1. 勝手に”ドキュメント72時間”をしゃべるラジオ
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2023-02-03 29:23

第85夜『昭和アパート、住之江で生きていく。』

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放送回:「大阪 昭和から続くアパートで」(2023年1月13日)
00:00
真夜中コンビニの駐車場で
このポッドキャストは一つの場所を72時間にわたって停電観測する
某公共放送局のドキュメンタリーを大好きな2人が
番組についての感想や愛を語ります
今回は大阪昭和から続くアパートでという回について語っていきます
タイトルの通り舞台は大阪ですね
昭和から続くアパートということで
建てられたのが昭和40年ですね
年に建てられて今もおよそ70世帯が暮らしている
昭和から続く古き良きアパートというか
古き良き時代が残るこのアパートに密着した3日間の模様の回になっております
ということで本田さんいかがだったでしょうか
はい
いやーこれがなんかこう
久々にドキュメント72時間でこれやったなっていう感じがやっぱするなと思っていて
なんかもうすごいこう
まあいわゆるその大阪の何和じゃない何和というかね
なんかやっぱりこの下町とまた違う
まあいわゆる香ばしいこうおっちゃんたちが
こぞっている場所っていうところのシリーズで
まあ大枠が隠れるかなと思うんですけど
なかなかこういう映像をもうなんか今のテレビ番組自体でやっぱり見られなくなっているなっていうのがあって
なんかそのおじちゃんたちが朝から酒を飲んでいる光景みたいな
なんかこう衛生環境ももうまあ果たしてどうなんだろうっていうもの
オンパレードなわけじゃないですか
なんか共同のトイレとかお風呂っていうのも映るんですけど
なんか意外と綺麗にしてるでしょってか言って確かにとかってなってるんですけど
まあやっぱさすがにその期待値が低いだけで
あのさすがに汚いと言わざるを得ないような
その衛生的な状況じゃないですか
これをまあその今でもなんか現実としてやっぱり存在している
多分この場所だけじゃなくて
まあ特に大阪多いかもしれないけど
日本各地にそれなりにこのレベルというかこういった状況っていうのは存在していて
で本当にこう家がないよりはマシというか
本当にそういう中の状況で懸命に生きている人たち
まあ主に今ちょっとそうだいぶ高齢者になってきている人たちの
そのちょっと限界と本当に危ういバランスっていうようなところを
今年2023年になりましたけど
その3年の現状でもあるよっていうのをしっかり記録しておくじゃないですけど
なんかそういう意味ではやっぱり重要なんかいけないちょっとマジメチックな話なんですけど
まあ本当になんかドキュメント72時間っていうのもそうだし
テレビも含めてなんか久々にこんな映像を見たなーっていうのが
なんか一番の思った感想に近いですけどね
03:01
まあ今撮れるギリギリですよね
ギリギリ
要はそれはその時代的な意味も含めて
多分こういう昭和から続くアパートみたいなものって
もう徐々になくなってきてるじゃないですか
それはそもそも多分住んでる人はみんななくなり始めてるっていうのがあって
じゃあ新しい人入ってくるかっていうとそんなことはあまりなくて
で建物自体がもう朽ち果てていってしまうみたいな感じにはなってるんだと思うんですけど
そういうところを含めてギリギリ今残せるラインで
でやっぱこの回で僕いいなと思ったのは
その一方でこういう昭和って昭和レトロとかって言われて
プラス解釈されて喫茶店ブームになったりとかそういうのあるわけじゃないですか
で今ここの今回の回にも出てて
なんかコスプレイヤーが撮影する舞台に使われたりしてるわけじゃないですか
そんな懐の深さもあるんですね
それもなんかこのシーンが一個挟まることによって
今は2023年なんだみたいなことがわかるわけですよ
それまではずっとめちゃめちゃ美味しそうにタバコを吸うおじさんとか
なんか昼から焼酎を飲むおじさんとか
そういうのばっかりな映像の中で突然とこれが挟まることによって
その72時間っぽさっていうか
本当ですよね
2023年にあるんだこういう場所はっていうのがわかるのがいいんですよね
本当にだって木の枝で洗濯物干してますからね
いや本当ですよ
なんかそういう生活の知恵と言ってしまっていいのかみたいなものってあるとか
本当なんかこれから入居するっていうまたそのおっちゃんが
窓が開けちゃったらもう閉まらなくなっちゃって
やばいって言ってなんかベニヤ板で窓を塞い始めるっていう
それをみんな手伝うっていうあれがいいですよね
なんかそれでいいんだみたいな
これから入居するのに窓がもう閉まらなくなったって本当に大丈夫みたいな
本当にそういうのがなんかこう
そもそも昭和って言っていいのかもわからないぐらい
レトロなのか限界なのかよくわかんない状態っていうのが
なんかここに実際に存在しているっていうこと自体がすごく面白いし
このアンバランスだしっていうか
これって2023年なんだよなっていうふうに思えるので
それこそなんかめちゃめちゃいいなっていうのが思っていて
まあやっぱりねこれ特にその1階の集会所みたいなところで
なんかもう酒盛りをしたりとかみんな楽しく話してて
本当になんか楽しそうじゃないですか
なんかそういう楽しそうみたいな
なんかこう変な意味で理想の地みたいな描かれ方をしていたかと思えば
やっぱりそれぞれの皆さん事情があって
なかなかうまく働けなくなっているとか
06:01
なんかまあそれこそ今回の主役とも言えるようなタオルハチマキのおっちゃんはですね
やっぱ毎日顔出してるかと思えばちょっと今日は調子が悪いって言って
その飲み会というか会に出なくなって
そしたら心配した管理人の人が焼きそば持っていくっていうシーンありましたけど
それも実際ね本当に生きてるかのもうやっぱ確認なんですよね
だからそれがその理想のわいわい楽しくやってるっていうだけじゃない
やっぱりリアルな現実っていうのもすごくずっと見え隠れしていて
本当に危うい状況っていうのがすごくあったので
なんかそれに関しては本当になんか真っ向からやっぱり肯定できないというか
こう理想無知とするのは
なんかどうしてもいろいろな限界っていうのが
すごく非常に見え隠れする回だったなとも思うんですよね
この回見てて印象的だったのは
結構長く住んでる人が多いっていうことだったんですよね
それこそさっき話した八馬教授さんは25歳から住んでるわけじゃないですか
結構長いですよね
だいぶ長いわけですよ
で他にもその出前を取ってる夫婦とかは話してきて
36、7年住んでますとか
結構みんな30年以上住んでるわけですよ
だから顔ぶれが多分変わってないんですよね
こうこう集まってる人含めて
もちろん変わってないっていうか
逆に言うと出ていくだけっていうか
っていうとこあると思うんですよね
そういう建物と
割とアパートって出入りが激しいというか
出たりこういなくなったりとかって本来そういうもんなんだけど
そうじゃなくて
ずっとこの場所にあって
人々の生活を支え続けてたとか寄り添い続けてた
だからその年季みたいなものが
他のアパートとは違う
この場所ならではの
この場所が要は職場近接の場所なわけですよ
周りに職人たちが働く場所があって
そういう需要があるからこそ
特に造船業ですよね
造船業が盛んな街だったからこそ
その職人が住む近くのアパートっていう
職場近接の街だったからこそ
ありうる建物と人が一緒に年を取っていくっていう
おそらく一緒に年を取っていって
ここに今住んでる人たちがみんな出ていった
亡くなったタイミングには
もしかしたらコスプレ撮影スタジオになるかもしれないですけど
アパートとしての役目は終えるわけじゃないですか
そういう建物の在り方みたいなのも特徴的だし
それを表しているものが伝わっていいなと思いましたね
まさにだってコスプレでも使われてるし
その近くが工場跡地になってて
もう工場とかは稼働してないから
09:01
そこがアートイベントとかになって
子ぞって若い親子連れというかファミリーが
そこに続々と向かっている光景を
彼らのおっちゃんたちがタバコ吹かしながら眺めるって
すげーシュールな場面
あれすごいですよね
あれすごいですよねシュールな
なんか行ってみたら
アヒルのかわいいモニュメントがあって
みんなショーみたいなんで
すっごい子供たちが楽しんでいる
ほのぼのとした風景の道中に
彼らのアパートがあるっていうすごい状況なので
それこそ全員いなくなったら
そこ自体もそういう何かに使われる
ということは多分にあるだろうし
本当にそういう場所で
本当にギリギリなんだろうなっていうところを感じたし
おっしゃる通りで
今回もやっぱり
都会のものすごい出入りがあるアパートでもなければ
要は田舎のずっとそこに生まれ育って暮らしてるっていう
ものでもないすごく特殊な
特殊なというか本当に大阪とか
そういう地方の大きい都市のある
そういう場所にしか存在しないアパートというか
そういう場所みたいになっていて
そこがすごく特殊だなって私も思ったし
タオル八幡のおっちゃんってずっと言ってるんですけど
彼が毎日顔出して
クルーによく話しかけてくれて
いろいろ話してくれるじゃないですか
それこそ25歳の時からいるっていうところで
見た目の風貌からも
なんかおっちゃんだなって思って
実際に66とかでしたね
なんですけど
実際いろいろその後もたくさんの人にインタビューしてみると
66歳で結構若手なんですよ
若手なんですよこのビルで
このアパートはね
長く住んでベテラン
住んでる歴は多分ベテランだと思うけど
何ならだって管理人50年やってますからね
そう管理人50年変わらず開け続けてるっていう
他の人はだいたい70とかオーバーで
なかなかそれでも働いていてみたいな感じの
なんか超絶すごい人たちばっかりの中の
なんか66歳って結構まだ現役やんみたいに
見えてくるぐらいの
なんかその謎の建物と
本当にそのまま年を取ったか
25歳の時の気のいいお兄ちゃんが
そのまま多分ここで住んでるんだろうなっていう状況が
なんかそれは日本中の多分どこにでも起きてる
というわけでも結構ないなっていうのがある意味
そういう場所だなっていうのがあったんで
なんか本当にこれも比較するようであれですけど
北の大地の学生寮みたいな
あの雰囲気をちょっと感じたんですよね
北海道の大学の学生寮だったんですけど
そこのなんか自治寮みたいな雰囲気に
12:02
ちょっと似た匂いを感じていて
たぶんあの集会所でワイワイ飲んでるメンバーもいるけど
なんかあれに参加してない住人とかも
なんか結構いそうじゃないですか
いそうっすね
なんかあのあんまり関わらない人みたいな
そういうなんか本当の
なんかそのコミュニティの中でも
さらに独居老人みたいな人って
なんか結構いそうだなと思っていて
それがなんかなんとなく思ったのが
猫のおしっこ掃除してたおじいさんいたじゃないですか
あーはいはいいますね
そういう方も結構何回か出てくるんですけど
その猫のがおしっこ廊下とかでしちゃうんで
それをこうモップとかで拭いてるおじいさんもいたんですけど
なんかいっつも猫と一緒なんですよね
その出てくるときにインタビューが
でなんか猫を泣き虫とか呼んで
名前つけてね
名前つけて
なんか文句たりながらなんか可愛がってるみたいな感じなんですけど
なんか別に名言されてないんですけど
例えばなんか彼なんかは
なんか人とかよりも猫とかの交流の方が
あの中でやっぱ多いんじゃないかなとか
なんかやっぱそういうのも垣間見えて
なんか単純に我々なんかこう
助け合って生きてるんだが母的な世界観だけではない哀愁も
結構垣間見えるところが結構あるなと思って
なんかそういうのを細かくつぶさに見てたっていうのが
今回の感想というか意味合いとしてありますね
確かにそのこの回って
久々にこういう地区というか
こういうなんかカットというかシーンというか
場所に密着したなっていうのは思っていて
これまでで言うと例えば西成の大衆食堂とか
そういういろんなそのエリアいわゆる昭和とか
そういうものを感じさ
レトロではなく本当に昭和
なるほど
さらに関西のね
そうそうそう
とかのものを想起させるようなものを密着してたんですけど
こういう
なんかこういうやっぱ美味しそうにタバコを吸うおじさんとか
なんかアルミ缶を売ったお金が原材料になって
みんなで焼きそばパーティーしてますみたいな
なんかそういうのをあれなんですよ
ノンフィクションとかでやって
サンサーレが流れるみたいじゃないですか
じゃなくて
そうするとなんかこう
なんだろうな
言い方あれですけど
その人たちは下に見て
自分が優越感に浸るだけの消費みたいな
あんたたちは可哀想で
でもなんか私たちは今
私たちの生活がいいよねみたいな感じになるんですけど
今回の話の構図って
全然さっき話した途中のその
コスプレイヤーの話もそうだし
八幡教授さんが急に焼きそばパーティーに来ないシーンが挟まったりとかして
そこに暮らす人々がちゃんとこう
等身大なんですよね
やっぱ八幡教授さんずっとビールとか
15:00
焼酎飲んでるだけじゃないんだなみたいなとか
いや本当ですね
それはそうじゃないですか
そういうイメージの人はもちろんいるし
確かになんか
このおじさんいつも酒飲んでるなみたいな人いるけど
実際その言葉通り
24時間酒飲んでるわけじゃないし
体調悪い人来ないし
そうそうそう
そういう
なんかそういうその人っぽさっていうか
そこがちゃんとその抜け落ちてないところが
72時間らしいところだなと思って
多面的でしたよね
だからなんか
トムス・パルトさんが映画的な
なんかこの日常が素晴らしいのだ的な
一方的な理想の押し付けでもなかったし
とはいえそのノンフィクションみたいなその限界ルポみたいな感じの
こんなに限界で苦しい生活をしてる人たちがいるのだ
社会的にどうだみたいな
どちらでもないやっぱりところを
というかどちらも描いてるというか
そうですね
やっぱり両面あるんだよっていうところを
描けてるのはやっぱりドキュメント72時間
だからこそだなと思うし
だからこのあれですよね
貧しさ
一言で言ってたら貧しさだと思うんですけど
貧しい暮らしとか
貧しい生活に対して
良いも悪いも言ってないんですよね
そうですね本当に
そこがすごい72時間っぽいし
それはすごい重要なとこだし
それは見る側に委ねられてるっていうか
これをみんなで支え合っている
良いコミュニティとして見るっていう人もいるかもしれないし
それとも
何こう
労働介護とかそういう問題とか
いわゆる社会問題みたいな
とことして見る人もいるかもしれないし
それってその
見る側の映し鏡だと思うんですよね
結局何に対して興味があるかっていう話で
それがすごく現れる回だし
やっぱり72時間ってそういう回が
良い回というか
今年の気は早いですけど
今年のベストにこれは入るんじゃないでしょうかっていう感じは
でもなんか入るような
力がやっぱりある回ですね
っていうのはすごく思いましたね
やっぱり
住んでる人たちそれぞれの
なんか思いがあるというか
やっぱり感じていること
価値観みたいなのがすごい乗っかってくる感じがしていて
でもそれをその言った通り
ドッキュメンタリー番組で編集してるとはいえ
何かのスピーチには全然なってないっていうところがあるので
こういうのをフラットに見てどう思うかみたいなことを
話していくっていうのが大事だし
逆に言うとそれで話しても
おそらくこの回を見ていいと思ったと思って
他の人と話し合っても
結構見てるものが実は全然違うっていうのは
18:00
かなりありそうですよね
なんかだってこんなに酒飲んでる人
あんまり最近見ないですからね
こんなに朝ごはんの代わりにビールですみたいな
なかなか最近ない
聞いたことない
ドイツで水がビールより安いレベルの話をしてるから
ビールが朝からうまいってどんな感覚なんだろうとか思うし
あんな共同生活実際無理だろうと思うし
廊下の廃墟感
すごいですよね
怖いよなみたいな
だって4畳半で1.9万なんですよねあそこ
怖いですよね
これが大阪だからっていうのもあれですけど
なかなかやっぱりこれだから
似たような安いアパートみたいなのは
当然全国各地にあると思うんですけど
今回描き出されたような
謎のバランス感で成り立ってるっていうのは
大阪だからなんじゃないかなっていうのは思いますよね
そうですね
それはあると思いますね
なんかこう僕もう一つ意外だったのは
割と夫婦で住んでる人とか
年配の女性が数年前に越してくるとか
そういったところがあるっていうのが割と意外というか
その方だなと思っていて
男性だけのアパートって
なんていうんだろうな
言い方が難しいんですけど
みたいなものよりも
日雇い労働的なことをしてきた男性のみが住んでいる
ホームレス的なものとほぼ実隙だけなのかって思いきや
結構そのご夫婦とか
いわゆるそうっていうのがあったってところですね
土屋街的なところにある
簡易宿舎みたいなものとは違って
だって部屋入って行ったらロースのアウトドアチェアを済ませるじゃないですか
確かに
貰いましたみたいな
可愛かったですねあの場所
部屋こんな家賃4万ですかって
開けてロースのアウトドアチェアがあると思わなかったんですけど
みんな貰い物ですみたいなね
そうそうそう
そういうとこ含めて
ここ結構不思議なアパートだと思ったんですよね
そういう完全に
いわゆる世の中、社会みたいなところから切り離されて
そこだけの独自の時間が流れてるって言うほど行っているわけでもないし
だから本当にアートイベントに若者が行くのを
遠くから見てるぐらいの距離感で世の中っているわけじゃないですか
21:01
そこの人たちは
そこが驚いというか
絶妙なところだなと思うんですね
そういう意味でもやっぱ魔境感結構ありましたよね
結構細かいんですけど
集会所みたいなところの入り口が
日差しみたいに出てて看板みたいになってるところがあるんですけど
そこに入居者募集中って書いてあるんですよ
あはは
それって
つまり埋まることのない魔境というか
そうっすね
普通それって満員になっちゃったら
入居者募集中出せないんで引っ込めないといけないですけど
その看板の日差しのところについてると
もう取り下げようがないじゃないですか
要するに
だけどそれを書くってことは
常に入居者は足りてないというか
その看板に対して全然足りてないというリアルさがあって
いつでもこの一万いくらで入れますみたいなことになってて
その呼びかけが含めて魔境感があるけど
でも入ったらその言う通り
意外とちゃんと生活してるっていうのも変なんですけど
だからそういうドア外の宿舎とも違う
妙なバランス感みたいなところがあって
それが結構洗濯しているおっちゃんたちの姿とかも
変な意味でちゃんとしてるように見えちゃうんですよね
そうですね
洗濯も一切しないのかと思いきや
洗濯して干してるところとかを映し出されるっていうので
ここに本当に生活が営まれてるんだなっていうのもあるし
そういういろいろなチグハグ感というか
魔境感がめちゃめちゃあって
それが本当に今まだこの現代に全然残ってるっていうのが
これどのタイミングで消え行ってしまうんだろうなっていうのは
すごい気になりますね
そうですね
なんかこういう長年住み続けるのって
いわゆるその何だろうな
この後の歴史の話で言えばニュータウンとかがそうじゃないですか
ダウンとかがみんな同時期に住んで
そのまま引っ越すこともなくみんな年を重ねていったから
だから結局ニュータウンって
もう今何もニューじゃなくなってるみたいな話であって
そういう運動ってやっぱりニュータウン以降あんまないと思うんですよね
特定の年代の人がある一箇所に固まってみたいなこと?
よりもどちらかというと
今は割と流動性が高いから
実際マンション買うとかっていうよりも
賃貸の方法とかって人も
買える人ですら選んだりするわけじゃないですか
買うのは当たり前だったっていうところから
だからなんかそういうずっとその場所に根付く
24:01
もちろん家買ったとかは別ですけど
アパートでとかっていうのは
なかなか見られなくなってくる光景なんじゃないかなと思いますけどね
だからこそじゃないですけど
こういうのがもしかしたら逆にまた増えていくかもしれないって
いうとこありますよね
つまりこれは実際にこの時期の
いわゆる25歳で入ったあのおっちゃんが
今66歳なってみたいなとこあると思うんですけど
それが当然今後我々の世代でも
厳しい状況に立たされた人が逃げ込むというか
住んでいく場所って絶対あるわけじゃないですか
そうですね
なんかそれが別のアパートでもう一回
三発的に発生していくっていうことは
逆にもうニュータウンみたいなのが
もう一回大きな流れとして来ることはないのだけれど
今回のアパートのような形が
今後のその次の世代にも
その人たちのためのアパートみたいなのが
なんかできるんじゃないのかな
そこで毎日みんなお酒を飲んでるって
タバコ吹かしてるから別としても
そういうちょっと危ういバランスの上で成り立つ
安アパートみたいなのは
できてくるのかなと思いました
今の話を聞くと
まあそうですね
一定の需要はあるし
そういうのはあると思いますけどね
なかなかこのレベルでのなんか
なんか怪しさっていうのは
かもせなさそうですね
だってこれ3棟ありますからね
これまで話してないけど
一応1棟じゃなくて3棟ありますからこのアパート
3棟並んで立ってて
なんか名前も全然違うんですよね
なんか穂高そうだなんだって
そう全部違うんですよ
なんか山の名前ですよねだから
そうそう
なぜかね大阪
日本のアルプスみたいになってる
そうそうそう
そうなんですよ
なんかあとこれはやっぱ最後に言うとしたら
この出てくる人たち
こういうその大阪のシリーズの
他の地区もそうなんですけど
こういう職人とかそういう人たちの
笑った時とかのシワですよね
やっぱシワが独特のものがあるなっていうのは
これを見て感じて
都会に住んでる人とまた違うじゃないですか
いやわかります
なんか例えばその
この72時間で言ったら
海が見える老人ホームとかにいる人の
顔のシワとここにいる顔のシワって
全然違うじゃないですか
そうですよね
正直この人はどっちでしょうって
クイズされて当てられるぐらい違うじゃないですか
うん何でしょうね
この働いてきた男たちの
そうそうそう
シワというか刻まれたシワみたいな
なんかありますよね
そういうのが何ののかわからないけど
あるじゃないですか
27:00
わかります
それはすごい映像に色濃く残ってるし
だからこそこう表情が豊かそうに見えるというか
普通よりもっていうのは
すごく印象的でしたね
今回の回は
いやほんとそうですよね
タオルハチマキのおっちゃんはだから
意外と若いのに
そういう貫禄っていうのがやっぱあるんだな
そうなんですよ
感じなんですよね
シワ含めてね
シワ含めて本当に
それがほとんどのたくさんのおっちゃんが
そういう顔をしていて
それが確かに形容ができないというか
そう本当に時代とともに刻まれた
シワっていう感じですよね
なんかでも言ってたのかもしれないですよね
逆に昭和の人は昭和で
明治人のあの顔つきみたいな
平たい顔族みたいな話ですか
いやそういうことではなく
そういうことではなく
わかりますけど
でも時代によってその顔が違うみたいな話は
今平たい顔族じゃないけど
美人とされる人が違うみたいな話あるじゃないですか
その本の
またうオーラというかね
かもし出していくものっていうのが
割と時代によって違うなっていうのはあって
すごい特殊なね
そうそうこの時代はやっぱり
このアパートが特に同世代というか
だいたい同時代を見て同時代を生きている人
しかも環境が似ているからこそ
みんな同じようにそういうシワというか
似たようなシワがつきっていう形なのかもしれないですけどね
そうなんですね
だからそれを色々な界で見比べていくっていうのも
本当に楽しい見方ですね
マニアックですけどね
はいという感じですかね
というところで今回は以上となります
ありがとうございました
ありがとうございました
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29:23

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