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2022-12-08 12:17

#329 [レター返信]コアラと人間の指紋はすごく似ている理由

2022.12.5収録。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、コアラの指紋についてお話しました。
それではまた。

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00:25
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教有SPPのちょぼ先生です。
ちょぼ先生の教室、2022年12月5日月曜日のホームルームの次回になりました。
皆様いかがお過ごしでしょうかということで、
最近ですね、オープニングトークはね、いつもワールドカップの話をしてるんですけども、
今日の未明ですね、日付は火曜日になっておりますが、
運命のクロアチア戦ということでね、ノックアウトステージ1回戦ということでね、
これを勝てばですね、日本は初めてベスト8ということで、
新しい景色というキーワードでね、森安監督は言っておりますけども、
新しい景色を見えるのかどうかと、見せてくれるのかどうかということが、
今日の未明に決まるという感じなんですね。
アジアでですね、ベスト8を経験したことがあるのは、
2カ国のみと、56年前の北朝鮮と、日韓ワールドカップの時の韓国ですね。
しかいないということでね、なかなかね、アジアはサッカーね、
なかなか厳しいね、戦いが待っておりますからねということで、
楽しみにしたいと思っておりますということですね。
ということで、今日はですね、嬉しい嬉しい、
レターンをですね、いただいたので、
それに対してですね、返信、収録、配信という感じでしたいと思います。
レターンの方を読ませていただきます。
チョボ先生、こんにちは、こんにちは。
月経時のお話でお世話になりました。
ひろっちです。
ひろっちさん、いつもありがとうございます、本当にね。
今回はコアラについて。
コアラの指紋は、電子顕微鏡で見ても、人間の指紋と区別がつかないほど似ているようです。
わかるようであればその理由を、そうでなければ事実だけでも良ければ、
配信で紹介してくださいということのレターンをいただきました。
ありがとうございます、本当にね。
指紋です、コアラの。
皆さん、コアラにね、指紋があることはご存知でしたか?
はい。
これね、哺乳類数多くね、いますけど、
今ね、新世代は哺乳類の時代ですけども、
指紋のある動物っていうのは非常に少ないんですよね。
類人猿のシンパンジーとかね、類人猿とか、
ユータエルイ、コアラはユータエルイということで、
ユータエルイっていう哺乳類のグループに属してるんですけど、
他のカンガルーとかですね、そういったものにはありませんし、
なぜコアラだけ?
なぜコアラと人間は似てるの?というお話なんですけども、
03:04
これですね、生物学的に言うとですね、
ある生物学的用語が当てはまっておりまして、
修練進化って言うんですよ。修練進化。
これですね、紀元の異なる生物に由来する器官や形態が
進化の結果、互いに似てくる現象を修練進化と呼んでいるんですね。
有名な例としましてはですね、
コウモリの翼とか、蝶類の翼とか、
そういったものはですね、紀元の異なる爬虫類や哺乳類の前足から
独立に進化したもので、修練の進化としてしばしば引用されるということですけども、
あとはですね、我々の目の仕組みとイカの目の仕組み、カメラ目ね、
そういったものとかですね、このコアラの指紋と我々の人間の指紋もですね、
修練進化の例なんですね。
全然生活背景とかも違うし、紀元とも全然違うのに、
イカと我々なんてね、軟体動物と脊椎動物ということで、
そういった動物の分類も違うし、海の中と我々陸上に住んでいるけど、
カメラ目ということで目の構造も似ているということでね、
全然紀元も違うのにだいたい似てくるみたいなね、
そういったものを修練進化と呼ぶんですけど、
これの一種ですね、このコアラの指紋というものもね。
このコアラに何で指紋があるのかということなんですけど、
我々もちろん指紋ありますよね。
この指紋がもしもなかったらどうなのかということなんですよ。
指紋がなかったら、指紋がなかったらですね、
例えばこの指に全部にビニール袋とかはめ込んでね、
指紋をなくしてみてください。
それで紙とかをめくってみてください。
めちゃくちゃめくりにくいですから。
この指紋があることによって滑り止めになりますし、
何で指紋つくのかというと常に指先から分泌物が出ているので、
脂肪を含むものだから残りやすいんですよね。
なので指紋検査とかしやすいんですけど、
指紋がなかったらですね、
いろんなものをつかむときに滑っちゃうし、
非常につかみにくいんですよね。
コアラって何食べてると思いますか?
コアラってユーカリの葉を食べてますよね。
ユーカリの葉を持ってつかんで食べたりとか、
それをもぎ取って採集したりしてますから、
そういうときに指紋があったほうが有利なんですよね。
だからそういった食べるものがユーカリの葉っぱを食べてるから、
そういった手先の器用な細かい作業をするから、
進化の過程で指紋を獲得していったのかなということが言えるかなと思います。
06:05
チンパンジーとかそういった樹上生活とかしているものは、
木に登ったりしますからですね。
そういったことで指紋をついていたからね。
我々の祖先もチンパンジーと共通の祖先から枝分かれして、
ルイジンやエンジンとかアオステラピティクスとかね、
そういった人類が誕生していたわけですけど、
そういった祖先の流れを組んでいるので、
もともと樹上生活していましたし、
サハラ山北になってヒマラヤ山脈ができて、
乾いた風がアフリカ大陸に吹き込んできて、
どんどん草原になってしまって木が少なくなってしまったんですけど、
もともとはたくさんジャングルがあったからアフリカのところにも、
だから樹上生活していたので果実もぎ取ったりとかね、
そういった手先の器用な作業がいったから、
シモンがそのまま残って、どんどん進化していって、
シモンのある人類になっていたのかなという感じで、
それが修練進化なんですけどね。
ここで人間とコアラのシモンというのは、
本当に観識の人が見てみても非常に似ている。
本当に目分けがつかない。
オーストラリアの観識の声明で、
もしもこのシモンがコアラが犯した事件かもしれない、
本当に嘘か本当かわかんないけど、
そういった事を声明出したりしているので、
非常に似ているんですね。
ここで私はちょっと引っかかるのは、
コアラのシモンが人に似ているのではなく、
人のシモンがコアラに似ているの方が、
しっくりくるのかなと思います。
なぜこういうことが言うかというとですね、
哺乳類というのは、さっきも言いましたけど、
有体類に属しているわけですね。
哺乳類の有体類というグループにコアラ属しております。
哺乳類って代別すると、
真珠類、有体類、炭鉱類の3つに分けられるんですね。
炭鉱類はカモノハシぐらいしかいませんけども、
カモノハシ、炭鉱類、有体類、コアラとかカンガルーね、
真珠類、我々、
要は有体類と炭鉱類以外は全て真珠類です、哺乳類はね。
この有体類っていうのはですね、
我々よりも先輩なんですね。
我々ってホモサピエンスの偉そうなことを言ってますけど、
我々が地球の中心だっていう風に思ってるかもしれないですけど、
地球の歴史にとってみれば、
我々なんて本当に新山者で、ルーキーなんですよ。
我々誕生してから20年から30年しか経ってないから、
まだまだ新人なんですよ。
まだ2、30万年前しか生きてないんですよね。
2、30万年しか生きてないから偉そうな顔すんなよみたいな感じなんですよ。
その点コアラはですね、
哺乳類の共通の祖先から真珠類と有体類が枝分かれしたのは、
09:02
なんと1億年前なんですね。
有体類のコアラの祖先はですね、
4500万年前ぐらいに誕生したと言われてて、
ディプロノドンと言われるですね、3メートル近いね。
本当に調べてみてください。
バケモンみたいなでかい哺乳類なんですよ。
それがコアラの祖先と言われてるんですね。
南アメリカ大陸、南極、オーストラリア大陸が陸続きだった頃に、
南アメリカ大陸にいたディプロノドンが入り込んできて、
海陸移動で分かれていって南極と南アメリカ大陸が分かれました。
南極とオーストラリア大陸が分かれていった時に、
有体類っていうのは4500万年前ぐらいかなに、
オーストラリア大陸で枝分かれ、大陸移動していって、
そこから独自の進化が遂げてきたんですね。
山ほど有体類っていたんだけど、
ほとんど神獣類が幅を利かせて絶滅しちゃいました。他の大陸ではね。
だから残ったのがオーストラリア大陸っていうことで、
4500万年前からずっと生きてるわけなんですね。
ずっと独自の進化を繰り返しながら。
なので、指紋の獲得で、
ギブロドウには多分指紋はなかったと思うんですけど、
そこからこう進化をして、だんだん生きていくうちに、
ユウカリの葉っぱを食べたりとかね、戦略上ね、
他のやつ食べないから毒あるし、
そういった細かい作業をしていったうちに、
祖先から枝分かれして指紋を獲得したということですね。
多分指紋を獲得したのは、
コアラのグループの方が我々よりもずっと早かったんですね。
だから結果的に、今人が色んな解析とか科学技術をして、
指紋に似てるなっていうことを判明して発表してるけど、
そもそもコアラの方が先で、
コアラに我々が似てるんじゃないかっていう方の方が、
進化の過程から言うと、しっくりくるのかなというふうに、
私は思いますねということで、
答えになったのか分かりませんけども、
コアラには指紋があるということと、
他のユウカリにはほとんどありませんということと、
これは修練進化っていう生物学的にも当てはまる用語言葉なんですね。
それで、我々が似てるんではなくて、
コアラが我々に似てるんではなくて、
我々がコアラに似てるのかなっていう、
そういう進化の過程というか、
そういった概念を取り入れていくと、
我々ってまだまだルーキーなんだなということと、
これからどんどんいろんなものは進化していく中で、
そういったロマンあふれる、
進化のストーリーみたいなのを感じ取っていただければ、
幸いかなと思っておりますということで、
今日はネタ変身ということでした。
広瀬さんどうも毎回毎回ネタの方ありがとうございます。
またお待ちしておりますので。
ということで今日はこの辺にしたいと思います。
12:01
それではみなさんさよならバイバイ。
12:17

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