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2024-10-18 09:59

heldio #90. splendid の豪華な類義語たち

#英語史 #英語学習 #英語教育 #類義語 #ラテン語 #近代英語
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サマリー

ポッドキャストでは、「スプレンディッド」という単語の意味や歴史、類義語について深く掘り下げています。特に、ラテン語からの派生や英語への導入過程が詳しく説明されており、言語の進化に興味を持つ人々にとって魅力的な内容です。

スプレンディッドの歴史
おはようございます。英語の歴史を研究しています、慶応義塾大学の堀田隆一です。
このチャンネルでは、英語の先生もネイティブスピーカーも、辞書も答えてくれなかった英語に関する素朴な疑問に、英語史の観点からお答えしていきます。
毎朝6時更新です。ぜひフォローして、新しい英語の見方を養っていただければと思います。
今回取り上げる話題は、スプレンディッドの豪華な類義語たち、という話題です。
スプレンディッドという単語ですね。これは豪華な、壮麗なという意味の形容詞ですね。
少し古めかしい感じがないでもないという感じなんですけれども、普通に出てくる単語であることは間違いないですよね。
この語源をひもときますと、ラテン語の動詞スプレンデレに遡るんですね。
これはシャインぐらいの意味です。つまり光るということですね。
なので、光を発するというような形容詞形になってですね、スプレンディドゥスという形で、ラテン語で光る、明るいというような。
そこから展示でですね、豪華なとか壮麗なということになるんですね。
なので、おもとは動詞が起源です。スプレンデレというラテン語が起源なんです。
ラテン語の単語というのは、小英語記から断続的に入っているんですが、これがマックスに達するのがですね、
いわゆるイギリスのルネッサンス記、1500年から1650年ぐらいなんですね。
つまり16世紀とか17世紀なんです。
このスプレンディドゥっていうこの英単語がですね、大体ラテン語のスプレンディドゥスから、
場合によってはフランス語のスプレンディドゥを経由して入ってきたという可能性もありますが、
英語に入ってきたのは17世紀初頭ということなんですね。
つまりまさにイギリスのルネッサンス記ということで、ある意味典型的なラテン語由来の単語ということになります。
なので本当に典型的な語の一つといっていいと思うんですね。
これが現代にも残っていて、少し今では古めかしくなったというものの、やはり普通に使われて、
例えば例文ですね。挙げてみたいと思うんですが、
What a splendid idea!なんていう表現ですね。
それからWe've all had a splendid time!であるとか、
It will be splendid opportunity to practice your Spanish!
The meal was simply splendid!なんて使い方がありますね。
これはWonderfulと言い換えられますし、あるいはExcellentと言い換えられますし、
Very goodと言ってもいい類のものですね。
他には、コロケーションとしてよく使われる狂気表現としては、
Splendid scenery!素晴らしい豪華な景色という言い方をしたりですね。
The hotel stands in splendid isolation!なんていうふうに、
好ましい意味に使われるというのがあると思うんですね。
もちろん派生語としてはSplendidlyという副詞もありますし、
それから関連する豪華・壮麗という名詞として、
Splendorという名詞もあります。
ざっとですね、現代も普通に使われるSplendidであるとか、
Splendorの語源について解説しました。
17世紀初頭にラテン語から、あるいはフランス語を経由してかもしれないですが、
英語に入ってきたというこの単語なんですが、
今回の話題はですね、Splendidの豪華な類義語たちということなんですね。
類義語の一覧
さあこれはどういうことかと言いますと、
16世紀、17世紀、イギリスのルネッサンス期に、
大量のラテン語由来の単語が入ってきたということを述べました。
これはですね、当時ラテン語であるとかギリシャ語も含めてなんですが、
いわゆる古典語への系統というのが非常に激しいものがありまして、
とにかくですね、ネコもシャクシもラテン語からあるいはギリシャ語から難しい単語を
英語に引き寄せてくる、釈養するというようなことが
まい一種の言語文化上の流行になっていたんですね。
そのうちの典型的な一つがSplendidということになりますが、
大元はラテン語にあってSplendereという動詞が元になっている。
これが元になった形容詞ですね、光るということを原理として持つ光る、
光り輝く、ほにゃららというような形容詞なんですが、
これはラテン語の単語としてあるやラテン語の語形性としてはですね、
このSplendereという動詞から形容詞を作る方法はいろいろありまして、
その中の一つがあくまでSplendidusという形なんですね。
これが元になって英語のSplendidに入ってきたわけなんですが、
実は様々なラテン語の動詞に基づく形容詞というのがありまして、
それが実はですね、いろんな形を保ちながら英語に入ってきたという歴史的経緯があるんです。
具体的に言いますと、大体同じ時期です。
15世紀から17世紀というようなイギリスのルネサンスなんですが、
このSplendidを意味する華麗な豪華なを意味する、
ラテン語Splendereの派生形容詞ですよね。
これは本当に様々な形に入ってきたんです。
今残っているものは少ないんですけれども、
この関連語がこれだけ入ってきたというのをちょっとですね、
列挙したいと思うんですね。
いきます。
Splendidious
Splendiferous
Splendent
これENTの語尾です。
そしてSplendent
今度はANTの語尾です。
Splendorous
Splendidous
Splendious
Splendid
Splendescent
Splendored
というふうに、すべて意味は華麗な豪華なという、
いわゆる今のSplendidの意味なんですが、
Splendidの15ぐらいがSplendidに後ろに何か形容詞っぽいものを付けて、
あるいは付けずにSplendidそれ自体でですね、
こういったものが互いに比較的近い時期に大量に英語に入ってきてるんです。
そして大概は後に消えています。
大概のものはですね、本当に少数回使われて、
対して知られずに、いわゆる定着せずに、英語の中に定着せずに去っていったというような単語群ですよね。
すべて類義語です。
同じ意味ですから、たくさんあるのは非常に不経済ですよね。
なので最終的にはどれかに修練するということになりますが、
我々にとっては都合の良いことにと言いますか、
Splendidという一番短い形、ある意味では一番言いやすい形が残ってくれたというのはありがたい話だということになります。
現代でもですね、ただですね、大きい序章を引くと、
SplendiferousとかSplendent、ENTです。
Splendorousなんていうのはないではない。
今でも使われなくはないという形で残っているんですね。
普通に言うとSplendidしか使われないということなんですが、
ある意味この10号であるとかもっとあったと思うんですが、
16世紀、17世紀に借りられたものが、
大抵はですね、少数回使われて消えていったという、
いわば実験的にお試しに使われて、
少数回使われて消えていったという、
泡のようなSplendidの類義語がたくさんあったということなんですね。
残った単語の価値
その中で生き残ったのは3号とか4号。
だけど事実上ですね、
辞書に残っているという意味で生き残っているというだけで、
実際上普通に使われているのはSplendidだけだと思うんですよね。
こうした単語がSplendidだけではなくてですね、
非常に多くの単語でこういうことが実は起こっています。
例えばこのSplendidの名詞形で今度考えてみますと、
先ほど述べたようにSplendourというのが一般的です。
ですがこれまでSplendidをベースにした名詞形というのは、
例えばSplendency、これENCYです。
Splendency、発音同じですが今度はANCYです。
SplendenceとかSplendiferousnessみたいなものもあったりしてですね、
Splendidと似たような状況だったということになります。
時間をかけて到達された結果としてのSplendidだけが残っているということになりますね。
それではまた。
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