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2024-02-18 22:49

令和六年如月の回「大河は来た!4」3

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ガチャを回して出てきたお題について語る「文ガチャ」 今月のお題は「大河は来た!」です。 


ガチャを回さずにお話をする「大河回」

今回は昨年放送されていた『どうする家康』について

二人でわいわいとお話しております。

朔夜のテンションが異常に高いですが、どうかお構いなく…。

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で、こっからは3回目というところで、去年の大河ドラマの振り返りをしていこうかなと思います。
ということで、どうするイエアスでしたか? もちろん、最初から最後までご覧になったかとは思うんですが。
まずは、まあ結論を聞きましょうか。どう思ったとか、最終的な、最後まで見ての感想。
そうですね。戦国の本当に一番激しい時代じゃないですか。
まあ、どんな時代でも途中退場していく人たちがいるんですけど、
一人一人を丁寧に描いていったなあっていうのは感じました。
なるほどね。なるほど、なるほど。
イエアスファミリーの皆さんをね。
今まではすごいわちゃわちゃっとしてたり、いつまで経っても名前を覚えてもらえなかったりしていたのが、
その退場シーンはきっちり描いてくれるから、泣くんですよ、毎回毎回。
ああ、なるほど。
なるほどね。はいはい。
じゃあ割と高評価?
ああ、好きですね。
うーん。
なるほど。
ライトさんは違ったんですか?
えっとね、僕は嫌いじゃないんですよ。嫌いじゃないし、いいところもすごくあったしっていう前提ではあるんですけど、
えっと、イエアスをどう描くかがやっぱり難しいと思うんですよ、そもそも。
イエアスっていう人物が。
そうですね。
信長が生きてる時代と、秀吉と対立していく時代と、ほぼ天下を支柱にしてからのって、イエアス像そのものがすごい変わってくるから。
で、最終的にいろんな人がいろんなことをやった上で、最終的に天下を取る人なので。
えっと、極端に忠実に作ろうとすると悪い人になっちゃうと思うんですよね。
そうですね。
で、それをいかに悪い人じゃなくするかっていうところが結構な命題で、今回の作品で言うと、
それを自分自身では自分は悪い方の人間だって思ってるようなところがあったりとか、
あとは苦しいのを承知で狸を演じるとか、
そういうふうな形で、でも根っこは違うんだよって、本当にね、最終回でも1話のシーンが出てきたりする、
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うさぎ年の子っていう感じの描き方。本心がああいうところにある人が狸として天下を取って、
鬼のように、最終回の前かな。
あの、秀吉のところ、秀吉じゃない、秀織のところにとついた孫娘を追い返すみたいな。
千姫?
そう、千姫を追い返すみたいな下りとか、
その鬼のようなところっていうふうにも繋がってきたりとかっていうのがあるのは、まあまあいいんですよ。
個人的には竹田千姫をすごいかっこよく描いてもらったので、そこは山梨賢人としては感謝感謝なんですけど、
他の方も言ってるけど、前半がわりとしっかりやりすぎで、後半が芝屋だったかなっていうのはあるのと、
で、これもやり方だから間違いじゃないんだけど、徳川家中を描くことに上等をとても強く置いているので、
わりと敵対した人たちの描き方がそこまで力が裂けてないのかなっていう印象はあったかな。
そうですね。
あとは、わりと単純に悪役に見えるようなキャラクター付け?秀吉とか信長とかの。
三菱でもそうだよね。みたいなことがあったりとか、終盤で言うと真田幸村がただの喧嘩好きというか、
感じになっちゃってるのとかは、徳川家中に上等を置くとそこまで手が回らないからそこに背景までは作れない。
一応、真田正幸父親から言われてるっていうフリを作って、
で、真田幸村信重がああいう感じっていう、最後の最後に家康の前まで迫った人物だから描かないわけにはいかないし、
その人の背景ってああいう感じっていうのは、言ってみれば家康の対局にいる人みたいな意味合いはあるんだろうけど、
そこにその人の思いもわかるよねみたいなのがない感じ。
それは秀吉にも信長にも三菱にも言えたことかなという気はしていて。
一方で武田はおいしいところをいただいてて、武田信玄もすごくかっこよく描かれてたし、
勝頼って一般的には悪いっていうか無能な二代目みたいな描き方しがちなんだけど、
まあ最後の最後で裏切っちゃったみたいなとこはあるけど、
家康と組んで理想郷を作ろうみたいな感じ。築山殿も含めてね。
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みたいな感じで描かれたから、そんなにそこまで悪い人でもなかったし。
で、もともと勝頼の構想に築山殿を通して家康も乗ったっていうような構成だったじゃないですか。
理想郷を目指すっていうの自体は。
だからなんか、そこら辺からがもうちょっともうなんていうのかな。
さっきじゃない、前々回とかに話題に出してるどこまでフィクションにするかの、
そこやっていいのっていうところに触れてる感じはするんだよね。
なるほどね。
解釈としては面白いとは思うけど。
一方で、さくやさんも言ってた泣けるところっていうのにも通じるんだけど、
家中に関してはすごい丁寧に一人一人も描いてて、
国分けっていうのかな。江戸に入って関東でいろんな人をこの城に、この城にって振り分けていくとことかは、
すごい一人一人を丁寧に描いてるし、
それこそ普通だったら悪者にされちゃう石川一雅とかも、
我々のために犠牲になってくれたみたいなキャラクター付けがされていたり、
結果的に豊臣に行ってからはろくな仕事も与えられないっていう、
この哀愁みたいなのも描き出したりとかして、
視聴者側が一雅を嫌いにならないようにはしてるなっていう印象があったり、
同じ理屈で月山殿はめちゃめちゃいい印象だったと思うんだよね。
そうですよね。
一方で淀殿がやっぱり、
一雅を善というか、
豪書っても平和な国を作るためみたいな使命感の、
いわゆる言い物として描いてるのに比べると本当に、
第六天魔王の名医みたいな感じっていうか、
すごく悪く、悪役として描かれた感が強くて、
やっぱりそこの背景に多少あったんだけどね。
ギリギリのところで秀織に、
ここはもう一雅についてもいいんじゃないって言いに行こうとしたら、
秀織がその気になっちゃってて言いそびれるみたいな雰囲気とか、
千姫もそこについてこうとしてるのに今更自分からは言えないみたいな雰囲気とかはあったけど、
ステレオタイプな淀との感じもするし、
それを過剰に演出したかなっていう気もしたかな。
逆に言うと秀織は、
母親の言いなりみたいな感じで描かれがちなところを、
積極的に一雅を払いのけるっていう感じを出したり、
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一雅からも秀吉の再来になるかもしれないって恐れられたりするっていうところでは、
割と全体を通して描くキャラクターが、
一般に思われてるのと逆みたいなのがすごい多いと思うんだよ。
そのまんまなのは、真原とかは割とそのまんまなんだけど、
勝つよりはダメな二代目と思いきやっていう、
優勝というか一雅と間があったみたいな感じで描かれたり、
信長はああいう面もあるんだけど、
一雅とは本来関係が良かったように描かれがちなんだよね。
苦しいこともあったけど。
秀吉も別に一雅と仲が悪いとか、
常にマウントを取ってくるとか、抑え込むとかいう感じでもない。
人の良さで一雅を下につけちゃうみたいな風に描かれることが多い人が、
パワープレイできたような感じの印象もあったし。
で、あえて松岡さんが好きだから触れるわけじゃないけど、
ケチ三杉でも、本来背景に賢さがある人だと思うんだけど、
普通に描くと。そういう要素がみじもなかったり。
一人一人のキャラクターが一般的にこう思うよね、逆言ってる人が多くて。
方向性は一般的なんだけど、
それを過剰にしすぎたのがヨドドのぐらいかな。
北の間のところとかは凄い出番少なかったしね。
そうですね。
出番なかったわけじゃないんだけど、そんなにどうという。
そういうところが家康と家康家中を中心に描いているので、
豊臣家のところっていうのはそんなには、
家康と絡む人しか触れてこないみたいな感じにはなってたかな。
で、逆逆で言うと梶間さんもそういう裏切り者って思われるところが、
家康って思われて終わるとかね。
全体的にそうだったなっていう気がする。
割とだから狙ったキャラクター作りをしたんだろうなと。
そのまんま感があるのは秀田だとかがそのまんまのイメージだよね。
いわゆる世間一般が思っているイメージ通りに近いキャラクター付け。
そうですね。
一応最後にちょっとかっこいいところ見せるところもあったけど。
そうですね。
あと種明かし的にね、ナレーションが誰かと思いきや、
誰かと思いきやっていうか、誰でもないだろうと思ったら
梶間のツボネっていうのは、なるほどねとは思ったけど、
それこそケリーさんとかかな。
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なんかどっかで言ってたけど、
だったらそのつもりでそういうふうに作ればいいのにみたいなこと。
要するにナレーションとして配役がある人が役柄的に梶間のツボネなら、
もうちょっと前から伏線。
そっちの血統だよね、そもそも梶間のツボネ。
そうですね。はい、そうですそうです。
だからそういうところでちらっと出しとくこともできたはずだし。
それこそなんかね、今ドラマでもお笑いでもそうだけど、
伏線回収すると視聴者が喜ぶから、
ちらっと出しとくとかすれば受けたりするんじゃないかと思うんだけど、
そういうことはしないんだと思ったりもしたかな。
難しいんだなって改めて思いました。イエヤスを描くっていうのは。
そうですね。私どこでお話したんだろうか。
電気のお話をしたことがあったと思ったんですけど。
電気?
電気。人の人生を描くんだったんですよね。
子供たちが5年生で必ず電気を今やるんですよ、初めて。
その時に必ず言ってたのが、
電気っていうのはその主人公の人がヒーローになるために描いている、
描き方をしているから、
その対比になる人、敵型になる人をすごく悪く描くことはある。
だけどその悪く描かれている人の電気を読むと真逆になるよって言うんですね。
だから両方読んでみてねって言うんです。
5年生同じく国語の授業に情報の扱い方みたいなのがちらっと入ってくるので、
その時にも必ず同じ話をして、
誰かが見た視点とその違う人が見た視点は違うから、
あなたが判断するのは片っぽだけじゃダメよって。
情報ってあれですか、コンピューター系?
ではなくてメディア?
メディア論みたいな。
メディアの受け取り方みたいな。
ニュースとかみたいなのが、
世間の大人の人は知ってるけど、この新聞社はこういう傾向が強いとか、
この放送局はこういう傾向が強いとかね。
与党寄りか野党寄りかみたいな、そういう傾向があるっていう前提を知らないと。
大人になったらそういう感覚があるんだけど、
知らないとどっちかだけを見て鵜呑みにしちゃうとっていうことがあるよねってことね。
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そういう説明文を、それこそ池上明さんの文章でされていたので、
子どもたちにも読みやすいし、
絶対に多角的に見ないと、
一つのところだけ見てるとダメだよっていう話は必ずしてたんですね。
今、雷道さんがずっとおっしゃっていた家康の切り取り方とか、
逆張りをしているような描き方、
必ず家康が主人公だから、家康に光を当てないといけないし、
あれを神の君と言い切るのであれば、
そういうふうに光を当てていかないといけないですよね。
秀吉川の呪楽台とかの描き方が真っ暗な家だったじゃないですか。
で、ろうそくがなんか変なふうにいっぱいあったりとか。
そういう色の使い方も対比がすごかったし。
家康と淀殿が対比になってるなって思って。
家康は世奈の言葉、月山殿の言葉で、
戦のない世の中にしてくださいねっていう死に際の言葉を、
もう本当に呪いのようにずっと自分の中で唱え続けて、
だから自分が一番最後まで、最後に戦うんだ。
だけど淀殿の方は豊臣の世を次も繋いでいってほしいっていう秀吉の思いが、
そこも呪いになっていて。
だから秀吉とのおついで戦わなければいけないし、
私の光源氏ぐらいの勢いで秀吉を育てていくっていう。
対比がすごいなっていうふうに思いました。
確かにね。あれはどうでした?石田三成はどうでした?
三成一番わかんなかったです。
なんか序盤で家康と馬が合うようなキャラクター付けがされて、
最後の最後まで家康はわりと話せばわかるんじゃないかっていう感じを残しながらなんだけど、
三成は、あれ解釈難しいんだけど、
家康とはわかり合えないっていう、何か誤解してる感があるけど、
家康とはわかり合えないっていう前提の行動だし、
最後もそのスタンスを保ったままで死を選ぶみたいな感じになってくるんだよね。
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あんまり、それも対照的って言っても対照的だから、
対比として描いてるって意味なのかな?
なんですかね、三成の本心が最後までわからなかったんですよね。
同じ星を見ていますねってイチャイチャしていたときと、
一番最後の本当の別れ際は、あなたと同じ星なんか見ていなかったって言い切ったじゃないですか。
それを言わせたものは何だったんだろうっていうのが、ずっとわからなくて。
でも、同じ星を見てるって言ってるときって、秀吉が天下とってるときでしょ?
そうですね。
だから、要するに豊臣の天下、それこそ与度殿とかもそうだけど、
豊臣の天下が続くことを互いに支えていきましょうっていうスタンスで同じ星を見てたって三成は思ってたけど、
裏切られたって思ってるんだよね、そういう意味で言うと三成は。
同じ星を見てなかったっていうのはそういうことのように聞こえるし、
それがだから裏切られた。
たぶん家康からしたら、誰が天下人かじゃなくて、
戦争のない世を作るが一番の理想だったっていうところで、
そこで馬が合ってるって思ってたんだと思うんだけど、家康側からすればね。
三成もそうなんだけど、そのためには豊臣家が天下を治めるのが理想的までプラスされちゃってるとこでズレが出てるみたいなことのように思えて。
だからお互いに誤解してる、そこが豊臣がマストなのかっていうところの、
用費が存在してる、そこがキーになってるってことにお互いに気づいてないような感じで、
気づいてないからこそ家康は三成に話せばわかると思うんだけどなって思ってるし、
逆に三成側からは豊臣なしでそういう話って成り立つよねっていうつもりで家康が言ってたなんてことは、
買い物を持ってないから裏切りやがったとしか思ってないみたいな感じなのかなっていうふうに解釈としてはできる。
なるほどね。すごい納得しました。
よかったです。ただだからその辺がさ、割ともうその辺って終盤で駆け足になり始めたあたりだからさ、
ちょっと丁寧さには欠けてるのかなっていう気はしないでもないんだよね、その説明として。
あとさっきも話に出てきたヨド殿がここ、心が揺れる下り。
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家康からの文を読んでみたいな下りからの秀寄りの決心を見てみたいなところも、
最低限わかるようにはなってるけど、もっと揺らぐとか、もう1回ぐらいチャンスを伺おうとするとかがあってしかあるべきなんだけど、
前半をたっぷりやりすぎて足んなくなったのかなっていう気はしちゃうよね。
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