岡田さん。何ですか、Satoruさん。半年前くらいですかね、私は子供と長子にですね、旅をしてきまして。
長子、私は東京に住んでいるものですから、行こうと思えば一日で行けるんですけども。
前回、弾丸旅行の話をしましたけども、あえてですね、一日で行けるところをあえて泊まるっていうね、これもまあ贅沢の一つなんじゃないかなと思ってですね。
子供二人と私っていう三人パーティーで長子に行ってですね、一泊、元漁師さんの宿、漁師さんの待合所みたいなところを宿に改造した、いい感じの岬の近くにあるところがあって、いろいろ回ったんです。
と言っても、ゆるゆるとですね、子供と一緒に楽しめるところは、こう言ってるんだけど、そんなにはないんですよね。
通好みの居酒屋とかね、いろいろあるけれども、まさか子供をずっと。
結構渋い場所とか。
そうそう、渋いんですよ、渋いんですよ。
でも犬坊先とかね、犬坊灯台とか、長子電鉄とかね、私鉄でね、経営なんで困ってるけど濡れせんべいで業績を立て直すみたいなね、いうところとか。
まあそういうのは、うちの子供はとても路線図とか電車が好きだから、まあそういうのは目当てで行ったんですけども。
なかなか良かったなと思うのが、犬坊先からちょっとあれだろうかな、地球が丸く見える丘っていうですね、フレーズ素晴らしいんですけども。
つまり長子って千葉君で言うと、後ろの尖ったような感じの、千葉君というキャラクターで言えば。
割とだから、太平洋にぐるりと面しているようなところで、そんなに山々しくはないんだけれども、ちょっと小山の上に立っているところから見ると、水平線が360度ぐるりと回って見えるんです。
なるほど。
それはもう名称が素晴らしくて、地球が本当に文字通り丸く見える丘って。
なかなかネーミングセンスが良いですね。
だから標高とかそういうもので言えば、高々、100メートル、200メートルだったかな、ちょっと忘れましたけれども、そんなに高くないんだけれども、
結果的には相対的に北下がみんななだらかというか海に面しているものだから、あと平野に面しているものだから、とても美しく見えるというところに登ったんですね。
そうすると、この方向にありがちですけど、富士山がありますとか、この方向が東京タワーですとか、筑波山ですとか、いろいろな中で、
いきなりフィリピンですって考えたんです。
フィリピン見えるのかなと思って、目を凝らしたわけですよ。
すると、見えないんです。
当たり前ですよね。
どういうこと?みたいなね。
どういうこと?とか言って。
よく分からないもん、結局。
見えないね、見えなかったねって。
なんでフィリピンだけ?と言って。
で、降りてみると、その近くに石碑みたいなのがあって、
ルソン島のマヨン山とか、
つまりフィリピンのところと長子のところが姉妹都市みたいな感じになってるんです。
それはね、ご覧ないかもしれませんが、第二次大戦でね、日米の戦い1945年だったかな。
ルソン島って悲しい歴史があってね、戦いの歴史とかがあったりするんですけれども、
そういうところの両国の平和を目的として、
親善を目的として、太平洋戦争では不幸があったんだけれども、
フィリピンと日本で仲良くやりましょうねということで、
結構かなり前からですね、そういう長子とフィリピンのところが、
どうも太平洋を隔てて途中に遮るものがないんですって。
だから、そういう意味での姉妹都市。
お互い遠くて見えないけれども、ちょっと私は言葉多いなってますけれども、
この方向には、あなたはルソン島のここがあるんだよと。
それが見える場所は、日本で数少ない長子なんだよと。
佐藤と岡田ゆう超旅ラジオ
ある日ですね、根入り花になんとなくその姉妹都市という言葉が私の脳裏に点滅を致しましてですね。
何かこう調べてみようかなと思ってですね。
調べてみると、一般財団法人が姉妹都市というか、自治体国際化協会とかいうのがあってですね。
そういうところが外務省の外閣団体だかなんだかわからないですけども、そういうところがちゃんと管理してるんですって。
認定みたいな。
認定みたいな。それでいっぱい結構面白いのを調べていって、見てるとだから、2024年の9月1日現在で1823の姉妹提携があるっていうのはずいぶん多いなと。
その姉妹都市の定義は何かっていうのがそのページに載ってるんですね。
一言で言うと定義はない。
ないというか、法律上定められてまだ何もないと。
本来交流というものは人と人とが触れ合うことであり、自由な発想のもとに行われるものから定義づけにはなじまない。
とかなく書いてあって。
意外にお役所の外閣団体のページにしてはあれ?ファジーなことが書いてあるなと思ってですね。
でもなかなかそのページってデータベースとかそういうのも豊かにあってですね。
色々調べると、海外の地域からここの日本とやってるって検索もできるし、調べることもできるし、日本の自治体からつまり俺の男の出身はここでやってるんだってことを調べることもできるし。
しかも何なら結構リニアに今でも現在進行形でそれがどんどん増え続けているようなんですよ。
今パッと見たら日本の自治体の数が1787人。
怖い怖い。
1点何としまいとしてある。
法律的な定義とか、逆に言うと難しい申請とか、厳格な審査とか手数料とかわかんないけど多分あんまないからそんなことができるのかなと思ってですね。
私パッと国の検索とかで昨日とかちょっと見てみたら、私が好きな国の一つってボスニアヘルツエゴビナなんですよ。
ボスニアヘルツエゴビナ1って書いてあるからなんだこれと思って見てみると若山県のスサミ町っていうところがこのボスニアヘルツエゴビナの連邦でボスニアンが住んでるところとセルビア人が住んでるところがあってスルプスカ共和国っていう非常にマイナーな国があって僕行ったことあるんですけども、
なんとそこのイエゼロ市とこの若山県のスサミ町がしまい提携をしてるってこの渋い。
なぜ。
なぜかっていうのをちゃんと書いてあるんですよ。ちなみに提携をしたのはほんの2年前。
最近だ。
最近じゃんみたいなね。オンラインで提携図式を。
オンラインに対応してる。
だから多分これコロナとかの時期なんだろうなと思って。
確かにクラウド対応。
クラウド対応って言うのかわかんないけど、なんかすごいんですよ。提携の動機及び経過っていうこの言葉は結構役に立てるんですけども、
2022年1月に中日ボスニアヘルセコミナ特命全権大使、だから大使館の方の大使がシニシャベリアン閣下、スサミ町を訪問されたと。
なんかの理由でですね。そしたら自国のイエゼロ市との共通点が多いことから。
本当かと思って、僕シニシャベリアン閣下のご見解に意義を申し立てるわけじゃないけど、ググってみるとスサミ町は結構海沿いの都市で、イエゼロ市は割と内陸のところだから、緑が多いという意味では共通点が多いかもしれないけれども。
なんか感じるところがあったのかもしれない。
でもご提案があったんですって、その書面にて、その次の月にスサミ町とイエゼロ市、でもなぜイエゼロ市なのかわからないけども、閣下のご出身なのかわからないけども、
ご提案があったことがきっかけに、再び数ヶ月後に大使閣下がまた御来町、この町に来たと。スサミ町に来て、大使閣下を囲む会を実施して、その後1ヶ月後にオンラインで姉妹都市提携を遂行と書いてあって、なかなかそういうぐらいでやるんだみたいなね。
けっこう軽いノリで。
最初の定義の欄で書いてあったように、交流、友好というのは人と人が触れ合うと。心が触れ合う、体が触れ合う。自由な発想に基づいてから法律的な定義にはなじまないと。
でもこれは確かに、外務省の人のことは僕はよくわかんないですけども、いろんな外交的なスピーチとかで、あなたの国のところと最近、うちのここが結ばれたことは喜ばしいってみんながハッピーになるわけじゃないですか。
いろいろ他にも貿易の問題とか、何か法律解釈を巡る問題とかある中で。
誰もが喜ぶハッピーな話は、いちいち定義とか設けないで、やりまくりはいいじゃんってのは、これは確かに自治体が合併したとはいえ、かつては1万ぐらいあったとはいえ、統合されたとはいえ、1700ぐらい、さっき岡田さんおっしゃったようにあるんだったら、
これ確かに国益とまでは言わんけれども、悪くないんじゃないかなっていう気はするんですよ。
このサイトもですね、私は決してやゆするわけじゃなくて、ちゃんと本当にしっかり作られてるんですね、データベース。すごくよく作られてて。
例えばやってることの例というか、最近の交流の例。これ邪推すれば、たぶんそうやって姉妹提携、しっぱなしで何もやってないところもあれば、結構真面目にちゃんと学生を送るとかね、やってるところもあるようなところがあって。
ちょっと面白いのは、例えば新潟県新潟市、メジャーなところと、中国のハルピン市がもう45年前から、45周年を迎えるんですね、姉妹有効提携、有効都市提携から。
で、これがまたコロナだったからオンラインで、囲碁の交流試合を、お互いの市の青少年16人で囲碁の対局をしたって、オンラインで。囲碁対戦。
だから新潟県新潟市、囲碁でそんなに有名なのかわからないけど、でも中国とかね、確か囲碁って中国発祥だったかな。
だからまあ、囲碁やってみるかみたいな感じで。どういう経緯かわかんないけども、やってみるかみたいな感じで、この小学生なり中学生なりが。
そういう具合にインターネットが発達するにつれて姉妹都市も増えてる。
やりやすくなるじゃないですか。
ちょっと真面目な話しちゃうけど、小学生とか隣近所ですらよくわからない、隣町がどうなってるかわからない生活圏で普通暮らしてるわけだから、
突然この新潟市の青少年たちは、ハルピン市の人たちが出てきて、中国ってなんだとか言って。
普段の報道では付き合いにくい国と思ってたら、意外に普通の男の子女の子が出てきて、囲碁やろうぜって言って、勝った負けだとか言って。
それが大人に20年後になってみて、ハルピン市ってあったなとか言ってみるかとか言って。
それはありますね。うちの地元も提携してて、アメリカのワラワラ市っていう。
ワラワラ市?
市です。街。ワラワラ市。
何州なんですか?
ワシントン州のワラワラ市があって、そこと姉妹都市でワラワラ市の人が高官留学とかに、高校とかに来てて。
やっぱり、すごい田舎なんで僕のところ。あんまり海外の方って当時とかは特に誰もいない中で、結構唯一の身近にいる海外の人。
ワラワラ市。
いいいい。
すごい覚えてる。
いいいい。やっぱり大事だ。もしかしたら岡田さんが幼少の見切りの体験が、海外への目を開く端緒となったかもしれない。
それで言うと、ワラワラ市ってワシントン州で僕シアトルにいたことがある。
おっしゃってたおっしゃってた。