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  2. #539 ベニクラゲは不老不死!?
2023-09-25 09:59

#539 ベニクラゲは不老不死!?

2023.9.25配信。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、ベニクラゲについてお話しました。
それではまた。

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00:26
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。 ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。ということで、
皆さんお久しぶりでございます。本当にね、本当に9月収録するのね、 2回目ですね。気づいたらもう25日ですよ、みたいな感じなんですけども。
9月はですね、自分のことなんですけど、激無でですね、もう多忙につき収録する時間もなく、体調もね、崩しておりまして、謎の喉痛でですね、
顎かな?顎の下、首あたりか。首のね、鎖骨か腸脈あたりとかですね。 リンパ栓も腫れてしまいましてね、喉が痛くてですね。
体調も崩してたっていうのもあるんですけども、1回ね、もう収録ええかなっていうね、配信止まっちゃうとですね、人間は悪い癖というかね、そういう習慣が身についてしまうとですね、
ええかな?みたいなね、感じになってしまいますね。本当にね、ここまでずっと続けてきましたし、復活ということでね、本当に忙しかったっていうのもあるんですけども。
復活ということでですね、今日週始めですか、月曜日からね、頑張っていきましょうと言ったところですね、私はね、死んでおりませんということでね、今日はですね、
不老不死のお話をしようかなというふうに思っております。 今日ね、取り上げる生き物はですね、ベニクラゲでございます。
ベニクラゲ、これ皆さんご存知ですかね。クラゲのね、有名な山形県の鴨水族館とかで展示もされておりますけども、
ベニクラゲ、非常にですね、小さいミニチュアサイズの生体になってもですね、体長が1センチにもならないですね、ミニチュアサイズのクラゲなんですね。
体内がですね、淡いピンク色してるんでですね、そこからベニクラゲという名前がついてるんですけども、
日本ではですね、ミキサイの種も結構たくさんいるみたいですけども、大体3種ぐらいですね、一つのグループとしてですね、
認知されております。このですね、小さくてね、地味なミニチュアサイズのクラゲがですね、なぜ注目されるようになったのかというとですね、
1992年のことになるんですけども、イタリア南部のレッチェ大学、今はですね、サレント大学というふうになってますけども、
飼育されていたベニクラゲがですね、全く偶然なんですけども、あることが発見されたんですね。
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このベニクラゲのですね、飼育係の学生がですね、世話をサボったんですね。
長い時間ほったらかしにしてたんですよ。この気持ちも分かります。私もですね、大学時代にブラックバスを買っておりましてですね、
なかなかね、ちょっとサボりがちで、餌を与えるのめんどくさいなとかね、水買いにちょっとあれやけど、ちょっと濁ってやけど、わからないみたいなね、
この気持ちもわからんでもないなと思うんですけども、ほったらかしにしてたんですよ。
恐る恐るですね、やっべー、ちょっとサボりすぎたなみたいなね、恐る恐るね、水槽を覗いてみるとですね、
死体、ベニクラゲの死体が一つもなく、その代わりですね、ベニクラゲの赤ちゃんだらけになってたんですよ。
ね、なんでやろみたいなね、こんだけサボってたのに、なんかもう全部死んでしまってね、もう教授に怒られちゃうかなと思いながらですね、見てみたら、
逆に増えてるやんみたいなね、赤ちゃんだらけやんってことになってたんですよ。
で、これね、なんでこんな風になったのかっていうとね、もうその後ね、ちょっと観察してみるとですね、
もうとんでもないことがわかってきたんですよ。ベニクラゲはですね、歳をとって、そろそろ寿命かなという時にですね、急に若返るっていうことがわかってきたんですよ。
でね、クラゲってですね、まあ卵、受精卵で卵で発生してた時にですね、プラヌラ妖精、これフヤフヤ浮いてるんですけども、そっからですね、ポリップになるんですね。
このポリップっていうのは、キノコの菌糸みたいな感じでですね、無性生殖で増えていくんですね。
性を交換しない、遺伝子を交換しない、オスメスは関係ない、自分だけで生きていくよみたいなね、分裂してどんどん増えていくこと、無性生殖、性がない、生殖、産んで増やすことを無性生殖って言うんですけども、
ポリップっていう段階を経て、クラゲ、今よく見るね、フヤフヤ浮いているプランクトンのクラゲになっていってですね、
受精した卵になって、受精卵になって、プラヌラ妖精、ポリップ、クラゲの生体っていう、こういう一種のサイクルをしているわけなんですよ。
そろそろ寿命かなっていう時に、ポリップに戻る、無性生殖、要は性が関係ない生殖にまた戻るわけなんですよ。
なのでポリップになるからですね、自分一人だけで子孫を残すことができるんですね。
急に若返ってポリップになって、そこからまた成長続けて、また生体になるってことで、若返ることができるってことなんですよ。
今私もね、もうそろそろアラフォーが見えてきましたよ。見えてきたら、気づいたら、高校生でまた戻ってたみたいなね、そんな感じなんですよ。
すごいないですか。なので、不老不死の能力ではないかということなんですよ。
つまりこれはね、また人生やり直せる、リセットボタン付きみたいな、素晴らしい生き物ですよね。
失敗しまったここ、もうちょっと勉強したらよかったのに、とかね、そういうことを思うじゃないですか。
そういう時にリセットボタンが常に備わっているじゃないですか。すごいないですか。そんなゲームみたいな生き物なんですよ。
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不老不死は人類以外の生き物も、永遠の欲しいものじゃないですか。若返ることなんで、不可能じゃないですか。時間を前にしか進めないので。
それなので、地球上にこんな生き物がおったんかということで、不老不死については、ヒドラとか、裸デバネズミとか、いろんなことをこの配信でもやってますけども、
また不老不死の生き物がまたおったで、みたいなね。またそういった配信が増えてきました、言ってきたわけですけども、ベニクラゲも不老不死の能力を持っているということなんですね。
まあ、永遠の命を持っている不老不死、また若返って、また新たなクラゲになるっていうことはね、素晴らしいことなんですけども、まあまあ弱い存在ですよ、ベニクラゲね。
食べられたりとかですね、他の生き物に食べられなければな話ですね。そこはね、うまくバランスが取れているのかなと。
そんな、ずっと言ってたらですね、海中でベニクラゲになってますけども、そういう風になってないのは、逆に教食じゃないですけども、そういった生態系のね、食う食われるのに関係性がありますから、そんなにベニクラゲだらけにはなりませんけども、この能力は不老不死の能力だなということなんですね。
本当にね、弱い立場だからこそ、食べられる立場だからこそ、こういったもう一回ポリポリになって、もう一回クラゲになるっていう、弱いながらも考え抜いた、素晴らしい生存戦略なのかなって、そこはね、非常に評価できるっていうか、非常にそこは素晴らしい能力なのかなということなんでございますね。
これですね、このベニクラゲですね、日本の研究者がですね、最先端でやっております。京都大学の瀬戸臨海実験場の久保田真淳教授がですね、このベニクラゲの研究の第一人者なんですね。
世界中見渡しても、ベニクラゲを継続的に飼育しているのは、世界中探しても、この久保田教授だけなんですよ。
で、この久保田教授ですね、若返り回数、数十回も観察しているのでですね、非常にベニクラゲの研究者がですね、優れた研究者、第一人者が日本にいるということもね、ここも素晴らしいことなのかなということなんですね。
で、このベニクラゲのですね、この不老不死の能力、もう一回若返ってまた新たなクラゲになっていくということで、遺伝子の研究とかですね、失った体の一部を元に戻す再生医療に役立つかもしれないということでですね、このベニクラゲのことからですね、医療界に向けてインスパイアされてね、新たな再生医療の手助けになるんじゃないかというふうにね、
言われております。このベニクラゲの若返りの薬とかね、ベニクラゲをね、研究して若返りの薬がまたできるのかもしれないということでですね、素晴らしい研究者が日本にいるということと、ベニクラゲすごいなと、弱いながらに考え抜いた戦略や若返ってしまえばいいよみたいなね、そんなふうに思うけども、それを本当にやってしまうということがですね、生き物ってすごい面白いなと言ったところでございますね、ということでですね、
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久しぶりながら割とですね、いい感じに配信できましたね。自分で自分を褒めてみたいな感じですけども、またですね、9月も残り少ないんですけども、またですね、配信していきたいと思いますので、引き続き皆さん応援の方よろしくお願いしますということで、今日はこの辺にしたいと思います。それではみなさん、さよなら。バイバイ。
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