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こんにちは。新年おめでとうございますと言ってもだいぶ遅くなりましたが、
新年のご挨拶、本年も心よりよろしくお願い申し上げます。
瞑想マイク、スピーカーのそるくら黒沢峰明です。
どうぞお付き合いください。
新年1月5日から店舗の上から漏水がありまして、色々と対応していました。
現在も店舗は休業状態で、大切な未来のお客様とか環境のために、しばらくお休みをいただくということでやっています。
その間に色々考えていた結果、久しぶりのマイクになるんですけど、考えていたのがアイデアのつくり方っていうのを考えていて、
よくアイデアのつくり方どうやってそんなに思いつくんですかって言われるんですよね。
これはよく言われるんですけど、アイデアに関する本を読んだのもあるし、
実際に例えばイタリア料理だったら、イタリア料理に関する本を読んで、
シチリア島にはイワシミ、パン粉とレーズンと松の実を混ぜて、
オレンジジュースとオリーブオイルで詰め物にしたオーブン焼きの料理があるんだなとか考えたら、
それを真似るときに、例えばオレンジジュースを和柑橘のジュースにしてみたりだとか、
あとは松の実をくるみにしてみたりだとか、そういうちょっと置き換えるアレンジというか、
そういったものはしやすいと思うんですよね。
今まで自分が得た知識から何かを置き換える、何かを組み合わせるということですよね。
そのアイディアの作り方とかという本に書いているのは、基本的にアイディアというのは、
今まであったものと今まであったものの新しい組み合わせであるということが書かれていて、
私自身はこれはだしで食べるチキンカツという人気メニューがあるんですけど、
それを中学生ぐらいの時とか高校生ぐらいの時に、おそらく実家の飲食店で、
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お店でどうしても試食をしている機会があったので、よくチキンカツを食べたんですけれども、
そのチキンカツって広い意味でいうと揚げ物じゃないですか。
小麦粉をまとった、もしくは卵と小麦粉の衣をまとったサクサクの揚げ衣がついている。
もちろん原理的には違うんですけれど、
天ぷらも同じ、卵と小麦粉と揚げ物であるというところが一緒で、
天ぷらのようにチキンカツを食べればいいじゃないかということで、
当時中高生だった僕がチキンカツを天つゆにつけるということをしたんですけれども、
一個抽象的な段階から、例えば揚げ物という栗から、
もしくは先ほどみたいに柑橘のジュースという栗から、
柑橘という栗から何か概念を一つ持ってくるというのが僕の上等手段なんですけれども、
抽象と具体のトレーニングみたいなものって今すごい必要だと思っていて、
本もちょっと用意しているんですが、どちらかというと抽象思考を従う人間なんですよね。
一つ上のグループ、例えば人について考えるんだったら、
札幌人として考えるのか、北海道人として考えるのか、日本人として考えるのか、
もしくは人間として考えるのかみたいな、
ホモサピエンスとして考えるのか、ネアンデルタール人として考えるのかみたいな、
そういう一個か二個か上の概念にしてパターン化したがる人間なんですよね。
あまりにそれをやっていると時に具体が見えなくなることがあって、
その具体が見えなくなるときにどうするかというのが、
無理やり具体を一個決めるということなんですよね。
それが一個決まることによってひもづくアイデア、類似性とか関係性が浮かび上がってくる。
それによってアイデアというものが仮に浮かんでくるんだとしたら、
それは一個やり方なのかなと、これはあくまで僕の個人的な方法なんですけれども、
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そんなふうに考えています。
既存のものと既存のものの新しい組み合わせということなんですけれども、
それはつまりどういうことかというと、既存のものをまずは知らなければいけないということですよね。
アイデアが来ないな、来ないなと思っているときは、
僕はインプットが足りないんだなと思うようにしていて、
特にインプットでもコンテンツをあればあるだけ消費してしまう人間ではあるので、
一つの例えばラジオというコンテンツを聞き切ってしまったら、
違うコンテンツ、例えばラジオだったら音声コンテンツですけれども、
今回は聞き切ってしまったのは歴史に関係のコンテンツを90%以上聞き切ってしまったんですけれども、
ある番組のコンテンツですね。
だから違うジャンルのコンテンツにしてみようとかのはちょっと考えるんですよね。
それが広い意味でもしかしたら教養につながるのかもしれないし、
社会を見る力になるのかもしれないしと思っているので、
ちょっと最近はそんな勉強がしたいなと思っているところです。
一つのアイディアの作り方でいうと、
日本酒もしくはお酒に対して相性のいいペアの見つけ方みたいなものがあると思うんですけれども、
それもすごく同じ要素を含んでいて、
合う日本酒がわからないんですよねっていう、
もしくは合う食事がよくわからないんですよねっていうのがあると思うんですけれども、
まず最初に食事でも料理でもいいから、
まずその全体像を把握してみるということだと思うんですよね。
既存のものと既存のものの組み合わせがアイディアだったとしたら、
もう自分の中でその食べた飲んだものを既存のものにしてしまえば、
それがアイディアのもとになってくれると思うんです。
だから日本酒だったら、香りでいうと青りんごの香りだったりとか、
あとは穀物の白米の香りだったりとかってやることによって、
相性がいいものがわかったりするかなというところです。
その辺はまたおいおい日本酒ですとかペアリングの機会にやっていけたらなと思います。
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さて、ちょっと新年の抱負というところを考えていなかったのが悔やまれるところですが、
今後またやっていきたいと思います。
この放送は自分の脳内を瞑想20分の直後の10分間でお話しするということで、
自分の脳内の言葉を口に出す形で言語化するというトレーニングでやっております。
自己完結型の番組ではありますが、お聞きくださいましてどうもありがとうございます。
それではまた次回お会いしましょう。さようなら。ありがとうございました。