1. カタラジオ
  2. なぜ問題をすぐ解決してはだめ..
2024-01-20 57:29

なぜ問題をすぐ解決してはだめなのか? ~「優秀」なあなたへのアンチテーゼ~【いまこそネガティブ・ケイパビリティ vol.1】

新年1発目の特集シリーズ、「いまこそネガティブ・ケイパビリティ」がはじまりました!!

特集シリーズ第6弾の今回、我々が向き合う概念は「ネガティブ・ケイパビリティ」。精神科医で作家でもある帚木蓬生の「ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力」を読み進めていきます。

ネガティブ・ケイパビリティ?なんじゃそりゃ?な方が多いのではないのでしょうか、かくいう私たちもそうでした。

「負の力」とも呼ばれるこの概念は、「どうにも答えの出ない、どうにも対処しようのない事態に耐える能力」のこと。できるだけ早く答えを出すことが評価されがちな現代社会において、答えを出さない「ネガティブ・ケイパビリティ」が必要である理由とは?

年始に石川県、能登半島を襲った大災害で、未だに多くの被災者の方が苦しまれております。

支援の輪が広がる一方で、どこか攻撃的な、そして鬱屈した感情が蓄積されているのもまた事実ではないでしょうか。

いまこそ、ネガティブ・ケイパビリティ。

「ネガティブ・ケイパビリティ」もってますか?感想・お便りは「⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠お便りポスト⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠」まで

🪟コンテンツ🪟

オープニング:いい声を出すには? / 2特集シリーズ: いまこそネガティブ・ケイパビリティ / どんな本を読むの? / なぜこの概念を選んだの? / ネガティブ・ケイパビリティって何? / 「はじめに」を読む / ポジティブ・ケイパビリティの権化、ヤマガミ / 本書の構成エンディング:お後がよろしくないようで

📻カタラジオとは?📻

ひょんなきっかけで、突如ラジオをやってみたくなってしまった中高時代の同級生の二人。医師と企画者という異色で異職の二人が、新しい「概念」と対峙し、そしてインストールしていく様子をお届けする、概念獲得リアリティ番組です。

🤝出演 🤝

ヤマガミ:金沢在住の医師、不遜な方、ベシャり担当。

ミント:東京在住の企画者、横柄な方、ゆる進行担当。

⛓こちらもどうぞ⛓

参考文献

00:00
スピーカー 2
カタラジオ
スピーカー 1
一度企画した外力語る概念獲得リアリティ番組
カタラジオの時間がおしまいってまいりました
フィルシンコー担当のミントと
スピーカー 2
フィシャリ担当の山上です
はいお願いします
スピーカー 1
はいお願いします
ということでね山上さん 前回2024年の初収録でしたけれどもどうでしたか
スピーカー 2
そうでしたね
スピーカー 1
いややっぱねあの久々だったってこともありつつ
スピーカー 2
あとリアルで一回会っちゃってるって
会っちゃってるっておかしいけどもありつつ
ちょっとバタついた感じはありましたけどって感じだよね
スピーカー 1
確かに
オンラインでやるのがなんか久々な感じしたよね
スピーカー 2
そうそうそう
なんぱねこのオンラインには
オンラインなりの良いテンポとか
間合いとかがあったんだねってことに
スピーカー 1
気づいた
スピーカー 2
まあもちろんリアルで会って話はずんだんだけど
その後にオンラインに戻ると
若干なんかこう
こんな感じだっけっていうのがちょっとあったけど
スピーカー 1
そうだね確かにね
スピーカー 2
まあ元通りって感じだよね
スピーカー 1
いやいや
ということですけれどもね
2020年も早速ね新しい特集が始まっていくなというところで
スピーカー 2
そうだね
この軌道に乗せていきましょうね
スピーカー 1
うんですね
ということで早速ですけれどもね
本編に入っていく前に
今日はですねお便りが届いているので
山上くんに紹介いただきましょう
スピーカー 2
はいそうですね
お願いします
ラジオネーム ルリコンゴインコさん
スピーカー 1
これ読めないよね
スピーカー 2
漢字難しいこれ
スピーカー 1
これ
スピーカー 2
いやいやいやびっくりしましたこれ
ルリコンゴまではなんとか読めるけど
これでインコって読むのね
なんて言うんだろう大買いに取り替えて
顔2個書いてこれでインコって読むんだね
スピーカー 1
これインコ読めなかった
これさラジオネームで検索させられちゃいました
スピーカー 2
本当に不勉強ですみませんって感じだけど
ルリコンゴインコさん
失礼しました
スピーカー 1
ルリコンゴインコさんからのお便りです
スピーカー 2
ミントさん
ヤマガミさんこんにちは
これこんにちはってカタカナで書いてあるんだね
スピーカー 1
はい
スピーカー 2
いつも興味深くカタラジオを聞いてます
カタラジオを聞いてて思うのですが
お2人の声が心地よくて
BGMのように自然に耳に入ってきます
あら
スピーカー 1
ありがとうございます
スピーカー 2
これって才能だと思います
心地よく聞こえる話し方のコツがあれば
ぜひ教えていただけたらと思います
なるほど
スピーカー 1
さらにこれ
スピーカー 2
メンバーへの応援メッセージもついてますね
反共感論がビジネスで役に立ちました
ありがとうございますということですね
素晴らしい
役に立ちました
ルリコンゴインコさんありがとうございます本当に
いいですね
では答えていきましょう
お願いしますみなさん
スピーカー 1
これね
質問に答えていきます
まずね僕らインコじゃなくてね
人類なんでね
進化の系統中的には
まあ鳥類である鳥さんの役に
立つかどうかわからない
スピーカー 2
そうだね
03:00
スピーカー 2
系統中的にはそうだよね
まあでも共感のできるインコみたいなんで
スピーカー 1
役に立つかもしれないですね
確かに確かに
まずはやっぱあれじゃないですか
買ってくださいってことじゃないですか
スピーカー 2
いや確かにね
これは
ルギー今後インコさん聞いてくださってるかわからないけど
第1回第2回の収録と
この最新話の収録を聞き比べていただけると
耳元ツヤツヤいますよね
スピーカー 1
いやほんとですよ
いやなんかさしばらく前
話し方が9割みたいな本があったけれども
明らかに嘘でしょこれ
いいマイクが9割だよね絶対ね
スピーカー 2
デバイスが9割
そうだね間違いない
スピーカー 1
というのがインコさんでも
取り込めるアドバイスなんじゃないかな
スピーカー 2
そうだね
いいマイクとあとは
インコさん自身がもしヘッドホンで
聞いてらっしゃるんだったらそちらの方も
アップデートしてあげるとより我々の声が
よく聞こえるんじゃないかと
レシプターの方も変えていただけると
よりよく聞こえるんじゃないかなということですかね
スピーカー 1
あとあれじゃないですか
いい生態を持つ人がいますよね
そうだね
鳥類っていうのは生態を持ってないですから
亡くための館と書いて
名館っていうのがありますよね
名館でしゃべるわけですから
やっぱり発生の構造が
違うと思うんで
これやっぱ人類にいては
スピーカー 2
哺乳類の強みですよね生態を持っているのはね
これはだからルギー今後インコさんには
諦めてもらってルギー今後インコさんのお仲間から
発端の種が出現して
生態を持つインコさんが出てくれば
何世代か後にもしかしたら
いい声を出せるかもしれないということですかね
スピーカー 1
なるほど
これも千年単位の
スピーカー 2
そうだね
長いね
長いスパンかけていい声を出してもらうと
スピーカー 1
いやまあ
っていう話もありますが
ちょっとねマジレスするとっていうところで
これ初期の初期から
ずっとリモートで収録してるじゃない
さっきバタついたよって話もあったけど
このリアルタイムでオフラインで
会ってしゃべるのと
オンラインでしゃべるのってやっぱちょっと違うじゃないですか
スピーカー 2
違うね空気感も違いますね
スピーカー 1
そうそうそう
これがなんか
いい意味で僕らにポジティブな影響を与えてんじゃないかと思いまして
スピーカー 2
はいはいはい
スピーカー 1
今僕らリバーサイドっていう
オンライン収録用のツールを使って
収録してるんですけど
これはすごくいいツールで
リモートでもそれこそZoomとか
MicrosoftのTeamsとかいろいろあるけど
それと比べてもすごくリアルタイム性の高い
そうだね
サービスだけどびっくりするほど
これタイムラグが少ないんだけど
それでも遅延あるよね他のサービスと比べると
スピーカー 2
そうなんだよね若干あるんだよね
スピーカー 1
若干あるじゃないで
面白かったのは僕ら対話するときに
やっぱリアルと違うから
遅延を飲み込んだ形で
話すためにさ
お互いめちゃくちゃ工夫してる気がしてて
スピーカー 2
そうだね
確かに最初の方に言ってたよね
自分が話すときに
その前の会話の最後の方をバフバフと詰めて
自分に喋るという合図を自然と捨てるみたいな
06:00
スピーカー 2
そういう
我々に組み込まれた
メカニズムがあったりするんだよね
スピーカー 1
そうなんだよな
自分が喋り出すときにさ
喋り出しますよっていうさ雰囲気を醸し出すためにさ
こう合図値を打ったりとか
あーとかえーとか言ったりとかさ
あのこのうんってやったりとかさ
結構
絶妙に間を取ってる気がしてて
そうなんだよ
でこの間を取らないと
お互い話しだしちゃったりとか同時にね
かにばっちゃったりとかするから
何かやってるこの間が実は
結果的にね
聞きやすいテンポだったりとか
この何絶妙な距離感
みたいなのを
作るのに役立ってるんじゃないかなって思う
っていうのがマジレスですね
スピーカー 2
でもこれはあれだよね
発端の種だよね
この技術は我々も
正徳的なもんじゃないというかもともと
そんな技術なかったけど
やってるうちに自然とお互いそうしてた
スピーカー 1
というところだよね
この0.3秒か0.5秒が
この絶妙な遅延を
この喋り方で
スピーカー 2
回収するというかね
スピーカー 1
受け止めるために
実はこのいい感じの穏やかな
スピーカー 2
テンポになってるんじゃないかと
いいバッファーがあるんだ
スピーカー 1
ということでね
いいマイクと
スピーカー 2
いいなんだ
スピーカー 1
いいマイクと
いいマイクと
いい時間差と
いい声帯が必要だという
スピーカー 2
そういうことですね
いずれもね
声帯以外は揃えていただければ
今後にこさんも実現可能かと思いますので
ぜひ再現性をもって
やっていただければと
スピーカー 1
ぜひぜひ
スピーカー 2
いいマイクで泣いていただければと
はい
ありがとうございました
ネガティブ
ネガティブ ケイパビリティ
スピーカー 1
ネガティブ ケイパビリティ
ネガティブ ケイパビリティ
スピーカー 2
ネガティブ ケイパビリティ
ネガティブ ケイパビリティ
ネガティブ ケイパビリティ
ネガティブ ケイパビリティ
スピーカー 1
ネガティブ ケイパビリティ
ネガティブ ケイパビリティ
ネガティブ ケイパビリティ
ネガティブ ケイパビリティ
ネガティブ ケイパビリティ
ネガティブ ケイパビリティ
ネガティブ ケイパビリティ
獲得したい概念って感じですね
スピーカー 2
そうだね次退治する概念ですね
スピーカー 1
こちらがネガティブ ケイパビリティ
ということでございますが
これはね今日初めて聞いた人
なんじゃそりゃって感じじゃないですか
スピーカー 2
そうですなかなか耳なじみのない
言葉だよねネガティブ ケイパビリティって
スピーカー 1
そもそもケイパビリティって使う?
スピーカー 2
いやあんまり使わないけど
これビジネス用語なの?
スピーカー 1
どうだろうねビジネス用語
僕らは仕事の中で言うと
この人の
ケイパとかケイパビリティっていう
スピーカー 2
言い方をするかもね
スピーカー 1
それはキャパシティとは違うよね多分
そうなんかねスキルゼットにちょっと似た
スピーカー 2
ような使い方をすることが多い
スキルゼット
それすら多分あんまり俺らは
09:00
スピーカー 1
楽しみないかもしれない
ケイパビリティっていうのは
だからこういう
力がありますよとか
こういうこと得意ですよみたいな
この人はこれができるんですってことを
言うときにケイパビリティ使うかなとは思うけど
確かにあんまり一般的に
スピーカー 2
使わない言葉かも
思いますけども
スピーカー 1
まずちょっとね言葉の話が
ふっと引っかかるよねっていうところだと思うので
簡単にネガティブケイパビリティとは
というところから
スピーカー 2
入っていければいいかなと
スピーカー 1
ネガティブケイパビリティ
これ日本語に訳すなら負の能力ってことなのかなと
思いますけれども
一言で言うと答えが出ないこと
あるいはどうしようもないような事態
これに耐える能力ということで
なるほど
これだけ言われてもなんじゃそりゃって感じだと思うんで
今回はこれを概念として
獲得しようということで
ネガティブケイパビリティに向き合っていきたい
と思いますとこですね
で語る上では
例のごとくテーマとなる
この概念を獲得するために
本を決めて僕ら二人で
必要以上にね
スピーカー 2
語る意味ながら
スピーカー 1
ゆっくり読み進めていくわけですけども
今回も例のごとく
テーマ本がございます
今回読むのが
これ僕初めてこの漢字に
出会ったんですけどアハキギホウセイさん
という方のネガティブ
ケイパビリティで複題が
答えのない事態に耐える
力ということで
2017年に書かれた本ですかね
を今回読んでいきたいな
ということでございます
スピーカー 2
タイトルまんまですね
って言おうとしたけどまさにこの本からむしろ
スピーカー 1
こっちが引っ張ってきてるんだよね
僕らの概念にぴったりなタイトルの本ですね
スピーカー 2
そうそうそう今言おうとしたけどさ
スピーカー 1
っていうのは冗談ですけども
今回著者の
アハキギさんは作家でありながら
精神科のドクターであるということで
この辺りはヤマガミ君にとっても
スピーカー 2
一つ親近感 そうねドクター絡むと
コメントもちょっとしやすくなるよね
スピーカー 1
いいですねいいですねどうなの
精神科っていうのはヤマガミ君が扱ってるよりか
スピーカー 2
ちょっと距離感があるんじゃないですか でも全然違って
むしろかなり俺の知りたい
むしろ結構ほら循環器に入れても
ああなるほどね
むしろ色々アドバイスが欲しい
スピーカー 1
概念ではあるっていうのはあるし
むしろ知っておかなければいけないみたいな関係性なのか
スピーカー 2
あとね身近なとこで言うと
野田らずいを紹介してくれた
医者の友達が彼精神科医で
結構精神科の面白い話は
聞くからすげえ興味深いなと思う
全然この患者層が
俺らと違うからっていう
スピーカー 1
そうだよね各々野田君もね
スピーカー 2
精神科のナンスですかね ああそうそうそう
スピーカー 1
そういう意味では繋がりは
スピーカー 2
深いかもしれないですね そうなんだよね
スピーカー 1
ということでこの精神科の
ドクターの方が書いた本
なわけですけども
冒頭からネガティブケイパビリティというテーマを
ぶっこんできてるわけですけど
なぜネガティブケイパビリティなのか
というところを少し触れてから
本編に入っていきたいなと
というところですけど
前回ちょっと聞いてくださっている方は
あああれねっていう感じかもしれないですけど
12:00
スピーカー 1
前回新年
初っ端なんですねどうすればタラジオ
これからは至高の共犯者になれるのか
という回がございまして
ここでねちょっと触れましたけれど
正月にねいろいろ天才だったり
人才だったりいろいろありましたけれども
これを経てですねタラジオが
何を語るべきなのかということを
ちょっと考えましたよね
これを考えた時にやっぱり
概念獲得あるいは
その概念獲得を通じて
世界にどういう風に向き合っていくのかみたいな
ある種態度みたいなねそういったものが
やっぱり大事なんじゃないかねという
中で出てきたのがこのキーワードでしたよと
スピーカー 2
そうだね
まさに前の収録が全部
ネガティブヘイパービリティって状態だったんだよね
スピーカー 1
ああ確かにね
だから請求に何か
社会にリアクトするというよりは
一旦ちょっとその状態を
引き受けてねどう考えるみたいな
スピーカー 2
そういうスタンスだったわけだよね
どうするタラジオまさにどうする次何のテーマ
読むわからんねん
って状態がまさにネガティブヘイパービリティだった
スピーカー 1
ああなるほどねそういう風に
そこに出たらそうか
だから僕らが獲得しなければいけない
というよりは
ちょっとちゃんと面と向かって
考えてみたいよねっていう
スピーカー 2
そういう概念って感じなのかな
実はネガティブヘイパービリティ的なことを
やってたりもするのかもしれないけど
改めて言葉にすると
やっぱり振り返りにもなるしね
スピーカー 1
確かにですね
ということでこのキーワードがふと浮上したわけですけれども
一応この本に出会った
きっかけをサクッと紹介しておけると
なんというか
補助性になるんじゃないかな
というところでして
僕ねたまたまwebかなんかで
見たこれね朝日新聞の
書評だったんですよ
それで
書評じゃないインタビューが
羽木義さんとそれからもう一方
相手方になる女性の方が
インタビューみたいな景色で
紹介されてちょうどこの
震災だったりとか事故だったり
とかがあった1月1日
1日2日の次の日
8月3日の記事なんですよ
だからある種タイムリーに
なんて言うんですかね
女性を捉えた内容だったのかな
ということなんですけどその書評のタイトルが
答えを急がない力っていうので
ボーンとあってなんじゃこりゃと思って
ちょっと気になりましたというところですと
スピーカー 2
その特集はあれなの
地震が起きて
今こういった状態だからそこに
必要なのがこのネガティブケイバビリティ
ですよって漢字で書いてあるってこと
スピーカー 1
どうなんだろうね
若干ちょっとそこも
距離感はあったような気がするね
特定の何か
というよりはもうちょっと漠然とした
すぐに答えが出ないもの
みたいなことに対して
インタビュー記事を
スピーカー 2
仕込んでたっていう感じ
スピーカー 1
この記事の中で
このネガティブケイバビリティ
という概念に対して
1個ちょっと定義をサクッとして
話をしてて素早く答えを出すのが
普通の能力ならば
その逆を定義する能力
スピーカー 2
これがネガティブケイバビリティであると
スピーカー 1
いう入り口でですね
15:00
スピーカー 1
要はどうしようもない不安に耐えながら
熟慮する答えが出なくても
問題に伸び続けるみたいなことの
重要性をですねこの記事では
キュッとまとめられてたんだよね
これがやっぱり今の僕らが
社会的に直面している課題も
そうだし僕ら自身がこのラジオ
というものを通じて向き合っている状況がすごく
ピタリと当たり前そうだなと
ということでですね
この本いいんじゃないっていう話になった
スピーカー 2
この本いいなと思ったのが
次の特集どうするっていうタイミングで
やっぱ俺ら心の中がざわついたこと何回かあるじゃん
やべえ特集終わったって次どうするか
って言ってざわざわっとしてる
ってことがあったよって振り返り会でも
言ってたけどそういう時に
ネガティブケイバビリティを獲得してると
かなり生きやすくなるというか
この本にもねこの概念
獲得すると生きやすくなるって書いてあったけど
ああいうタイミングでやっぱり
今この状態こそがネガティブケイバビリティ
何かが生まれるタイミングなんだ
って思えるようになるのかなっていう
確かに確かに 思いました
スピーカー 1
いやいいですね
ネガティブケイバビリティって言葉があるだけで
色々な想像力が膨らんだりとかね
ちょっとこう色んな概念
説明できそうだなっていう予感はビンビンしてる
スピーカー 2
わけですけども
スピーカー 1
まあねそれについての
本なのでまあちょっとね
それこそ請求にこの言葉を
分かったつもりになるのではなくて
ちょっとね引き続いていきたいなと
スピーカー 2
なんかねあの
この5,6分俺もうすでにネガティブケイバビリティ
分かった程度で喋ってるけど
これこそまさにポジティブケイバビリティなんだよ
確かに確かに
スピーカー 1
この本で否定されてしまうぐらい
面白いですねみたいな話もちょっとね
今日はゆっくり時間があるので
話していければいいという
ところでございます
ではですねこれ毎度やってますけれども
特集の第1回では
例のごとく
初めにだけを読むということでですね
この本がどういうスタンスで
書かれたのかとか著者と
この本との関係性みたいなところを
少し掘り下げていけるといいかなと
ところでございます
ヤマガミ君読んできました?
スピーカー 2
もちろん読んできましたよ
スピーカー 1
さすがに読むでしょ
いやいやだって我々さ読ん読まっていう会は
スピーカー 2
やってますからね
確かにたまに俺が読まなくても
どっかで今度外してくるからね
スピーカー 1
読まずにやってみるから当ててみる
スピーカー 2
ああおかしいな
あああそこねみたいな
スピーカー 1
ということですけど
どうですかこれ読んでみて
今回の初めにどうだった?
スピーカー 2
なんかね
今回はこの母切先生が
精神科医6年目の時の
体験から書いている本なんだけど
俺は今循環器内科医
8年目つい最近まで
同じような学年なわけで
なるほど確かに
こういうふうに思うよなっていう
何が書いてあったかというと
この先生は医者6年目ぐらいで
あれ?
1回治した患者さんが
数年後にまた入院してきてるじゃんとか
そもそもこの精神科医学って
患者さん治すには限界があるんじゃないの?
って学問に対する
すごい疑問を抱き始めたって
18:00
スピーカー 2
そこでネガティブキリパブリティに
出会いましたっていうくだりで書かれてるんだけど
まさにこの悩みは俺もすごい
同じものを感じたことがあって
スピーカー 1
そうなんだ
スピーカー 2
循環器しながら
あれ結局この心不全の患者
次をつけようまた入ってくるし
俺この人の余命をどれくらい延ばしてたんだとか
むしろ病院に縛り付けて
むしろ余計なことしちゃったんじゃないかとか
そういうこと思うようなことが多々あって
ああそうだよなっていうのは
すごい共感しました
最初のくだりは
スピーカー 1
そうですかいいですね
ちょうどねこのはじめにっていうのは
なんかはじめにって結構
スピーカー 2
人柄出ますよね
そうだね
毎度引っ張ってくるこのダーウィンとかね
スピーカー 1
そうダーウィンもそうだし
それから直前まで読んでた
スピーカー 2
運の話の
スピーカー 1
ベンコーエンさんとかは
まさにジャーナリスト的な書き手
スピーカー 2
そうだね
この人は精神科医まさに
医者だなって
スピーカー 1
この人のはじめには
一言で言うとあれだよね
著者とネガティブキリパブリティ
キーワードとの出会いを描いた
イントロというところ
タイトル自体もネガティブキリパブリティの出会いとなってますけれども
さっき山上くんが説明してくれた
みたいに
ある種
精神科医になった上での
苦悩というかね
課題感と
スピーカー 2
そのタイミングで論文に出会うんだよね
スピーカー 1
出会った論文の中で
キラッと光る概念だったりとか
引用があって
それがたまたま今回ネガティブキリパブリティだった
というところから
この言葉を実はいろんな角度から
定義してるような始めになるんですよね
スピーカー 2
そうなんだよね
スピーカー 1
そうそうそう
ネガティブキリパブリティとはね
っていうのがいくつか出てきたんですけど
山上くん引っかかったやつとか
気になるやつとかってありました?
スピーカー 2
俺はねここで書いてあって面白かったのが
詩人のたとえ
スピーカー 1
ああいきなり
いいとこ行きますね
スピーカー 2
突っ込んじゃったけど
キーツさんっていう詩人が
引用されてて
どういう文脈で出てくるかというと
このセルシン会の
先生が出会った論文が
教官に向けて不思議さの活用
っていうタイトルなんだよね
スピーカー 1
教官に向けて不思議さの活用
なかなかちょっとこう
捉えどころのないタイトルですね
スピーカー 2
そうそうそう
教官っていうのはやっぱね
医療職やってる以上よく出会うけど
不思議さってどういうこと?
このハハキリさんは思ったらしくて
いろいろ
調べてるとその後の
引用にフッサールさんとかフロイトさんが
出てくるわけ
この辺は哲学者だから
不思議さで出てくるんだろうなっていう風に
著者は納得して読み進めてたんだけど
なぜかそこで
詩人のキーツさんが出てくる
なんで詩人が出てくんねんっていう風に
思って読んでると
そのキーツさんは
ネガティブケイパベリティって概念を
定評した人だって書いてあって
なるほどですね
21:00
スピーカー 2
そうそうそう
そのキーツさんは詩人が
この人は別に詩人なんだけどポエマーなんだけど
詩人があらゆる存在の中で
最も
非詩的である
スピーカー 1
詩的ではないという風に定義したと
スピーカー 2
なんでっていう風に
なるじゃん
なんでかというと詩人はアイデンティティが
持たないからだって
この後のキーツがすごい好きで
ちょっと
言葉そのまま借りるけど
神の衝動の産物である太陽や月
海男と女などは
詩的であり変えられない属性を
持っている
ところが詩人は何も持たない
アイデンティティを持たない詩人は
それを必死に模索する中で
物事の本質に到達する
その宙吊り状態を支える力が
ネガティブケイパベリティなのだ
という風に書いてあって
なるほどと思って
本質に至れない
探求している状態こそが
それに耐えるって力が
ネガティブケイパベリティなんだ
スピーカー 1
という風に納得しました
今の言葉が
キーツからの引用なんだよね
スピーカー 2
そうそう
スピーカー 1
詩人のキーツさんの
ちなみにキーツはすごく面白くて
キーツ自体を取り扱った章が
実はこの始めの後の最初の第一章が
キーツにフォーカスするんですけど
このキーツさんという
詩人の人 僕も今回初めて知ったんですけど
このキーツが実は
ネガティブケイパベリティという言葉を
説明する上で引用しているのが
シェイクスピアなんだよね
スピーカー 2
出てきたねシェイクスピアね
スピーカー 1
このシェイクスピアという人が
ネガティブケイパベリティを
持っていたからこそ
卓越した作品を書くことができた
スピーカー 2
そういう風に説明するんだよね
それ書いてあったけど
これまだ俺不倫を捨てなくて
なんでネガティブケイパベリティの状態から
ネガティブケイパベリティを経験したからこそ
生まれる作品があるのかってことはちょっとまだ
分からない
スピーカー 1
確かにねここには実は
明確に書かれてないんだよね
何がそれなのかってことは言われてないと
だけどこのネガティブケイパベリティ
というものをシェイクスピアが
持っていてそれがゆえに
このキーツは
このネガティブケイパベリティという概念が
すごい大事だという風に気づいたわけだから
これすごく気になる
スピーカー 2
ポイントだよね
ネガティブケイパベリティという概念は
その分からない状態に
耐える力でもあり
かつ何かを生み出す原動力になる
力でもあるのかって考えたら
すごく面白いこれ読み進めればおつめになるやん
スピーカー 1
これシェイクスピアの下りで
そうね
実はこの下りのすぐ後に
シェイクスピアの話を少し補足するような形で
主人こそ
ネガティブケイパベリティを身につけるべきだと
言ってるんだけどそこで書かれてるのが
不確かさの中で事態や状況を
持ちこたえ
しぎさや疑いの中にいる能力ということで
これ要はその
シェイクスピアだったら
議局を書いたりとかさ
様々な作品を作るわけだけれど
多分状況を
描写しなきゃいけないみたいなことなんだよね
24:00
スピーカー 1
はいはい
その時に例えば
正しい人と間違ってる人がいる
みたいな状況じゃなくて
どちらの立場の中にも
正義があってとか
それぞれの立場があって
それぞれが異なる立場に置かれてるからこそ
たまたまそういう状況になってしまった
みたいな
その状況を描写していくみたいなことなんだろうな
って思いながら
スピーカー 2
要は感情抜きで
ナレーターができないと議局家になれない
ってことか
主人公に感情演技をせずに
ナレーションがすっかりできる能力が
もしかしたらネガティブケイパベリティなのかもなって
今しゃべりながら思ったけど
正解かわかんないけど
スピーカー 1
だからその
なんと言いますか
どちらかの立場に堅入れするのではなくて
両方があるっていう状態を
そのまま描くみたいな
そういう不可思議な状態を
面白がるみたいな
スピーカー 2
現象の記述ができるってことだ
理系的に言うと
スピーカー 1
なるほど
スピーカー 2
そういうことですね
スピーカー 1
なんかそのあたりが結構
スピーカー 2
ネフックになってたなって面白かったですね
これ面白かったね
スピーカー 1
これが実は論文の中に書かれてるんだよね
スピーカー 2
面白いね
スピーカー 1
これがめちゃくちゃ面白くて
このハハキギさんは
この論文に揺さぶられたことによって
ネガティブケイパベリティという概念について
研究するというか
うん
深く考慮されることになったよということですよね
スピーカー 2
そう
この人もすごい
二者であり小説家であるっていうのは
大事だなと思って
まず話されるけど
医者っていう仕事で得たものは
小説に還元できるっていうのは
また俺の一つ目指すべきロードモデルだなって
ハハキギさん自体に
スピーカー 1
憧れでもないけど
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
思った思ったわ
ちょっともう一個脱線するけど
アクター側ショー
ちょうど去年の後半に
発表されましたけど
今回アクター側ショー撮ったの
作品がさ
ハンチバックっていう作品で
僕ちなみにこれ読んで
めちゃくちゃ強烈な
本だったんです
万人に勧める本じゃないんですけど
めちゃくちゃ強烈な本だったんだけど
ハンチバック
ちょっと今検索するね
ハンチバック石川
佐夫さん
読み方あってるかな
っていう方の書いた作品なんですけれど
これがですね
あの
めちゃくちゃやばい本なんだけど
この
なんていうのかな
ちょっと待って
スピーカー 2
なんて形容したらいいの
これ書いてらっしゃる方
スピーカー 1
先天性疾患を持ちの方だよね
そうそう
なんていう疾患だったか
スピーカー 2
先天性ミヨパチって書いてあるね
あそう
スピーカー 1
あれだどんどん筋力落ちていくやつが多分
そうなのかな
27:00
スピーカー 1
その
この本の主人公自体も
自分が一部重なってるんだよね
スピーカー 2
この本自体は
スピーカー 1
重なってるんだけど
この方は
そういった重度障害当事者の
人を
主人公にしたりとか
映画だったり小説作品の中で
そういう人物を登場させること
自体をそもそも
文学研究として
スピーカー 2
研究されてたんですよね
何かメタ的なことをされてる
スピーカー 1
その研究行為と
この小説ハンチバックっていう
芥川賞を取った作品を
書くっていう行為を両輪で回していて
両方とも
同じタイミングで
仕上げるみたいな
そういうプロセスをすることによって
どっちが書けてもできなかったみたいな
スピーカー 2
めっちゃすごいだから
要はミショ君も笑わずに書いてたからこそ
なすげた偉業だってことだ
スピーカー 1
そうそう
あの話をですね
インタビューで読んで
スピーカー 2
すげえなって思った
このハンチバックっていう小説の中にも
自分が研究してるみたいなことが組み込まれてる
直接組み込まれてるのかな
スピーカー 1
研究してるというよりは
この小説の中で
自分のような重度障害を持った人を
主人公にするんだけど
むしろその重度障害を持った人を
主人公に書くっていう行為について
スピーカー 2
研究してるんだよね一方で
なるほどね
めちゃくちゃ面白い
スピーカー 1
そうそう
スピーカー 2
めちゃくちゃ面白いんですよ
スピーカー 1
そういう人物が
どういう
狂言回し的な立ち位置で
入るのかとか
いろんな映画監督とか
使うわけですよ舞台装置としてね
なるほどね
スピーカー 2
その在り方ってどういうことなのか
スピーカー 1
みたいなことを
書いていくんですけど
それが両輪だっていうことを
たまたまなんかで
面白いなって思ったけど
それとちょっと近しいものを書いて
スピーカー 2
面白いね
俺もラジオと
医学でやりたいなそれね
やってんじゃない
やってるけどまだ
スピーカー 1
医学の方に還元できるかってやるたら
スピーカー 2
両輪の
運営とかには還元できてるかもしれないけど
まだ臨床現場に
還元できてないから
みたいなことを思っちゃう
やってやる
循環してこ循環
そう循環器だけにね
スピーカー 1
ということで
このハーキキさんは
医者としても
この実践を行うことになる
わけですよね
スピーカー 2
ネガティブ経過分析というか
スピーカー 1
ここで触れられてて
面白いのはさっきもチラッと
わかったつもりみたいなキーワードが
出てきたりしたけれど
実はこの本の後半でも触れられるんだけど
ネガティブケイパビリティは
概念として知ることがすごくまず大事
ということを言うんだけれど一方で
概念として知ったとしても
実践するのはめちゃむずいよっていう話も
30:00
スピーカー 2
また冒頭に出てくるんですよね
スピーカー 1
これなぜかというと
人間の脳には
分かろうとするすごく
生き物としての本能というか
方向性があると
スピーカー 2
いうことを言うんだよね
これはあれだよねイスキーの本伝もちょっと出てきたような
衝動ゾンビのくだりとすごい似てるなって思いながら
スピーカー 1
本当
それはどういう意味で衝動ゾンビと似てると
スピーカー 2
今分かろうとするっていうことは
分かるってことは簡単に言うともう完全に
体に組み込まれちゃうみたいな
ようなそこまで落とし込んで分かる
っていうのが俺の中の理解なわけよ
なるほど
もう完全にもう頭の中にマニュアルできちゃう
みたいな状態になることが分かる
っていうふうに提示した場合
結局大脳で考えたっていう
鈴道が全部ポッと衝動の中に
囲まれた瞬間が分かるっていうふうに
定義すると結局
この分かろうとする性質っていうのは
もう衝動ゾンビになろうとする性質っていうふうに
スピーカー 1
勝手に置き換えて読んでる
なるほどね
面白いですね
いいですね
僕もなんかこの
分かろうとするとか分かったふりっていう
テーマはすごい面白いなと思って
読んでまして
それこそちょっと前にさ
4・4話の回が
あったじゃないですか
もはや正式タイトルは言えなくなってるけど
読んだこと
読んでない本について
読まずに語ってみた
ありましたけれど
あの回とかでも話題になったけど
なんとなくその
でっち上げることって意外と
できちゃうじゃないですか
そうなんだよね
とかその意味付けをするとか
例えばそれこそ
物理の方程式を
物理の方程式を覚えるときに
スピーカー 2
何かこちつけをしながら覚えるとかもするじゃない
スピーカー 1
こんなのとかねフレーミングとかね
そうそうフレーミングとかね
そういうのとかもこの一種かなと思うんだけど
理解できないこととか
ただの偶然でしか
ありえなかったことみたいな
現象に対して
まあもう僕らはすぐに
スピーカー 2
意味付けするじゃない
スピーカー 1
そうなんだよね
これは何々だからだとか
スピーカー 2
典型的なのが天罰だとか
あるじゃないですか
スピーカー 1
罰が当たるとかね
そうそう罰が当たるとか
この前何々したからだとか
まあもしかしたら一部そこの中にはね
その合理的なものがあるのかもしれないけれど
どちらかというと
その合理的なうるんというよりは
僕らが純粋にそういった
出来事を受け止めきれないから
そうやって意味付けをして
自分たちの中でこうなんというか
解釈してしまうっていう
なんかそういうことを
する傾向があるよってことね
スピーカー 2
これはもう勝手にやっちゃうっていう
浄土的共感に似たような流れというか
確かにね
なんか別にやろうとしてやってるわけじゃなくて
しちゃう系だよね
スピーカー 1
そうだねだから本能と
スピーカー 2
そうそうそう本能系の
本能系の ムーブだっていう
スピーカー 1
なるほどね
これに
そういう特性があるから
33:00
スピーカー 1
分かったふりをする
もしくは分かった前提で喋っちゃう
みたいなことがすごく
僕らの中ではもう当たり前になっちゃってるよ
そうなんだよね
これにどこまで抗えるかっていう意味で
スピーカー 2
ネガティブK-POPビデオ
まさにこの4人読まの
アンステージというか
スピーカー 1
4人読まの逆語いくような
確かにですね
スピーカー 2
そう
ネガティブK-POPビデオを獲得した後に
4人読まを改めて聞いてみたいというか
やってみても面白いかもみたいな
スピーカー 1
なるほどね
そうそう
面白いのはさ
分かるための究極の形はマニュアル化だって書いてあったよね
書いてあったね
これはさ
分かったことにしてしまうっていう装置なわけだよね
マニュアルがね
だから例えばこういうことがあったら
こういうふうに対応しようねとか
例えばそれこそトリアージとかってまさにそうじゃん
そうだね
どういうふうに優先度つけるか
こういう条件だったらこっちに振りましょうとか
決まってるわけじゃないですか
スピーカー 2
そうそれをね
ポジティブケイパビリティと呼んでるんだけど
ちょっと自分語りになるけど
俺がまさに
ポジティブケイパビリティのゴンゲなんだなっていう
いろいろこう
自分の人生をさ
俺この特集とかしゃべるにあたって
生まれてからこの32年間を
振り返ったところ俺はもう歩くポジティブケイパビリティ
本当に本当に
スピーカー 1
ちょっと語ってもいい
スピーカー 2
めちゃくちゃ面白いです
高校時代中高時代ぐらいから
まずこのポジティブケイパビリティ
何かっていうと答えをすぐに出す
能力要は
置かれた状況に対してすぐに答えを
出す能力のことをポジティブケイパビリティ
っていうふうに呼んだけどネガティブケイパビリティの
スピーカー 1
逆ね 単語だよねむしろそちらが普通の
ポジティブってついてのお菓子以外
普通は能力っていうシンプルにね
スピーカー 2
能力ケイパビリティってことだよね
中高時代何生だかというと爪込み型の
受験勉強生もう一問一答
記憶が要でした
でも数学って
ややもそれは数学得意な人って
考えれる人みたいに扱われるけど結局
必ず答えがある高校数学で
お問い出し効力があるつもり
になってたと
空気抵抗を無視する高校物理で
世の中の全ての現象を説明できると錯覚して
分かるって気持ちいいって思ってた
スピーカー 1
高校時代 なるほどね
スピーカー 2
医学部に行って何をしたかというと
結局高校時代と変わらず
ポジティブケイパビリティを鍛える
試験の連続
最後に捕まえてるのは医師国家試験という
ポジティブケイパビリティを
最終関門みたいな試験があったわけだ
結局医者になってこれが変わるかというと
俺は結局何かを選択したかというと
循環器ないかってこれまさに
ポジティブケイパビリティが問われる
スピーカー 1
かでさ そうなの
どういうとこがそうなんですか
スピーカー 2
あんまり語弊を恐れずに
じっくり考えてる暇がない
スピーカー 1
タイミングが多い なるほどね
スピーカー 2
熱圧が下がった小圧薬に使えて
血管詰まった広げろって
すぐに結果が出て楽しいって状態になるわけよ
結局
例えば糖尿病科だったりとか
36:00
スピーカー 2
精神科もそうだけど
割とゆっくり考えて
ああでもないこうでもないってする時間があるんだけど
循環器は
目の前に起きた現象をすぐに解決しないと
患者さんが亡くなっちゃうから
不正脈起きた電気ショックだ
血管詰まった開けるぞって
そういういつも一頭を
繰り返す毎日
患者さんが
そういう状態でも背中痒いとか
ちょっと心つらいとか
訴えされることはあるんだけど
俺らはそれを不定収束
っていう漢字の文字にまとめて
スピーカー 1
不定収束
スピーカー 2
これ俺らよく使うんだけど
簡単に言うと
何か言ってるわみたいな感じで不定収束として
障実して
不正脈止めたらいいじゃんみたいな
スピーカー 1
なるほど
ある特定の環境
シチュエーションにおいて
これが重要なイシューであるよってことを定めたら
そこに関連のないこと
っていうのは不定なわけだよね
その定められた
特定の収束ではない
ということですね
スピーカー 2
語弊をすれずに言うと蹴り捨てるような
収束を他の側は蹴り捨てちゃうような
過の特性としてそういうところがあるわけ
スピーカー 1
なるほどね
それこそ循環器が
扱ってるものがめちゃくちゃ
クリティカルだし
それこそ対峙してる状況が
スピーカー 2
やっぱり違うじゃないですか
スピーカー 1
結構その結果というか
ネガティブなことが起きた結果が
分かりやすく
スピーカー 2
深刻じゃん
スピーカー 1
まずそれを回避する
っていうことが優先度高くある
それは特性上しかない
スピーカー 2
それはそうだってことね
必要なんだけど
その中高時代から今まで
俺はポジティブケイパビリティだけを
求められて生きてきたんだなってことを
思ったの
スピーカー 1
いいですね
スピーカー 2
めちゃくちゃいいですね
そういう人間なんだからさっきもオープニングでさ
俺すぐに答え出して
ネガティブケイパビリティっていう概念を
分かったような感じでしゃべり始めたけど
またやってるわっていう風に俺も思っちゃって
スピーカー 1
なるほどでもなんかそれもあるし
優秀さの象徴というかさ
それこそなんというか
いわゆる
賢いとか
頭がいいみたいな言葉で形容される
人のイメージに
ぴったり合致するよね
スピーカー 2
そうそうそう
頭がいいとか優秀と
本当に賢いは違うってよく言われるけど
そこの差を
埋めるのがカタラジオ
スピーカー 1
なるほどカタラジオの話になった?
スピーカー 2
カタラジオだけど
俺はむしろ
この
カタラジオ俺も秀逸ネガティブ
ケイパビリティだと思ってるからさ
スピーカー 1
なるほど
ここで能力を逆転させると
スピーカー 2
そうそう
必要なんですよこのカタラジオは
っていう
山上三十年の歩みを
スピーカー 1
ちょっとしゃべらせていただきましたけど
面白いしそこに対応するかどうかは
分からないけれどここで書かれてるのがさ
39:00
スピーカー 1
問題にも
いろんなレイヤーがあるんだみたいなことが
示唆されてるじゃないですか
ここで言うとさ見えてる問題
目に見えてる問題とそれからそうじゃなくて
真相にある問題みたいなところが
ここでは対比されて説明されてるけど
仮に見えてる問題に対処すると
その問題
要は対象両方みたいな言い方もあったりしますけど
その見えてる
これを解決したいからこれを解決してるよ
っていうシンプルなことだと思うんだけど
そうじゃなくてこの問題が浮かび上がってくる
手前にはこう何段か問題
別の問題が隠されていたりとか
真相にある本質的な問題があったりとか
原因がそこにあったりとかみたいなね
そういうことを
じっくり考えて探るみたいなことも
もしかしたら大事かもしれないよね
ってことがねこのはじめに
語られるわけですよね
これは確かに面白いね
例えばそれこそ不正脈とかさ
血圧とか
何かしら観測できる現象が
あるわけですけれどもその背景を
たどっていくと例えば
職種生活が乱れてるよとか
家族の中でこうなんていうか
ストレスが負荷が高いことがあるよとか
いろんな複合的な
スピーカー 2
ようなのがあるわけですから
だから初めてこれ俺の実現象と
語呂概念がフィットして実現象に
還元できる握り回しできる可能性が
ある概念かもしれないと
スピーカー 1
なるほどですねいいですね
楽しみ楽しみ
スピーカー 2
これは楽しみじゃない
ミンキーの仕事とかは
全然多分ミンキーも
高校時代くらいまでは一緒にほら
受験免許の弊害かもしれないけども
ポジティブケーパビリティが
吸いられてきたと思うけど大学
社会人はミンキー違うんじゃない多分
スピーカー 1
これだからね僕は結構
個人的には馴染みの
良い概念だなと思って
まずそもそも受け止めてましたよと
僕は多分
山上くんと中高一緒だから
環境としてはポジティブケーパビリティ
を鍛える機関に
いたわけですよ
僕は結構その中にいながら
ポジティブケーパビリティ
にちょっとこう
嫌気がさしていた部分も
少なからずあって
それこそさ
みんなが
テストの結果をさ
公開されてさ順番に並べられるような
塾はやっぱ僕はすごい避けていたし
スピーカー 2
俺が
スピーカー 1
いたとこだよ
避けてましたし
そんなこと
言ってもしゃーないじゃんみたいなことは
すごい思ってたし
僕は
数学にしても
答えの解法のところに
書かれている解法1解法2
とかいくつかのアプローチがある
いずれにも当てはまらない方法で正解に
たどり着けることが快感だみたいな
そういう遊びをしていたタイプ
比較的ネガティブケーパビリティ
みたいな
なんていうんですかねカウンターカルチャー
に対してはすごく言語的
スピーカー 2
俺は逆に解法1解法2を
いくつあそこの解法を
覚えられるかっていう目で見てたからさ
この時点で完全に
考え方の
42:00
スピーカー 2
バックグラウンドが違ってめちゃくちゃ面白い
スピーカー 1
確かにそれは面白いね
だからそのあたりからちょうど前回も
ちらっと話題にあがってたチャットGPT
的な側面と
チャットGPT的ではない
何がしとの
差分ってどこにあるのみたいな話題に
すごくつながっていくことが
スピーカー 2
なるほどね なりそうですよね
スピーカー 1
それこそある問い方やられたときに
それこそ
ポジティブケイパビリティの世界では
そこにどれだけ解法の選択肢があって
どんなアプローチが筋が良さそうで
このアプローチでいくと
これぐらいの時間で早く
解決にたどり着くことができますよ
みたいなこれをさ
なるべく早いクロック数でさ
パチパチパチって弾いていくみたいな
それやっぱポジティブケイパビリティの世界観じゃないですか
そうだね
そうするとそれって
誰がやってもそうなるよねみたいなところにもさ
ともするとたどり着きかねないというかさ
そういう世界の中で
いやいやいや第4の選択肢があるんです
みたいな
なんかそういうことを言えるかもしれない
みたいな
スピーカー 2
俺たちはこんなこと思ってないと思うけど
チャットスジビーティーをやたらと深刻化する人とかさ
チャットスジビーティーって人間超えちゃうじゃんとか
そういうこと言う人いるじゃん一定数
でもそうじゃないよっていうのは
このネガティブケイパビリティの概念を持って
そこにこうちょっと待ったと言えるよね
スピーカー 1
ああ確かにおっしゃる通りですね
だからなんかそうだね
いろんな文明に当てはめてみたりとかね
ああでもないこうでもないって思う
これは多分なんかその
悩むっていうキーワードをさ
今回この特集に使うかどうか一回悩んだじゃない
スピーカー 2
悩んだね
スピーカー 1
悩むを使うかに悩んだよね
悩むっていう言葉と
ネガティブケイパビリティの境界線
みたいなところ実は結構
大事な論点かなと思って
そうなんだよね
ただ単純に堂々巡りするのと
また答えを出さずに
判断保留する
みたいなことってまたちょっと違う
スピーカー 2
そう答えを
答えを出そうとして悩んで結果出ないんじゃなくて
普通に判断をしない
っていう選択を
ポジティブ積極的に
答えを出さないっていうのは
スピーカー 1
また別物だっていう感じ
そうなんだよなんかぐじぐじ悩んで
めちゃくちゃなんていうの
判断のループに
落ち着いちゃってさ
同じようなところ堂々巡りして
結果そこから出ないみたいな
タイプの判断保留とは
ちょっと違うような気もする
スピーカー 2
それはもはやポジティブケイパビリティ
スピーカー 1
すら低い可能性があるってことだよね
もちろんポジティブケイパビリティがないっていう
スピーカー 2
そのループから出れねえのかよって
それは出る能力がないんだっていう話になっちゃう
スピーカー 1
そうじゃないんだって
そこが結構ポイントだなという気がする
ということでこれ多分なんかね
各枝派に対して
ポジティブが何十分も広がりそうな
ポテンシャルを持っている
本なので
ちょっと今後進めていくのが非常にですね
スピーカー 2
怖いんですけど
スピーカー 1
面白すぎるよね
とはいえねそれ自体は価値あるよね
っていうスタンスでやっていこうじゃないかと
ということではじめりんの最後にですね
45:00
スピーカー 1
あるあるですけれども
本書の構成が少し
乗ってるので
ちょっとそこを触れつつですね
ちょっとどんな風に読んでいけたらいいかな
というふうに考えをして
今日は締めたいかな
ということで
このはじめりんの最後に
この本の紹介があります
最初このはじめりんのすぐ後の
1章ではですね
キーツさんという
先ほどシェイクスピアを
引用しながら彼こそがネガティブ
ケイパビリティのゴンゲだみたいな
ことを初めて言った人
ネガティブケイパビリティという概念を発明した人だよね
の人生について
第1章があります
実はどうやら
このキーツは短命だったらしいんですよね
スピーカー 2
そうなんだ
スピーカー 1
32いかなかったと
そうなんだ
その彼の人生を少し
覗いてみることで
どういうプロセスでネガティブケイパビリティを
発見したのかというところに
アプローチしますよと
続く第2章
ここではこのキーツさんが発見した
ネガティブケイパビリティという概念が
先ほどの論文をね
著者のハーケギさんに
心を揺さぶったと
言われている論文がありましたけれども
この論文を書いたのが
ビヨンさんという精神科医
スピーカー 2
らしいんですよね
スピーカー 1
教官に向けて不思議な活用ですね
非常に不思議なタイトルですけれども
この論文を書いたビヨンさんが
ネガティブケイパビリティ
という概念を再発見しないと
今ここにはね
僕らが伺い知ることができなかったわけなので
このプロセスについて迫っていくというのが
2章ですね
でその次
さっきもね分かりたいよって
分かろうとする本能があるよって話がありましたけれども
第3章では
ネガティブケイパビリティのある種的
になるような
僕らの脳の健康というのを
少し概観していこうということですね
スピーカー 2
今までのどの特徴もやっぱ
一回脳に立ち戻るのが面白いよね
反響からも脳に立ち戻った
スピーカー 1
確かにねそうだね
これはもう僕らの本能の
やっぱおつかさどっている部分
ですから避けられないですね
スピーカー 2
セレブりますね
スピーカー 1
セレブりますね
すいません
セレブる気になった方は以前の
収録をぜひご覧いただければと
意識のやつですね
で今4章じゃないや
3章かあの話しましたけど
そこに続く4章は
山上くんもさっきチラッと
触れてくれましたけど色の現場
その中でネガティブケイパビリティ
という判断保留の態度が
どういう風に扱われているのか
あるいはそれがすごく軽んじられているんじゃないか
という問題提起を受けた
そうだね
続く5章ではこのネガティブ
ケイパビリティが活用されている
医療現場これが実は精神科だ
ということで
精神科のドクターにとって
このネガティブケイパビリティが
どういう風に活用されているかというところを
スピーカー 2
見ていきます
スピーカー 1
で6章ここでは
48:00
スピーカー 1
もう一回脳に戻って脳の持っている
ある力希望する力
という風に書いてますけど
この力を活用しながら
どうやって伝統的な
医療行為が
やられていたのかということを
検証していくということで
少し現代の医療から離れて
ネガティブケイパビリティの
活用のオプションというのを
見ていくというところですね
続く7章
8章では7章が先が
ネガティブケイパビリティでは
成立しないような創造行為
これってどういうことなのということで
それこそ冒頭で引用されたシェイクスピア
とかがなぜあんな作品を
書けるのかというところに
スピーカー 2
アプローチしていきます
医者じゃなくて作家の方の側面から
スピーカー 1
蹴り込んでいくのかね
スピーカー 2
このオンオフがすごく面白いですね
スピーカー 1
最後紫色部と
シェイクスピアという
二人の作家を取り上げながら
ネガティブケイパビリティの活用例を
見ていくということですね
最後じゃない8章
90がある
最後90があって9が
教育の世界でネガティブケイパビリティ
失われてるじゃないかという問題点
最後の10章で
その世界の中で生き延びていくために
どんな概念が
必要かということで
最後に新しい概念として寛容
スピーカー 2
というキーワードが提示されます
また概念が一つ
提示されてる楽しみだ
スピーカー 1
ということでここでも
少し戦争の話題もあったりだったし
絡んでくるね
この特集の中で
今寛容というキーワードも出たけど
寛容の手前に共感もあるんだよね
スピーカー 2
そうだよ
最初に出てきてたよね共感と不思議さ
スピーカー 1
っていう対決 共感っていう
話も実は精神科の
領域ではすごく大事だったりする
ところで実は僕らもこれまで
扱ってきた特集とまたしても
スピーカー 2
リンクがすごくアーガント
共感も絡むし
脳も絡むし四葉も絡むし
すごい
あとシェイクスピア
というところで言ってもホットハンドも
若干絡むかもしれないという
なかなか面白い今回も
スピーカー 1
いいチョイスですね
僕らの興味に偏っているという説もありますね
スピーカー 2
なるほど
こっちの沼の方に行っちゃってる
スピーカー 1
ちょっと似たような沼に
たぶん絡めとられてる
スピーカー 2
繋がってるんだね沼が全部ね
スピーカー 1
そうですね
そこの沼
ということでございまして
どうしましょうか10章あるということで
ペースが悩ましいね
スピーカー 2
4回ぐらいに
スピーカー 1
分けてやる
ただなんとなく全体俯瞰した感じだと
1章2章をセットで
読めてもいいなという気がして
3章を入れるか
入れないかみたいなところがちょっと悩ましいですね
うんうん
スピーカー 2
とりあえず1,2でまた
その後はちょっとどう分けるか
スピーカー 1
また考えますか
1,2,4でもまだ8章あるっていう
スピーカー 2
長いね
章はね今回ね
スピーカー 1
章立ての中でも
51:00
スピーカー 1
多い少ない厚い薄いがありそうなので
ちょっとフラットに見て
話していければいいかなと
スピーカー 2
思いましたね
スピーカー 1
5章が短いね
5章7章が短い
なので1,2
3,4,5,6,7,8みたいな
そんな感じかもしれないですね
スピーカー 2
はい
スピーカー 1
そんな感じでいきましょうか
ということで僕らは次回は
この本の1章と2章ですね
お読んで臨みたいと思います
スピーカー 2
読んでいきましょう
スピーカー 1
キイチさんの旅が
どんなものなのか
いやー楽しみだね本当に
スピーカー 2
とりあえずよ
お疲れ様でした
面白かったね
この概念
面白かったですね
なんかフリートークで
まさにこう俺はポジティブ
ケイパブリティ人間だからさ
この概念獲得せねばってすごい
スピーカー 1
切に思った時代だった
まあでもその概念獲得せねば的な
思考もねまたちょっとポジティブ
スピーカー 2
ケイパブリティっぽいですからね
でもね俺この本読みながら
1つちょっとすごく面白いなと思った
フレーズが自分に
思ったフレーズがあって
この人の
ハハキリ先生が
この論文を読んだ時の
著者の話があるの
著者の所属は
ハーバード大学
医学部精神科しかし
著者がどういう人物か知らず
30年たった今でもわかりません
キーツのネガティブ
ケイパブリティを知ってからは著者のことなど
どうでもよくなったのですって要は
何を言いたかというと普通って論文
読む時って医者は
どんな先生書いてるんだろうってその先生のことを調べたり
どこの大学で何やってるんだ
この人って調べるのが普通なんだけど
この人は興味持った論文の
著者のことを全然
どうでもいいと思ってしまってる
と思ってると
これ何かに似てるなって思ったのが
全感覚祭なんだよね
なるほど
俺行ってたじゃん全感覚祭
下山主催の
川崎の
川崎公園であったアーティストがいっぱい出てる
フェスなんだけど
俺そこに出てるアーティスト一人も知らない
スピーカー 1
って状態で行って
スピーカー 2
帰ってきて
ミンティに何かアーティストのこと
わかった?って言ったらいやわからないって言って
結局帰ってきても
出てるアーティスト一人も知らないっていう状態で
帰ってきて
これ全感覚祭じゃんでも俺は
その祭りめちゃくちゃ楽しかったし
すげえいい時間過ごせたって思って
帰ってきるわけよ
なんか俺オフィシャルでは
ポジティブケイパビリティ人間だけど
意外とネガティブケイパビリティを求めてるんだ
スピーカー 1
ってことを
めちゃくちゃいい話じゃないですか
そうだね確かに
ネガティブケイパビリティの
可能性が
一切なかったらこのラジオは
スピーカー 2
できないだろう
むしろプライベートは結構
54:00
スピーカー 2
ネガティブケイパビリティ用意なのかなって思った
スピーカー 1
なるほど
そこで金庫を取ってる可能性があります
そうそうそうそう
スピーカー 2
ってことを
全館各祭で思い出しましたよね
スピーカー 1
面白いですね
確かに僕なんかその下りは
そんなに意識して読んでなかったっすね
本当
確かに言われてみたら
わざわざ書いてあるもんね
スピーカー 2
そうそう
俺じゃんと思って
すごく共感したっていうか
スピーカー 1
ここに
なるほどね
これはだからなんというか
それこそ今僕らはさ
毎日スマホのようなものを持ってた
あれなんだったっけって思ったらさ
何々とはとか調べちゃうみたいな
スピーカー 2
すぐに答えが得られるみたいな
スピーカー 1
ことがあるわけですけれど
そういうものに対して
そもそも調べることを放棄するとかさ
答え出すことを放棄するみたいな態度なわけだから
スピーカー 2
そう分かんなくてもいいじゃん
スピーカー 1
面白いよね
スピーカー 2
分かろうとしないっていう
だからこの全館各祭に臨んだときの俺の
メンタルが一つこの概念を
ゲットするヒントになるんじゃないかなって
なんで調べようとしなかったんだろう
ってことをちょっと考えてみようかな
ってことをちょっと思ってる
スピーカー 1
確かに確かに
スピーカー 2
なんで調べようとしなかったんだろうね
なんでか
あの時はとりあえずむしろ全く分かんない
環境に身を置いてみようっていうことを
むしろ調べずにいく
スピーカー 1
っていうことに
スピーカー 2
喜びを見出してた
何が全く
分かんないアーティストが
フェスに行ったらどうなるんだろう
っていう道に目を通して
見たいっていう好奇心だよね
俺は
スピーカー 1
そう
スピーカー 2
そうかそうか
っていうことをちょっと思って
だからネガティブ
キャパビリティを獲得する
素養はあったりするのかなってことを
スピーカー 1
確かに
スピーカー 2
自分語り多めですみません
スピーカー 1
いえいえ
スピーカー 2
また和田沙耶さんが笑っちゃうね
ヤマガミが自己開示してる
スピーカー 1
自己開示ね
なんだっけ
自己開示の鬼じゃなくて趣味が自己開示
スピーカー 2
趣味が自己開示
ポジティブキャパビリティマン
三分の一くらい
自己開示してた
失礼いたします
スピーカー 1
ということでございまして
今回の特集は
こんなところで
ということで来週以降はですね
早速本編に入っていきたいなと
ところなので
ぜひ一緒にこの本を買って
読んでいただければ
ということで
なかなか答えが出ないまま
じっくりじっくり読んでいくという
実証にできればいいかなと
思います
ではでは
今日はこんなところですか
地に足がつかない感じがしますけれど
スピーカー 2
大丈夫ですか
ヤマガミ このむしろいいんじゃない
スピーカー 1
ヤマガミ じゃあ終わったほうが
よろしくないってことですね
スピーカー 2
ヤマガミ そう終わったほうがよろしいよって言わないことにする
57:00
スピーカー 2
この特集は
終わったほうがよろしくない感じを
リスナーの皆さんと共有したいな
スピーカー 1
ふわふわっと
そうしましょうか
ではまだ何が始まるかわからないですけど
ヤマガミ そうだね
次回もお楽しみに
スピーカー 2
ではでは
スピーカー 1
ヤマガミ おやすみなさい
57:29

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