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今日も一日ありがとうございます。この放送は、NFTにハマった建築設計者がNFTやWEB3、時々建築の話をする放送です。よろしくお願いします。
今日は、ブロックチェーンEXPOに行ってみた感想というのをちょっと話したいと思います。
ブロックチェーンEXPOと、もう一点衝撃的なお話したいことがあったんですけども、それはちょっと明日に置いておいて、今日はブロックチェーンEXPOの感想についてお話ししたいと思います。
まずちょっとそのお話をする前に、NMOの代表のコンさんも、昨日か一昨日ぐらいにブロックチェーンEXPOに行かれていて、
それの件についてボイシーでお話しされていたので、ちょっとその話を先に共有したいと思います。
コンさんの見解によると、コンさんは半年前ぐらいにもう一回行っていて、それとの対比で、それと今回との対比で、半年前ぐらいはメタバースとかが中心だったと。
ブースもそのメタバースをビジュアルで見せるような展示がメインが多かったみたいな印象を受けたと。
それに対して今回はそのメタバース系というのはほんと少なくて、どちらかというと内容的にはNFTとかブロックチェーンの一式のパッケージを提供しますと。
あなたの御社の事業に対して提供しますと。
プラットフォームもウォレット作りとかNFTを送ったりとか、それをもしかしたら売買したりとか、そういった点も我々のサービスで一式できますよみたいな、
そんな事業内容、展示内容というのが多かったと。
あとはその見せる展示というよりかは相談ブースとか後は講演会、プチ講演会みたいなプチ説明会みたいなのを開いているブースが多かったというのがこんさんの見解でした。
これ今さっき聞いて、その見解を聞いてからブロックチェーンエキスポに私も臨めばよかったかなと後悔しながら先ほど聞いていたんですけども、
私が受けた印象も割とそれに近くて、あまりビジュアル的に見せるようなものは少なくて、結構その相談に乗りますよみたいなそんなテンションで迎え入れるようなブースが多かった印象があります。
その内容について私が抱いた感想というのは結構、ここからは細かい私の感想になるんですけども、割と物を作るという製造業というんですかね、本当に大まかすべてひっくるめると製造業と呼ばれる業種というのが割と大多数の中で、
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その製造業の川上から川下までのその部材、材料の流れを証明するトレーサビリティというんですけども、この材料はどこから来ていて、その材料がその中間段階ではこういうふうに加工されて、川下、エンドユーザーの元に渡るみたいな、
そういう証明においてブロックチェーン技術を活用しますみたいなのが結構多かったかなと思います。おそらく4、5件あったのかなと思います。
そういう感じで、私が目についたのはトレーサビリティ関係というのが目につきました。
その1個でちょっと特筆、私はそのトレーサビリティ関係にはあまり興味がなかったので、ちょっとスルーしていたんですけども、その1個はちょっと興味深かったですし、
私の本業である建築設計とか建築施工、建物を作るという点で、なんか幸せがありそうだなと思ったのが木材の追跡ですね、トレーサビリティですね。
そこの会社がやっていたのは、まず木材、山とか森林に生えている木というのを立っている状態でスキャンして、それ1本1本を認識して、その時点でもうラベリングして1本1本を認識すると。
その時点でもうラベリングしたら、あとは切られた状態、丸太の状態でもその認識というのは、ラベリングというのが解除されることなく、あの山のこの位置に立っていたナンバー15番という木があるとしたら、それが丸太になってもその15番の木は認識し続けられていて、
それが加工されて、加工業者、木材屋さん、加工屋さんに運ばれてもその15番というのが認識されると。
それが当然データベース上で管理されて、この丸太はあの山のあそこの位置に立っていたものだねというのがすべてわかると。
そういうふうに追跡ができると。
あとは当然スキャンするので、木の長さとか木の太さとかもわかるので、その山からどれだけの物量の木材が取れるか取れたかというのも把握することができて、
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そこから間接的にCO2の固定量とか排出量とか、そういった間接的に二次的な数値というのも算出できるみたいなサービスがありました。
そういう技術がありました。
木材というのは結構建設、建築にも使いますし、その他の産業にも使われるものかと思いますので。
あとは自然のものを取ってそれを運んで加工していろいろいじくり回して最後使うみたいになった時に、由来が自然のものなので結構そういうトレーサビリティを追うのが大変な分野なのかなと思ってます。
その中でのブロックチェーン技術とあとは既存のスキャニング技術を組み合わせて木材のトレーサビリティをするというのは結構面白い技術だし、おそらく建設業にも使えそうな技術かなと思いました。
トレーサビリティ関係というのは建設業にもあって、例えばこの鉄骨、鉄の部材がどこから来たのか、どの鉄工場で作られてどこから来たのかみたいなトレーサビリティを残すんですけども、そういった書類って結構紙なんですね、紙ベースで。
紙ベースの一覧の表があって、この現場で使われている材料はこれみたいな感じで丸がつけてあったりとかして、そんな感じなんですね。
なのでそんなことはないと思うんですけども、改ざんしようと思えばいくらでも改ざんできる余地がありそうな管理方法でトレーサビリティというのが管理されているような状況なので、そういった信頼性も担保できるような技術でもってそのトレーサビリティを管理すれば建設業にもブロック自変技術というのは応用できるのかなと思っています。
もう一個はこれはプレスニュースにもありましたけども、JR九州さんがNFTを発行するという言い方はちょっと変ですね。NFTを技術を活用した体験を実施するというのが新しい表現かなと思います。
こちらはNFTのマーケットプレイスも自分でやられているクリプトラボさんと協議をして、JRに乗って場所を訪れたり、移動したりとかそういったことに対してNFTのマーケットプレイスを実施しています。
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NFTのマーケットプレイスを実施して、NFTを譲渡する、エアドロップする、渡す、あげるというような取り組みをされています。
NFT界隈で一番のボトルネックとなっているのがウォレットというNFTを入れておくお財布があるんですけども、そのお財布を作ることが一番のボトルネックとされています。
そこのハードルが超えられないからNFTも普及しづらいと言われているんですけども、JR九州とクリプトラボがやっているNFTというのは、スマホでアプリをダウンロードして簡易登録するぐらいの手間でウォレットが自動的に作成されて、
あとはそのアプリを持ちながら移動するだけでいいという、移動して特定の場所を通過したらGPS機能でもって認識されてNFTが付与されるみたいな、そのNFTを持っていればどこか施設の入場券にもなるし割引券にもなるみたいな。
面白いなと思ったのが、そのNFTがICカード、交通系ICカードとひも付いているというのが面白いなと思いました。
九州はフェリカ、関西だとイコカ、関東だとスイカになるんですけども、そのカードの中にもNFTの情報が入っているので、カードをピーってするだけで、この人はNFTを持っているから入場を許可しますとか、割引が送られますみたいな認識ができるというのがすごい生活に溶け込んだような体験でした。
なおかつ特別なことをしなくても生活に溶け込んだ行為でもってその体験が受けられるというのが素晴らしい取り組みだなと思いました。
結構言われるのが、スターワックスもNFTを取り込んでいるんですけども、こちらもNFT感を出さずにスタンプラリー的なポイントプログラム的な感じでユーザーがそれを取り扱えるので、その点が評価されていたりするんですけども、JR九州の例も同じでNFT感を出さない。
ただ行って、いこかをピーってかざして割引とかが受けられるみたいな、そんな体験、ユーザー体験ができるというので、すごい普及しそうな匂いがするような技術かなと思いました。
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ということで、ブロックチェーンエキスポに行って2つぐらいの例で、私が注目した2つぐらいの例をちょっと紹介してみました。
行ってみた印象としては、まだちょっと狭いブースも少なくて、少し小規模な感じだったかなと思ったよりはという印象を受けました。
おそらくこれはもうちょっと1、2年経てばブースというか開催の規模が多くなって、出展する会社も多くなって、開催する規模も大きくなって、もっと盛り上がっていくのかなと予想しています。
ということで、今日はブロックチェーンエキスポに行ってみた感想というのをお話ししました。
明日はもう1つ、今日あった出来事について、こちらの方が結構熱を込めて話したい内容になるんですけども、お話ししたいと思います。
なので明日も良ければ聞いていただけたらと思います。ということで、またね。バイバイ。