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2021-11-25 17:56

旅のラジオ / #030「【岡田悠 出版記念特別放送】出版直後の本を開店直後の本屋で見つけろ!早探し選手権」

旅の話と、日常から旅を生み出す話をします。「旅のラジオ」は、毎週木曜の12時更新です。
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本はこちらから!
10年間飲みかけの午後の紅茶に別れを告げたい ; 部屋をめぐる空想譚(岡田悠)
https://www.amazon.co.jp/dp/430903005X

語り手: Satoru、岡田悠
聞き手: 石川大樹

題字&イラスト: べつやくれい
Presented by デイリーポータルZ https://dailyportalz.jp/


〈現在募集中の投稿コーナーはこちら〉

投稿コーナー①「番組へのおたより」

2人への質問、最近読んだ本、今日食べたもの。
あなたの思いつきを、何でも送ってみてください。


投稿コーナー②「ジングル/効果音」

番組で使えそうなジングルや効果音を募集します。
生演奏でも、電子音でも、ボイパでも、大歓迎です。


投稿コーナー③「世界のさよなら、あなたのさよなら」

『さよなら』を意味すれば、どんな言語でもOK。
テキスト形式でも、音声形式でも、なんでもOK。


投稿コーナー④「生きて帰ろう」

旅行とは、ときにトラブルを伴うもの。
あなたの危険回避の知恵を教えてください。
(例:予備の現金をお菓子の小箱に隠す)


投稿コーナー⑤「あなたの旅の秘かな愉しみ」

旅行とは、自分で好きに愉しむもの。
あなたの愉しみかたを教えてください。
(例:旅行先のゴミを集めてノートに貼る)


投稿コーナー⑥「世界の罵倒語」

世界には、文化の数だけ罵倒語がある。
あなたが知っている罵りの言葉をください。
(例:南スーダン「ヤギ半頭の価値もない」)


投稿コーナー⑦「世界の音」

あなたが録った音をください。なんでもOK。
岡田さんと私が、ただそれを鑑賞します。
(例:イランの便器の音、バヌアツの料理の音)


投稿コーナー⑧「哀しい動物の鳴き声」

虚無を感じさせる動物の鳴き声をください。
作為はNG。哀しみは自然に発生するものです。
(例:たそがれの民家に沁みるヤギの声)


〈投稿フォームはこちら〉
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00:03
Satoruと岡田悠の 旅のラジオ
Satoruさん。
何ですか、岡田さん。
私ごとで恐縮なんですけども。
退職ですか?
退職? 退職の話、ここでします。
確かにね、いきなりね。
退職しません。
退職しない。
本を出します。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
何の本ですか?
タイトルがですね、
10年間飲みかけの午後の紅茶に別れを告げたい。
家を巡る空想譚という、
いいですね。
長い32文字あるんですけど、
という本をね、出すことになりまして、
実はもう明日ですね、このラジオを終了している、
翌日、11月25日に発売されることになりまして、
おめでとうございます。
ありがとうございます。
内容としましては、ちょっとあんま旅とは関係なくてですね、
去年旅行記は出したんですけど、
今回はですね、
おもころで連載しているような、
タイトルになっている記事が、
午後の紅茶のペットボトルが10年間捨てられなくて、
これを捨てようとするというちょっとね、
名作ですね。
愛の物語。
あとはおもころに書いた取扱説明書、
ドコモの取扱説明書を500冊とか読んで、
そこに出てくるドコモ太郎っていう、
メールのサンプルの人物がいるんですけど、
そいつの人生をたどろうみたいな記事とか、
いいですね。
とにかく時間をかけて何かをする、
みたいなものが短編集として7つ。
おもころで出したものが3つと書き下ろしが4つ収録された、
ちょっと不思議な本というか、
あんまりジャンルがよくわかんないんですけど、
一応エッセイですね。
家から一本も出てないですよね、どれも。
それが今回の特徴ですね。
そうなんですよ。
前作は旅行記だったんで、
南極とかアフリカとか世界中に行って、
いろんな人と会うという内容だったんですけど、
今回はもう一本も外に出ないし、
誰も出てこないっていう。
僕しか出てこない。
確かに内省的な、
確かに他人が出てこないですね、これね。
そうなんですよ、他人も出してないので。
だから確かに私は憲法をいただいて、
少し本を読みましたけれども、
これやっぱり岡田さんの良さというか、
病的な感じが現れてる感じで、
人は出てこないけれども、
何か固くされた、擬人化された人が何人か出てきますよね。
ネタバレっていう概念がこの本にあるのかわからないですけど。
そうですね。
さっきのドゴモタロウとかもまさに擬人化。
そうですね。
だから今コロナで1年ぐらい、
今の現代を生きてる人たちは、
同じような気持ちをされてる人がいらっしゃると思うから、
そういう人にとってのは、
岡田さんはこういうふうにフラストレーションを発散されたんだっていう、
一つの病症の表れという感じ。
症状の表れ。
表れとして読むという読み口があるんじゃないかなって、
今思いつきました。
最初はこの本企画をもらったとき、
川出処方針社というところなんですけど、
03:00
そのときは結構コロナ真っ最中。
今よりもかなり真っ最中だったんで、
そういう過ごし方のヒントになるような本になるんじゃないかっていう企画がもともとあったんだけど、
参考にならんっていう。
そうですね。これ参考にすると結構いろんなもの捨てないといけないですよね。
結構仕込みが必要だから。
参考やりたくねえなみたいな。
いやいやでも面白かったですよ。
もともと岡田さんのファンにとっても、
結構これおもころで発表したやつも少し書き足したりとか、
結構遂行して文章は新しくなってますよね。
だいたい2倍ぐらいの分量になってます。
だからああいう今公開されている、今岡田さんがおっしゃったような、
午後の紅茶とか取扱説明書の話とか、
こういうのはもう好きだったら、
その延長線でより面白い話がですね、
バブの20分間の行動を聞くとかですね、
269色を実企画で定められている全部の色を
部屋の中で探すとかね。
あ、岡田さんやりそうってことがバッチリ書かれてて、
期待にそのままミートするような面白さがあるので、
絶対これ読んでいただいたらいいなって思いますね。
結構その前作のゼロメートルの旅が最後部屋で終わるっていう。
そうでしたね。その続きとして捉えることもできる。
ずっと部屋だから。
まあある意味この旅のラジオも、
返協とかそういうのばっかじゃなくて、
近所とかあるいは日常の延長線上に
民を見つけられるかみたいなところも
やっぱり裏テーマとしてはあったりもするんですけど、
それをとことんめっちゃやったらどうなるかっていう。
もう一歩も出ないで書けるかみたいなところは、
一つちょっと挑戦してみたくなりますね。
しかもこの旅のラジオを聞いてたらニヤッとするようなところが、
2,3箇所ぐらいありましたね。
つまりラジオがこれまでの放送に触れられてたやつがね。
はいはいはい。ありましたありました。
こことはあえて言わないように。
そうですね。過去回を聞いてもらう。
そうそうそう。あ、これだってね。
ありましたね。たぶんその企画をちょうどやってるときとかに収録した。
ああなるほどね。だからそういうことを話してってことなんだ。
中身のだってね、面白さがあって。
岡田さんのこと知ってたから。
ちょっと待って。これ結構僕ドキドキしてて。
なんでですか。
前作は旅行機だから。
だったんで、ある程度反応予想できるというか、
ジャンルも旅行機だからわかりやすいし、
こういう人にこう読まれるだろうなっていうのは予測がつく。
なるほど。これはジャンルとしては。
わかんないんですよね。一応エッセイです。
アンラクイス探偵っていうね、スイリー調節のジャンルがありますけど、
これはアンラクイスエッセイみたいなね。
家から出ないで空想を飲みような。
コタツ記事とも呼ぶんですけど。
それはWebメディアの別称ですよね。どちらかというと。
そうですね。取材にも出ないで書く。
コタツ記事だってね、ちゃんと仕込んでいれば大丈夫っていうのは、
これデイリーポータルZの方針でもあったと僕は記憶してますけれども。
コタツ記事万歳特集ってね、去年くらいやってましたよね。
だからじゃあジャンルとしてはコタツじゃなくて、なんだわかんないけどエッセイだと。
一応多分本屋行くとエッセイの棚に置いてあるはずですね。
06:00
でも午後の紅茶の関係のあれとかに積まれてる可能性もあるわけですね。
もしかしたら。
レシピ集とか。
飲食の料理集かな。
でも料理本で10年間飲みかけって言葉は出てこない。
推奨されないでしょ。
ちょっとね、推奨されないからね。
賞味期限ものとかわかんないです。ジャンルないな。
面白いですね。じゃあどのジャンルに置かれてるかっていうのを、
じゃあこれ読者の方に募集しましょうよこれ。
本屋に置いてあったら。
旅行本なのかエッセイ本なのかタレント本?わかんないけど。
これが何?じゃあ明日?そうか今収録してるのは24日だから。
そうですね。
本屋にあるか。
そうなんです。ちょっと不安で。
じゃあ行きますか。
本屋は行きますよ。
本屋行きますか。行ってたから撮りますか。
じゃあ撮って。あるかどうかライブ中継。
ライブはでもダメ変か。ストリーミングは。
ストリーミングはね。
でも明日発表日だから明日これすぐ発表しましょうじゃあこれ。
このラジオ。
そうそうそう。たまたかね。
たまたかね。偶然明日の木曜日と発売日があるじゃないですか。
だから午前に朝一でパチンコやる前に並ぶみたいな感じで。
分かんないけど。
このラジオって公開昼の12時なんですよ。
だからなんとか頑張るんですよ。
おからさま明日は会社?
明日は会社ですかね。
今日行くわけだったんですよね。
じゃあとりあえず電話かけて。電話かけて休みますって言って。
じゃあ明日本屋に行ってその結果を収録して。
もうあまり編集しなくていいですよ。
同時にみんなでZoomかなんかで繋いでやって。
全員行く?
ありましたって。で、なかったらちょっと生き生ちみたいな感じで。
終わりですね。
なかったら。だから。
じゃあ全員3カ所別々の本屋に朝行って。
分かりました。
あるかどうか確かめる。
ブックオフとか行っちゃうと多分ないから。
いきなり日本で言われちゃう人とかいないから。
だからやっぱり新品の本屋ね。
新品の本屋ね。
迷惑かけないようにして。
発売日ってまだ無いこと多くて。
今保険かけるとしてます?
無いこと多くて。
店員さんに僕が聞きますよ。
店員さんに聞いてなかったら本当になる。
ありませんで。
収録してやりましょうか。
全員無かったらどうしましょう。
逆に僕が置きますか。
テロ。
バンクシーみたいな。
バンクシーそういうことしたっけな。
美術館に勝手に自分の作品置いて。
作品置いてね。勝手にサインしちゃうやついたら。
悪書きでしょ。
ダメだな。よしじゃあやりましょう。
やりましょう。
1日後。
11月25日木曜日朝10時です。
09:03
10時です。
本を探そうということで、朝から開店直後の本屋にやってきました。
初めての体験ですね、これね。
今僕が品川区のとある本屋にいるんですけど。
私は港区にある大型の書店におります。
今入口のアルコール消毒液をつけました。
中央区の2フロアの中型ぐらいのものですかね。
いいですね。じゃあ早速探していきましょうか。
行きましょう。じゃあもう入ります。
ありました、ありました。
居坂幸太郎の新刊がありました。居坂幸太郎のペッパーズコースト。
ありました。
いや、岡田さんの本はまだわかんない。岡田さんの本はまだない。
入口入っていきなりおもころの受付さんの本が並べられてます。
あら、変な家か。すごいですね。変な家。
今のところ入口のところには金税とか、やっぱり港区だからそういうビジネス系が多いですね。
めちゃくちゃ広い木の本が積んである。
すごいな。文庫にはまだなってないですからね。文庫本ではないな。
文庫はなってないですね。
そうですね。世界の名建築、歴史図鑑。面白そうですね。
やっぱり文芸系の棚のはずなんだけども。文芸ノンフィクションとかな。
エッセイとか、あと新刊の棚にあるかもしれない。
なるほどね。新刊の棚か。
なんかバックグラウンドミュージックがいい感じに流れてますね。
誰の本?
多分僕の。
いいですね。いいですね。
エッセイっていうのがあるんですけど、女性エッセイ、タレントエッセイ、コミックエッセイ。
タレントエッセイ?
タレントじゃないエッセイの文字のエッセイはちょっと排除されてるのかもしれない。
厳しいな。厳しいな。マーケティングが露骨に反映されてる感じ。
どこにあるのかな?難しいな。
ちょっと嫌な汗をかいてきたな。緊張してきたな。旅の本かな?旅の本。
あったあった。
あった?
ゆるめる準備と考えるOLさんの頑張らないことを決めたの間にあります。
女性エッセイコーナーです。
女性エッセイコーナーって女性っぽい名前だからね。すごいじゃないですか。ちょっと私も頑張って倒さないとな。
12:08
平積みで。
平積みで?すごいじゃないですか。あ、ゼロメートルの旅がありましたよ。ゼロメートルの旅が置いてありましたよ。
地図にない国を行くって本の隣にゼロメートルの旅が置いてありましたね。素晴らしい旅の本の、ちゃんと旅コーナーの中にありますね。
やっぱりビジネスショーが非常に多いな。話し方が9割。
新日本とか、やっぱりベストセラー、ずっとあるんですね。中村哲さんのアフガニスタンの診療所からこれ名調ですね。
サピエンス全史、これも川手書房ですね。いい本がいっぱいありますね。
バラクオバマ、約束の地。
真剣に探しすぎてめっちゃ静かになっちゃった。
藤原マリナさんの特集してますよ。無駄作りの。
三冊も本出してる。
フォーブスの隣に置いてありますね。すごい組み合わせだな。
すいません。今日出た本で今探しているものがあるんですけれども、あの辺りの新刊のところに置いてありますかね。
川手書房の10年間飲みかけの午後の紅茶をっていう。タイトル言い間違えたかな。
午後の紅茶って今日発売だった本なんですけども、10年間飲みかけの午後の紅茶に別れを告げたい。
あります?まだ売り場に出てないかもしれない。あ、わかりました。ありがとうございます。
売り場に出てないけどあるかもしれないと。
でもこうすると、これ買わなくちゃいけない流れだな。
ここまでして、すぐ買いますよ。
札幌さん既に憲法の指定を持って読んでいるような。
ありました?ここですね。ありがとうございます。これは何コーナーですか。読み物コーナー、エッセイコーナー。
ここなんですね。ありがとうございます。どうもありがとうございます。
あ、3冊ありますよ。すごい。
すごい。平型日記。
高年期の女性を描いた平型日記っていうエッセイと、ペーパームービーっていう、これも家族の女性生ですかね。
15:02
の隣、間にありますね。すごい。女性生のコーナー。女性、女二人暮らしています。
死にたいけどトッポッキは食べたい。心が揺れがちな時代に私は私で生きる。女性のあればっかりですよ。
あと韓国系の、韓国の女性のあれですね。こういう自分の幸せの見つけ方とか、そういう系の。
たくさん並んでる。キム、ハナさん、ペク、セビさん、ユー、インギョンさんとあって、岡田、ユーさんがある。
すごい。でも、表紙がなんとなく女性の、あれですかね、見た目がとても良い表紙。
書くたびに可愛くなるシンデレラノート。そういうのばっかりですよね。
OL、大人女子の引くばり町、浅ヶ谷島の二人暮らし。
まさだみりさん。私の好きなまさだみりさんの本。光栄じゃないですか。まさだみりさんの本がいっぱい並んでる。
その辺の本を読みたくてガバッと買ってしまった人には申し訳ない。
変質的。確かにそういう意味で見ると、悩んだ女性に別れを告げるとか、
昔のあれにさっぱりとかあるじゃないですか。表現難しいけど、こだわらない仕方とか。一応恋愛だ。さすがですね。
僕の本屋はなかったです。
マジで?トゥインさんにちゃんと聞いてくださいよ。
サトルさんが今やってる間に在庫を見たんですけど。
在庫なし?小さめだったの?
店舗に。ワンフロア。
そうかな。まさかの結末ですね。
僕の本屋めちゃくちゃ来るのにな。めちゃくちゃここで買ってんのに。
というわけで、3分の2はあったということで。
トゥイン よかったです。
非常にありがたい限りです。本当に。
皆さん是非、お買い求めの際は女性衛生コーナーをお探しください。
あともう1時間、2時間後にこの案件がアップされるので、今から急いで。
トゥイン 急いで急いで。
返信をしなきゃいけないんで。
トゥイン お願いします。楽しみにしてます。ありがとうございます。
今日はこの辺りでお別れしたいと思います。
本日は港区の書店で、岡田の本の隣にあった本でお別れしたいと思います。
シンデレラノートの作り方。
トゥイン この作り方。ありがとうございました。
ありがとうございました。
17:56

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