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2021-08-22 12:00

#28 ブルーギルについて熱く語ってみた。

2021.3.26収録。
こんばんは♪ちょぼ先生です。
夜のホームルームの時間です。
今日はブルーギルについて語りました。
みなさんはブルーギルを知っていますか?
外来生物のことは、非常に難しい問題だと思います。
正しい知識を持って、ちゃんと考えないもいけないですね。
明日はお休みの人が多いですかね?
一週間お疲れ様です。
それではまた!
おやすみなさい。
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皆さん、こんばんは。元高校教員のちょぼ先生です。
今日も、夜のホームルーム始まります。よろしくお願いします。
ちょっと今日は、お出かけしておりまして、今、家路に向かって高速道路をひた走ってるんですけども、いつもより何かロードノイズがすごいと思いますが、ご了承いただいて。
今日の夜のホームルームのお話のテーマなんですが、お魚について。
この間、酒についてお話しましたけど、お魚編ということで、生物雑学というか、お魚についてお話したいと思います。
何のお魚かというと、皆さんブルーギルという魚を知ってますか?
カタカナなので、ブルーギル、ブルーって青いですね。
日本の魚じゃないのかなという感じはしますか?
その通りで、北米原産です。カナダ、アメリカを生まれの魚で、ブルーギル、青いエラという意味がありまして、
バスズリする方なんかは、ダム湖や池や湖とか行くと、必ずブラックバスとセットでいるというイメージがあって、ゲイドゴで連れてくるみたいなね。
ブラックバスを狙っててギルが連れてくるみたいな。みんなからギルギル言われてますけども。
エラ自体は赤色なんですけども、体色が緑がかった、青色がかった色をしているので、それから獲られたんじゃないかと言われてます。
先ほどもあったように、北米原産なので、出身がアメリカ、カナダなんですね。
じゃあどうやって、陸続きでもないですから、海挟んでますし、どうやって来たのかというとですね。
1960年に当時の皇太子、秋人信の今の上皇様が、アメリカを外遊中、アメリカを外遊中だから、シカゴの市町から寄贈された15匹のブルーギルを寄贈され、日本に持って帰ってきまして。
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天皇家は、生酢の研究であったり秋人信様とか、水産関係の研究をやられておりまして、水産研究所に持って帰ってきて、静岡県の一匹湖というところに放流されたというのが最初なんですね。
パイオニアというか、一番最初のブルーギル15匹は天皇様が、今の上皇、陛下がもらってきてのが始まりなんですね。
皆さんのお住まいのところ、いろいろあると思いますが、北海道から、果手は、下は、南は、沖縄まで、47都道府県、全県にいます。
これがですね、三重大学の河村教授という方が、ブルーギル全部のDNAを解析しました。
全国にいるブルーギルのDNAを解析したら、全てルーツは天皇が連れてきた、天皇が四国の市長からもらった祖先なんですね。
すごくないですか。最初に連れてこられた15匹が、全国にいるブルーギルの全てのルーツです。
これ、めちゃくちゃ増えてないですか。放流したというと、一匹湖から、いろいろ連れていった人がいるかもしれませんが、全てDNA解析すると、ルーツは全て、四国からもらった15匹。
これ、またすごい増えましたよね。
ブルーギルは、ブラックフォースみたいに60㎝や70㎝とか、そんなに大きくはなりませんが、雑食性なんですね。
雑食というのは何かというと、植物性のものも食べるし、動物性のものも食べる。
メインは甲殻類とかエビとか、スジエビとか、あと小魚だと思うんですけど、植物性のものも食べるから、あと卵も食べますよね、ブラックフォースとかね。
そういう意味では、肉食性のブラックフォースよりも、結構何でも食べるから、どこにでもいるし、そんなに遊泳能力は優れてないんだけど、結構何でも食べるから、増えやすいというのがあるので、
だからそこまで増えたのかなということなんですね。
特に専門に狙っている方もいらっしゃらないし、バス釣りだったら有名ですけど、ギル釣りなんてあんまり行かないですもんね。
あんまり商用価値というか、釣りの対象にもなってないし、もちろん食用ともなってないから、
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いまいちギルの存在感、存在感あるけどね、いっぱいいるから、なかなかどうしたものかなというところがありますね。
それで生態系を脅かすので、在来の生物、日本産のものを食べたりとかね、一従式個体数を減らしてるんじゃないかというふうに懸念されて疑われてますので、
特定外来生物法という法律で取り締められて、特定外来生物に当てはまってますから、ブラックバスも入っているし、アライルマとかね、オオハンゴンソウとかたくさんいるんですけども、
特にその生態系を脅かすということで、ブラッククリストみたいなのが入っているわけなんですね。
ブルーギルをご家庭で飼いたいとか、それを生かしたまま輸送したりだとか、売買すると犯罪になりますから、皆さん気をつけてください。
そういった特別な法律で、それはダメだよという種に入ってますから。
ということで取り締められてるし、特にギルズリみたいな商用目的のものでもないし、食用でもないということなんですね。
どういうふうにして駆除すればいいのかというものもね、人間が連れてきましたからね、
天皇さんが連れてきたから、損託しないといけないし、ということで。
でも、食用にはされてないと言ったんですけど、ギル美味しいですよ。
これ本当に食べてみてください。
綺麗なところで住んでいるギルも食べた方がいいんですけど、
その辺にいる資水域の池とかで採ったやつって、あまり努力したいので、あまり食べる気はしないと思いますが、
ブルーギルは美味しいです、普通に。
味があります。しっかりした味がある。
ブラックワーサンは割と淡白な味がするんですけど、ブルーギルはしっかりした味があるんでね、これはおすすめです。
どうやって食べればいいか。
フライとかムニエルで食べるのが一般的で、それが人気があるんですけど、僕はフライがおすすめで、
ギルをさばいて切り身に大葉とかチーズとかを切り身の上に乗せてくるくると巻いて、
爪楊枝刺して揚げる、この大葉巻き、チーズ巻きギルフライが僕はおすすめです。
これ本当に美味しい。
味がある。
伝わらない方も知らないけど、結構しっかりした味があるんですよ。
ハタとかね、高級魚って言われるものって割と淡白でね、真っ白な身がきれいだけど、味がないじゃないですか。
何ものにも染まらないから、煮物とかに合うんだけど、ギルはしっかりとした魚の味がついてるんですよ。
見た目でグロテスクだし、なかなかそんなに持って帰ろうみたいな感じは起こらないかもしれないですけど、一回食べてみてください。
ギルの大葉巻き、チーズ巻きフライ、これは美味しいですからね、ぜひ試してみてください。
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こういう風にしてね、法律特定ガラとか駆除しましょうっていう感じで、取り締まられてる感じはブラックリストみたいな感じでね、締めてや!みたいな感じじゃないですか。
でも魚は魚で、別に連れてこられたっていう感覚はないかもしれないし、一生懸命生きてるから、
だから一匹釣ってギルやから殺そうみたいなね、それで駆除するっていうのはちょっと意味が違うのかなと。
それはただの残虐だと思いますので、確かに総合律で定められてるんだけど、どうしたもんかなっていう、本当に難しい問題だと思います。
そういった生態系を脅かす、もともと日本にいる魚とかね、いろんなものを脅かすということで取り締まってるけども、
そもそもしっかりとした昔の環境に戻すこと自体が大事なのかなと思います。
確かにブラックワース、ブルーギル、連れてこられました。
で、日本の在来生物を食べて、それは影響があるかもしれないですけども、他の日本の産を魚類を獲る漁師さんにとってれば商売上がったりかもしれないけども、
それ以前のちゃんとした環境を戻すこと。
今ね、いろんな潜在の流したりとか、工場排水流したりとか、土地切り開いたりとか、こういうこともしてるじゃないですか。
全部が全部外来生物っていうか、連れてこられたものに全部悪者だって、全部なすりつけるのは良くないなと思いますので、
もともとあった環境に戻すことが大事なのかなと思います。
そのため、そんな生き物に対して、確かに食べるけど、彼らは彼らで必死ですから、ということで、難しい問題なのでね。
外来生物のこの問題に対しては、もっと時間割いてゆっくり話したいかなと思います。
今日はブルーギルについて話しました。
本当に身近にいます。どこにでもいます。
すぐ簡単に釣れることができますから、ミミズとか浮き釣りで釣ったらすぐ釣れますので、ぜひ今度食べてみてください。
大葉巻き、チーズ巻き、ギルフライ、これ本当におすすめですから、皆さん一回食べてみてください。
必ず経験とか体験した方が身につきますし、食べたら食べただけ、みんな教えてあげてください。
意外とうまいよ、みたいな。
これはこういった日も広めていきたい。
本当に公開されているところが多いから。
ということで、今日はブルーギルについてお話ししました。
明日はお休みですか、土日ですかね。
なのでゆっくり休みましょう。
それではバイバイ、おやすみなさい。
12:00

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