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2025-02-03 17:57

#186 日本版Y Combinator構想

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BOOTUP RADIO、ポッドキャスターの伊藤です。
この番組は、ペライチ創業者で、エンジェル投資家改め、オアシスファンドの橋田一秀さんと、
スタートアップを立ち上げる上での疑問や、企業に関するトピックを取り上げ、
シールド企業家や、企業界部分の方に役立つ情報をお届けします。
橋田です。
日本一オープンな企業家カフェ、オアシスの隣にシェアオフィスができました。
その名も、渋谷スタートアップジャングル。
こちらは、スタートアップのコミュニケーションが盛んなオアシスよりも、
もう少し個人または特定のチームで仕事をしたい、というスタートアップ向けのシェアオフィスとなります。
入居者のイメージは、1名から6名程度のチームで、
シードからプレシリーズAぐらい、数千万円の資金調達をした会社を想定しています。
初期費用や長期契約は必要ありません。1ヶ月ごとの契約となります。
入居者、大募集中です。資料とお問い合わせは、概要欄をご覧ください。
おはようございます。
おはようございます。最近、オアシスEIRというプロジェクトをやってまして、
たまにXとかでも告知してるんですけど、
企業家予備軍の方々が半年間参加できるプログラムになってまして、
大体毎シーズン3名から4名ぐらいの方を採択して、
まだ企業はしたいんだけど、企業をするテーマとか決まってない人とかに向けたプログラム、
毎週一応進捗ミーティングとかがあって、
月1回、僕が企業家を目指す人がつけた方がいい知識とかを
セミナー形式で講義するみたいなやつをやっていまして、
毎月、ちょうど収録日の前日の夜にEIRのやつをやってたんですけど、
今回テーマがエンジェル投資家みたいなテーマで、
要はスタートアップ始めるときに、自己資金でやったり借り入れしたりするけど、
エンジェル投資家みたいな人から投資を受けるってケースもあると思うんですね。
そもそもそういう人たちがどういう人かっていう話とか、
どうしたら会えるのかとか、どういうことを心がければいいのかみたいな、
そもそも出資の仕組みって何みたいなところとかを、
例の馬田先生の資料を説明する回なんですけど、
昨日もめちゃくちゃ盛り上がって、
毎回質問とかめちゃくちゃ出るし、実際にテクニカルな話も出るし、
株式の種類って同時に別の種類で調達してもいいんですかとか、
なんかそういう話とか、VCとエンジェルと両方当たった方がいいんですかねとか、
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ちょっといろいろな質問が出るすごくいい回なんですけど、
あとは良いエンジェル、悪いエンジェルの磨き方とか、
リファレンス取ってくださいとかそういう話になるんですけど、
とかそういう感じですかね。
結構いろいろ話が盛り上がって2時間以上ずっと喋ってたんですけど、
そういうのを月1回ぐらいやってて、
若干告知なんですけど、次シーズン2はもうそろそろ募集会、
非公式には募集してて、
要は知り合いの人とか、
あと普通にOASISのオープンスペースでそれやってるんで、
昨日も偶然いた人とかがちょっと聞いてて、
これ何ですかみたいな、次回参加したいですみたいな話を聞いたりしてて、
なので次は3月ぐらいから始まるんですけど、
そういうのに興味がある方いたら是非、
僕とかにDMしてもらっても大丈夫ですし、
連絡いただければと思います。
ちゃんと正式な告知はまたしたいと思います。
はい、ありがとうございます。
そんな感じの小ネタだったんですが、
今日のテーマは、何でしたっけこれ、
伊藤さんの方からお願いします。
今日のテーマは日本版YCを始めたいという柱さんに、
色々質問させていただきたいなと思ってます。
これは前回の配信会で、
ユニプレイスの内藤悟さんと柱さんが取っている会で、
僕が日本版YCを始めたいんだという柱さんがおっしゃっていて、
どういうところから始めたいと思ったのかとか、
どういうものをイメージしているのかとかを
色々聞いていきたいんですけど、
まず何でそもそも立ち上げられたいなと思われたか聞きたいです。
そもそも、いわゆるアクセラプログラムみたいなのは、
これはOasisファンドの方なんですけど、
Oasisファンドの方でちょっとやってみたいなという風に思っていて、
日本において、いわゆるアクセラプログラムと呼ばれるものって、
結構あると思うんですよね。
出資付きのものもそうじゃないものも、
いろんな人がサポートしているものはあると思うんですけど、
やっぱりOasisファンドって、
僕も高萩さんも清岡出身の、
東京に住んでるんですけど、
東京に住んでるんですけど、
僕も高萩さんも清岡出身のパートナー2人でやっている、
やっぱりその起業経験がある、
起業からエグジットまで経験しているっていうところが、
やっぱり一番経験値として、
スタートアップの人たちに還元できるポイントだと思っていて、
やっぱりそういう人たちが、
次世代のスタートアップをどんどん育てていかないといけないよねっていう、
全体的な課題意識があり、
かつ、僕の周りでそういう、
そういう人ってだいたいエンジェル投資家になったりして、
ちょっとサポートするみたいな、
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お金出してちょっとサポートするみたいなケースすごく多いんですけど、
そういう人たちのサポートをもっと、
ガツッと受けられる仕組みを作れないかなと、
なんとなく去年から考えていて、
YCって言ってるのは、
Yコンビネーターっていうものをちょっと簡単に説明しないといけないんですが、
まずYコンビネーターっていうのは、
アメリカで一番有名なって言っていいんですかね、
一番前からやってるいわゆるアクセラレーションプログラムですと、
3ヶ月間のプログラムで企業側も毎回100人以上参加して、
3ヶ月間グループに分けられて、
その中で毎週、
メンターに進捗報告したりしながら、
最後デモデイを迎えて各チームがピッチをして、
そこからまた次の投資家さん、
デモデイに来てる投資家さんとか、
興味持って投資するみたいな、
そういう流れができているんですね。
もうこれ20年ぐらいやってますと。
それを作ったのが、
ポールグレアムっていう人で、
PGって僕ら呼んでるんですけど、
PG僕も好きで、
PGはやっぱり、
自分でスタートアップもやってたし、
あと、なんだっけ、
プログラミング言語、
Lispっていう言語めちゃめちゃ詳しい。
あと、
ハッカーとかかっていう本が出てたりとかする。
結構そういう、
多才っていうとあれなんだけど、
とにかくスタートアップすごい好きな人で、
その人が、
2000年代中盤に、
アクセラプログラム、
アクセラプログラムって名前が、
そもそもインキュベーションプログラムだったかな、
そういうの始めようってやって、
そこからYコンから出てきた、
これ有名な会社で言うと、
AirbnbとかDropboxとかが有名で、
もう何千社も生まれているんですけど。
はい。
あとは、
Yコンも実はトップが大変わりしていて、
初代社長のPGはもう引退してて、
2代目社長が今オープンエアやってる、
サムアルトマンなんですよね。
サムアルトマンも、
Yコンビネーターの初期の参加者で、
学生時代からやってたループトっていう会社を、
Yコンもやって、
それでエグジットして、
Yコンいいところは、
エグジットした人が後からまたメンターとして
加わるみたいな仕組みでぐるぐる回っていて、
サムアルトマンは2代目社長になって、
Yコンのグロースにももちろん寄与しましたと。
はい。
彼はYコンの社長を辞めて、
今をときめくオープンエアの社長なんですが、
はい。
そういう感じですね。
Yコンの説明はそれぐらいですね。
僕もすごいベンチマークしてるようなプログラムで、
ちょうどこれ今収録日1月28日なんですけど、
タイムリーな話に言うと、
ウィンターバッジ、
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2025年のウィンターの参加者の内容がちょっとずつ
今発表されてますっていう状態なんで、
ちょっと僕も後でチェックしたいなと思って見てました。
はい。
そんなプログラム。
日本だと要はこのYコン形式の、
何だろうな、
企業家がガチで、
企業家出身の人がガチでメンター、
例えば週1以上メンタリングするみたいな
プログラムってないよねって思っていたんですね。
うんうん。
そもそもでもメンターを引き受けてくれる、
言い方あれですけど暇な人ってあんまりいないかな
とか思っていて、
そもそもいないなって思ってたんですよ。
ただ僕が去年からこういうのやりたいなとか言って、
いろんな人にこのアイディアをお話ししていたらですね、
やってもいいよって言ってくれる企業家出身の方。
企業家出身。
基本的にはEXITまで経験されている方が
数名捕まりまして、僕の周りで。
そういう人にお願いしていこうかなという風に思っております。
ちょっとまだ具体名出せないんですけど、
あのプログラムを発表するときに
その話をさせてもらおうかなと思って。
なので他の癖が違うのはやっぱり企業からEXITして
EXITまで経験した人が3ヶ月、
基本的には週1回以上メンタリングする
みたいなプログラムって他にはないよねと思っております。
確かにそうですよね。
企業家出身の方がメンターをしているところの
それがなんでめちゃくちゃ大事だと思うかっていうのを
もう少し聞いてみたいです。
そうですね。
例えば僕個人の投資先の社長とかから、
その社長たちもアクセラレーションプログラムに
よく参加している人とかもいるんですけど、
あのアクセラがちょっとダメだったとか、
なんでダメだったかみたいな話とかもよく聞くんですけど、
やっぱり企業に対する改造度の高さがすごい重要で、
例えばメンターの人が全然企業もしたこともない、
プログラムにのっとって教科書的にやってますみたいな人とかだと
企業家は別にそういうの求めてないんだけどなみたいになっちゃう。
っていうのが悪い例としてよく上がってて、
一方で良いアクセラ、評判の良いアクセラみたいな、
これちょっと名前出しても大丈夫だと思うんですけど、
Gスタートアップとかはすごい評判が良いですね。
どの企業家に聞いても結構評判良くて、
GはグロービスのGなんですけど、
グロービスさんがやってるやつですね。
やっぱりグロービスさんは本当にそういった企業家の
経営に関する経済学院もやってるし、
あとはもちろん有名なのはファンドの方ですけど、
そこに関わっている人たちが伴奏してくれたり、
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あとは他のVCの人たちがメンターとしてついてくれて、
グロービス以外のVCの方とかも見てくれてるっていうような感じになっていて、
やっぱそこの解像度高いなみたいな、経営、
経営者に近いところで一緒にやってる人たちが伴奏するんで、
それはそうだよなみたいな感じに思いますと。
やっぱりでも起用した人、そこそこちゃんと成果を出した人っていうのは
あんまりいないのかなっていうふうに思っていて、
やっぱそれをちょっとやってみたいなっていうふうには僕は思ってます。
やっぱりその最たるものが経営者に関わっている人たちが伴奏してくれて、
であるから起用家出身の人が、僕らみたいにファンドをやるとか、
あとはファンドが主催するアクセラプログラムのメンターをやるとかっていうのは、
まだまだもちろん仮説なんですけど、
起用家にとって役に立つものになるのではないか。
そして、
アクセラプログラムのメンターをやるっていうのは、
やっぱり、
やっぱり、
起用家にとって役に立つものになるのではないか。
そして、
起業の価値を上げたりすることに少し寄与できるのではないか。
というふうに思っておるわけでございます。
なるほど。
これはその、何だろう、参加者とか主催する人の目的によるかもしれないんですけど、
柱さん的にいいアクセラっていうのは、
やっぱり会社が成長して資金調達、
アクセラレーター参加後に資金調達できるっていうのが、
いいアクセラっていうふうに考えてますか。
もちろん会社のそれぞれのタイミングにもよるんだけども、
しっかりそこで、
特に対象となるスタートアップが、
いわゆるプレシード中心でやってて、
プレシード中心でやってて、
まだ全然事業が立ち上がってない人でも良くて、
ここから事業立ち上げるんだみたいな人が、
3ヶ月間で何かこう形にするみたいなイメージかな。
立ち上がってても良いんですけど、
でもそういうレベル感の人が、
そういうステージの人が一番フィットしそうだなと思ってますね。
めっちゃ面白そうだなプログラムだなと思って。
具体イメージしやすいので言うと、
プロダクトをこういうの考えてますって言って、
まだ物がない状態で、
3ヶ月の間で物作って、
MVP作ってトラクション出してみたい状態まで行けたら理想的ですよね。
っていう感じだったりするんですけど、
これでも少しだけ話すと余談なんですが、
スタートFMの柴田洋さんに、
洋さんってYコンビネーター一年だっけ?
くらいに採択されてて、
3ヶ月間プログラムに参加してた人だったんで、
僕の身近で一番解像度の高い人なんじゃないかなと思って、
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インタビューさせてもらったんですよね。
僕こういう企画考えてるんですけどどうですかね?
みたいな話をインタビューして色々教えてもらったんですけど、
本当に一部だけお話してると、
最近のYコンはとにかくこの3ヶ月間で、
トラクションを作って、デモデーに来る投資家の人、
特にエンジェルが多いみたいなんですけど、
投資したいって思えるようなものを作るみたいなのが、
もちろんYコンのビジネスとしてもそういうもの。
彼らのプロダクトがデモデーであり、
Yコンにとって自分たちのプロダクトはデモデーであり、
出し物がスタートアップであると。
そのスタートアップ、
デモデーに来る投資家の人が投資したいって思うスタートアップっていうのは、
とにかくトラクションが出てて、
右肩上がりのグラフが何か出ていて、
これは投資したいって思うようなものっていうのが良いと。
ビジネス上そうではあるんだけど、
でも一方で、
これは参加したYOさんの見解としては、
本気で意外と、
例えばYコンの統計上、
半分ぐらいの会社が2年ぐらいでクローズすると。
その一番大きい理由が、
本気でプロダクトをローンチしないからであると。
例えば、まだベータ版だからとか、
右肩切ってないからとか、
恥ずかしいとか怖いとかそういうので出さないみたいな。
ちゃんとやんないみたいな。
でも、カスタマー向き合うとか、
イテレーションサイクル回すとか、
どんどんやったほうが成功するんですよね、絶対に。
その筋トレみたいなもんで、
だから、
グロースの3ヶ月のプログラムの中では、
無理くりトラクション出すみたいなところを含めて、
その筋トレをするみたいなのが、
これは半分今の話は僕の解釈、
筋トレするの下りは僕の解釈ですけど、
それをとにかく鍛えて、
成功確率を上げるっていうことに
フォーカスしてるんじゃないかなと思いました。
いい話。
だから、それがやっぱアクセラプログラムの
意義というか意味であり、
そういうのができれば、
いいんじゃないかなと思っている次第ですね。
そういうのができれば、
いいんじゃないかなと思っている次第ですね。
ありがとうございます。
はい、そんな感じです。
では、そのリリースを待って、
ちょっとね、
諸事情でまだなんですけど、
今年中に必ずやりますので、
ちょっと興味ある方は、
心の中で早く公開されないかなと思っておいてください。
はい、
Boot Up Radioは、
番組に対する質問や取り扱ってほしいテーマを
募集しています。
番組概要欄にあるお手元に
ぜひ送信してください。
それでは、
次の放送でお会いしましょう。
さよなら。
さよなら。
17:57

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