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2024-03-19 07:48

きまぐれ公開らいぶ #3 卒業式の思い出/学長代理のエピソード

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サマリー

札幌オープンスタジオCamp@Usのきまぐれ公開ライブ#3では、卒業式の思い出が語られています。学長代理に関するエピソードが振り返られ、学生に寄り添った思いがポッドキャストで共有されています。

卒業式思い出と学長代理のエピソード
久しぶりの気まぐれ公開ライブです。
今日の札幌は昨日の夜から雪がたくさん降り始めて、今日も今、雪が結構、外降ってますね。
なんとなく平日なんですが、平日なんですが休日のような、昼間なんだけど夕方のようなどんよりした天気ですね。
まあ、ということでやることもないわけじゃなくて、やることはたくさんあるんですが、
気まぐれライブをやりたいと。
一個、今日は喋りたいのが、卒業式シーズンというかね、卒業シーズンなんですが、
卒業式の思い出を一つ語っておきたいし、多分今日じゃなきゃ語れないかなと思ったので、卒業式の思い出を語りたいと思います。
卒業式の思い出といっても自分が卒業した時の思い出じゃなくて、
というより、卒業式の思い出はたくさんあるんですね。私大学に勤めてたんで。毎年卒業式やったのでいっぱい思い出あるんですが。
今日は、とある名古屋の大学で一つ卒業式を迎えたところがあって、
それに関連して思い出したエピソードがあるので、その話をやっぱり残しておきたいなということなんですね。
これは2015年、2016年、2016年3月の話ですね。
2016年3月ですから今からもう、ん?2016年じゃない、2006年だ。
2006年3月ですから、今2024年ですから、もう18年前の話ですか。えらい昔の話ですね。
18年前の卒業式の話を今更するかという気もしますが、卒業式の思い出ということで、
2006年3月に何があったか。私が勤めてたある大学で、
2005年度から学長になった方がいて、音楽家としては非常に有名な方だったんですが、
その方が体調不良を理由に年末で辞めちゃったんですね。辞めちゃったと。1年もたなかったんですね。
これは体調不良ということなのでいたしかたないんですが、もちろん体調不良に至るにはいろんな理由があるわけですが、
辞めちゃったと。仕方なく理事長が学長代理をするわけですが、
その理事長さんはそれなりの人格者で、大学・学校法人を支えているトップだけあって、
それなりの人格者。お坊さんだったんですけど、結構名だたるお坊さんなんですが、
この方はとにかく卒業式までに次の学長を選びたいんだと。その学長を年度末まで頑張ってくれって
引き止めたんだけどなと言って私にも語ってたんですけども。とにかく早く次の新しい学長を選びたい。
その最大の理由は、学生に理事長名で証書は出したくない、卒業証書は出したくない、学位記は出したくないと。
学長、やっぱり学長名で学位記を出してあげたいんだということを言ってたのがその理事長ですよね。
それでとにかくそれから学長選考をやって手続きをして、しっかりと学内手続きをして、
理事長が下手に介入することもなく、ちゃんと手続きに沿ってルールに従って学長選考をしたんですね。
3月の9日だったかな。3月9日に新しい学長が決まったと。
卒業式に何とか間に合って、卒業式には新学長、新しい学長の名前で卒業証書を出して。その理事長もよかったと。ほっとしたと。
自分は2ヶ月間、とにかく早く次の学長を選ばなきゃと、
学生に対して申し訳ない、卒業生に対して申し訳ない、そればっかり言ってたんですよね。
ところが今日、ある名古屋の大学が卒業式を迎えるんですが、平気で理事長名で学位記を出して、
別にこれは法的に問題ないと言っているという。学生の気持ちが全く分かっていない理事長さんがいるということは本当に不幸だなという思いがあるので、記録に残しておきたいということですね。
学長就任と卒業式の思い出
関連して、その4年後に私が学長になっちゃったんですね、その大学のね。
これが3月9日から、そういったイレギュラーで前の学長が任期が始まったので、ちょうど4年任期ということで3月8日で任期が切れたんですね。
私はだから3月9日から学長になったので、ほとんど学長経験もないまま最初の仕事が2010年3月の卒業式だったということですね。
学位記に私の名前が載っちゃっていいのかなと、本当に学生に申し訳ないなと逆に思ったんですが、なぜか学生さんたちは、卒業生は、もちろん喜んでない人もいたかもしれないけど、
私が見る限り学生は、もうね、なんか喜んでくれた人が多かったですね。それはそれで嬉しかったですね。
最初の2010年3月の卒業式の、この学長の言葉っていうのがあるわけですよね。この学長の言葉は緊張しましたね、初仕事で。
みんなもう聞き耳立ててるわけですよ。聞き耳立ててる。いろんな方々が。どこの馬の骨かわかんない。若い人間が学長になっちゃって、大丈夫かとかいう思いを持ってた人もいるし、面白くないと思ってた人もいるから聞き耳立ててるんですが、
一応なんとかこなして、これもいろいろ面白いエピソードがあるので、またいずれ思い出として語りたいと思いますが、今日はとにかく気まぐれ公開ライブということで、とある大学で卒業式が行われていて、それは私が直接関わった大学ではないんだけれども、
理事長名で学位記を出して開き直っている理事長に対して、かつて2006年の思い出としては、そういう理事長さんもいたよという。学生に心を寄せる、卒業生に心を寄せる、そういう気持ちを持っていたと。少なくともね。
というのはちょっと記録にとどめておきたいし、オープンにポッドキャストで流しておきたいと思ったので、公開気まぐれライブやっちゃいました。以上です。気まぐれ公開ライブだね。やっちゃいました。
以上、お聞きいただいた方ありがとうございました。ではまた。
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