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2023-11-15 20:30

飛行機は、荷物を載せずに飛び立った【旅のラジオ #130】

チューリッヒ発の飛行機が乗客の荷物をひとつも載せずに離陸、目的地のスペイン・ビルバオに着いたというニュース。乗客の気持ち、職員の心境たるや……。

【旅のラジオ】

旅の話と、日常から旅を生み出す話をします。毎週木曜の12時更新です。
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語り手: Satoru、岡田悠
聞き手&ジングル制作: 石川大樹

題字&イラスト: べつやくれい
Presented by デイリーポータルZ https://dailyportalz.jp/


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投稿コーナー①「番組へのおたより」

2人への質問、最近読んだ本、今日食べたもの。
あなたの思いつきを、何でも送ってみてください。


投稿コーナー②「ジングル/効果音」

番組で使えそうなジングルや効果音を募集します。
生演奏でも、電子音でも、ボイパでも、大歓迎です。


投稿コーナー③「世界のさよなら、あなたのさよなら」

『さよなら』を意味すれば、どんな言語でもOK。
テキスト形式でも、音声形式でも、なんでもOK。


投稿コーナー④「生きて帰ろう」

旅行とは、ときにトラブルを伴うもの。
あなたの危険回避の知恵を教えてください。
(例:予備の現金をお菓子の小箱に隠す)


投稿コーナー⑤「あなたの旅の秘かな愉しみ」

旅行とは、自分で好きに愉しむもの。
あなたの愉しみかたを教えてください。
(例:旅行先のゴミを集めてノートに貼る)


投稿コーナー⑥「世界の罵倒語」

世界には、文化の数だけ罵倒語がある。
あなたが知っている罵りの言葉をください。
(例:南スーダン「ヤギ半頭の価値もない」)


投稿コーナー⑦「世界の音」

あなたが録った音をください。なんでもOK。
岡田さんと私が、ただそれを鑑賞します。
(例:イランの便器の音、バヌアツの料理の音)


投稿コーナー⑧「哀しい動物の鳴き声」

虚無を感じさせる動物の鳴き声をください。
作為はNG。哀しみは自然に発生するものです。
(例:たそがれの民家に沁みるヤギの声)


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サマリー

2023年9月11日、スイスインターナショナルエアラインズの旅客機が乗客111人を乗せてビルバオに向けて離陸しています。乗客の預け荷物は1つも積まれていないことが明らかになりました。航空会社は地上職員の不足が原因だと説明しています。飛行機が飛び立つ姿を見ると、ピカレスクロマンのような様子があり、荷物を預けずに飛行機に乗ることが不安ですが、預けた荷物は早く届くことがわかりました。

スイス機、乗客111人の荷物を1つも載せずに離陸
岡田さん。何ですか、Satoruさん。今日は1つ、私最近気になる記事が1つ見つけましたので、これをご紹介しようかなと思います。
2023年9月11日の、ちょっと前の記事。フランスのAFP通信という通信会社の記事です。記事の件名は、
スイス機、乗客111人の荷物、1つも載せず離陸。職員物、という件名で、これだけ中身はわかると思うんですけど、ちょっと本文を読み上げますと、
スイス中陸飛発の旅客機が、9日、乗客の預け荷物を1つも搭載せずに離陸し、目的地のスペイン、ビルバオに到着した。
地元市が翌10日報じた。航空会社は、地上職員の不足が原因だと釈明している。
スイスのドイツ語誌、ブリック、そういう新聞誌によると、乗客は、荷物受取所のベルトコンベア前で2時間以上待ったものの、預けた荷物はついに出てこなかった。
スイスインターナショナルエアラインズの候補は、AFPに対し、同期に乗客111人は乗せたものの、預け荷物は積まずに離陸したと認め、地上職員が不足していたと釈明。
1時間16分が経過しても状況が変わらなかったため、運行上の理由から、荷物を搭載せずにビルバオに向けての離陸を決定した。
と明かし、その理由として、ビルバオで同期に乗客を乗せて折り返し運行し、駐離費空港が閉まる前に到着する必要があったことを告げた。
ブリック氏は、乗客の話として、パイロットが駐離費での離陸の遅れについては誤ったものの、荷物を乗せていないことへの厳禁はなかったと伝えている。
また、到着地にスイスインターナショナリアライズの職員はおらず、2時間以上待たされた後に、イベリア空港の職員から預け荷物が積まれていなかったことを知らされたという。乗客の一人は、休暇が台無しになったと不満をもらした。
サトルと岡田雄の旅のラジオ
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この間、福岡空港に、福岡空港の上空までフィリピンのセブパシフィックは来たんですけど、
じゃあ、着陸せずに帰って行ったんですよ、確か。
どういうこと?どういうこと?どういうこと?間違えちゃった。
そう、なんかね、文言があるんですよ、空港って。何時までに着陸しなさいみたいな。
で、結構、福岡空港ってめっちゃ混んでるらしくて、厳しいらしいんですよ。
なるほどね。
で、離陸が遅れて、急に時間がかかったかなんかで、文言の十字を過ぎて、
文言。女の子みたいな、なんかね。
なんかね、着陸できなかったみたいな感じのニュースがあったんですよ。
なんで帰って行ったみたいな。
帰って行った。
そう。だから多分、その飛行機も早く離陸しないと、スペインにもう到着、多分できなかったから、
まったく誰も到着できないか、人だけ到着させるかみたいな。
すごいな。
迷って人だけ到着させたんじゃないかっていう気も。
なるほどね。だから、そうか。事前の策として。
そう、事前なのかどうかは分かんないけど。
なるほどね。肉を切らせて骨を刺すみたいな。
そうですね。
そう考えると、実はこれA段だったのかもしれないっていうこと?
誰ももしかしたらいけなかったかもしれないところを、人だけとりあえず送り届けたっていう意思決定だったのかも。
むしろかっこいい。むしろ美談なのか、これは。
美談なのかな。
美談ではない。
休暇が台無しになったって不満は思う。
台無しになったって。
預けてない人とかは普通に問題なく行けたでしょうから。
そうそうそう。僕は、岡田さんも同じですもんけど、絶対預けない。
だから、あんまり被害者の立場の気持ちは、こいちはすごい反感をかくかもしれないけど、
まあ、預けたらそうなるよね、みたいな。
割と突き放した気持ちにも。
これはね、ご家族で行くときはしょうがないし、荷物たくさん預けなくちゃいけないから。
悪いのはどっちかというと、どっちかというと何も、このスイスのね。
完全にそうです。
0-100で言うと0対100みたいな感じでね。
預けの料金も払ってるわけだから。
100分率で言うと0対100で完全に悪いんだけど、なかなか悩ましいなと思ってね。
ロストバッケージとかも、そういう業界で働いてる人なら日常茶飯事でしょうから。
ここまで豪快なのはたぶん全員ないですからね。
それがもうロストバッケージ感覚がまひってんじゃないですか。
もう荷物届かないのはしょうがないもんなみたいな。
しょうがないんだぞ。
人が付けただけでもありがたく思えるみたいな。
逆に?
荷物の到着と乗客の経験
クレーム返しみたいな。
そうそうそう。
あとね、僕思うのはね、この2時間待って、みんな待ってるわけじゃないですか。
この人たち結構仲良くなるんじゃないかなと思って。
みんなイライラしてるでしょ。
でも、ロストバッケージってつらいのは、
自分だけで出てくる。
出張の同行者がみんなついて、僕だけない。
それすると、僕のせいで待たしてるとかね。
いろんな意味でつらいじゃないですか。
でもみんなない。
うわーって、もう荷物もねーよ。
おいおい、下着もねーよ。どうすんだよ。
飲み行くかーみたいなことになるじゃないですか。
みんなない。
なるかな。
人間ってやっぱりなかなか、人間同士で仲良くなるようにできてなくて。
共通のつらい気持ち、つらい経験をしたとかね。
よくあるじゃないですか、戦争体験とかでも。
同じ軍に入った人ってやっぱり同期の桜みたいな子に仲良くなるし、
同じ刑務所に入った人とか、やっぱり、
場合にもよるけど、仲良くなるとか。
いろいろつらい仕事の経験、いろいろ難しいプロジェクトをくぐり抜けたら、
やっぱり一致団結して、あの時の、頑張ったなーみたいな。
あれもうヌルヌルユルユルした、楽しいゆったりしただけの毎日の職場だったら、
あんなにならないじゃないですか。
この人たち結構仲良くなれるんじゃないかなと思って。
プロジェクトを乗り越えた時ですよね。
結局2時間待っても出てこなかった。
バケーションを台無しにされた。
もうちょっとこの記事に載ってない先を知りたいなと思って。
確かに荷物の貸し合いとかはあったかもしれないですね。
もう服がないんだけど。
私って荷物にそれ持ってるよみたいな。
メルカリみたいなのがその場に誕生した。
それで、それをきっかけに結婚した人とかもね、もしかしたらいるかもしれないし。
みんな同じ目的地に着いてるわけだから。
みんなどこ観光したかったの?とか。
あ、私そこ?みたいな。
あ、そこ?一緒に行く?みたいな。
生前説に出すというか。
だといい。
だといいですよね。
でもなかなかあんまりないところですよね。
1人2人のロスバゲーはあると思うけど、
こういう全員がダメになってしまって。
しかもだから、あれですよね。
2時間みんなが待ってたのか、途中で諦めたやついるのか分かんないけども。
しばらく気づかなかったってことはみんな希望をある種持ってたけれども、
他の飛行機のフライトの人はどんどん荷物出てくるわけじゃないですか。
だからある種のA4とかだから、そこでどっかで分かんないけども。
そういう定められた場所の人たちだけの集団だけ一切ベルトコンベが出てこないっていう。
たまになんかめっちゃ遅い時あるじゃないですか。
全体として。
ある。ある。
なんでここの飛行機だけ出てくるの?
それも小道が混んでるとか色々あると思うんですけど、
そこに多分みんな縋ったんでしょうね。
でもそういう時ってやっぱね。
だって全員出て、全員が縋られてるはずもないっていう。
やっぱり知らない人同士の話し合いが出てくるんですよ。
海外出張でいくつか、なかなか飛行機遅れたわねとか、
ここまでのトラブルはないけれども、
あの人別室に連れて行かれちゃったねという時に、
やっぱり順番を待ってる人同士で結構フランクな人って、
特にアメリカ人とかいるじゃないですか。
そういう話し合いって僕結構嫌いじゃないんですよ。
お互いだからひどいわね、こんなところで検査こんなに待たされて、
急がなきゃいけないのに大変だよみたいな。
やっぱりちょっと仲良くなれるんですよ。
だからかなと思ったんですけどね。
ちょっとつい僕は希望を見出してしまう癖があるんだけど。
どうなったんだろうな結局。
結局どうなったんですかね。
原因は何だったんですかね。
原因は人手不足だと言ってるんですよね。
人手不足ね。
後から持ってきてくれたのかな、全員分。
どのぐらいの人手不足だったんですかね。
一人ぐらいやってたら、ワンオペとかだったら結構無理ですよね。
110人分ですかね。
どこに結局出発する前の場所にずっと置かれてたんですかね。
置いてあったんじゃないですかね。
塊、誰か気づかないですかね。
なんだっけこれみたいな。
なんかあるぞみたいな。
でもなんかそういうのやっちゃう気持ちもわからんじゃないですかね。
投げやりになっちゃうというか。
もういいよ。
俺知らねえよ。
慣れようと慣れようと飲みに行こうと言って。
こっちはこっちでね。
デイジーとかになって俺知らねえよみたいなね。
わかんないよみたいな。
そういう気持ちもちょっと想像できますよね。
いろんな人の気持ちを組み取っていくとすごく味わい深い感じだなって。
飲んでいっても財閥感がどのぐらい芽生えたかわからない。
どうも今日のビール美味しくないなって。
やっぱりちょっと返しに行くわみたいな。
やっぱりちょっとよくないよっていうか本当に吹っ切れちゃって。
もう忘れちゃって次の日ぐらいにどんどん着信が来てて。
もうスマホ見てないし。
その夜は。
そうだよね。
どっちの気持ちもそっちの展開もある気もするし。
電源オフにして飲みに行ってると。
電源オフにして振り切ってどうなってるのかなってね。
最初に気づいたときの気持ちのシュンって来るような。
ドキッと来るような気持ちがきっと。
連絡してないのがもうあれですもんね。
もう多分嫌になっちゃってるからね。
嫌になっちゃった。
何とかしようという気持ちがあれば連絡ぐらいはするじゃないですか。
そうだな。
もうしてないから。
だから。
もうええわって。
でもそういうのってこう言っちゃうよね。
やっぱ新入社員の人だったかもしれないですよね。
こういう行動はそこそこ練れてきたらとりあえず謝るかみたいなね。
責任はあるし報告をするってことは責任が分担されていくような面もあるわけだから。
そうね。
報告連絡って大事なのはそういう部分で。
こんな僕が社会史にイロハの話をしようとは思わないんだけど。
こういう行動パターンって国が違うとあれなのかな。
わからないけど。
スイスとかだとスイスの人もちゃんとやってるような気がするんだけど。
あんまりちょっと国民性っていうのは一概にはわからないんだけど。
新入社員とかはもうバックレイみたいなね。
3日ぐらいであれあいつ来なくなっちゃったみたいな。
連絡はいや連絡ないですよみたいなね。
だから9月。
バックレイみたいな感覚。
そうそうバックレイ。
9月1日採用とかでね。
頑張って。
さあ頑張るぞとか言って。
入社したての新入で1週間ぐらい研修があってね。
なんで今日は1日目だとか言って。
それが9月9日ね。
頑張るぞとか言ってさあ出発したって言って。
あーよかったよかったとか言って。
あれ?荷物あれ?とか言って。
あーやばいって言って111個の荷物がこうあって。
おいどうすんだよとか言って。
いやちょっとよりてかちょっと落ち着いてみたいな感じで。
その時の新入社員のその人の気持ちになってみてください。
岡田さん。
111個今から運ばないといけないと思ってたのがもういいやってなって。
飛行機飛んでいくのを見たらちょっと気持ちいいかもしれない。
逆にね。
いっそもう開放感というか。
よしって。よしにはならんだろ。よしにはならんだろ。
確かにね。
だってどうやっても解決できないわけですからね。
荷物はここ、飛行機は向こうってシャーってこう。
この飛行機の写真、この記事ね。
飛び立ってる写真なんですよ確かに。
岡田さんみたいに。
これはだからこのダメになった瞬間の写真じゃ多分ないと思うんだけども。
飛行機の飛び立ちと荷物の預け方
そういう風に思うと飛行機が飛び立った時の
そういう気持ちで飛行機が飛び立つ姿を見る人ってなかなかいないから。
敬礼してましたよ多分。
なんでそんななんかすごいむちゃめちゃ立派な仕事をやり終えた人みたいな感じで。
さあ飲み込む。
ある種のピカレスクみたいな。ピカレスクロマンみたいなのあるかもしれないね。
よしって。これでこいつら全員休暇が台無しになった。
ざまみろみたいな。よし飲み込むみたいな。
そうだね。でも荷物は預けない方がいいですね。
荷物は預けない方が間違いない。
でもね私も時々誤算はあって出張先とかがどうしても日本から直行便がないところ。
かつアメリカ国内の国内線とかだと
本当にデハビラントとか機体の名前言うのあれだな。
小さめの30人ぐらいしか乗れないセスナキとかよりはもうちょっと大きいんだけれども
そういう小さいやつとかだともうスーツケースですら預けられないんですよ。
機内持ち込みできない。
だから預けてくださいってあの時の不安感やっぱりかなりありますね。
もうダメかこれみたいになりますね。
それぐらいだから思った方がいいですよね。
僕かなり粘って粘ってギリギリまで行くんですよ。
でも最後パイロットに怒られちゃったりするんですよ。
ダメだぞとか言って。
普通に上の棚に入らなかったりしますね。
ガラガラガラって入るところまで直前まで持って何とか交渉しようとするんですよ。
粘り強く。もうダメだって言われて。
そうするともう不安たらないですよ。
だからもうタラップの横か何かにスーツケース置かれるわけですよ。
それもうダメだぞみたいなね。
荷物の早さと怖い話に対する反応
でも一番早かったやつはその次降りた瞬間に
その到着した空港のところに着いた瞬間に
もうその荷物が揃ってましたよ。
その荷物は15個ぐらいしか結局預けた人いなかったから
これが僕にとっての最速でしたね。
常に。
ちっちゃいからね。
ちっちゃい。そうそうそうそう。
だから荷物預けた瞬間に高まる不安ってのはやっぱりあるから
この記事はやっぱりいろんな意味で一言にはなれないですね。
やっぱりね。
ちょっとでもドキュメンタリーじゃないけども
ちょっと名乗り出てほしいですね。
担当した人をね。
短編映画にしてほしい。
短編映画。
短編映画。
自白期みたいなことを特命で発表してほしいですね。
この時の気持ちみたいな。
旅の話を聞いてたら。
旅の話を聞いてるかな。
投稿お願いします。
聞いてるかな。
そうだね。
過ちを犯したら早めに報告した方がいいっていう。
教訓。
教訓ですね。
気をつけて。
岡田さん、いきましょう。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
旅のラジオ。
投稿コーナー。
あなたの旅の密かな楽しみ。
ラジオネーム、コーヒーミルさん。
あ、覚えてるぞ。
サドルさん、岡田さん、こんにちは。
コーヒーミルと申します。
はい。
知ってます。
第97回で外国の絵本を書いたいと
メールを送ったのをお覚えでしょうか。
ついこの間、私が好きのゲームのイベントが韓国であると聞き、
我慢できずにソウルに行ってしまったので、
ソウルの本屋さんに行ってきました。
おー、いいね。
いいですね。
そこはソウルで一番大きいとされている
四分文語ちょんのてんという本屋さんが、
現地の友達と合流して良さげな絵本を買おうかと思いましたが、
金額に驚き、絵本は断念。
そんな高いんだ。
高いんだ。
子供向けの朝鮮半島の伝説集を3冊買いました。
それ思うのかな。
伝説集。
面白そうですよね。
伝説集です。
朝鮮半島の伝説集を3冊買いました。
私はいわゆる理系の出身ではありますが、
このような伝説、神話、怪談、奇談、都市伝説が好きです。
そこでお願いなのですが、
これから暑くなっていきますので、
2人が外国で聞いたこういう話をお聞かせください。
夏が過ぎた季節に収録、公開いただいても嬉しいです。
明らかに暑くなくなっちゃった。
すみません。
これも5月にいただいていたお便りなんですけど。
追伸。
この近くにはソウル図書館があるので、そこにも行ってきました。
そこで世界の音に投稿するための録音をしましたが、
あまりうるさくなかったのと、
スマホが余計な音を覗いたので、
面白みがないデータになってしまいました。
完全に4分33秒みたいな感じだね。
沈黙だ。
いいですね。
それ逆に送ってほしいけどな。
送ってほしいですね。
それは厚みのある沈黙。
味がある沈黙。
そうかもしれない。
なるほどね。
外国で聞いた怖い話。
前、岡田さんがトルコのホテルで泊まった時の悲し張りの話。
悲し張りの話は。
あれをしましたね。
去年かな。
あの時の前座みたいな話でも言ったけど、
僕はあんまり怖い話は聞いたことない。
知ったこともないし、体験したこともないし、聞いたこともあんまりないな。
さっきの荷物置いた話は怖い話ですよ。
そうだな。
つい私も現実世界にちょっと距離を近づきすぎたんだな。
仕事でやっぱりヒリヒリする。
これ失敗すると本当に終わりになるなみたいなね。
本当に日本の歴史が変わるなみたいなぐらいの厳しい局面であるとやっぱり怖いですからね。
それ以上に怖いものは求めなくなっちゃう。
そうね。なんだろうな。
そういう仕事のミスとか。
でもなんだろうな。
ヨーロッパの内陸部のある国のある航空会社を私が旅した頃ですね。
そのパイロットの人がこんにちはとか迎えに来るわけですよ。乗る時にね。
そのパイロットの人が明らかに何か調子が悪いんですよ。体が。
心の状態もかなり悪そうなんですよね。
だからなんかこんにちはとか全員に話しかけられなくなってるんですよ。
こんにちはってようこそみたいな。
言語で分かっちゃうんだけど。
途中から本当に欲打つ状態みたいな。すごい疲れてるのか分かんないけど。
アナウンスとかもボゾボゾって言って全然元気ないですよ。
翻訳のアナウンスの英語のアナウンスの人はすごく元気なんだけど。
逆に対照的でもうダメだみたいな。
で離陸していくわけですよ。
怖かった。本当頑張れよみたいな。
元気ないパイロット怖い。
元気ないパイロットすごい怖かった。だから何度か着いた時に良かったと思ってね。
リラックスかなりできなかったですね。
ヨーロッパの内陸から内陸だからそんなに長い便じゃなかったけど、なおさらでしたね。
パイロットには自信持って欲しいですよね。
逆にそういう演出だったのかもしれないなって今からね。
ちょっと悪趣味でもうね。
俺のこの体調の悪さの演技に気づく奴はいるかみたいな。邪魔めろみたいな。
屈折して過ぎる奴かもしれないけど。
そういう怖さは今思い出して瞬間的にありましたけど。
岡田さんなんかありますか。
それがもう十分怖い話でいいんじゃないですか。
電気臭いね。
でも朝鮮半島の伝説集面白そうですね。いいですね。
コーヒーミルさんやっぱり韓国がお好きなんですね。
韓国語のお便りが最初の我々の付き合い始め、付き合い始めってわけではないけどお便り始めだったので、
ぜひこういう奥深い韓国とか北朝鮮とかそういう奥深いところのあれを教えてくれると嬉しいです。
確かに伝説の内容とかもね。
そうそう。
本当にありがとうございます。
ありがとうございました。
タビノラジオ、今日はスイスのロマンシュ語でさようなら。
ロマンシュ語か。
アレバイル。
アレバイル。
ありがとうございました。
20:30

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