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2024-07-10 09:43

言語というものに想いを馳せてみる事で見えてくるもの

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ホスト: ちじゅ
🔅元英会話教師兼スーパーバイザー。いろいろな英語圏の国を渡り歩いた後、ドイツに流れ着く。
🔅ドイツ在住も、日本の武士道精神を保つ努力は忘れないあっけらかんのアラカン。
座右の銘: やらずに後悔するよりやって後悔
色々やって色々失敗しましたが、今のところ大きすぎる後悔はないです。😆

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00:07
こんにちは、ちじゅです。お元気でしょうか?
さて、私ね、昔すっごい嫌いだった言葉があって、今も好きじゃないんですけど、
長いものには巻かれろっていう言葉があるじゃないですか。
これがあんま好きじゃなくてね、なんだろうな、歯車の1個になって大きな沢山のものに巻き込まれていくみたいな、
そんな感じ?
みんながやるからやる、みたいな。
自分が正しいとか正しくないとか、そういうことはもう気にせずに、
とりあえず長いものには巻かれちゃえ、みたいな。
自分はもう大きなものの歯車の1つでしかない、みたいな。
上から渡されたものは下に渡すだけだ、みたいな。
なんちゅの?そんな感じ?
なんかね、本当にね、行きつけない言葉だなって私思ってたんですよ。
なんですけどね、言葉に関してはね、長いものに巻かれろなんですよね。
本当、言葉とかっていうのは、民主主義だなぁと思うんですよ、私。
数の世界なんですよ。数が勝つんですよ、最終的にはね。
独裁的な国だと違うと思いますよ。
今日からこの言葉を使うんじゃ、お前らも使え、みたいな。
なんか強力な独裁者が現れて、
もう今までの言葉廃止じゃ、俺の作ったこれを使え、みたいなね。
みんな従わざるを得ないから、それを使うようになるかもしれないですよね。
まあそういったところは別としてね。
まあ、どこも大体民主主義で言葉ってなっちゃってるわけなんですよ。
ちょっとお時間いただいてね、言葉がどうやって生まれてきたのかっていうのを考えてみません?
だいたいそもそも、人間が言葉っていうものを獲得してから、
本当にすさまじく文化的にも発展していったわけなんですよ。
文化的だけじゃないですよね。もちろんね、言葉ができることによって、
本当に人間というのは発展したわけなんですけど、
言葉は最初からどっかにポイッと置いてあって、
ああありがとうねってもらったものじゃなくて、
徐々に徐々に膨らんでいったものですよね。
言葉っていうのは一人だったらいらないですよね。
おそらくね。この世の中に一人しか私存在しなかったら、別に言葉なんかね、なくたっていいから。
言葉があるっていうことは、やっぱり人とのコミュニケーションっていうことなんですよね。
03:01
なので、まあ想像するにいいですよ。最初の頃はね。
まあ言葉あんまり喋れませんわね。そしたら、
まあなんか危険が迫ったりとかするじゃないですか。
そしたらそういう時に言葉があると便利ですよね。
最初のうちは目でね、おいそれ食べちゃダメだ危ないぞみたいなのを目でキッとかして。
そしたら、えっ何?みたいな。
そしたら自分としては、俺はそれを食べてもう3日お腹痛くて苦しんだみたいなことが言いたいわけですけど、
目だけでキッとそれは食べるなって相手に伝えるわけですよ。
そしたら相手も、え?なんかよくわかんないけど。
なんか食べない方がいいの?みたいな感じでやめるとかね。
そんな感じで言葉がなかったら目だけでとか。
あるいは取り上げるとか。プッ捨てちゃうとか。
まあそういう風に多分してたんだと思いますよ。
そしてだんだんと、もうダメだみたいな言葉が例えば生まれて、
ダメだはネガティブな感じで、食べちゃダメだみたいな。
触っちゃダメだ。何がダメかわかんないけどダメだみたいな。
なんかそんな感じでね。
なんか言葉って膨らんでいったんだと思うんですよ。
だんだんとね。やっぱり最初は2人で話したりとかしてたら、
だんだんと2人以外のものについても話をするようになったりとかして、
それがどんどん広がっていくわけですよ。
そしたらやっぱり言葉っていうものがあった方が便利だよね。
最初は指で指してたんだと思いますよ。
この卵。卵食べれるぜ、食べようぜ。指で指して。卵だ、みたいな感じで。
別に口で言わなくても。
でもない時に卵取ってきてって言いたかったら、
やっぱり卵がある時にこれは卵ってことにしようぜって2人で決めたら、
卵がない時でも卵って言えるから便利じゃんってことになって、
言葉って便利じゃんってことで、人間みんなそうやってきたわけですよね。
そこを賢で。
そしたら先人たちが作ってくれた言葉使ったら便利だから、
自分たちでね、赤ちゃんの時から作らなくてもいいし、
あるから、親も喋ってるし周りも喋ってるからそれを使ったら便利じゃんってことで、
長いものに巻かれながら言葉っていうものを習得してきたわけですよ。
でも元々は文法みたいなのがあって、こういった枠組みがあって、
動詞っていうのはここら辺に来て、
日本っていう国では動詞注文を一番最後に送って決めたから、みたいな。
じゃあ誰が決めたんだ?みたいな。
だから自然な発生的に、数のあれで多い方が勝ってったわけですよね。
06:01
こっちの方が便利じゃん、こっちの方が便利じゃんってなって、
みんながそうだよねーとかって。
じゃあもう佐藤家と伊藤家でちょっと微妙に違うけど、
佐藤家の方が権力強いよね、みたいな。
なんか影響力あるよねってなったら、
伊藤家も佐藤家の言葉使った方が便利じゃね?みたいな風になってって。
そしたらその街ではなんかだんだん佐藤家の言葉がいいよねってみんなになってって、みたいな。
じゃあ山口と広島はどうかね?って。
でもどっちも結構強いからそのまま発展してって、みたいな。
そんならだんだんとテレビみたいなのがあると、
なんか標準語みたいなやつがあって、
それじゃないとね、分かりにくいよねみんな?みたいな風になっちゃって。
でも山口で放送する時には山口弁でいいか?ってやってたら、
なんとなく恥ずかしいとかいう概念が生まれて。
とかまぁなんかね、何言ってんだか。
言うてみればそんな風に、言葉っていうのはどんどんと発展していったものなんですよ。
それは誰によってって言ったら、使ってる人たちの数によって決められてきたっていうことではあると思うんですよね。
だから言葉の歴史ってそんな美しいものじゃなくて、なんか血みどろなものでもあると思うんですよね。
なんか小さなグループがあって、大きなグループがやってきて、村を焼き払って、
村にいたちょっとの人たちは別の言葉を使ってて、でもその言葉ではもう生き延びてはいけない。
違う言葉じゃないともうダメだ。あるいは奴隷にされてしまった。
おめぇそんな言葉使ってたら殺すぞって言われたらしょうがないから、権力の強い方の言葉を使っちゃおうみたいな。
そんな風にして私たちは言葉っていうものを本当に育んできたんだろうなって思うんですよね。
そう考えると何が正しい何が正しくないとかっていうのも、ちょっと岡戸違いな感じはしますよね。
まあだから数が正しいって言えば数が正しいからそれが正しいでいいんでしょうけど、
まあでも結局のところは、長いものが正しいっていう風になって、長いものに巻かれちゃえばっていう風なことになっちゃってるわけなんでしょうね。
言葉っていうのは。だからそれでいくとね、
なんか自然な言葉を身につけたかったら、文法から入るとやっぱおかしい気がしませんか?
文法ってどっから来たんでしょうかっていうことを考えると、
09:01
まずは文法から言語を学ぶという行為は、私はとても不自然な気がしておるわけであります。
ここにたどり着くまでに9分もかかってしまった。
とりあえず今回は言葉っていうものにちょっと思いを馳せようっていうような回でございました。
一緒に言葉ってどうやって生まれたんだろうねっていう、ちょっと考えてみようねっていう回だったんでございますよ。
ではまたねー!
09:43

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