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スピーカー 1
スタイフ、儲かっているの?
スタンドFMを始めたばかりの人で、疑問に思うことはありませんでしょうか。
スタンドFMって、どうやって儲けているの?
画面に広告が出ているわけでもないし、YouTubeのように広告が差し込まれるわけでもない。
一体、運営はどうやって儲けているのでしょうか。
結論から言いますと、おそらくは儲かっていません。
でも、儲けなくても良いだけのお金と戦略があるんです。
そして、他社や海外の音声配信アプリの収益構造や売上を見てみると。
それでは早速、学んでいきましょう。
おはようございます。フリーでマーケターをしながら、クリエイター活動をしていますカグアです。
この番組は、クリエイターやインフルエンサーの経済活動や最新トレンドを緩く毎日配信しているラジオ番組です。
いつも皆さん、ご視聴ありがとうございます。
それでは、今日のお品書き。
スタンドFMの収益は3つ。
ボイシーなど音声配信他社の収益。
国内海外大手の収益構造とスタイフの未来です。
スタイフを始めたばかりの人、お聞きくださりありがとうございます。
スタイフ楽しんでいただけてますか?
でもスタイフって、あれ広告出ないけどどうやって儲けてるの?って疑問に思う方も多いと思うんですよ。
今日はそんな解説をする回です。ぜひ最後まで聞いてください。
私自身はAmazonでスタンドFMの歴史というKindle本を出していますので、
スタイフの収益について正しく伝えることがメリットがあるものですので、
ぜひ信用して聞いてくださると嬉しいです。
スタイフなんですが、冒頭にも申し上げたようにおそらく儲かってないんですね。
なぜかというと同業他社も赤字の決算を出していますので、
現状おそらく収益はそれほど立っていないと思います。
ただそれが大丈夫だよという話を今日はしていきます。
ではまず基本的なステータスを見ていきましょう。
まず元々の資金なんですが、立ち上げた時の資本金と、
あと2回資金調達をしていて、2020年と2021年に5億円、10億円と資金を持っています。
そして元々運営としてかかるお金としては当然会社の運営のお金、
企画費とか人件費とかサーバー代とかオフィス賃料、それからあとSPPと言いまして、
人気配信者の方に時間に応じたボーナスを配分するSPPと呼ばれるものがあって、
これが大体予想では1時間あたり5円と言われています。
では収入の方なんですが、基本的には3つ現在あります。
コインを販売する手数料、それから配信者の方がやられているメンバーシップというサブスクの手数料、
そして有料の配信の手数料と、この3つになっています。
スタイフ自身が人材獲得などの媒体に載せている戦略としての収益、目指す収益というのはこのように語られています。
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スピーカー 1
ギフティング、今言った投げ銭の手数料、それからコンテンツ販売の手数料、有料配信の手数料、そして広告ということを、
この3本柱を収益として目指しているということをはっきり言っています。
ですから今後、広告を増やしていく、それから現状の投げ銭やコンテンツ販売を強化していく、
もしくはそれプラスアルファということを頑張っていって収益を増やそうということを目指しているのが現状です。
手数料、これユーザー数が伸びないと本当にきついよね。広告いつか始まっちゃうのかなと心配されている方がいらっしゃると思います。
では他社を見ていきましょう。
例えばボイシーは現在約累計で36億円資金調達をしている圧倒的なポジションにいます。
ただ毎年3億円ぐらい赤字を出して、赤字の運営をしています。
ただ現状ユーザー数が150万人、MAUといってアクティブな方は250万人というデータがかつてあったんですけど、
最近のボイシーの公式の資料を見てみますと150万人って書いてありましたという規模だそうです。
ラジオトークが最新の資料、去年が約1億弱の赤字で、今年が1.9億の赤字です。
累計の資金調達としてはおそらく4億円ぐらいと見られています。
ただラジオトークの場合は資本提携、毎日放送系のMBS、イノベーションドライブと資本提携をしているなど、
いわゆる地上波とのつながりも密にしているというところが特徴です。
それに対してスタンドFMなんですが、ユーザー数が非公開ながら100万MAUと言われていて、
Twitterのアカウントが約1万、ボイシーが1.4万、ラジオトークが6700ですので、多分ボイシーとラジオトークの中間ぐらいの規模ではないかと予想されます。
ですので売上も多分その中間ぐらいと見られているんですが、どうなんでしょうか。
さあ、こう聞くと、え、じゃあ音声配信、そもそも業界自体赤字なの?大丈夫?と思われるかもしれません。
ただご安心ください。例えばですね、メルカリ、メルカリで言えば実はですね、2017年上場してからもう4年も赤字が続いていたんですね。
ただ当然株価や業績は今の皆さん知る通りで、2021年になってようやく黒字化したんですね。
これはどういうことかというと、IT業界実は全般の戦略として、まず何年かかっても赤字が続いてもいいと。
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スピーカー 1
ただユーザー数と売上が伸びてくれば、いつかある点を境に、要は売上が伸びていれば、例えば利益率を1%変更すればまたブワーンと利益が増えるわけじゃないですか。
ユーザー数が伸びていれば、そういうことをやっていても仮に離脱する人がいても、そのまま伸びていくだろうという予測が立つわけです。
ですから、投資家の方も早々資金を撤退することはない。資金がなくなることがなければ、他にどんどん買っていけば、結果としてその後売上が立つという見込みがあることを想定してですね。
多くのIT企業では戦略を立てるケースが実はほとんどなんですね。
ですから、より便利なサービスを作って、よりユーザーをたくさん獲得するというのが命題なんですね。
ですので、スタンドFMも2回資金調達をしていますが、おそらくそのユーザー数の伸びとか滞在時間の伸びがあってでの追加投資などだと思うんですね。
そういう意味では、資金調達としては不安はないと私は見ています。
そして、資金出資をしているメインとしては、ZVenturesといって、Yahoo系のVenture Capitalなんですね。
ですから、よしんばYahoo系に合併吸収されたとしても、例えばLINE MUSICと連携して、LINE MUSICの音源使い放題で、実際の音源を使ってライブ配信とかもできちゃうというようなものすごいウルトラシーンのアップグレードをする可能性もあるわけじゃないですかね。
ですから、そういう意味では、とにかく今は、マイシンして便利にしてユーザー数を増やしていく。
それに伴って売り上げ、利益はともかく売り上げを伸ばしていけば、いずれ収益もついてくるだろうというような目論みだと思います。
そう考えてくると、そもそも音声自体がどうなの?というふうに疑問をわく方もいらっしゃると思うんですが、実は地上波ラジオ、地上波ラジオ、現在ものすごく絶好調なんですね。
これは日経クロストレンドの記事なんですけども、ラジオ局は全体で黒字転換してるんですよ。
そうなんですね。FMラジオとかAMラジオの会社単体で見ると、実は黒字に転換しているんですね。
コロナの影響もやっぱり大きいとは思うんですけども、伸びていると。
さらにそういった資本をもとにして、放送外収益、イベントやグッズですとか、権利のライセンスビジネスというところを増やしていっているのが現状で、
実は音声配信の地上波、地上波の方も実はものすごく今滑挙なんですね。
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スピーカー 1
ですから逆に言うと、地上波のそういうプロダクションがポッドキャスト、いわゆる音声配信アプリに参入しているというのが実は現状なんですね。
ですから大手のラジコ、ラジコがなんと2022年3月は3.2億円の黒字なんですよ。
900万人のアクティブユーザーを抱えて、ツイッターのフォロワー数は16万という圧倒的な存在になっています。
ですから逆に言うと、ここを目指していくボイシーやスタンドFMやラジオトークは、そこのシェアをどれだけ取っていくかという戦いになっていくと思われます。
もちろんコンテンツ販売に関して言えば、オーディオブックJPE、Amazon Audibleなども当然ユーザー数を増やしています。
オーディオブックJPEに関してはユーザー数250万です。
お金を出してくれる方が250万ってものすごいですよね。
ですので音声配信や地上波ラジオについても、実はそれほど逆風ではないというところ。
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そこがたくなったと見ていいんではないでしょうか。
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そういう中でおそらくスタンドFMも私はプラスアルファの収益源を今後も追加してくるんじゃないかなと思っています。
例えば有料のライブ配信ですとか、そういったチケットですよね。有料チケット。
あとそれから広告でもですね、例えばアンカーですと広告も3つあって
アンバサダー広告、これはアンカー自体をそもそも配信者が読み上げて言うアンバサダー広告。
それから自動で差し込まれる自動挿入広告。
それからプレミアムスポンサーシップ、これだからボイシーとかであるやつですよね。
もう番組自体に共産がつくっていうプレミアムスポンサーシップと。
3つの実は広告メニューを用意していて、そういう意味ではスタンドFMはそれらを実装していけばいいのでまだまだ伸びしろはあるわけですね。
ですから今は資金が続く限りはユーザー数を伸ばし利便性を増やし、そしてそれぞれの売り上げの流通額を伸ばしていけばいいと考えているステージなので
おそらく一般の目からすると儲かってないんじゃないのと見えるかもしれません。
でも今はそういう時期なので大丈夫ですと私は強調します。
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一緒にスタンドFM楽しんでいきましょう。
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それでは皆さん、いってらっしゃい。