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2024-06-18 17:17

#234 LLACハウスの奥深さと将来性

瀬戸内海の島に秋頃オープンするコワーキングスペース「LLACハウス」
建築的な側面から見た奥深さと将来性について話しています。

#LLACハウス
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今日も1日ありがとうございました。この放送は、NFTにハマった建築設計者が、NFTやWeb3、時々建築の話をする放送です。よろしくお願いします。
今日は、LLACハウスの奥深さと可能性というお話をしたいと思います。よろしくお願いします。
今日ですね、LLACハウスに関するツイッタースペース、Xのスペースがありました。
ちょっとそれを聞いて、1時間ぐらい聞いてたんですけども、それで、やっぱりそうだよなって思って、
当時のいろんなことを思い出しながら、そこでの放送内容を聞きながら、自分の考えなどもまとめながら思うと、
やっぱりLLACハウスって奥深いし、それによって未来への可能性がすごい秘めてる建物、建築であるし、事業であるなというふうに思ったので、
今日はそのことについてお話ししようかなと思います。
奥深さと可能性について、2つのポイントでお話ししたいと思います。
1つ目は、ステークホルダーの奥深さですね。ステークホルダー、利害関係者ですね。
LLACハウスに関する利害関係者、いろいろあるんですけども、そのいろいろを挙げていくと、すごい奥深いなって思うので、
それについて1つ目話そうと思います。
2つ目は、建築分野から見た新規性ですね。
建築分野から見たときのLLACハウスの新規性、これがすごい奥深いし、将来性もあるような特徴を持っているので、
そのことを2つ目としてお話ししたいなと思います。よろしくお願いします。
ということで、1つ目なんですけども、今日Xのスペースでは、ファウンダーの周平さんと、
あとは財務とか、あとはたぶん事業計画とかも少しやられている坂えるさんという方と、
あとは基本設計、実際に建物の基本設計をやられていた結城さんという方、その3名で対談というか、
雑談みたいな、そんな感じで話されていました。
結構、周平さんのボイシーでもアーカイブあるので、聞いていただけたらと思うんですけども、
それを聞いて、やっぱり当時のことを思い出しましたね。
それにつながる1点目の、ステークホルダーの奥深さなんですけども、
このステークホルダーの、今現時点で見えているステークホルダーの1番のメインはコミュニティメンバーかなというふうに思っています。
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このコミュニティメンバーが、LLACハウスのステークホルダーの、今はもう筆頭というかになっているかなと思っています。
それがすごい奥深いなというふうに思っています。
このコミュニティメンバーは、LLACハウスにとってどういう存在かというと、
まず、このLLACハウスをやろうといった時に、
まずはこのコミュニティメンバーのアイディアを形にするというところから始まりました。
最初はまとまりなく、こういうのがいいんじゃないか、こういうのがいいんじゃないかとか、
サウナつけたらいいんじゃないかとか、自転車乗る人のための施設にしたらいいんじゃないかとか、
コワーキングスペースがいいんじゃないかとか。
あとは、結城さんもそうなんですけども、とある建築できる人は、
ちょっとスケッチ書いてみましたとか、模型作ってみましたとか、
あと3Dでなんかボリューム作ってみましたとか、そういうのがあって、
一番最初からすごいアイディアがあふれまくっていたんですね。
これはコミュニティメンバーが独自の、自分ができる自分の目線で、
そのLLACハウスというコミュニティが面白くなるためのアイディアというのを
どんどんどんどん出していったと。
それを本格的にまとめる形で、じゃあもう本格的にアイディアを募集しますと。
何月何日までにアイディアを出してくださいと。
そうやって仕切ってバンとやったら、120件ぐらいかな、確かアイディアが集まったんですよね。
それでなんかもうすげえ、その時点ですげえなと思ったんですけど、
それをまとめて、最終的にいくつか本当に平面図とか3Dモデルというのを
3案ぐらいか4案ぐらいちゃんと実際に作って、
それをまたコミュニティメンバーで見て、こういうとこいいねとか言って
それでブラッシュアップしてできたのが今の提案になります。
なのでまずこの計画段階、建物の計画段階から
もうすでにコミュニティメンバーがこのLLACハウスの利害関係者、ステークホルダーになっているんですね。
そこから始まっているというのがすごい異質かなというふうに思っています。
なおかつそのコミュニティメンバーの大半はクラファンみたいなことにも参加することになります。
それはLLACハウスのゼロ期の応援という形でNFTをいくらぐらいだっけな、
1万円ぐらいかな、ちょっと値段忘れちゃったんですけども、
1万円か2万円ぐらいのクラファン的な感じでNFTを買って、
ゼロ期で応援した証ですよというふうなものを募集したところ、
確か500人ぐらいでかける2万円ぐらいで金額ベースでいうと1千万円ぐらいのクラファンが集まったんですね。
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おそらくそこで参加した500人というのはLLACにもともといた人であったり、
先ほどのアイディアを出した人とかそういった人たちを中心に
クラファンの参加者というのが集まったんだろうなというふうに想像しています。
という感じでまずアイディアを出す、プロジェクトの事業のアイディアを出すみたいなところから始まり、
実際にそのプロジェクトを運営するためのお金を出すというところにまだ進化してきたわけです。
次、どんなことになるかというと、今度はこういう感じの今日みたいなスペースとかそういったものが行われると
ちょっと一時的にそのコミュニティが、ステークホルダーが盛り上がるわけですね。
現に今日のスペースどれぐらい聞いていたのか、40名ぐらいスペースで聞いている人いましたし、
あとはディスコードのチャットでもスペースへのコメントを残すような感じで、
なんか懐かしいですねとか、それはそうですねとか、そんな感じのコメントでワイワイしていた人がおそらく15人ぐらい
いたんじゃないかなと思います。
という感じでコミュニティがちょっと盛り上がっていくと、
LLCハウスを知らないLLCのコミュニティの人というのもLLCハウスに注目するようになるんですね。
それでそうすると、もともとステークホルダーじゃなかったですけども、
興味を持ってステークホルダーになってくれる人が今現時点で増えるような動きっていうのが
もうちょっとやっていけば作り出せるんじゃないかなというふうに思っています。
今これ現時点でまだ施設が完成してないんですね。
完成するのは秋ごろなんですけども、そういった段階で今このいう風なステークホルダーが生まれていると
いった現状になります。
実際これじゃあ秋に施設がオープンして運用が始まりましたっていったら
じゃあこのコミュニティメンバーステークホルダーは何をするかっていうと
当然そこに訪れたり、あとは実際にコワーキングスペースの利用客となって
お金を払う人になったり、あとは利用して近くの飲食店とか宿泊施設なんかを
利用してその地域にお金を落とす人にもなったり
あとはもうちょっと言うとコワーキングスペースはおそらく
次なる企画みたいなのをするはずなので企画の運営者になるステークホルダーでもあるし
事業者の一部にもなるみたいな、そういった存在にもなり得るので
そういった人たちが今現時点でコミュニティメンバー兼ステークホルダーとして
育ってきてるっていう、この感じっていうのが
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今現時点で奥深く感じますし
それが将来、運用が始まった後の将来性にもなっているんじゃないかなというふうに思っています
ということでこの1点目のステークホルダーの奥深さっていうのを
ちょっとお話しさせていただきました
コミュニティメンバーが本当にプロジェクトの初期段階から関わることで
ステークホルダーとして良き、いい感じのステークホルダーとして育っているっていうのが
1つあるかなというふうに思っています
次2つ目の建築分野から見た
LLACハウスの新規性についてちょっとお話ししようかなと思います
2つぐらいパッと思いつくのがあるんですけども
1つ目は先ほどちょっと触れたように
コミュニティメンバーで設計をしたっていう
作り上げた企画をしたっていう
建物のデザイン自体の企画をしたっていうのが
すごい新規性としてあるのかなというふうに思っています
これはもう本当に初期段階からこれはもう新しい取り組みだよねっていうふうに
言われているようなことで
こんな感じで設計されて実際に建つ建物って
そんなに数はないんじゃないかなというふうに思っています
初めてなのかもしれないですね
僕が知る限りでは初めての試みになります
そういった建物がどういった完成形になって
デザインになってどういったふうに建って
ここが面白いのかどういったふうに使われるのかっていうのが
おそらく建築分野の関心として非常にあるなというふうに思っています
関心としてって言ってるんですけども
そこまではあんまりまだ認知度が高くないんですけども
でもやっぱり見る人が見たら
じゃあコミュニティメンバーが作った施設っていうのは
どうコミュニティメンバーが使うのか
これめちゃめちゃ気になるポイントかなというふうに思っています
っていう感じでもっと何か注目集まればいいのになと
個人的には思ってるんですけども
それぐらいコミュニティメンバーが作る
デザインするっていう建物っていうのは
新規性があるなというふうに思っています
新規性の一つ目がそれですね
二つ目の新規性は
今日結城さんもスペースの中でおっしゃってましたけども
このLLHハウスっていうのは
事業収益を考えない建物事業なんですね
分かりますかね
事業収益を考えない建物事業をですね
どういうことかというと
普通に建物を建てるといったら
コワーキングスペースもそうですし
普通のオフィスでもあとは工場でもそうなんですけども
自社 建てたい人 建築主がまずやりたい事業があって
簡単に言うとやりたいお金儲けがあって
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そのお金儲けをするための施設を作る
それが一般的な建設事業なわけですね
個人の住宅とかそういうのを除けば
ほとんどがこのパターンに入ります
例えば工場だったら工場を建てて
何かものを自分の商品を作るための工場を作る
そういった感じで何かお金儲けをするための建物をつける
そのためにお金儲けをするためには
このAとBとCの機能が必要で
だから内装のグレードはこうするとか
建物の広さはこうするとか
建物の強さですね 地震に対する強さのグレードはこうするとか
そういったふうに決めていくわけですね
そのためにはいくらお金がかかると
じゃあここにAのポイントにお金をかけるんだったら
ちょっとBのポイントはあんまり優先じゃないから
お金を絞ろうとか
そんな感じでもう全ては
自分たちの事業をするため
お金儲けをするための施設になるので
そこを起点に そこをよりどころとして
こっちにはお金をかける こっちにはお金をかけない
みたいなことをしていくのが一般的なわけです
一方で 今日結城さんが言ってましたけども
LHハウスっていうのはそういった事業性 お金儲けみたいなことを
しない建物なわけですね
しない建物なんですけども
ちゃんとした事業の建物であるっていうことですね
お金儲けをしない建物っていっぱいあるんですけども
例えば 何だろうな
例えば宗教施設とかは
そんなにお金儲けを主眼としていない施設としてあるんですけども
そういったものは事業を営まないんですよね
ただ LHハウスはちょっと矛盾してるように聞こえるんですけども
お金儲けをするための建物ではないんですけども
その建物でお金儲けをするんです
何か言ってること伝わりますかね
っていう点で やっぱり
お金儲けは主眼に置いていないという時点で
デザインの難易度っていうのはちょっと上がるんですけども
そういった難易度で作られた建物っていう建物で
じゃあ いざお金儲けをしようとした時に
どんなお金儲けの仕方があるのかっていうのは
建築分野における新規性の一つになってるなというふうに思っています
要は そのような作り方で作った建物をどう運用して
人がどのように使っていくのかっていう
逆に言うと 事業者から見ると
人にどのように使わせるのかっていう運用面での
事業性というかが非常に問われるなというふうに思っています
これが二つ目の新規性になります
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この一つ目と二つ目の新規性を掛け合わせると
端的に言うと 建物の新たな使い方
新たな価値を発掘できるような側面が
このLLHハウスにはあるなというふうに思っています
一つ目のステークホルダーの話
奥深いステークホルダーがいて 要は奥深い建物を使う人がいて
二つ目として 建築としても新規性があってっていう点ですね
建築としても新規性がある建築を奥深い使う人が
使ったらどうなるのかっていう
そうすることで建物の新たな使い方とか
新たな価値っていうのが見出せるような可能性を
LLHハウスは持っているなというふうに思っています
ということで 今日はちょっとそんな感じで 締めたいと思うんですけども
タイトルとしては LLHハウスが持つ奥深さと将来性ということで
ステークホルダーが奥深いっていう話と
建築分野から見たときの新規性っていうのがあるよっていう
二つのお話をして その二つが掛け合わされると
建物が持つ意味とか建物が持つ価値っていうのの
新たな側面を見出してくれるものになるんじゃないかなっていう
そういった将来への期待を込めて この放送とさせていただきました
ということで ちょっと今日は建築よりの難しい話だったかもしれないんですけども
聞いていただいてありがとうございます
ということで こんな感じで建築とかコミュニティとか
Web3とか そんな話をしています
最近ではLLHハウスについて いろんなことお話 最近してるので
よければ他の放送も聞いていただけたらなと思います
ということで 今日は以上となります またね バイバーイ
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