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2024-11-04 21:27

第6回 サイトワールド体験記1 盲ろう者が使える体温計を求めて

11月1日から3日まで、視覚障碍者に特化したイベント「サイトワールド」が開催されました。

今回行くことができましたので、その体験記をお届けいたします。

まずは、ふぉるけあジャパンでのパルスオキシメーターや体温計の体験を通して、盲ろう者が使える測定機について考えてみました。

 

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はい、どうもどうも、ドリームの気まぐれ情報局、第6回目をお届けいたします。
6回目と言いましたけども、5回目を前半と後半に分けてやっちゃいましたんで、7回目になっちゃいましたけども、もう回数なんかどうでもよくなっちゃいましたね。
で、今回からですね、しばらくの間、サイトワールド関連の話題をお届けしていきたいと思っております。
まず、サイトワールドというのは何かということなんですけれども、サイトワールドというのは、視覚障害者に特化した世界でも例を見ない総合イベントです。
視覚障害者に特化した展示会ですとか、後、講演会なども行っています。
例年は11月1日から3日まで、墨田産業会館サンライズホールというところで、
墨田区丸井共同開発ビルの8階と9階、8階が展示会場になっていて、9階が講演会場でやっています。
今年は11月1日から3日まで、ちなみに11月1日というのは日本展示の日ということになっています。
ちなみに、来年参加してみようかなという方のために情報提供しておきますと、来年は日にちが違うみたいです。
来年はなぜか10月16日から18日まで、確か10月16日木曜日から18日の土曜日までになっていたと思いますので、来年参加しようかなという方は注意してください。
サイトワールドについてはサイトワールドのサイトをご覧いただければと思いますので、このぐらいの説明にしておこうかなと思います。
僕はこの中で、まず11月2日の午前に行きました。
午後からは他の用事があったので、そのために東京に行くことになったので、ついでにサイトワールドも見ていこうかなということで行きました。
せっかくなんで、時間短いので、というか元々ですね、その次の日3日ですね、11月3日の日曜日1日見る予定で行きました。
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かなり混雑しているし、人も多いので、なかなか見たいものを見るのは難しいかなと思って、もう少し時間を増やそうかなと思って、11月2日の午前も追加して、11月2日の午前と3日、1日ですね、1日見てきました。
今回からですね、見てきたものについて、いろいろ雑談してみようかなと思います。
では始めていきます。
まずですね、一番最初に見たのが株式会社フォルケアジャパンというところのブースです。
この会社は一体何を展示していたかというと、音声読み上げのできるパルスオキシメーターとか体温計を展示していました。
なぜこのブースを先に見たかというと、実はですね、盲ろう者の団体で、盲ろう者が使える体温計を開発してほしいという要望をやっているんです。
ちなみに、盲ろう者というのは、目と耳の両方が不自由な人のことを言うんですけれども、盲ろう者が使える体温計って今のところないんですね。
資格障害者向けの音声で読み上げる体温計っていうのはあるんですけど、盲ろう者が使える体温計っていうのは今のところないんです。
以前、コロナで毎日体温を測る必要がありましたけども、何かイベントなんか参加すると、例えば2週間前から毎日体温をチェックして書いてくださいみたいなのがあったと思うんですけども、
それが自分で体温を測ることができないんですね。
これではちょっと困るということで、盲ろう者が使える体温計というのを開発してほしいということで、いろんなメーカーに掛け合っているわけです。
ところがですね、体温計っていうのは医療機器なんで、普通のメーカーでは作れないんですね。
温度計ぐらいだったら作れるんですけど、体温計となるとなかなか難しい、ハードルが高いんです。
このホルケアジャパンは、医療機器メーカーということで、体温計とかパルスオキシメーターとか開発しているということで、
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せっかく視覚障がい者向けの音声体温計開発しているんだったら、盲ろう者向けのも開発してくれないかなということで、話を持っていこうかなと思っていきました。
実はですね、私は最初、この体温計がしゃべると思っていたんですね。
ガイドブックの説明を読むと、体温計がしゃべるみたいに見えるんです。
ちょっと説明を読んでみますね。
株式会社ホルケアジャパンは、医療機器メーカーです。
視覚に障がいがある方にもお使いいただきたい音声読み上げ機能付きの体温計やパルスオキシメーターなどを展示します。
実際にお試しいただき、ご要望をお聞かせください。
ご来訪をお待ちしております。
このように書かれています。
これだけ読むと、体温計やパルスオキシメーターがしゃべるんじゃないかなって思っちゃいますよね。
ところがですね、そうじゃないんですよね。
これは体温計とかパルスオキシメーター自身がしゃべるんじゃなくて、体温計やパルスオキシメーターをスマホとBluetoothで接続して、スマホにインストールした専用のアプリを入れると、スマホが音声でしゃべってくれると。
そういうシステムになっているわけです。
スマホに入れるタイプだというのは、一応事前に情報は入手しました。
というのは、視覚障害者ICTネットワークさんが毎年ポッドキャストを配信していますけれども、今年は新規出展の会社にインタビューして配信しておられるんですね。
このポルケアジャパンという会社も今年が初めての出展なので、ここにインタビューして色々と話を聞いていたわけですね。
その話の中で、アプリをスマホにインストールして、スマホが音声で読み上げますみたいな話をされていたので、
スマホに入れて使うんだというのが分かりました。
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スマホに入れて使えるんだったら、例えばですね、スマホと点字ディスプレイを接続して、その表示を展示で確認できないかとかですね。
あとこれは、このアプリは、iOS用とAndroid用があって、Android用だったら、ブレイルセンスシックスとかですね、その辺に直接インストールできるんじゃないかなと思ったんですね。
それで、事前にアプリの名前なんかも調べまして、アプリの名前がiPhoraO2というアプリですね。
iPhoraO2というアプリ。これは、パルスオキシメーターの数値を読み上げる、読み上げるというか、パルスオキシメーターの数値を表示するアプリです。
これをインストールしておけば、スマホとBluetoothを接続して読めるということですね。
なので、当日実機で試させてもらおうかなと思って、ブレイルセンスシックス miniにこのiPhoraO2というアプリをインストールして持っていきました。
それで、一通り係の方に試させてもらって、実はね、盲ろう者の団体で、盲ろう者が使えるね、目と耳の両方不自由な盲ろう者という人がいるんですけど、
盲ろう者が使える体温計を開発してほしいという要望を、盲ろう者の団体でやっているんですけども、そちらで開発してもらえませんかねという話をしたりして、
それで、例えば、スマホを使えない人もいるので、振動の数で体温が分かるようなものとか、そういうのを開発してもらえませんかねという話をして、
そうしましたら、いろいろお話を聞いてくださいまして、振動で知らせるといっても、例えば36度だったら36回振動させるんですかねとか言われて、それはちょっとそこまで数えられないだろうと。
例えばね、時計なんかで、長い振動だったら10の位とか、短い振動だったら1の位とか、そういう表現の仕方もあるので、例えば36度だったら長い振動3回で短い振動6回とかね、
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あとはボタンいくつか付けて、タックタッチとかね、メテオとかいう振動式の時ありましたけどね、例えば3つ付けて、例えば10の位とかね、1の位とか、小数点の位とか、
例えば10の位のボタンを押すと、30何度だったら3回とか、40度だったら4回とかね、あと36度だったら1の位のボタンを押すと、長い振動1回が5で、短い振動1回で6とかね、
長い振動が1回で、短い振動が2回だったら7とかね、そんな感じでやるという方法もありますよって話をして、
そうですね、振動させるのもちょっと大変、そういった機能を付けるのもね、ちょっと大変だけど、話は伺いましたので、検討しますという話をして、
そういう話もしていてね、スマホで使えるってことも分かったんで、実はブレイルセンスっていうね、アンドロイドのアプリ、インストールできる点字ディスプレイっていうのがあるんですけど、
これ今入れてきたんで試させてもらえませんかねって言ったら、あ、いいですよって言われて、じゃあ試させてもらおうかっていうことになって、試すことになりました。
実際にちょっと繋ごうと思ったんですけども、インターネットが繋がってないとダメなんですね。ブレイルセンサー、SIMとか入ってないんで、Wi-Fiとか繋がないとダメなんです。
最初アプリ起動すると、インターネットに接続してくださいって出てきて、あれ?Bluetoothで繋ぐだけなのにインターネット繋がないといけないのかと思って、
でもしょうがないなと思って、自分のiPhoneとブレイルセンサーをテザリングという方法でインターネットに繋いで、パルスオキシメーターと接続しました。
パルスオキシメーターと接続すると、パルスオキシメーターと接続しようと思ったんですけども、初めて使うアプリだからよくわからないんですよね。
検索とか押して繋ごうとするんだけど、パルスオキシメーターがなかなか認識しなくて、ピアリングモードとかにしてもらったりしたんですけど、なかなか繋がないなーってやってたんですけど、そのうち繋がって、やっと繋がったーと思って、実際に測ってみましたら、一応数値はわかります。
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数値は展示で出てきました。
ちょっとね、どの数値がどの値かっていうのは読んでわかりにくいんですけども、慣れればね、なんとかわかるかなーっていう感じでした。
例えば、血中酸素濃度が97%とか、脈拍が70とか、そんな感じでわかりますね。
これはいいですね、なかなか。
ローシャーが使える、視覚障害者もそうですけど、パルスオキシメーターっていうのはなかなかないですから、これでもいいなーとは思いました。
音声の場合は8秒ごとに自動的に読み上げるようになってます。
音声の場合は8秒ごとに自動的に読み上げるので、何もしなくても聞けるという感じですね。
ブレイルセンスでやった場合は、値が変わったりしても自動では変化しないんで、F3キーで次のとこフォーカス移動して、もう一回スペースとF3で戻したりとか、そんなことしないとできないんですけれども、まあでも一応値は確認できます。
体温計の方ですけども、体温計はまた別のアプリらしいです。
なので体温計の方は試していません。
ちなみに体温計ですけども、四捨四植の体温計で、バーコードを読み取るスキャナーみたいな、ハンドスキャナーみたいな形した機械をですね、それが本体で、それをおでこのところに近づけると、
何度とかって表示して、アプリが入っていれば音声も読み上げるっていう、そんな感じの体温計でした。
それで、スマホに接続できる体温計でしたら、今でもあるんですね。
例えば、僕が今使っているのがオムロンの体温計なんですけど、これもブレイルセンスでアプリを、オムロンコネクトっていうアプリをブレイルセンスに入れて読むことができます。
ただ、視覚障がい者の場合だったら、音で測定終了とかわかるんですけども、朦朧者の場合は、電源入ったとか測定終了したとかいうのは、ちょっとわかりにくいかなという気はしますね。
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例えば、視覚障がい者の場合だったらね、今ちょっと電源入れてみますね、手元にあるんで。電源入れます。
そしたらピーって音しますよね。ピッピーって音しますね。ピッピーって。こういう音でわかるんですね。
あとですね、ちょっと測定してみましょうか。
測定終了の音をしたので聞こえましたね。それでこの音をするんですよ。
チリチリチリチリって音わかりますかね。この音をスマホに聞かせてやると測定結果がわかるという仕組みなんですね。
だから視覚障がい者で聞こえる人だったら、この音を聞いて測定終了したとか転送終了の音だったとかそういうのがわかるんですけども、朦朧者の場合はそれがわかりにくいというところがありますね。
そういう点ではちょっと使いにくいかなという気はしないでもないですね。
ただ実際使っているという人は何人か知っています。だから使えなくはないですね。
ちょっとマイク変えますね。これが終了の音ね。
こんな音するんですよ。測定終了すると。ジージーって聞こえますよね。
この音をスマホの方に聞かせてやると数値がスマホに出てくるんですね。
これが朦朧の体温計ですね。こんな体温計もあります。結構使っている人はいるかなと思うんですけどね。
パルスオキシメーターはあまりないんでね。
なったらいいかなと思いますね。
ということで今回はホルケアジャパンさんの
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サイトワールドのホルケアジャパンのブースの報告と朦朧者を取り巻く体温計の事情についてお届けいたしました。
またですね他にもたくさん見てきたものがあるのでおいおい紹介していこうかなと思ってますので楽しみにしていてください。
それでは今回はこれで終わりにします。どうもありがとうございました。
それではごきげんよう。
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