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2022-02-18 24:40

第38夜『ほっこり弁当、"平成らしさ"の正体。』

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語ったエピソード::選「根室 “ほっこり弁当”冬物語」(2022年1月21日放送)

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[音楽]
真夜中コンビニの駐車場で
このポッドキャストは一つの場所を72時間にわたって停電観測する
某公共放送局のドキュメンタリーを大好きな2人が
番組についての感想や愛を語ります
[音楽]
今回は「ねむろ!ほっこり弁当!冬物語」になります
これは2017年の年末に放送されたものの
傑作戦として再放送されたものになっています
これねむろって北海道なんですけれども
北海道の先の先にあるねむろっていうところの
港に近い24時間のコンビニ・エースストアがありまして
そこは普通のコンビニだけじゃなくて
その場で焼き鳥を焼いてくれるという
焼き鳥弁当というのがすごく名物になっていて
それも含めてその近くで働く人とか
特に漁師町でもあるので漁師とか含めて
いろいろな人がこの24時間
焼き鳥弁当のあるコンビニに訪れると
そこにどんな人たちが来てたのでしょうかという会になっていますが
山口さんこれいかがでしたでしょうか
まず2017年の放送で焼き鳥弁当
コンビニって言うとスーパーですよね
一帯は焼き鳥弁当屋さんっていうのがあって
しかもこの焼き鳥弁当って鳥じゃないっていうのが
後半で明らかになるって謎のない
え?みたいな
焼き鳥だけど豚肉なんだよねみたいな
番組の後半で明らかになるっていう会なんですけど
まあねいいですよ
いいですよね行きたいですよね
いい会ですよこれは
何がいいかってもうあれですけど
画面全体から漂うこの平成感ですよね
(笑)
コンビニも含めてね
昭和レトロみたいなんとかいろいろあるじゃないですか
平成感ってこういうことを言うんだなっていうのを
すごい感じたんですよね
わかるかもそれ
平成っぽさって
この映像の感じ平成っぽいなみたいな
感じがめちゃめちゃ漂ってきて
これその割と僕は持論として持ってるんですけど
地方に行けば行くほどタイムスリップすると思ってて
要はその東京で
2022年だった場合
眠ろとかはまだ2018年ぐらいなんですよ東京でいう
(笑)
雰囲気がわかります?
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まあまあそのそこの正確な年数の差はわかんないですけど
まあ地方によるんですけどねしかもそれもね
イメージだけどね
わかりますよわかりますよ
なんかがあってだからこの眠ろの2017年の眠ろって
東京で言うともっと前なんですよ
2015とか4とかもっと多分震災前後ぐらいなんですよ
なんなら
まあそうですね
雰囲気感としてね
物とかは変わらないんだけど空気感がそれぐらい昔なんですよ
よりその画面から平成っぽさを感じるんですよ
2017年とはいえ
なるほど
っていうのをめちゃくちゃ思って
面白いですね
それがすごいいいなと思って
なんかどの辺からこう平成感って感じます?ちなみに
特に今回で言えば
本当ね今回はそうですね
難しくて
絵として今見なくなったものっていうの
っていう点では半額パンを目当てにきた男性だと思っていて
ほほーなるほど
もう2千両ですよ
まあそうですね
の男性ですよね
であのー
ああいう人最近テレビ出ないんですよ
わかります?なんか
まああの人はでも意外となんか普通のすげーちゃんとした人でしたけど
そうそうそうなんだけどなんかその
あんまりその
画面力みたいなところですよね
そうそうそう
が出なくなってて
で言うとそれは多分別にいいんだけど
テレビとして多分使わなくなってるんですよ
そういうものを
っていうところのその画面
画面構成っていうか編集みたいなところ
の平成感っていうのはあったし
あとはなんだろうななんか
結構その平成感
いやなんか
なんだろうな
懐かしさというか
わかりますわかります
僕なんかすごい具体的なところで一個挙げるとすれば
あのその本当に全国転勤で北海道に来ましたっていうサラリーマンいたじゃないですか
彼があのまあ営業だからそれはそうなんですけど
結構バッチリスーツなんですよ
あーはいはいはい
でネクタイの色とかなんかシャツの襟とかも
なんかなんか平成感あるんですよ
ネクタイの色合いとかねなんか
謎の4色ぐらい4色もなかったと思うけどそれぐらいの感じのあの
わかりましたわかりました
ストライプな感じとか
あのシャツの襟がなんか何でか二重ぐらいになってるとか
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あのああいうスーツをでももう営業だからバチッと着なきゃいけないみたいな空気感がそのこのねむろであってもね
っていう空気感がちょっとなんか平成を感じるというか
あー
なんかねむろ育ちのカップルとかもすごい平成感感じました
平成感感じましたね
いや今もいるんでしょうけどね
そうそうそう
あのなんか要はその今どんどんそのつながるインターネットとかSNSとかによって
みんなが同じものを見るっていうことが都会の人が見ている尖っているものを
ねむろの人が見ることのハードルってすごい下がってると思うんですよ
うんまあそうですね
例えばね下がってるからみんな割と多様性とはいいつつも
均一化してると思うんですよ
そうですね
だからこうああいうこうなんかこうなんていうんだろうな純粋ねむろによって純粋培養されたみたいな人たちって
徐々になくなってきちゃうと思うんですよねこれから
もうこう外のいろんなもうこう情報を見ちゃうから
その感じがねまだそのギリギリ残ってるっていう感じの平成感じゃないですか
そうですねわかりますわかります
それがねめちゃめちゃあとやっぱ最後にその3日間で売れた弁当451食っていう
めちゃめちゃ弁当売れてるじゃんみたいな
すごいですねあれ結構驚きましたよねあの数
だって3日間で451食ってことは1日100食以上売れてますからね
そうそうやばいですよね
その辺のなんていうんだろうな力のある感じ
まあ別に今が力がないとかいうわけじゃないですけどねなんですかね
そうそうそうなんですか
でもねなんかその悲壮感がある中でも力強くいく感じですよね
そうそうそうなんか東京オリンピックが決まって
オリンピック貯金のためにスナック始めた女性とかやばいじゃないですか
あれやばかったですね
今考えるとあの女性今何してあの人は一番知りたいじゃないですか
あの人は果たしてオリンピックに行ったのかみたいな
見れないけど来てるのかみたいなすごい気になる
ああいうなんかなんだろうな
悲しい不景気だけどまだちょっと頑張ろうとしていた
空気感ですよね
わかるあのもう一つ言うとあれじゃないですか
お米盛り放題で150円というレフレカ
わかるわかるそうですよね
いやそこなんですよ
もうね昔のすごいなんか昭和の危ないでかみたいな
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こうめちゃめちゃ四角いサングラスかけてる社長出てくるじゃないですか
出てきました出てきました
であの社長が作ってるのが牛用カーデガンで
名前がポカポカウっていうカウがカタカナって最高じゃないですか
いやーあれ本当にあれはもうギリ昭和入ってますけどね
あれはもうギリギリですよ
ギリギリ昭和60年とか
ああいうのが共存してる感じが平成初期って感じなんですよ
しますねわかります90年代というかね
そうそうそうそう本当にねその感じですよね
そしてまたやっぱりその場所の根室っていうところかなり北海道といっても果ての果てじゃないですか
そうですねやっぱり寒さも厳しいしこの北の大地の寒さこれだって11月なのにこんな寒そうなのっていう
こんな寒そうなのなのにみんな着てる服そんなに防寒してないっていう
そうそうそう
知人の強さみたいな
北の大地の寒さとそれに勝る人の強さみたいなものも相まって
おっしゃったような平成感は倍増されているというか
北の国からですよね
そうですね本当そうですよね
いや本当ですよこれは北の国からの世界観だもんな
あの中学生元中学教師の90歳のおじいちゃん出てきて
車で最後見送るときに女性に亡くなっちゃった奥さんの家があって
その奥さんの家にカーデガンを着せてるんですね寒いから
北の国からだよそれはみたいな
本当ねなんか車もね本当に平成の時おじいちゃんが乗ってたシートに白いシーツみたいなやつが被されてる
そう
セダンでね
倉本そうそれ書いてたみたいな
見たぞそれみたいな
見たよっていうのは本当ね
なんかそういうのがあるというか
その時にやっぱりね
なんかあの人がね
本当にそういうのがあるっていうか
そういうのがあるっていうか
そういうのがあるっていうか
そういうのがあるっていうか
それがこうやってね
なんかそういうのがあるっていうか
なんかみたいな感じなんだけどそうじゃなくて昭和の
猛烈会社員的な
そういうのがまだギリギリこうノスタルジー完全ノスタルジーかファンタジー化せずに残っていたっていう
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本当そうですねなんかこう姿勢で頑張る人たちの姿みたいなのは
ありますよね
あってやっぱりそれがねすごい
あとなんか生活
自分たちの生活
自分の生活を他人と比べてない感じなんですよね
さっきのそのつながりネットによってつながってるっていう話じゃないけど
比較しやすくなっちゃったんですよね僕らってその
なるほど生活が隣の家の人の生活とかそれこそイケてるインフルエンサーですよね分かりやすく言うと
生活とどう違うんだろうみたいなことを比べやすくなっちゃったんですよ
特に若い世代ほど
だから今話したみたいな奥さんの家を助手席に乗せてそれにカーディアンを着せてみたいなことが
こう埋まりにくくなっちゃったんですよねやっぱりそれってその
まああるその平均的な物語じゃなくてやっぱりちょっと違うからいい話になるわけじゃないですか
だからそういう普通の物語をみんな目指しすぎた結果自分の生活を自分自身の手の中に持っておくみたいなことに自信がなくなっちゃったんだと思うんですよね
だけどここに出てる人たちっていうのは自分たちの生活にちゃんと自分の手の中にあってそれがちゃんと自信を持って生きてるんだと思うんですよ
これはまさにその半額パンを目当てに来たおじいちゃんとかそうじゃないですか1日目出てきて3日目も出てきて
毎日通ってんなって感じですよね
たまご買ってくから本人が吸うのかなと思ったら奥さんの買って帰るみたいな生活がしっかりしてるじゃないですかそのおじいちゃん
そうですね
そうですね
おじいちゃんは多分今この2022年においてもそういう生活なんだと思うんですけど
そうそうそう
わかりますよでも
そういうところでいくとそのおじいちゃんもそうだし今回って両市町でもあるんで両市の方とか結構出てくるじゃないですか
そこも含めていろいろ働く人が出るんですけどそういうなんかこう例えば都会というか例は東京みたいなところの違いでいくと
わかりやすく言うとやっぱりウーバーイ的なものだと思っていて
ああいうラストワンマイルみたいなところのそのジョブみたいなのを別にそれで命をかけてるわけじゃない人たちが働いてるって世界観だったりしたわけじゃないですか
本当にその頼んだものを届けてくれるその届ける人が貧困かっていうと結構そうかそうじゃないかっていうのは微妙な判断で
みんななんか電動自転車にiPhoneを掲げて運んでるわけじゃないですか
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なんかそういう世界観とあのおじいちゃんが今日あのすげー車凍ってたねーみたいな感じでエアコン吹かすあのシーンとやっぱすごい差があるなってやっぱり思っていて
そうですね
そこにその本当に令和東京っていうのとねむろ平成っていうものの単純な2017年なんで5年だけじゃない違いは感じます
いやわかりますわかります本当そうですよね
あそこのその焼き鳥弁当にこれだけの人が来てるっていうことも本当に周りにご飯屋さんがないんだと思うんですけど多分
そうですね
だけどにしてもそこがちゃんとこう本当にやっぱりあそこに密着したからこそこの人たちの生活って見えてきたんだと思うんですよね
うんうん
本当にその3日目に出てくるそのおじいさんのおつやが終わってでまぁ後で食べれなかったからっていって軽食を買いに来た親子とかいるわけじゃないですか
うん
そのやっぱ日常使いしてるこういうスーパーコンビニだからこそ多分出会えた人たちで
そうですね
いい話じゃないですかやっぱおじいちゃんが焼き鳥弁当が好きで
はい
タレが好きだって入ってでもだって今日はおつやだったからその親子は焼き鳥弁当は買わないで半額のパン投げ買って帰るんですよ
はい
もう
っていうねナレーションがあった後にあのエンディングが流れ始めるって
そうですよ
クラモト先生見てますかって
ここですよ来たわーみたいな
ここですよっていう続編書きませんかみたいな感じ
別に北海道を僕がよく知ってるわけでもないのに毎回これを声に出して題にして言ってるんですけど
このやっぱ北海道の土地のデカさの世界観ってやっぱすごくてそのおじいちゃんのつやのために来た方って
その札幌に普段は住んでて夜行で8時間かけてきたってさらっとナレーションがあったじゃないですか
言ってますね
夜行で8時間って日本だと本当に九州から東京行くみたいなノリじゃないですか
そうですね
その北海道っていう毎回一括りにされるけどその札幌から根室の先までのこの遠さの世界観ってやっぱもう多分もう本州の人間
本当そうですよね
だから今回は北海道の中でもやっぱり根室っていうその土地の剪定みたいなところもやっぱり結構あるんだろうなと思って
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いいですよね
やっぱりそのちょっとここからこうややメーター的な話
全体的な話ですけど
こういうそのドキュメント72時間ってこういうその別に観光地じゃないじゃないですか
2日目のその人が言ってましたけど地元ではどうやら有名らしい
美味しいっていう焼き鳥弁当屋さんってですけど別に僕らがその知る余地もないじゃないですか正直
ネットとか調べればなんか3ページ目ぐらいにあるのかもしれないけど
眠ろうみたいな感じ
意識者みたいのでグーグル検索5ページ目とかにあるのかもしれないけど
とはいえ知らない場所だけど人々から愛されてる場所みたいなドキュメント72時間って密着してた
そうですねそういう場所ほどやっぱりコロナの時期コロナの時代って行かなくなっちゃってるんだと思うんですよね
まあそうですよねだからここ最近の回って東京だったりとか関東の基本的にメインとか大阪とかですよね
基地局っていうか取材に行ける人たちが行ける範囲内
そうですね
あとその閉じた場所が多いなわりと東京以外だと思ってて
例えばこの前の前野周華夢幻のテーマパークとかはまさにテーマパークっていう閉じた場所じゃないですか
真っ中じゃないじゃないですか厳密に言うと
そうですね
人々が降らってきていろんな人が出入りする場所っていうの
ここの国みたいな場所のそもそも難しくなってきちゃってるんだなっていうのは一方で感じますよね
そこが強みなのにそこを生かしきれてない早さみたいな
そうですねこの本当に2日目の全国転勤してるサラリーマンの話とかってすごい
このドキュメント72時間の本質を表してるなと思ってて
ナレーションですけどそうやって言われたからちょっと来てみて買ってみて
いや本当に美味しいですねみたいなこととか
この焼き鳥が実は豚肉だったっていうこともあって
なんか北海道ってわかりにくいことが多いんですよみたいな
その実例として焼き鳥が豚肉なんですよねっていうんですけど
本当に彼の経験をもって知るその感覚とか
今日も新しい味が知れたとか
そういう本当に都会とか閉じた場所とかそういうことだけではない
日本のいろいろなところで起こっているそういう新たな
出会いとまでは言わないですけどそういう一歩みたいなのが
なんかこう描写されるというか偶然的に入ってくるっていうものがすごいいいんですけど
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これが2017年ではできていたがこの2022年とかになってくると
なかなかこれできてるのかなっていう不安がちょっと芽生え始めるっていう
改めてこの本当に傑作だからこそここに挟まれちゃうと
前後と比べてしまうというかね
めちゃめちゃいい回ですよねこれね
そうそうそうそう
本当に放送当時もいい回だなと思って見てましたけど
今見るとよりその良さがわかるめちゃめちゃいいなと思って
もうこれ神回なんだなやっぱりみたいな
そうなんですよ
難しいですよね人がこう来る場所を取材できないっていうことと
あとはそもそもこうやってみんなが割と気軽に来なくなってしまった
そういう不特定多数感ができないですよねそれはもちろんね
何かあっても追えないのでね
今回の本当にこの30分25分とかぐらいの中で
何本ヒットがあったんだって感じじゃないですか
全てこれも映画化あれも映画化みたいな
もう単学パンを目当てに来たおじいちゃんでしょ
全国転勤の人でしょとか
あとその助手席に奥さんを載せてる人でしょとか
オリンピック貯金でしょみたいな
オリンピック貯金もあったしね
すごい二進料がめちゃめちゃ大量によく取れたから
ご機嫌な男性とかいいじゃないですかめちゃめちゃ
すごいご機嫌で来るじゃないですか
いいなと思って
本当にそうですね
なかなかね当然私たちの暮らしの中とか人生の中で
そういうものを本当日本全国つつ裏裏当然経験できないわけで
その欠片を少しでもちょっと味わいたいみたいなところに
この番組はかなり応えてくれるなって思うんですけど
それが本当にこの「ねむろ弁当」の回ってやってくれてるなって思うんですよね
褒めるしかできないですよこの回は
褒めるしかできないですよね
なんかそう平成とはこういうものでしたみたいな歴史資料になりますよ
道徳とかに見せた方がいいですよ子どもたちにこういう時代がある
みんな嫌悪してないけど大丈夫みたいな
みんなマスクしてないよみたいな
この頃ってクレジットカードもなかったんですかみたいな
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焼き鳥は豚肉だったんですかみたいな
それは違うんだけどみたいな
大いなる誤解が
それぐらいいい回でした今回は
本当に神回なのでぜひ
ぜひ見てほしいですね今回は
ぜひNHKオンデマンド等々で
等々で見れますのでぜひ
お願いします
動画の気になった分がなければこれで
はい終わりましょう
ということでありがとうございました
ありがとうございました
24:40

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