Cra出しRADIO初のゲスト回でお招きするのは、京都で金属工芸を営む須藤拓(すどうひらく)さん。ConCraのコンセプトに作り手からのクリティカルな視点を持ち込んだ、ConCra立ち上げメンバーの一人でもある須藤さんに聞く金属工芸の世界。前後編でお送りする初回は、須藤さんがなぜ金属工芸の道を志すに至ったのかに迫ります。京都の任天堂旧本社をリノベーションしたホテル「丸福樓」から初のリアル収録。
今回の話題:
金属工芸と一言でいっても細かく分業化されている/古美術品の修繕/使うために直すことと文化財として現状を保つことは別のアプローチ/修復・修繕・復元/江戸時代の品を当時に近い技術で直す/作り手の癖がモノに出る/茶道具修繕の仕事を多くやっているが、お茶の世界で金属工芸は決してメジャーではない/小学生の頃は大工になりたかった/木を使ってモノを作ることに憧れ/楽器職人もカッコいい/プロのための道具を作るプロに憧れた/ドイツにはマイスター制度というものがあるらしい/テレビでたまたま観た象嵌に衝撃/日本の工芸のことを知らなかったことにショックを受ける/工芸の学校に入学/木工よりなり手の少ない金属工芸を専攻する/木工は生活の一部に入っていけるが、金属の日用品は工業が担っているため、金属工芸は日常生活に入っていくことができない/金属工芸に何ができるのかを探るためにパリを目指す/フランスに行って再度日本の工芸技術の高さを思い知る
美術工房 空心(須藤拓工房サイト)
https://kushin.jp/
須藤さんがConCraで行った事例|父から譲り受けた時計に自分を刻む
https://concra.jp/stories/detail2
丸福樓
https://marufukuro.com
ConCraプロジェクトの詳しいコンセプトは公式サイトへ。
https://concra.jp
そしてここに掲げているコンセプトのもと、実際にモノを作っていこう人が集まるオンラインコミュニティであり実験場 ConCra Collective(コンクラコレクティブ)が2022年3月1日にオープンしました! 興味のある方はぜひお気軽に参加してください。
https://basic.motion-gallery.net/community/concra/
#concra(twitter)で感想、質問、リクエストなどお待ちしています!
パーソナリティ:岩田篤 蔡海 福原志保