00:09
こんにちは、リスナーのみなさん。知財図鑑ポッドキャストにようこそ。ホストの地図です。
今日のゲストは、知財ハンターの新井さんです。
よろしくお願いします。地図さん。
今日のテーマは、WOSHという技術です。水道が不要な手洗いスタンドなんです。
そうですね。WOSHは、特別なろ過システムを使用して、98%以上の水を循環させることで、
水道がなくてもどこでも手を洗える画期的な装置です。
それはすごいですね。ちなみに、どうやってウイルスや不純物を取り除いているんですか?
3つのフィルターを通して水をろ過し、不活化させることで、ウイルスや不純物をしっかりと取り除きます。
その水質は、WHOが定める飲料水のガイドラインをクリアしているほどなんですよ。
それは安心して使えそうですね。災害時の生活支援などに大きく貢献できそうです。
まさにその通りです。
技術の詳細について知りたくなりました。教えていただけますか?
もちろんです。主に3つの要素技術から成り立っています。
まず1つ目は、高精度なろ過と除菌システムです。活性炭とアールフォー膜によってろ過しています。
さらに新紫外線の照射や塩素系消毒剤の投入により、安全な水を生成しています。
アールオー膜とは何ですか?ちょっと難しそうな用語ですね。
アールオー膜は逆浸透膜とも呼ばれています。
ウイルスの100分の1の大きさの穴を持っているため、微細な不純物やウイルスをしっかりと取り除くことができるんです。
なるほど、それで水がこんなにもきれいになるわけですね。他にはどんな技術が使われているんですか?
2つ目は、独自のセンサーと人工知能を組み合わせた監視システムです。
9つのセンサーが水質やシステムの状態を常時監視しています。
さらに人工知能がこれらのデータを解析して、管理者に通知します。
これにより、トラブルやメンテナンスが必要なときに、すぐに対応できるようになっています。
人工知能が監視してくれるなんて、未来感がありますね。
あと3つ目ですが、スマートフォンを芯紫外線で除菌できる機能を備えているんです。
手を洗うついでに、スマートフォンもきれいにできるわけです。
それは便利ですね。
でもスマートフォンも同時に清潔にできるなんて、衛生面でとても心強いです。
詳細な技術について教えていただき、ありがとうございました。
ところで、ウォッシュを使った面白い妄想があると聞きました。
どんな妄想なのでしょうか?
03:01
グローバル秘湯というものです。
日本の秘境にある温泉、いわゆる秘湯を世界中どこへでも届けるという妄想です。
被災地や交通の便が悪い地域にも温泉の恩恵をもたらすことができるんです。
それは素晴らしいですね。
でもどうやって秘湯を運ぶんですか?
ウォッシュに秘湯を補給し、その水を循環させながら温め、足湯として提供するんです。
この循環システムにより、一度補給した水を繰り返し使うことができ、水道がない場所でも温泉を楽しめるわけです。
温泉を循環させるなんて、まるで小さな温泉地を作っているみたいですね。
被災地にいる人たちが寒い夜を過ごす際に、この足湯で少しでも温まり、心を癒すことができればと思っています。
なんと心温まる妄想でしょう。これは多くの人に支持されそうですね。
多くの方にとって新しい体験となり、被災地支援の新しい形にもなるでしょう。
ちなみに、災害支援以外にも応用は考えられているのでしょうか?
そうですね。例えば、生活養水として川の水を利用している地域にウォッシュを設置することで、
汚水流出を防ぎ、川の水をきれいに保つことができるかもしれません。
あと、宇宙空間も水は貴重だと思うので、活用できそうです。
ウォッシュは本当にいろんな応用可能性がありますね。
新井さん、貴重な話をありがとうございました。
こちらこそありがとうございました。
それでは、今日はこれでお別れです。また次回の地財図鑑ポッドキャストでお会いしましょう。
