1. デザイナーの給湯室
  2. #030 フォントの情報を共有し..
2022-07-21 35:10

#030 フォントの情報を共有しよう!

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Std、Pro、Pr6、、、 語尾に付いているアレです。皆さんはちゃんと理解した上で利用してますか? そして、ど定番からイレギュラーまで、普段使っているフォントの紹介。今回は珍しく前談から本編まで一貫性のある内容となっております。

 語尾に付いているアレ
 ぱちぱちのおすすめフォント
 UTAのおすすめフォント
 EDトーク

【フォントの種類】
Std(字形9000字前後)/Pro(字形15000字前後)/Pr6(字形23000字前後)/Nフォント(2004年に定められた字形を採用)。WinやMacのOSではNフォントを採用している。今のところPr6Nが最強。

【ご紹介の書体】
ぱちぱち・・・・丸ミンオールド/丸々ゴシック/A1シリーズ/つるまる/アンダンテ/こぶりなゴシック/Trajan/Copperplate Gothic/Alternate Gothic/AvantGarde /emigreシリーズ/WedoSSK。
UTA・・・・モリサワ秀英シリーズ/見出しゴシックMB31/筑紫A丸ゴシック/良寛/Acuminシリーズ。

【※】The Beatles「Yellow Submarine」・・・・The Beatlesのアニメ映画の曲。リンゴスター(ドラム)が歌う貴重なナンバー。
【※】良寛・・・・江戸時代後期に活躍した和尚さん。ヘタウマな揮毫が魅力的な書家でもあった。

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【絶賛発売中!】

『一生懸命デザインしたのにプロっぽくなりません。(翔泳社)』
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学生や新人デザイナーはもちろん、中堅からベテランまで幅広く学べる一冊! UTA的には本年イチオシのデザイン本!

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【Twitter】
https://twitter.com/des_q_

【YouTube】
https://www.youtube.com/channel/UCiRnbO9snW_j_XtF8-ygHfA/featured

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【ぱちぱち】
デザイナー。登録者1万人超えのデザイン系YouTuber。
(著書)『一生懸命デザインしたのにプロっぽくなりません。(翔泳社)』発売中
(YouTube)https://www.youtube.com/channel/UCc-QzxU1sCPDv7thToQ0ZYQ
(Twitter)https://twitter.com/CS_428

【UTA】

デザイナー兼イラストレーター。
(insta)https://www.instagram.com/hoshino_design_icon/
(Twitter)https://twitter.com/UTABLOG_TW
(YouTube)https://www.youtube.com/channel/UCJZFi6HiioBY4ETK_qDYekw

【お便り・ご感想】
「デザイナーの給湯室」では皆様からのお便りをお待ちしております。デザインについてのお悩みやご質問、ご感想などなど、メール( pachi2.uta@gmail.com )やTwitter( https://twitter.com/des_q_ )のDMからどしどしお寄せください。Twitterで「#デザ給」をつけて投稿していただけたら泣いて喜びます。

【ご依頼・お問い合わせ】
pachi2.uta@gmail.com

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thanks!
タイトルコール:中西ももか・水瀬うみか

00:08
デザイナーの給湯室。
お疲れ様です。
お疲れ様です。
今日もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
pachi-pachiさんは、
フォント、森沢フォント。
森沢フォント。
アトピーフォンツ。
アトピーフォンツ。
いろいろ使ってらっしゃいますよね。
そうですね、フォントワークスさん。
フォントワークス。
それも使ってらっしゃるんですね。
そうですね。
フォントの名前の語尾に、
STDとかプロとか、
Pro6とか、
あれ、何の違いだかご存知ですか?
スタンダードと、
プロと、
Nとか、
N6とか。
上げだしたらキリがないです。
あれは何の違いだかっていうのは、
皆さん。
プロとスタンダードって何なんでしょうね。
ちょっと僕もよくわかんないですね。
NとN6とかは、
収録感じの違いみたいなのは。
はい。
なんとなくわかくしてますけど。
多分、ほとんどデザイナーさんが、
なんとなく使ってるんじゃないかと。
もしくは昔からプロ、
このドキュメントではこのプロ使ってるから、
ずっとプロ使ってるとか。
多分そういう流れで使ってると思うんですよね。
はいはい。
今日はその、
ちゃんとした具体的な違いをちょっとご紹介しようかなと思って。
これはタメになるお話ですね。
はい、そうなんですよ。
いきなり前段から。
まずSTD。
初代の名前の後にSTDってついてるやつは、
要するにスタンダード、
パチパチさんがおっしゃる通りスタンダード。
パチパチさんの。
舌が回んなかった今。
スタンダード。
そう、スタンダードなんですよ。
で、それスタンダードは字形の数が9000文字なんですね。
常用漢字。
常用漢字はそうですし。
プラス人名ですか。
人名も多分多少入ってると思うんですけど、
あとは装飾文字とか記号ですね。
全部含めて9000文字になっております。
で、続いてプロは、
それプラス6000字なので15000字ですね。
15000字の字形の処理があるのがプロ。
これはあれですかね、森沢基準っていう感じですか。
それも後でご説明しますね。
分かりました。
先走り過ぎましたね。
プロシックスっていうのが一番最強なんですよ。
23000字の文字が収録されている。
03:00
文字って言ってもその字形とか、
あと黒い白抜き数字とかあるじゃないですか。
装飾文字。
装飾文字とか豊富なのがプロシックスなんですね。
まさにプロ仕様と言っても過言ではないんですよ。
シックスはなんで6なんですかね。
これね、いろいろあると思うんですけど、
これプロ5もあるんですよ実は。
ありますよね。
プロ5は2万何センチかな。
ちょっと字数が少ないんですけど、
プロ5使ってる人なかなかいないですよね。
相手のプロ5。
多分その字数の関係でこのシックスが付いたりとかしてると思うんですよね。
その最強版がプロシックスであるっていう話ですね。
で、先ほどパチパチさんが突っ込んでらっしゃったところ。
誰が決めてるかって話なんですけど、
実はこれアドビが決めてるんですね。
そうなんですか。
アドビの企画なんですよ。
アドビジャパンってことですか。
そうなんです。アドビジャパンが決めている、
ジャパンなのかな。
ジャパンしかないですよね。
そうですね。
日本語だけですかね。
プロとかスタンダード。
そうなんですよ。
アドビが決めてる企画なんですよね。
それに習ってるんですね、各社さん。
そうなんです。みんな各社が独自の基準で決めてるわけではなくて、
アドビの基準に合わせているっていうのが、
このSTDプロ、プロシックス、プロ5とかいろいろあるんですけど、
主にこの3つですね。
なるほど。
でですね、先ほど言ってらっしゃったN企画。
Nですね。
Nフォントとも言われるんですけども、
これあれ、2004年に文字が改正されたんですよ、実は。
文字の基準が改正されて、
文字、常用される漢字ですね。
漢字がこっちになりましたよっていうのがいくつかあるんですよ。
でですね、サバっていう漢字、わかりますか?
サバ。
魚へんに青。
魚へんに青ですよね。
海底魚のサバって、その青の文字が下の部分が円になってるんですよ。
月じゃなくて円になってる。
月じゃなくて円になってるんですよ。
旧漢字ってことですよね。
18年も経ってるんで旧漢字と言えるかわかんないですけど。
古くから使われてきた正しい漢字を使いましょうと。
そうそうそうそう。
たぶんその地元にちゃんと土着しているその文字をちゃんと使いましょうっていうことだと思うんですよ。
で、あともう一つ辻っていう漢字あるじゃないですか、辻。
信仰二重ですか。
そうです。
で、その信仰編のやつが点一つだったのが、点二つに変わってるんですよ。
これが2004年に改正された初代の基準になってるんですね、今。
06:02
で、それをNフォントって言うんですよ。
で、これ気をつけてほしいのがWindowsとかはもう改訂後にすぐ変えたんですよ。
変えて、サバとかも正しいサバっていうかなんて言ったらいいの、円の方のサバにもう早速なってたんですって、Windowsで。
でですね、僕それで一回トラブルになったことがあって。
お客さんがサバ絵師とかよく入ってくるテキストを打ってくることがあったんですよ。
で、僕らが画像で処理してデザイン上げてPDFを送ると、なんでサバ絵が月の青になっちゃうんですかって。
すんごい苦情がきて。
僕の方ではちゃんと円のサバになってるんですけどって。
で、いろいろ調べたらそれが発覚したんですよ。
僕普通のPro6でやってたんですね。
NフォントじゃなくてPro6でやってたんですよ。
なのでサバが普通の月の青になっちゃってたんですよね。
それをきっかけにこのNフォントだったりProとかPro6を知ったんですよね。
なので僕がおすすめしたいのは皆さんもできればPro6Nを基本的に使った方がいいっていうお話でした。
僕も会社員時代、他の人とデータを共有したりすることも結構多かったんで、
会社のルールとしてPro6のNがあるやつは極力それを使うっていうルールにしてましたね。
これ怖いのがPro6Nと普通のProが混在すると、
要するにサバ絵のサバとかが月だったり円だったりっていう風になっちゃって。
置き換わっちゃうってことですよね。
そうなんですよ。それが怖いんですよね。
まずそこら辺も気をつけて、今後本当の語尾についているこの訳わかんない記号を意識してから書体を使ってみる。
言うでもいいやっていう感じではなく。
ではなくて、Pro6Nを使えば問題ないっていうことです。
アドリフォンツでそこまで用意されてるやつってあるのかな?
ありますあります。小塚は揃ってますね、やっぱり。
そうですか。
小塚とあとなんだっけ、源のゴシックでしたっけ?
はいはい。
もう多分揃ってたような気がするんですよね。
なるほど。森沢さんの書体とか確実に書くバリエーションが用意されてるので。
あるんですよ。っていう話でした。
はい、ためになる話。ありがとうございます。
では今日はその話から引き続きという感じで、好きな書体についてのお話をしていこうと思います。よろしくお願いします。
09:26
冒頭もう10分ぐらい経っておりますが、お互いの好きな書体を話していくっていう感じですかね。
どうしましょうか、僕からいきましょうか。
バチバチさんからどうぞ。
僕は和文と欧文で分けてお話した方がいいのかなと思っているんですけど、そんなに多分長い話にならなさそうな感じで、書体というかですね、書体の制作会社で僕は結構和文については好みを分けてます。
一番好きなのはキヌタ書体制作所さんの書体。
キヌタ制作所体ってなんだろうな。
キヌタ制作所って言うと分からないかもしれないんですけど、マルミンオールドの会社ですね。
マルミンオールド。
昔からすごい好きな。
いいですよね。
文帳の角が止めの部分が丸になってるっていう文帳で、カタカナがそれに組み合わせて普通の文帳っていうよりはちょっと教科書体っぽいっていうか、崩したカナを組み合わせてるかなり独特の書体なんですけど、それが代表的なものですね。
この辺全部アドビフォンツで使えるので皆さんもぜひ見てみていただいたり使ってみていただいたりしてほしいんですけど、マルミンオールドは昔からデザイナーはこぞって使ってる書体ですね。
キヌタ制作所さんは他に〇〇ゴシックっていうのがあって、これ僕かなり好きで僕のYouTubeとかで使い倒してるんですけど、〇ゴシックよりももっと角が丸いんですよね。その名の通り〇〇ゴシック。
主にこの2つかな、他にもラインナップあるんですけど、いろはとかそういうカナ書体ですけど、キヌタ書体制作所さんは主に〇〇ゴシックと〇〇ゴシック。すごいタイトル映えしやすい書体なんですけど、本部にも使いやすい書体ですね。
パシパシさんのチャンネルで見るやつだ。
そうなんですよ、かわいらしいですよね。かわいらしくてなおかつスマートっていう感じなんで、なかなか中性的な書体っていう感じがするかもしれないですね。おすすめです。
あとはオールドなのはA1が作ってる書体ですね。全オールド。全オールド民調。全シリーズですね。〇ゴシックも〇ゴシックもありますけれど、これもかなも含めてスマートに作られてる印象ですね。使いやすい書体だと思います。
12:18
頭良さそうに見える書体。
若干角取れてるんですよね。
そうなんですよね。あとカナの払いが結構直線的っていうか、クルンとあんまりしてないので、あんまり無駄な曲線を書体のデザインに含んでないっていうのがすごく都会的で好きなんですよね。結構古くからある書体なんですけどね。
そうですよね。昔から定番のラインナップですよね、これは。
そうですね。A1、非常にこれもおすすめですね。あとはですね、ちょっと代わり種的なところで言うとフォントセンっていうところが、アジオカ・シンタロウさんっていうタイプグラフィー界の巨匠の方がいらっしゃるんですけど、その人が主催してるプロジェクトで、これもいくつかアドビフォンツで使えるんですけど、僕が面白いなと思ってるのはツルマルっていう書体とかですね。
それは森沢じゃなくて、あれどこだ?
全部アドビフォンツで使えるやつで話してます。
ツルマルっていう書体とかですね。
これはね、角の四角の部分がクルンと一回転してる丸がくっついてる面白い書体。植物のツルのような感じのイメージ。
あとですね、アンダンテっていう書体もあるんですけど。
アンダンテ。
これは音楽記号を組み合わせて日本語に見せてるようなちょっと面白い書体です。
本当だ。
和文で特におすすめしたいのは僕はそんな感じですね。
ちょっとサクサクいきますけど。
すぐ終わるって言って、割と数があるんで。
欧文書体はですね、僕結構王道の書体、昔からあってよく使われてる書体っていうのが特に好きなので。
ガラモンドとかボドニーとか好きなんですけど、フーツラも好きだし。
僕はディーンをよく好んで使ってたりするんですけど。
あとはトレージャンとかですね。
トレージャンって何でしたっけ?
トレージャンは小文字、スモールキャップの存在しない書体なんですけど、
古代ローマの記念碑に刻まれてたと言われている書体を
アドビのデザイナーが再現して書体にしてくれてるやつがあるんですけど、
ものすごく上品で、ちょっと繊細さもありつつ、
かたづまいがすごい堂々としてるような感じのセリフ体なんですよね。
トレージャンはホテルのロゴとかでよく使われてるの見ますけど、
15:01
TRAJNですね。
多分絶対ご覧になったことある。
デザイナーなら使ったことないってことはないですよね。
これはその古代ローマのトライアヌス帝っていう皇帝がいたらしいんですけど、
その皇帝に関する神殿みたいなのがあるのかな。
記念碑みたいなのがあって、主にそこに刻まれている。
パンテオンの上部とかでよく見るようなやつですね。
トレージャンは結構仕事でも使い倒してましたね。
あとカッパープレートとかかな。
カッパープレートもよく使ってましたね。
カッパープレート、カッパープレート。
これもドメジャー超王道書体です。
名前知らずに使ってました。
書体として表示されるときは多分フルネームで登場してないかもしれないですけど、
カッパーとかですね。
ディンに近いオルタネイトゴシックっていうのもあるんですけど、
これYouTubeのロゴで使われている書体なんですが、
こういうちょっと無機質的な縦長書体みたいなのも結構僕はおすすめ、
っていうか好んで使ってますね。
あとはアヴァンギャルドですね。
アヴァンギャルド、聞いたことあるけど。
これは1968年に創刊されたファッション雑誌、
アヴァンギャルドっていうのがあるんですけど、
それのタイトルに使われてた書体をフォント化したものなんですけど、
そうなんだ。
これは多分結構企業ロゴとかでもよく使われているように見ますし、
これも昔からあるちょっと攻めた感じの書体なんです。
丸が正円なんですよね、Oとかが。
本当は正円にしちゃうと少し歪んで作詞的に見えちゃうので、
書体のデザインのときって若干比率を変えて作ると思うんですけど、
あえて丸で作ってたりしますし、
Aが普通に三角のAだったりするのと、
ちょっと斜めになってるAのやつがあったりして、
そう、面白い書体ですね。
この辺は今話したのは全部アドビフォンツで使えて、
他にもですね、一番好きなのは報道書体以外で言うと、
エミグレっていうフォントメーカーがあってですね、
そこが出してる書体が結構のびのび好きですね。
ほとんどアドビフォンツでそれも使えるので、
エミグレ使っておけば間違いないっていうぐらいの完成度の書体が多いです。
中でもエミグレの七寸っていう書体は、
一時、佐藤柏さんがめちゃくちゃ使ってたんで、
七寸、そうなんだこれ。
どっかで見たことあるっていう書体。
18:00
角になる部分が丸く描けてるんですよね。
丸くっていうか厳密には丸じゃなくて八角形とか六角形なのかな。
で削り取られてるようなちょっと変わった書体なんですけど、
七寸もいいですし。
僕はダリエンスっていうスクリプト系の書体を含んだセリフ体も結構好きです。
エミグレのダリエンス。
ちょっと後で確認しておきます。
まだあるんですけどね。
テンプレートゴシックとかっていうのもよくそのままで使ってました。
これもアドミフォンツで多分検索すると出てくるんですけど、
そのテンプレートで書いたというかステンシルで書いたようなっていうんですかね。
書体です。
あとは、ビートルズのイエローサブマリンっていうアルバムがあるんですけど、
そのタイトルになっている書体が結構面白いですね。
イエローサブマリンポントとかで検索すると出てくると思うんですけど。
ウィールーSSKっていう名前でリリースされてたりもするんで、
それは多分フリーフォントっぽいですけど。
はいはいはい。
多分ある。
太い細いのコントラストがめちゃくちゃつけられてる丸まってるセリフ体っていうか、
不思議な書体なんですね。
水のシーンとかをイメージしやすい感じの書体。
なるほどね。
書体であるんですね。僕知らなかったこれ。
書体で元からあるのか、イエローサブマリンが先にあって、
後付けで誰かが作ったのかっていうのはちょっとわかんないですけど、
なんか後者のような気はしますね。
書体の情報としてはあんまり拾えないので。
なるほど。
僕はそんな感じですね。
ありがとうございます。
僕も知らない書体が結構あったんで。
本当ですか。
そうなんです。
じゃあ結構有益というか、お互い情報交換になると。
はい。
デザイナーの給頭室。
それではさ、僕行きましょうか。
お願いします。
残念なお知らせが結構あって。
かぶってますか。
いろいろかぶってたんですよね。
でしょうね。
やっぱりデザイナーなんでね、結局そうなっちゃいますよね。
そう、使いやすい書体ってやっぱりそんなにめちゃくちゃあるわけではないので。
そうなんですよ。目の付け所が一緒になっちゃうんですよね、結局。
そんな中でもかぶってないものをちょっとご紹介しようかなと思っております。
お願いします。
まずは仕事で使う好きな書体をちょっとざっとご紹介しますね。
21:04
はい。
まずは週絵マルゴシックですね。
今僕が作ってる第2冊目の本。
そうですね、それっぽくね。
基本書体は週絵マルゴです。
そう、これ読みやすいんですよね、ちっちゃくしても。
何とも言えないシェイプの良さがありますね。
そうなんですよ。
そのシリーズで週絵各ゴシックも結構好きで。
なんか金とか銀とかあるんですけど。
ありますね。
どちらもおすすめですね。
金のフォルムが違うんですよね。
ちょっとだけ違う感じなのでお好みの方を使っていただければなと。
週絵はにじみシリーズも森沢だと使えるって。
ありますよね。
その延長線上でにじんでるやつありますよね。
そう、ちょっとアドビフォントでは使えないと思いますけど。
そうなんですよ。
で、そのまた今度は週絵民調。
本当ベタなんですけど、これ結構何気に使ってるんですよね。
週絵民調僕も結構使うな。
そう、結局本文で使っちゃうんで。
なんかこう上品な感じがやっぱりしますよね。
ずっと使われてきた書体だなって思えるんですよね、やっぱり。
で、僕はこれ結構使ってて、見出しでよく使ってるやつなんですけど、もう名前もそのままなんですけど、見出しゴシックMB31。
王道すぎる。
そう、結局王道が好きなんですよ。
見ごってやつですね。
そう、なかなかこの書体結構優秀なところが数字とかも結構素敵なフォルムをしてて。
そうですね、ちゃんと和文と揃って見えるっていうか、変に主張してないですね、幅も。
ちゃんと計算された幅になってる気がしますね。
素敵な書体なんですよね。
なのでしょっちゅう使ってます。見出しによく使ってます。
見出しゴシックの数字が良いっていうのがすごいマニアックなデザイナーのトピックとして皆さん引いちゃうやつかもしれない。
厳密に言うと森さんは本当で一番マシなやつっていうより言ったら失礼かもしれないけど、そんな感じなんですよ。
わかります、非常に。
はい、続いて。続いては蓄詞Aマルコシック。
これBマルコシックでも、Bでもいいんですけどもね。
これも多分ひらがなとカタカナのちょっとした違いだとは思うんですけども、どちらでもおすすめですね。
なんだろう、枠いっぱいいっぱいで使ってないんですよね、この書体。ちょっと小ぶりな書体というか。
なんかちょっと座りがいいんですよね。
そうですね、一文字一文字を四角形に入れて設計されてると思うんですけど、それ四角に寄せすぎるとすごいカジュアルになって。
24:00
そうなんですよ、淡々ですね。
ボデッとしちゃう感じなんで、なるべくそこに入ってない感じがいいですよね。
そう、そこは好きなんですよ、僕も。
でですね、ちょっと変わり種でですね、量感でございますか。
分かんないですね、僕。
これ量感って実は漢字がないんですよ。
ひらがな書体ってことですか。
そうそう、ひらがなカタカナ書体なんですよ、これ。
はい。
で、これ歴史上の人物で量感っていうお書さんいたのことじゃないですか。
はい。
その方が、その方が書く書体がすごい素敵なんですよ。
うーん、なるほどね。
その方の書体を真似してました、書体。
はい。
なんですね。
はい。
これたまに見出しで使います。
なんか独特な感じですね、本当に。
この字面は見たことあるな。
良い、くつろぐっていう字ですね、量感。
そうそうそうそうそう。
量感本道を。
はい。
なんか不思議だな、不思議な。不思議な筆っぽいけど。
うん、そうなんですよ。
ゴシック体がよく、僕はゴシック体よく見るんですけど、これ。
量感のゴシックってことですか。
そうそうそう、量感のゴシック体があるんですよ。
あ、ゴシック体があるんだ。今本民町しか出てこないの、量感。
本民町体だったり草書体とかもあるんですけど。
あ、あったあった、これだ。
ゴシック体絵とか。
かわいいですね。
そう、句とかがすごい特徴的なんですよね。
うーん、なるほど。
で、よく使ってました。
かわいい。
そう。で、僕の和文は以上ですね。
はい。
ちなみにモリサーフォントでした。
そうでしたね。
そう。
はい。
で、続いて今度A文ですね。
はい。
A文、このA文がですね、これアドビフォンツだと思うんですよ、全部、僕のやつは。
はい。
でですね、ディンセンチュリゴシックフツーラ、タイムスニューローマンは省いて、
一書体だけよく使ってる書体をご紹介しようと思って。
はいはい。
これちょっと読み方が、僕もちょっとわかんないんですけど、適当に読みますね。
はい。
アクビンプロエクストラコンデンセット。
アクビン。
アクミン。
アクミン。
アクミン。
アクミンかどうかわかんないんですよ、アキュミンなのか。
スペルは?
スペルはACUMIN。
アクミンプロ。
はい。
アキュミン。
そうですね、アキュミンかもしれない、ちょっと僕はわかんないんですけど。
簡単に説明すると、ディンに近いんですよ。
ほぼほぼディンで、ちょっと縦長で、でこれ本当のファミリー、ウェイトの数が9種類あるんですよ。
9種類あって、その各種類、フォントのウェイトの種類にイタリックがついてるっていう、すごい優れ者の書体で、
27:10
でこれね、一番細いやつがあるんですよ。ティンっていう。
はいはいはい。
極端に細いやつがあって、そのティンをよく使うんですよ、僕。
細いのっていいですよね、結構。
ティン以外にも結構使い道があるので、何だかんだ言ってディンと同じぐらい使ってたりするんですよね、これ。
はいはい、これAdobeオリジナルなんですね、アキュミン。
そうなんだ。
ディンを意識して、すごいエクストラコンデンスだとまたちょっと雰囲気が違いますね。
まあいっぱいありますね。
普通のコンデンスもあるし、ファミリーがめちゃくちゃある。
そうあるんですよ。
ヘルメチカバリにある。
そう。
すごいですね。
すごいんですよ。
なのでちょっと無機質な式体で縦長だったりって使いたい場合は、これでも全然いいのかなと思える書体なんですよね。
逆にワイドっていうのもあるんだな。
そうなんだ、そこまで調べてなかった。
ファミリーがありすぎて、セレクトする書体によっては印象がかなり変わりそうですね。
ドレイモでも結構整ってますね。
そうなんですよ。僕も結構使っちゃうんですよね。
非常に使いやすい気がします。
僕はそれだけです。英文に関しては。
仕事で使うやつは。
仕事で使う好きな書体が今ご紹介したやつですね。
で、ちょっと番外編でウェブ用の書体もあるんですよ。
ウェブ用書体で、これGoogleフォントなんですけど、
オズワルドっていう書体がございまして、
これが要するにウェブ用のリンと言っても過言ではない書体なんですよね。
なるほど。
これはちょっと皆さんおすすめですね。
Googleフォントにリンがないので、
多分大体この書体使ってると思うんですよね、みんな。
オズワルド。
めっちゃリンですね、これ。
Googleフォント用のリンです。
っていう話でした。
なるほど。
で、ちょっと最後。
時間結構押してますけど、まあいいや。
全然いいじゃないですか。
最後に好みではないけど仕事としてしょうがなく使ってる書体。
そんなのもあるんですね。
あって、まあこれちょっとざっくりですけど、UDフォント。
UDフォントはね、ちょっとね、僕あんま数字画のデザインとかあんま好きじゃないですよね。
UDフォント全般ってことですか。
全般ですね。
どの書体というよりは。
どの書体もそうなんですよ、ちょっと微妙なんですよね。
なるほど。
30:00
あともう一つが、これもう仕事として指定されてよく言われてしまうのがシンゴシリーズ。
ああ、シンゴですね。
本文に使ってる方がたまにいて、でもシンゴあるでお願いしますって。
来ちゃうやつ。
なぜですかっていうやつですね。
来ちゃうやつですよ。
なぜシンゴを使いたいと思われたんでしょうかと。
そう、シンゴ、見出してもあんまり使わないんだけどなって思いながら。
僕なんか一周回って結構見出しで使うのは好きな時期がありましたね。
本当ですか。
あえてかっこいいかなっていう感じで。
シンゴがダサいっていうのもちょっとすごい偏見ではあるかもしれないですけど。
でもちょっとあれですよね、多分デザイナー的には見飽きてるんですよね、きっとね。
出た時のインパクトは強かったと思うんですけど。
使えなくてますからね。
ちょっと今、古い感じがどうしてもしちゃいますよね。
ダサいというか。
なんかもうフーツラもそういう匂いがだんだんしてますけど。
確かに、フーツラ、確かに。
またフーツラだって。
よく見ますよね、街中でチラシとかで。
一般的に広まりすぎて、みんなお腹いっぱいになっちゃった感じなんでしょうね。
まあその2つです、僕は。
なるほど。
はい。
おもしろいですね、人の好きな書体を聞くっていう。
勉強になりますよね。
ああ、そんなのあったんだみたいな感じ。
そうですね、やっぱり誰に聞いても知らない書体というのが出てくるから、非常に自分にとって有益な情報になるんで、
みなさんも周りのデザイナーさんに聞いてみたりするといいかもしれません。
はい、いかがでしたでしょうか。
今週のデザイナーの給頭室、そろそろお別れの時間となりました。
今日は冒頭から書体の話に始まり、
書体の名前の後ろについてる若い者って何?っていうところから、お互いの好きな書体について話すという感じで。
ちょっと本編で僕話しそびれたんですけど、コブリナゴシックっていうのをよく使ってますね、和文でそういえば。
僕も好きです。
森沢さんを入れてないと多分使えないですけど、ちょっと小さいですよね、やっぱり。
うん、そうですよね。
これは、トッパン印刷さんが確か作った書体だったかなと記憶してるんですけど。
そうなんだ。
そうですね。
でも今、森沢フォントとして使えるので、非常にこれもスマートで使いやすいんですけど、ただウェイトが極端に少ないので、
33:06
もうちょっと種類があるといいのになーって未だに思ってますんで。
僕の好きな書体もウェイトがすごい少ないんですよ。
ウェイトが多いか少ないか。
3種類しかないんですよ。
そこ結構ポイントですよね。
そうなんですよ。
実際使うか使わないかにウェイトの多さっていうのは結構。
3と6と1、3と6しかないのかな、コブリナは。
そんな少ないんだ。
1があったかな、ちょっと定かじゃないです。
もうちょっと欲しいです。
そうですよね。
そう思います。
お願いします。
誰にお願いしたらいいかわかんないですけど、増えてほしいです。
不切実なちょっと願いですね。
そうだそうだそうだ、ガレンダーの話、我々の方で勝手にね、どっちがどういうふうに担当するかっていうのを決めまして、
奇数の月が僕ですね、歌です。
で、偶数の月がパチパチさんが担当することになりましたので、
皆さんお楽しみにお待ちください。
ですね、これから頑張って作ります。
よろしくお願いします。
デザイナーの給答室では皆様からのご意見、ご感想をお待ちしております。
TwitterのDM、YouTubeのコメント欄などからどしどしを寄せください。
またハッシュタグデザキーをつけて投稿していただければ、リプライやリツイートをしに参ります。
お気軽に投稿してください。
次回は7月28日木曜日21時ごろお耳にかかります。
本日もありがとうございました。
お相手は私パチパチと歌でした。
バイバイ。
35:10

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