00:00
AIを検知するAI
ジェネレテッドAIと呼ばれる
何かを自動生成するAIの進歩は
本当に目覚ましいものがありますよね
しかしその態度によって
私たちの生活が変わるまで
とは思っていない人も
多いのではないでしょうか
しかしもうすでに
存続が脅かされかねない
プラットフォームが出てきているんです
似ているサービスは
同じ危機に晒される可能性があります
そのサービスとは
それでは早速学んでいきましょう
おはようございます
クリエイターの加賀です
いつもご視聴ありがとうございます
3日間のお休みいただきましたが
無事退院することができました
入院中メッセージをくださった皆さん
本当にありがとうございます
それではいつものお品書き
ジェネレテッドAIの進化とは
スケブというイラストサービス
背景にはサービス存続の危機感です
早速こちらの記事をご紹介しましょう
スケブというサイトの
3月1日公式メディアより
スケブのAIに対するスタンスと
AI生成データを検出する
AIの導入につきましてです
スケブというサービス
皆さんご存知でしょうか
イラストをSNSというと
PIXIVというサイトが有名なんですが
スケブというのは
2018年からサービスを開始した
イラストレーターさんがリクエストを受けて
そのリクエストに応えた
イラストを納品する
そういうサービスです
スケブというのは
同人誌などのオフラインのイベントなどで
絵師さんにすいません
描いてもらえますか?みたいな感じで
スケッチブックを渡して
その場で本当にサラサラサラっと
サインのような形で
何かイラストを描くというような
鑑賞があったそうなんですけども
そこから名前を取られて
スケブというサービスを始めたのが
18年ということですね
ですから当時はそういった
クリエイターやイラストレーターの方が
SNSで自由に使って
アイコンに限定した形で
リクエストしたものを描いてくれる
というサービスだったんですよね
本当にワンコインで始まったサービスだったんですよ
それがですね
もう今や
1イラスト4万円とかですね
本当に価格が高騰して
人気のサービスになっているほどなんです
そしてそのスケブがですね
公式のオウンドメディアで
こういうことを発表したわけですが
その内容を少し掘り下げていきましょう
引用します
スケブではサービス開始より
一貫してイラストジャンルでは
クリエイターが直接描いたイラスト
漫画のみを納品物と認めており
3Dモデルやスクリーンショット
AIが生成したデータの一部
または全部を納品することは
ポリシーに違反します
ということで
AIについてはもちろんのこと
当然天才ですとか
03:01
3DのCGを使ったものというのも
認めていなかったということなんですね
ただそれまでもですね
多くの不正と戦ってきた歴史があって
私も知らなかったんですが
例えばクレジットカードの現金化
という不正サービスと
支払いについて確かにクレカをね
使うことが多いと思うんですが
そのクレカもですねすごいんですよ
引用します
インターネット上に既に存在する
天才画像を使って
盗難クレジットカードの現金化を
試みる不正行為というのがあるんだ
そうですねいや怖いですね
ただそれについては
天才画像の検出AI
GoogleクラウドビジョンAPIが
有効でしたとあるんですね
いやだからこういう
防御するためのAIというのもあって
それは既に使っていたということですね
[音楽]
それからさらに
防御のためのAIも使っています
例えばNSFWといわれる
いわゆるセンシティブな
画像についての検出AI
これはMicrosoft Azure Cognitive Service
ですとか
あとは天才
いろんなところから引っ張ってきた
画像の検出
これはGoogleクラウドビジョンAPI
それからさらに海外も含めた
天才ということでは
リクエスト本文の翻訳でDeepL
様々なAIを実は積極的に採用していて
そういうポリシー違反については
厳しく対処していたということなんですね
いやこの公式発表を見て
私も初めてそういう縁の下で
様々な努力をされていたということを
知り驚きました
そんなスケブなんですけども
今インターネットで話題になっています
ジェネレーテッドAI
自動生成するAIというのは
基本的には
いろいろな人の著作物
ネット上にある画像を学習して
何かを作り出すわけですよね
日本の場合は
ネット上の何かを学習するという行為自体は
著作権違反ではないんですね
それはもうしょうがないんですね
作られたもの自体も著作権がないという
流れになりそうなのが今なんですね
ただまぁモヤモヤとはしてますよ
グレーなところではあるんですけども
ただいずれにせよそういう状況なんですね
ですから法律上は
AIで作った絵を納品しても問題はないんですが
スケブというプラットフォームは
一貫してね
人間がクリエイターが描いたイラストと
いうことで対応してきましたので
今回改めて
AIに対するスタンスを発表したと
そしてさらに今回こうも言っています
この度スケブ社は
アメリカのAI企業であるハイブ社と
契約を締結し
本日3月1日より
AI生成データを検出する
AIを導入しました
スケブでは月間10万点以上の
06:00
イラストが納品されていますが
残念ながら月間数十枚の
AI生成データを検出しており
これまではスタッフが目視で確認していました
場合によっては
クリエイターの制作工程を問い合わせたり
作業中データを確認していただき
取引が不正利用に繋がってないかを
判断していたと
いやーそんなこともされていたんですね
本当びっくりですね
というかもうそういう努力に
頭が下がりますよね
そうなんですよね
今のねジェネレーテッドAIは
本当に進化をしてますし
進化が早い
このスピード感がね
とにかく問題なんじゃないかな
というふうに思うんですよ
ジェネレーテッドAIの進化版として
様々なイラスト生成AIが登場しています
例えばこちら
インターネットウォッチの
去年の12月21日の記事です
AIイラストや登場
イラストや風のイラストを生成する
AIモデル早くも人気爆発と
こちらAIPICASOというアプリがありまして
ここでイラストを自動生成してくれる
というアプリなんですが
その選択画面の中に
イラストや風というのもありまして
まあ確かにイラストやっぽいイラストが
自動生成できちゃうんですね
そして最近出てきて
一躍話題になっていますのがこちらです
ITメディアAI+2月22日の記事です
AI生成キャラのポーズを
棒人間アバターで指定
コントロールネットにVRを応用するユーザー登場です
どういうことかといいますと
棒人間要はこうイラストを描くときに
なんか頭を丸で描いて
体を棒描いて
手を棒にして棒にして棒にして棒にして
マッチ棒みたいなね
人間のキャラクターを描くことありますよね
あんな感じで本当にシンプルな棒人間で
何かのポーズを描くと
そのポーズを元に
ものすごくかわいいイラストの
あたかもイラストレーターがそのポーズで描いたように
描くAIが登場したんですね
それがコントロールネットなんです
この完成物を見る限りは
AIが作ったとはとても思えないほどの完成度なんですね
指先とかを見るとさすがに分かるんですけど
指を見ない限りは
もう一切分かんないと思います
私も当時見たときは驚愕しました
ですからこういう画風でこういうポーズで
というのがAIでできちゃうんですね
この流れでいくと
指先の動きまでカバーできる日は
本当に近いと思います
ということは
スケブというサービスは
イラストレーターさんにこういうのを描いてください
そしてイラストレーターさんが描いたものを納品する
ということで成り立っているサービスです
ですからこれをまんま
ジェネレーテッドAIが置き換えてしまいかねないわけですよ
09:02
いやそれは危機感感じますよね
ただ今後はですね
こういうAIもありつつも
私たちはちゃんと生身の人間が描いているものですよ
っていうのを売りにすべく
今回のこういう発表に至ったのではないかなと思うんですね
AI自身もただではないですから
違法画像の検出AIも含めて
本当にお金かかっていると思うんですよ
そしてAI生成データを検出するAIなんていうのも
もうこれ最先端中の最先端でしょうから
相当なお金もかかっていると思うんですよね
それでも導入せざるを得ないのは
もう昨今のAI進化の速さかなと
ですからそういう意味では
この対応スピードは
クリエイターを含めてスタートアップの企業も含め
すごく参考になるんじゃないかなと思いました
はいというわけでアフタートークです
皆さん3日間のお休みありがとうございました
そして入院中のツイートなどにですね
励ましのメッセージをくださった皆さん
本当にありがとうございます
手術最中はですね
どれだけ体中に張り付けられた
センサーとか管を引っこ抜いて逃げ出そうかと
本当に思いましたけど
そんな時にこそ皆さんの声や家族のことを思い出して
頑張りました
9時半から手術が始まって
最初は12時ぐらいで終わるって言われたんですけど
蓋を開けてみたら1時40分
1時間40分もオーバーしているぐらいの
結構な大手術だったみたいで
翌日先生が会心に来てくださったんですが
先生役は言葉を選ばずに言えば
本当にしぶといやつでしたという言い方をして
ただその顔を見ると本当にやりきったぜというような顔で
おっしゃってくださいました
ですから本当に大手術だったんだろうなというふうに思いました
これからまだまだ術後の通院はあるんですけども
このまま何事もなく過ごせることを祈りつつ
そして見守ってくださった皆さん
そして医療関係者の皆さん
全ての皆さんに本当にお礼を言いたいと思います
ありがとうございました
これからもクリエイターエコノミーニュース
頑張って毎日配信していきますので
どうぞよろしくお願いいたします
一時操作をちゃんと確認するメディア
クリエイターエコノミーニュースでは
カグアが毎日クリエイターエコノミーに関するニュースを
ブックマークしていく中で
心揺さぶられたものをお届けしています
毎日の収録配信と週に1回の無料のニュースレターと
不定期の無料の限定公開配信の
3つの媒体で配信しています
ぜひお好みのものをフォローしてくださいますと
嬉しいです
入院中何気に一番辛かったのは空気ベッドでした
本当にこう座る場所によって
もごもごへこむ場所が変わるので
なんか落ち着かなかったですね
健康にはお互い気をつけていきましょう
というわけでいってらっしゃい