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2022-11-19 09:22

noteが上場、今後の成長戦略の自己矛盾とジレンマ

クリエイタープラットフォームのnoteが東証グロース市場に上場します。2011年に株式会社ピースオブケイクとして創業したnoteですが、現在はメディアプラットフォーム事業に特化して、ユーザー数を増やしています。そんな勢いのなか、ついに上場。今後、調達した資金をもとにさらなる成長が見込まれますが、いっぽう課題も・・・。

・noteが上場、気になる数字とは
・noteが抱えるジレンマとは
・クリエイターはどこに期待すべきか

note、東証グロース市場に上場 - Impress Watch
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ノートが上場。クリエイタープラットフォームのノートが、東証グロス市場にいよいよ上場します。
2011年に株式会社ピースオブケーキとして創業したノートですが、現在はメディアプラットフォーム事業に特化し、ユーザー数を増やしています。
そんな勢いの中、ついに上場。今後、調達した資金をもとに、さらなる成長が見込まれますが、一方課題も。
それでは早速学んでいきましょう。おはようございます。クリエイターのカグアです。いつもご視聴ありがとうございます。
それでは今日のお品書きに行く前に、まずは昨日のライブ配信、お休みしてしまいました。すいませんでした。
ちょっとですね、仕事が本当に今週も忙しくて申し訳ないです。もう一つ、本日の10時からのライブ配信ですが、
スタンドFMの人気番組、クラブ1974ミュージックファンタジーのリオンさんとコラボをします。
いろいろな教育やキャリアについての話をしていきますので、皆さんぜひ今日の夜10時、ライブ配信にお越しください。
それでは今日のお品書き。ノートが上場気になる数字とは?ノートが抱えるジレンマ。クリエイターはどこに期待すべきか?
ついにノート上場ですね。登場した時からずっと見てましたけど、感慨深いですね。
インプレスウォッチ11月17日の記事です。ノート、東証グロース市場に上場。
メディア・プラットフォームノートを運営するノート株式会社は、12月21日に東証グロース市場に上場するとのことです。
各所でいろんなニュースメディアが取り上げていまして、注目の高さを伺います。黒味書なども当然公開されているんですが、
2020年の11月期が15億の売上。去年の11月期が18億の売上。年間で3億も伸ばしていて、すごいですよね。
経常利益は2億7千万の赤字、4億3千万の赤字と、IT企業でありがちな赤字ではあるんでしょうけども、今後見通しがあるということなんでしょう。
そんなノートなんですけども、気になる数字をいくつか見ていきましょう。記事から引用します。
8月時点のノートのMAU、月間アクティブユーザー数は4066万人。アクティブですから、本当に4千万の人が使ってるってことですね。
累計とかじゃなくて、もうその月に4千万と。それから、累計会員登録者数は550万人と、累計ユニーククリエイター数は103万。
累計でかつユニーク、重複しないクリエイターさんが103万人いると。月間アクティブというわけではないですけども、累計では103万ということですね。
それからARPPU、各市販機の購読者1人当たりの平均月間購入額が2650円。市販機ということですから、3で割ればいいのかな。
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3で割ると800円。有料記事800円とか1000円とか、いい感じの数ですね。
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そんなノートなんですけども、今後の課題を私なりに考察していきましょう。やはりこちらの記事から引用させていただきます。
1、2年後の成長戦略としては、サブスク機能、メンバーシップによるユーザー層の拡大や会員数の拡大負荷、エディター開発など良質なコンテンツの創作支援、コンテンツのレコメンド機能強化、アプリ強化によるユーザーエンゲージメントなどの向上でARPPUの向上を図ると。
とにかくコンテンツ、コンテンツ、コンテンツということですね。だから人気コンテンツをどんどん持ってくるということなんですかね。
ということはあれですかね、もう本当にスポティファイやネットフリックスのようにお金を払ってクリエイターさんを招聘するとか、そういう動きも今後あるんですかね。
藤本辰樹先生がノートだけで連載するとかしたら、まあまあユーザー数増えそうですよね。あとは音声配信もできますから、米津玄師さんとかが発表とかしたら増えるかもしれないですよね。
というようなこともあるんでしょうかね。それからこれ以上に私が気になった数字があります。それがですね、特にアプリのみ利用数は16.8%と少ないためアプリを強化すると宣伝などにも力をおそらく入れるということだと思うんですね。
でもこれがですね、実は私ジレンマだと思ってるんですよ。なぜかというとアプリが少ないということは一方でブラウザの利用が多いというわけですよ。
ブラウザの利用が多いことにはものすごくメリットがあって、一つはSEO検索エンジンからの流入が期待できる。もしくは検索エンジンの流入があってこそたくさん人が来るようになった。
人が来るようになったからこそ有料なコンテンツも集まるようになったという好循環が実は得られたと。成長エンジンになっていたということがあるわけですよね。
でもアプリを強化するとなると、それをある意味捨てるというか、それ以外の集客エンジンを探さなくちゃいけないんですよ。
その時に例えばYouTube、YouTubeであればもうそもそもの認知があり、そしてそこにコンテンツがあるという期待感がもう認知されていて、そしてYouTubeで検索するというそういう生活習慣が多くの方根付いていると思うんですね。
一方でじゃあノートにそこまでのところがあるかというとなかなか難しいわけですよね。ノートで検索すると言ってもそれGoogle検索と何が違うのとなりかねませんよね。
それってSEOを強化したからこその自己矛盾なわけですよ。アプリに呼び込むために何が必要かっていうことを彼らは発明しなくちゃいけないんですね。
これが結構なかなかに壁が高いような気がします。もちろん例えば縦読み漫画アプリのように有名小説家とか有名作家さんがノートで連載すると課金すれば先に早く次のエピソードが読めるけど1日待たないと無料では読めないとかね。
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そういうのを招弊するとかいわゆるそういう漫画アプリ小説アプリ有料配信アプリ的なところを拡充するのかそういったコンテンツ戦略については残念ながらこの記事ではちょっと見えないんですよね。
クリエイターがどこに期待してノートと付き合っていくのかを考えましょう。
調達した資金に関してノートプロという企業向けの法人向けの機能拡充や営業費用などに充足するということも併せて書かれています。
ということは例えばですねノートの中でGoogleアナリティクスといったアクセス解析ですとか後は広告の連携ですとかそれからノートのクリエイターさんとノートが今後いろんな売上げの収益をポートフォリオとして増やしていくとするならばそういうクリエイターとの代理店事業というのは当然考えてもいいかなと思うんですよね。
ノートのブログ機能と対抗するのがハテナブログが有名なハテナという会社です。この会社もですね上場しています。上場後もですね安定した企業価値や株価を維持しています。
じゃあこのハテナと対抗するときにそのハテナなんですけども実はハテナブログというサービスが有名ではあるんですけども売上比率を見てみますとコンテンツプラットフォームサービスが15%マーケティングサービスが25%まあ多分このブログと連携した広告でしょうね。
それから実は58%半分以上がテクノロジーソリューションサービスといっていわゆるシステム提供システム開発なんですよ。やっぱりシステムって一度導入したら企業はそれを手放すってことないわけじゃないですか。
やっぱりそういうエンジニアリングとかシステムとかインフラっていうのはやっぱり底堅いんですよね。で実はそれが半分以上なんですよ。じゃあノートでそういう底堅い何かインフラ的なものがあるかどうかというと実はないんじゃないですかね。法人向けのノートを提供というのはあるんですけどもとはいえやはり多くはコンテンツもしくはユーザーからの課金ということになりますよね。
ですからその危うさを今後どう埋めていくのかというところが私は注目していきたいかなと思います。そのチャレンジはぜひとも応援したいですね。皆さんはどう思いますか。
クリエイターエコノミーニュースではカグアが毎日クリエイターエコノミーに関するニュースをブックマークしていく中で脅威深いものをご紹介しています。毎日の収録配信。夜10時からスタンドFMという音声配信アプリでやっています。ライブ配信。そして週に1回の無料のニュースレター。3つの媒体で配信してますのでぜひ皆さんフォローしてくださると嬉しいです。そして今日夜10時からのライブ。リオンさんとのライブ楽しみにしていてください。
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それでは皆さん、いってらっしゃーい。
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