに、
実際生まれたら全然ワンオペじゃんとか、やっぱり辛すぎみたいなので、
仕事をセーブするとか、旦那さん全く手伝うよみたいなスタンスだったとか、
あれみたいな。
そこでやっぱり苦しいよねっていう。
2.0が3.0になるのって実はそんな苦しさないかもしれないくて、
それは顕在化してないニーズじゃん。
2.0だって私はそれが幸せだと思ってて、
21:00
スピーカー 2
3.0で働いてる人とか、あるいは一定の年齢になった時に、
あれ、これでいいのかなみたいな。
横ちゃんでもそのパターンか、どっちかっていうと。
2.0的に自分はセーブしてやろうと思ってたけど、
思いのほか辛かったから、
3.0になった。ここにそういう人いた。
それはそれで、やっぱり2.0から3.0も、
自分の価値観との戦いだから、やっぱり大変だし、
しかも環境があるから、環境的には2.0を肯定するような、
例えば組織だったり、自分が育ってきた家庭環境だったりとか、
周囲の声だったりみたいなことをすると大変だし、
でも最強者は女性以上に男性が2.0から3.0になるのは大変なんじゃないかなと。
そうなんだよね。
例えばそこを乗り越えてきた人たちはやっぱりいるわけだし、
何がどうやって乗り越えてきたのかとか、
その辺をディープに聞いていったときに、
例えば私は何年間くらいかかったけれども、
もっと早いスパンで行ける?
これを知ってたらもっと早く行けたの?みたいな、
そこのスピード感を上げていくとか、
いうのもあるのかもしれないし。
そういうインサイトっていうか背景みたいなところをより掘っていきたいとかであれば、
アンケート調査というよりはインタビューみたいなところで掘っていくのがいいだろうし、
でももうちょっと2.0と3.0のグラデーションとか、
それを把握したいという方が定量調査で、
価値観とかライフスタイルとかの質問によれた定量調査をしっかりしていくというのもあるらしい。
それはすごいわかるね。
その2.0が3.0に変わるきっかけはどこにあったか、
逆に諦めるきっかけはどこにあったかみたいなのを、
変化をいろんなパターンを聞いていくことで、
共通の何かがあるんじゃないかってことですね。
スピーカー 1
ある気がするんですよね。
スピーカー 2
ある気がする。
それを本人の努力とか、自然な環境だけに任せるんじゃなくて、
もっと人為的にアクセラレットできる方法が何があるのかみたいなところ。
スピーカー 1
本当にこれ不思議なんですよ。
男性の中でもふと何かに気づいて、
このままじゃダメだと思って働き方を変えようという男性の登録がうちには来るんですけど、
まだまだそれが少数派なはずなんですよね。
やっぱり女性から話を聞いていくと、
うちは基本ワン音笛で、
24:00
スピーカー 1
うちの夫は超ハードワーカーなんでっていうのを受け入れているという方も多くて、
それこそ転職止められるとか、
転職で最初は仕事が大変な時に、
全く俺は関与しないからなって言われて、
転職諦めましたっていう方とかもいて、
パートナーシップの変数をどう改造であげるかっていうのはやりたいことですね。
スピーカー 2
確かに。パートナーシップの改造ね。
本当そうなんだよね。
私たちも最近関心があるのは、パートナーシップの問題に子育ての問題、
教育の問題、働き方の問題、
やっぱりすごいそこに行き着くねっていう話をしてて、
パートナーシップの問題、
じゃあそれをビジネスにしようって言った時に、
お金払うのか問題みたいなね。
変化することにね。
なんか難しい。
それどうしたらいいのかねっていう。
どうなんだろう?海外とかだったら、
例えば夫婦でカウンセリング受けるとかさ、
ありますよね。
あるじゃない?
ああいうのって日本だと、
海外だってどのくらいの浸透度とか、
一部の層がやってるだけなのかとかわからないけど、
どうなんだろうね。
本当に一部は変わってきてると思うんだけど、
でもやっぱりまだまだ、
カウンセリングを受けたり、
お金を払って第三者と話をしたり、
そこで考えを整理していったりみたいな、
習慣がやっぱりないっていうか、
発想がないっていうか、
でも結構女性の管理職で責任がある人とかと話をしてる時に、
どう自分のメンタルを維持していくかみたいな中で、
あえてコーチングを入れてる人たちってやっぱり多いのは、
自分の状態を常にどこかに出す場を、
それこそシステムとして持っておく。
スピーカー 1
重要ですよね。
スピーカー 2
みたいなのをやってたり、
それでちょっと危ないなと思ったら、
例えば診療内科とかに行って、
早めにきちんと眠れるようにするとか、
いう風に自分で体制整えてますみたいな人がいたんですけど、
そこまでやってる人ってものすごい人だった。
すごいですね。
さらに男性の方が少ない。
スピーカー 1
それは思いますね。
スピーカー 2
そう言うよね。
そう。
なった時にやっぱり思考が止まりがちっていうか、
環境をゼッとしちゃう。
できるんだったらやりたいけど、
27:00
スピーカー 2
無理じゃん今の会社。
以上。
そうそうそうそう。
そうなんですよ。
本人はそうしたくても会社が許容しないってあるんですよね。
みたいな状態になるので、
でもそれで進化ができない、
止まってるケースはすごくあるんじゃないかなっていう気がするので、
そこをどう加速させるかっていうと、
そこがもし加速したら企業は無視できなくなるかなって思う。
スピーカー 1
これ男性にとっても名前のない課題なんだと思うんですよね。
前に転職支援した男性の方でも新卒でベンチャーに入り、
そこでバリバリと働き、会社からも認められてきたんだけど、
やっぱり子供が生まれてきたっていう時に、
あれ?この働き方って自分は本当に幸せになれるのか?
長くハードに働くことが良しとされる。
でも自分は家族との時間も大事にしたいぞと。
でも転職を考えたとしてもスカウトが来るとか、
他のエージェントから声がかかるっていう時に、
みんなキャリアアップしませんか?
もっと大きな課題に挑戦しませんか?っていうことは言ってくるんだけど、
自分が求めてるのってそこじゃないんだよな、今って。
この悩みってどうしたらいいんだろう?ってモヤモヤしちゃうっていうケースがあって、
その方は無事転職した先では働き方もガラッと変わって、
挑戦もできてるし家族も大事にできてるっていうので、
今も関係性がある方なんですけど、
この悩みがみんなあるようで名前がついてないと思うんですよね。
スピーカー 2
例えば会社で年に1回とかキャリアプランとか、
どうなっていきたいかみたいな話をする時に、
結構ダイバーシティ系で割と上手くいってる会社とかは、
キャリアプランだけではなくて、
個人のライフプランもその中で考える。
あなたのミッションと会社のミッションの重なる部分はどこにあるのか。
スピーカー 1
まさにそれですよね。
スピーカー 2
っていうことをやってる会社もあって、
会社は場であって、個人の人生ではないから、
分かってるようでなかなか言語化してない部分を言語化させる時に、
女性は結構大学生とか、かなり早い段階から仕事と、
もし子どもを持ったらとか、いろいろ考えるんだけど、
なかなか考えるきっかけがないから、
あえてあなた自身が大事にしている世界とあなたのそこでの役割、
あなたの家族の中でのあなたの役割、会社の中でのあなたの役割、
30:00
スピーカー 2
例えばこの3つで考えた時にどうなのかみたいなところを、
あえて言語化させるみたいなのは、
男性の方が外から働きかけないと、
なかなか個人でやる人がいないような気がする。
スピーカー 1
確かにそう思いますね。
スピーカー 2
それをやった時に、本当に自分は何を求めてるんだっけとか、
それって実現できてないのはなんでなんだっけとか、
スピーカー 1
それはよしなんだっけみたいなことをもう一回考えるとか、
スピーカー 2
みたいなのは必要じゃないかなと思います。
そうね。会社の研修とかでやるってこと?
会社の研修もあるかもしれないし、
スピーカー 1
例えば、何がいいんだろうね。
会社がやってるとすごい理想的だなって思うんですけど、
たぶんやる会社少ないんだろうな。
スピーカー 2
そうなんだね。
本当は会社がそれを本当にやってくれて、
その上で従業員と会社がよりウィンウィンな形で行こうっていうのがめっちゃ理想だけど、
やっぱりそうはならないし、
例えば、縁でその3つを考えた時に、
これまで個人と家族の縁がめっちゃきゅーって小さかったから、
本当は何なのかっていうのも、ここに言語を埋めていくのに時間がかかる気がする。
例えば、定職とかの前の段階で、
一回、ライフアセスメントじゃないけど、
ライフビジョンプランニングでもちょっとわからないけど、
そういうようなのを挟んでみるか、
そういうのもあるかなと。
エージェントとの会話でポンポンって出てくる人と、
それだけじゃなかなか出てこない人と一層なります。
スピーカー 1
そうですね。
パパ学級みたいなのもありますけど、
スピーカー 2
おむつの洗い方とかOKだね。
まさにその話をしてた。
両親学級ね、おむつの替え方みたいな、
それも大事だけどさ、
もっと意識の部分とか、家族形成というかね、
そういう部分をもっとやった方がいいんじゃないかねっていう。
そういうのってないねって話を。
でもそれがやっぱり、
これまでやってないし、
考えてきてないから、
多分言語化に時間がすごくかかるけど、
一旦言語化ができたら、
じゃあ自分が働くっていうことに対して、
何を求めるのかっていうのもよりクリアになるから、
そのプロセスはすごく本当は大事。
33:00
スピーカー 2
そういう意識とか価値観、
それは授業としてじゃなくても、
そういうセミナーとかイベントみたいなこととかって、
ウィズワークでやったりしたことはあるんですか?
スピーカー 1
そういうイベント系はよくやってて、
ただまだこの切り口ではそんなにないかもしれないですね。
どちらかというと、例えば育休から復帰する方に向けたものとか、
小一の壁の体験談を知らせるとか、
今日も今お昼にやってるんですけど、
転職あるあるの悩みをユーザーさんからいただいて、
そこにコンサルタントがリアルタイムに回答していくっていうものをやったりしていて、
多分その中にこういう類の質問とかも出てくるだろうと思うんですけど、
まだここに切り出してっていうのはそんなにやってない。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
記事とかで、例えば男性の転職座談会として、
うちから転職した男性3人と僕が語って、
匿名でやってるんで、
みんなリアルにどんなことで悩んだとかを聞いてるような記事とかを作ったことがある。
スピーカー 2
結構読まれました。
読んでほしいですよ、これは。
ちょっとね、上原さん自身がね、
上原さんも変化した人なんですよね。
でもそうですね、僕も変わりました。
3.0、今は3.0だけど、
以前はめっちゃ仕事、スタートアップに就職してるんでね、
めっちゃ仕事バリバリやりたい、
でも今はすごくバランスをとって、
両方追求する形になってるんだけど、
その話は、
授業の話のヒントになる部分もあるのかなっていう気がするんで、
次回、上原さんのここに至る気持ちの変遷みたいな、
模擬的にユーザーインタビューをするっていうのをやってみたいなと思います。
ありがとうございます。