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  2. #372 草むしりを克服した雑草..
2023-02-10 07:38

#372 草むしりを克服した雑草〜雑草界のカメレオン〜

2023.2.10収録。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、擬態雑草についてお話をしました。
それではまた。

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00:26
はいみなさんこんばんは、こんにちは元公立高校理科教員のちょぼ先生です。
2023年2月10日金曜日のちょぼっとサイエンスのお時間となりました。皆様いかがお過ごしでしょうかということで、
今日は金曜日ですね。1週間お疲れ様でしたと言ったところですかね。まあ週末皆さん何しますか?私は休日にですね庭のお手入れとかもね
するんですけども、このねクソ寒いのに雑草ってね生えてるんですね。それがねすごいねびっくりしたなということと、
雑草って本当に世界最強だなっていうねぐらいのね、もう生存戦略に長けた生き物だなぁと思うんですけども、
今日はですねその雑草についてねちょっとねお話したいと思うんですけども、どんな雑草かというとですね、雑草は雑草でね大変だと思うんですよ。
何があってね、草むしり我々しますよね。草むしり何度も何度も行われる草むしり、草取りからですね、身を守らなければならないですよね。
そういった時にどういう戦略を取っているのかということなんですけども、昔の農業とかって機械とかもないですし、除草剤もないから人間の手で草むしり、草取りをしてたわけですけども、
特にね、よくね、その農業の中で本当によく抜かれる、よく草むしりをする農業と場所といえばやっぱり田んぼだと思うんですよね。
田んぼを作って、あぜ道とかも整備しようがないと、なかなか全部の様子を見れないし、もう何度も何度もね、草むしりとか草取りをしてたので、雑草にとってはですね、非常に生きていく上でですね、
大変なリスクがありますよね。もうめっちゃ抜かれるやんみたいな、ここまでやってね、出資で作って、質を残そうとしてたのにまた抜かれたみたいな感じで、そういったことをオフェンス、デフェンスの攻め合いみたいになっておりますよね。
で、稲のね、その田んぼに植えました。稲の間と間にちっちゃいね、もう本当に背の低いやつが、あの雑草に出てきたら身を隠せるかもしれませんけども、中には大きい個体もいるわけで、じゃあ大きい雑草では逃げ場がないですけども、この大きな雑草の田んぼっていう場所は非常に草むしり、草取りをされるけど、
じゃあ大きい個体はどのようにしてそれを逃れてきて子孫をつないできたのかということなんですけども、ここでですね、ご紹介するのがですね、タイヌビエというね、稲荷の雑草なんですね。今日はこのタイヌビエにスポットライトを当てたいかなと思います。
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タイヌビエということでですね、稲荷の植物なんですけども、ヒエとかの、その族がそこなのでヒエとかのグループと一緒なんですね。このタイヌビエをめちゃめちゃ抜かれるし、どうした、どうしてその逃げ場がないところなんですけど、どうしてこう命をつないできたのかというとですね、このタイヌビエの姿、形を見てほしいんですけども、稲とそっくりなんですよ。
その田んぼに植えた稲とね。なので、見分けがつかないんですよ。さらに稲よりも早めに成長するので、あれ、稲これみたいな感じなんですよ。
で、稲とそっくりに頬をつけたりとかするんで、見た目がめちゃめちゃ一緒なんですよ。そうするとですね、悟りしないですよね。だって稲と一緒だから、せっかく植えてね、田んぼ育ててお米にするのに抜いてもうたら意味ないじゃないですか。だから同じね、そっくりな形してたら、あ、これ稲だから抜いてあかんわみたいな感じでね、素通りしますよね。
カメレオンみたいな感じで、後ろの背景に紛れるカメレオンのごとく、要は稲とそっくりの形に変身するんですね。こういった雑草ですね。擬態雑草という風に言うんですけども、そのようにしたらですね、抜かれませんから。
なんでこういう風に似たような姿になっていったかというとですね、何度も何度も何度もね、草取りが行われているうちに、稲に似ている個体が残っていった。
タイヌビエだったんだけど、より稲に似ているタイヌビエが残っていったからこそ、これも自然選択ですね、自然選択の進化の話ですね。
偶然本当にそっくりなものが残っていって、それが子孫を残すことに繋がったから、今でも残っているし、稲とそっくりの形をするタイヌビエというのが、擬態雑草として残っているということなんでございますね。
このタイヌビエね、稲よりも早めに成長して、稲が穂を付ける前に、自分が穂を付けて種子を散歩するんですよ。
稲が成長して稲返りする頃には、タイヌビエはもう種子出しまくっているんで、もうOKなんですよ。
もうそこで子孫を残しているから。
だからその時に気づいて、まあ抜いたとしても、もう時すでに遅しなんですね。
まだ次の年にはまた生えてきますよという感じですね。
稲よりもスピードアップして早く成長し、さらに稲が穂を付ける前にもう種子散歩しちゃうみたいなね、そういった素晴らしい生存戦略を持っているんですね。
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さらにタイヌビエが生えている田んぼはですね、非常にね、出来上がったお米が痩せているとかね、黒くなっているとか、黒点できているということでね、
割とタイヌビエってね、もうしたたかな戦略プラス、稲の栄養分を取っちゃってるんですよね。
なかなかこいつらすごいよ。
もう稲と同じような形に化けて、さらに栄養分を吸いちゃうというね、もうすごいよね。
頭いいというかね、植物っていうのをそこに根差したら、もう動けないから筋肉ないんで、その中でも同じ形にしてしまえば悟りされへんやんみたいな、
そういった感じで進化を繰り返してきて、今も命を繋いでいると思うとですね、もうなんかすごいなというふうに思いますね。
雑草は雑草で考えてね、生きるためにはどうしたらいいのかというのを考えながら生きてるんだなということをですね、
このタイヌビエからね、知ることができましたねということでね、まあ自分の庭に生えてたら抜くけどね、雑草抜きますけども、雑草って結構強いですし、すごい生存戦略を持っているので、
そういったものを深く考えてみると、進化っておもろいなということと雑草すごいなということがわかってくると思いますので、
それがですね、このタイヌビエで知ったという感じですかね、ということで今日はこの辺にしたいと思います。
それではみなさん、さよなら、バイバイ。
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