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Satoruと岡田悠の「旅のラジオ」
Satoruさん。
何ですか、岡田さん。
旅に出て、何日か海外なり国内を回って、
で、終わりがやってくるわけじゃないですか。
そうですね。
で、その時に、旅が終わる時に、たまにエンドロールが流れる瞬間があって。
映画とかゲームみたいな。
そうですそうです。旅のエンドロール。
例えば、海外行くと、やっぱり帰りの空港で出国審査通って、
で、飛行機を待っている夜みたいな時に、旅のエンドロールが流れ始めるわけですよ。
ちょっとナルシズムが入ってませんか?
いや、まあ、旅なんてそういうのもあるでしょ。
主演を岡田さんがやってもらうとちょっと恥ずかしくないですか。でもわかる、わかる。
後よりは、思い出を振り返るというか、こんなことあったな、みたいな。
スライドしよう、Googleフォトみたいな。
そうですね、そうそうそう。
まあ、そう待とうじゃないですけど。
死なないけど、その飛行機は墜落しないけど。
旅のね、こんなことあった、こんなことあった、もう帰るのか、みたいな。
そうね、寂しさね。
帰る寂しさと、あとちょっとホッとした気持ちと、みたいな。
そうですね。
の瞬間。いろんな旅にもあって。
で、最高の旅のエンドロールの場面って、どんな時かなっていうのをちょっと考えてたんですよね。
まあ、いろんなことがあった時ですかね。
はいはい、いろんなことがあった時ですかね。
いろんな人と会って、トラブルもあって、
お財布も一瞬空になっちゃったけど、なんとかなって、とかね。
まあ、トラブルからホッと帰ってきた時みたいな。
まあ、平凡かもしれないけど、そういうことですかね、やっぱりね。
逆に結構、国内旅行に行って、旅館に泊まるじゃないですか。
旅館の最終日の朝に、まず7時ぐらいに起きますと。ちょっと早起きして。
起こされたりしますよね。朝ごはんができましたとか言ってね。
朝ごはんは8時です。
あ、そうか。なんでかわかんないけど、結構両側によって違くないかな。まあいいや。
このエンドロールのためには、朝ごはんは8時じゃないといけないんです。
ちょっとやばいですね、岡田さん。わかんないけどわかります。続けましょう。
7時に起きて、風呂に行きますと。
風呂に、はい。
僕も普段、結構朝弱いんで、7時ってだいぶ早起きな方で、
もうかなり寝ぼけながら、風呂行って、で、風呂で使って目覚まして、
はい。
で、長湯して、で、ちょっとのぼせたぐらいで、部屋に戻ってくると、
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ちょうど部屋に朝食が運ばれてきますと。
なるほどね。
これは7時45分ですね。そっから、
なるほどね。これは完璧なシミュレーションをしてる。
で、そっから食べますと。
はい。
で、やっぱもう、この旅館の朝食って量が多いじゃないですか、とにかく。
多い、多い。食べらんない、食べらんない。
そう。ごはんもおかわり頂戴みたいな感じで、
おしつに入ってね。
そう。普段ならね、おしつがどうこう売ってる中でも、3杯食べちゃいますと、ここで。
で、もうおかわりして食べて、で、もうゆっくり食べて、腹いっぱいになって、下げてもらって、
はい。
なんやかんやしてるともう9時ですと。
で、チェックアウトが10時なんですよね、大体。
なるほど、なるほど。
旅館。
はいはい。
10時には出なきゃいけない。10時までには出なきゃいけないし、
はい。
布団とかもね、片付けなきゃ。布団はまだ片付けてないんですよ、そこで。
あ、そうなんですか。朝ごはんの時に片付けてくれますよ。
寝室がこう、別の部屋のタイプの、ちょっと贅沢な旅館ですね。
そういうのか知らないけど分かりました。まあそういう岡田さんの世界があるわけですね。
そうですね。
はい。
なので、9時半には出る準備しなきゃいけないんだけど、微妙に30分余ってますっていう。
ああ、なるほどね。
で、この。
余った時間で何をするか。
30分で、布団に入って寝る。
ああ、いいよね。
この30分が最高のエンドロールが流れるんですよ。
で、ちょっと寝過ごしちゃって、延長料金貯まっちゃうとかね。
めちゃくちゃ気持ちいい。
めちゃくちゃ気持ちいい。
ああ、そのね、二度寝がね。
もう寝るか寝ないかぐらいのうつうつしてる。
でももう30分もしたらいかなきゃいけない。
ああ、旅が終わってしまう。
でも満腹で気持ちいい。
お風呂も入ったし。
見たいな、もうなんか。
なるほどね。
いい感じの葛藤がうずめいて、絶頂に達するみたいな。
なるほどね。
ちょっと前振りが長かった気がするけど、私もね、それは共感できますよ。
チェックイン、チェックアウトってやっぱ大事で。
私もホテルがいいとこだったら、チェックアウトのギリギリまで貧乏根性でいたくなって。
いろいろちょっと早めに荷物とかね、しまって。
あと30分、1時間とかの間、何しようかなって。
この布団でもう一眠りだけしようかなって。
でもこれ時間内に起きないと多分良くないこと起こるよねって思いつつ、いざなわれる。
眠りの世界にいざなわれる。
これは私も共感できますね。
このチェックアウトまでの時間、微妙に余るっていう。
この微妙に余る時間が旅行の無駄遣いをする。
確かにね。
贅沢の税の部分ですね。
そうなんです。
これがね、最近全然旅に行ってないから、味わってない瞬間だなっていうのを。
自宅でチェックアウトってないですからね。
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そうなんです。
で、僕一回、家でめっちゃ朝早く風呂入って、めっちゃご飯食べて、
いろ寝してみるっていうのをやってみたんですけど、
もう全然ダメでした。
面白くない?
ただ腹いっぱいで寝るだけっていう。
ただデブが出てくる。
ただ早起きなだけだったんで。
でもお室、日本の旅館のお客さんもね、これリスナーの方どんだけお分かりになるか分からないけど、
なんかいつも大体同じような潤し塗りっていうかね、
あの塩水、塩水じゃないな。
少しね、ルンバみたいなね。
あれの中にいっぱい入ってて、大体もう少し食べきれないぐらいのね。
もうちょっと余るぐらいのやつ。
あれの多幸感は半端ないですよね。
そうなんです。
あれに入ってるとお米5割増しぐらいで美味しく思える。
だいぶ美味しいんですよ。
あれ日本オリジナルだな。
あれ中国とか韓国とか旅行した時も、ああいうのはない気がしますね。
あれ何でだろう。面白いですね。
確か朝からね、あんな食うのないですよね。
そうそう、分かる分かる。
でも私はね、さっきちょっとだけ異論を唱えちゃったんですけども、
僕はその朝飯の間に布団を片付けてくれる。
私のイメージする旅館は朝飯は別の食堂かなんかに降りてって、
それで戻ってくるといつの間にか布団が片付けられてるって、
あそこに僕ね幸せの絶頂を感じますね。
布団を片付けてくれたってね。
布団が片付いてるってね。
布団が片付いた後に、でもちょっとそれもう一回引き出して、
申し訳ないなって思いながら真っ赤だけ出して畳の上で寝る。
それでチュンチュンチュンとかね、外でね、
遅い雀がかかるからね、この間のとこ見て、
あと30分ウンウンとか言ってウンウンとか言って、
それで眠りにこう入っていく糖水。
僕あの、もう目覚めないであのまま僕死んでしまってもね、
あれいい人生だったなっていう、いい人生感はありますね。
確かにその。
人生のチェックアウトでしたみたいなね。
結構、まあ5、6人とかでなんか友達とか泊ったりして、
で、もう布団も片付けられちゃって、しょうがないからこう、
みんなリュックを枕にして。
ちょっと疲れてるからね。
寝たいたたみの上にこう寝転がって、
ぼーっとしてるみたいなパターンも確かにあり。
それもありますね。
それもありですね。
思い出してきたなあ。
僕はね、大学の時あの落語研究会やってたんですよ。
落語でその夏に合宿とかをね、
して必ずお寺に泊まるんですよ。
行きつけの代々伝わってるお寺みたいなところがあって、
そこに毎回お世話になって。
で、そういうところは自分で布団出さなきゃいけないし、
当然そんなね、あのアメニティとかそういうのはないんですけれども、
でもそういうなんかひんやりとしたね、お堂の中でね、
あともう少しで帰るんだけれども、
ちょっとだけ寝ようかみたいな時で、
今岡田さんおっしゃったようなリュックを枕にするというか、
そこにも畳の小座のね、
イグサのなんかちょっと固めの枕とかがあったりして、
まあああいうのをちょっとお借りして、
あのすいませんもう少しだけとか言ってね。
朝毎日早いから、やっぱりその5日間ぐらい泊まってると最後の人がちょっとくたびれるから。
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確かにあそこになんか、何ですかね、
いろんなことをやってきて、
ここで少しようやく休んで、
最後ここではもう今何もしないことが許される時間がほんのちょっとだけあって、
でもそれをちょっと寝過ごしちゃうと帰れなくなっちゃって、
うっすらとした緊張感もあって。
その緊張感がかくないとね、
さっき家で試しても、家で寝過ごしても、
ただ寝過ごした人っていう、
社会性がちょっとだけ減るだけでもね。
そう。
帰らなきゃいけない、
ここから移動しなきゃいけないっていう、
おのかなプレッシャーっていうのはね。
帰らなくちゃいけないっていうことなんですね。
そこがやっぱりね、最高なんですよね。
最高ですね。
チェックアウトだけしたいですね。
チェックアウトだけするってすごいな。
チェックアウトだけ。
哲学的ですね。
いつからお前はそこにいるんだって。
チェックインはしてないけど、
チェックアウトだけする。
そういうお客さん、どんぐらいいるかな。
私と岡田さんは少しだけ、
1回くらいの分利用してもいいかもしれないけど。
チェックアウトプラン。
Bユーザーとかあんまりいない。
ホテルとは違う業種なんですよね、
そのサービス名だからね。
違います。
すごいな。
お質問は一応運ばれてくる。
それは編集部にしかあるんですけど、
チェックインが好きな人いないですかね。
チェックインが好きない。
チェックインはいつも緊張感はあるんですよ。
お金もらえないかなっていう緊張感。
どんな部屋か。
海外の場合はね、
お前のクレジットカードはディナイだとか言ってね。
使えないとかいうリスク結構あるんですよ。
あと油断してると一桁くらいでかい額に
真面目にさせられるところがあってですね。
よくよく注視しないといけないですよ。
だからあそこでリラックス、
フワーッみたいな。
あそこでフワフワしてると結構いきなり終わりになっちゃうんで。
それはあるかもしれないですね。
普通チェックインの時には精算するから、
チェックアウトの時にお金を取られるか取られないかとか
殺伐とした。
チェックインして、
部屋入って、
ホテルの人が出て行って、
ベッドに腰を下ろした瞬間は気持ちいいですね。
ほっとしたってことですね。
近況が去って。
ここに今日は泊まれるみたいな。
屋根があるとか。
当たり前だけど。
でもその品定めっていうかね。
電気つくるとかね。
お湯は出るんだとかね。
ちょっと最初に確かめる感じ。
ここで新しい平坦基地みたいなのを作ってっていう
仮想の感じ。
あれは楽しいですね。
知らぬとおり。
チェックインにもチェックインの楽しみはありますね。
その後、すぐに街に出たほうがいいんだろうけど
ちょっと寝転がりたいみたいなところもありますね。
僕はビジネスとかで出張で行ってるときとかは
アメニティを調べるのが結構楽しいですね。
フィットネスがあるのかとかね。
クリーニングは高いなとかね。
僕もほぼ1回もクリーニング使ったことないんですけど
だいたい洗面所で洗うから。
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だけどその値段とかをいちいち見たりね。
ルームサービスこんなもんかとかね。
こういうのを運んでくれるんだとかね。
そういうのをホテルの備え付けの古びたガイド案内みたいなの
あれを見るのは結構楽しみですね。
ページめくるときにペリペリペリとか言ったりしてね。
ほとんど誰もあんなの見る人いないから。
あれをじっくり見るの僕好きですね。
あれは結構幸せな。
あそこで僕はエンドロールっていうか
ちょっとエンドロール早すぎた。
あそこにハイライトした。
そこだけを集めたチェックインしかできない。
特殊サービス店があってもいいかもしれないですね。
チェックインとチェックアウトだけできるっていう。
チェックインマニアの人とチェックアウトマニアの人それぞれが
重なることはないんだけれども
それぞれの快楽を追求した特殊サービス店が
旅はしないと。
旅なんかはもうつまんないと。
知らないとこなんかしたくないんだけど
あのペリペリペリっていうのめくるのだけが好きな人がいたとして
その人がグングンになって
なんかわかんないけど月5万円払ってもいいよっていう人が10人いたら
月50万円儲かるわけだから。
わかんないけど。
そんなやついるかわかんないけど。
投稿コーナー
世界の音
ですね。ラジオネームコーギーさんから
コーギーさん。
いただきました。
ありがとうございました。
ポーランドを旅した時に撮った
ポチョンと言っている車内アナウンスです。
ポチョン?なんですかそれは?
絶対ポチョンと言っていると書いてありますね。
じゃあちょっと流しますね。
はい。
言ってる言ってる。
これは言ってますね。
どういう意味なんですかねこれね。
これは言ってますね。
しかもだいぶ序盤で言いましたね。
25秒ぐらいあるのに4秒ぐらいでポチョンと言いました。
そうね。
旅のラジオ第16回この辺でお別れしたいと思います。
本日はポーランドの車内アナウンスで
ポチョン。
意味がわからないけど。
どういう意味かもわからないですけど。
ポチョン。