1. NFTにハマった建築設計者の日常
  2. #232 建築の歴史は意味変の歴史
2024-06-12 20:26

#232 建築の歴史は意味変の歴史

原始時代の建築が持つ意味から、時代の変化によって建築の意味がどんどん追加されていった。と言うお話をしています。
#建築 #コミュニティ #メタバース
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今日も1日ありがとうございました。この放送は、NFTにハマった建築設計者がNFTやWeb3、時々建築の話をする放送です。よろしくお願いします。
今日は、建築の歴史は意味変の歴史というお話をしたいと思います。建築の歴史は意味変の歴史ですね。
今日は建築の話で、ぼんやり私が思っていることをお話ししながら、最後はWeb3とかそのあたりのお話につなげられるようなお話ができたらなというふうに思っています。よろしくお願いします。
ということで、建築の歴史は意味変の歴史ということなんですけども、何の話かというと、最近のキングコング西野さんのボイシーの放送で、意味変が大事だよね、ミュージカルの意味変が大事だよね、みたいな、そんなお話をしていました。
今までのミュージカルっていうのは、演劇を見るとか、音楽を聴くとか、そういったところに意味というかがあったわけなんですけども、そこを追求するのではなくて、ミュージカルの意味を捉え方を変えることで、
本来売れなかった座席が売れるようになるとか、本来来なかったような客層が来るようになるとか、そういったことにつながるよねっていうお話をしていました。
で、一つ例に挙げていたのは座席の話ですね。ミュージカルの席が見えないような、舞台が見えづらいような席、見切れ席みたいなことを言うらしいんですけども、本当であれば舞台を見るみたいな、そういった意味からしたら、そこの席はマイナスなわけですね。見づらいわけですから。
ただ、そこの席に別の意味を持たせてあげるとすることで、そこの席に新たな価値が生まれる。なので、マイナスみたいなそういった感情がなくなるというようなお話をしていました。
どんな仕掛けを施したのかは西野さんのご意思を聞いてもらえたらいいんですけども、そんな感じですね。
そんなことで、自分たちが売るとか商品っていうのも元々の意味はあるんですけども、その意味編っていうのを考えるのも大事ですよっていうことを言っていました。
っていう話を聞いて、建築どうなんだろうなと思ったら、建築はもう本当に思ってみたら意味編の歴史なんですね。建築の歴史は意味編の歴史。
建築っていうのは、当初はとある用途があって建築っていうのが生まれたんですけども、どんどんどんどん時代の変化によってその建築が持つ意味とか建築が持つ価値っていうのがどんどん変わってきているのが今現状にあります。
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そんなことを思ったんで、今日ちょっとそんなことをお話ししようかなというふうに思っています。
ということで、まず大昔から遡っていきたいと思うんですけど、原始時代みたいなところですね。
じゃあ原始時代みたいなところを想像してみてほしいんですけども、この時代において建築の意味って何だと思いますか。
原始時代ですね。石とか持って戦ってたり、火はもう自分で火を起こして、みんな裸に近いような格好で、腰に草みたいなの巻いてみたいな時代ですね。
その時代の建築っていうのは、草とか木とか枝とかで壁とか屋根とか作って、あとはどっか山みたいなところにホラー穴を作ってとか、そういったものが本当の本当の原始時代の建築だと思うんですけども。
その頃の建築の意味っていうのは何なのかっていうと、雨とか風をから人の生活を守る。
これが建築の意味ですね。これが建築の意味の初期、一番最初の建築の意味はこれかなというふうに思っています。
雨とか風から人の生活を守る。もうちょっと抽象的に言うと、自然から人の生活を遮断する。
これが建築の一番最初の意味かなというふうに思います。
雨とか風もそうですし、あとは気温とかですね、外が暑いけど自分建築の中は人々が生活しやすいような涼しい空間とか、逆に外は寒いけど中は暖かいとか。
それもそうです。自然から遮断して建築の中の空間があると。
というのが初期の段階の建築の意味になります。
それが変わり始めるというか、その意味っていうのは今も変わらず存在し続ける意味なんですけども、
とある時点で新たな建築の意味っていうのができ始めます。
それは宗教とかそのあたりの概念が神とかそのあたりの概念が生まれたときからかなと思います。
西暦0年とかそのぐらいのタイミングですよね。もっと前かな。わかんないですけど。
その時は、例えばエジプトのピラミッドとかオベリスクとか、あとはギリシャで柱がいっぱい建っている神殿とか、
あとはもうちょっと前のストーンヘンジですね。これどこだっけな、ヨーロッパかなんかの石が積み重なっているような神殿みたいなところですね。
そこは、その時代においては建築っていうのは、自然から人々の生活を遮断するという意味ではなき、全く別の意味を持っていて、
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それは何て言うんですかね。抽象的に言うと人の心を動かすという、動かすとか、もしくはもうちょっと行き過ぎると支配する、人の心を支配するような意味合いが建築に持たされることになりました。
それはもうちょっと近代的に行くと、教会とかピラミッドとかもそうだと思うんですけども、その存在があることによって人々が権力の象徴として、それがあると王様の権力を認めるとか、教会ですとそこに行くと本当におごさかな気持ちになって、心が安らぐとか祈るような気持ちになるとか、そういった面かなというふうに思っています。
そんな感じで、建築に人の心を動かすという意味が付け足されると、例えばですけど、建築に豪華な装飾が付けられるようになりました。教会とか、そうですね、ゴシック、ヨーロッパのゴシック時代の教会とかもゴリゴリのもう、でこぼこでこぼこしまくりの装飾付けまくりとかなんですけど、とか、あとは日本の自社物価でも、
例えば、屋根の下ら辺に、本当に凝られた松の木の彫刻とか、猿の彫刻、あれですね、日光の東照宮とかは猿の彫刻とか有名ですよね。
という感じで、建築に装飾を施すことによって、きれい、人がその建築を見たときにきれいだなとか、あとは権力によって支配されているというような気持ちを強めるために、そういった装飾を施すようになります。
その意味編の一つとしては、代表的な一つとしては、人の心を動かすという意味が付け加えられたと思ってます。
最初の自然から人の生活を遮断する、これの進化バージョンとして、その人の自然から人の生活を遮断するという意味っていうのが一段落して、それが当たり前になったときに、例えば家とか、普通に家ができ始めた。
もうそれが当たり前ですと。屋根もあるし、雨もかかんないし、日光も遮られてるし、室内の温度も大体いい感じですみたいな、それが当たり前になってくると、今度は発想の転換で、建築の中にいながら自然を感じることができる、これも新しい意味になってきます。
例えば風通しがいいとか、日当たりがいいとか、テラスがあったり縁側があったり、この建物の中にいながら外を感じることができる、あとは風景が見えるとかもそうですよね、風景が見える。そういった面で、その建物の中にいる、本来の目的は自然を遮ることだったんですね。
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自然を遮ることが本来の目的だったんですけど、その本来の目的の逆、それが当たり前になってくると、その逆を求め始める。これはおそらくは人間は一つの動物なので、本能的には自然の中にいるのが一番自然なんですよね。
本能的には。なので、自然を遮るっていうのは本能に反すること。なので、それの逆の自然を感じるっていう本能に正直な欲求っていうのが生まれて、自然を遮りながら自然を感じることができるっていう意味がまた出てきたのかなというふうに思っています。
これはまずは根底にあるのは自然を遮るっていう機能。例えば家とかの基本的な機能を持ったっていう技術力を確立した上での、さらに進化バージョンの意味なのかなというふうに私は思っています。
あとは、最近で言うと、50年とか100年以内の最近で言うと、人々がコミュニケーションを取るっていう、そういった意味も建築には付け加え、現れてきたのかなというふうに思っています。
従来であれば家とかだと、家族とかだとコミュニケーションを取る場になりますけども、例えば家の中で、家っていうのは先ほど言ったように自分たちの生活を守るための空間であるので、人とコミュニケーションを取るっていうのを主眼とされてないわけですね。
ですが、今、例えばそれなりの大きな規模のマンションとかになると、普通にマンションを建ちました。日当たりが良好ですとか断熱しっかりしてますとか、地震に強いですとか、そういった大文句はあるんですけども、それっていうのはもう本当に当たり前になってきて、それプラス最近のマンションっていうのは1階に教養のコミュニティスペースがありますとか、
あとはマンション内で閉じるだけではなくて、地域の保育園と連携してますとか、高齢者の施設と連携してますとか、あとはスーパーが入ってますとか、そういった具合で家なんですけど、マンション、家を建てますなんですけど、家買ってくださいなんですけども、そこに新たな家だけではない、住むだけではない人とコミュニケーションが取れるとか、外部と繋がるとか、
そういった意味を付け加えて取り出すようなマンションが一定規模以上になると、そんなマンションが多くなってきています。
あとは学校施設もそうですね。昔の学校であれば教室があります。何クラス何部屋あります。特殊な音楽室とか図工室とか、特殊な教室も何部屋あります。体育館があります。
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以上だったんですけども、昔の学校というのは。ではなくて、一つ大きな空間があって、そこでは学年関係なくいろんな生徒が交流して、そこに交流が生まれるような部屋を作っていますとか、
そういった自由な部屋、交流が生まれるような部屋、先ほどの言葉に換算するとコミュニケーションが生まれるような部屋が計画されていますみたいな学校はめちゃめちゃ今増えています。
増えていますというか、そういう学校がほとんどかな、今から計画、新築される学校、校舎というのはそういうスペースがあるのがほとんどかなというふうに思っています。
これも単なる学校というのは学ぶだけ、座って学ぶ体育館で動いて学ぶだけではなくて、そういったスペースで人と交流するっていうのも学ぶうちの一つなんだよっていうような、これは教育の意味編かもしれないんですけども、
本当に大きく捉えれば建築の意味編ということで、コミュニケーションを取るという全く新しい建築の意味が付け加えられたからかなというふうに思っています。
そうですね、はい。で、最近はこのSNSとかインターネットとかもうちょっと進むとWeb3、メタバースとか、そのあたりのことが進んでくると、また新たな建築の意味っていうのが付け加えられると、これは私の持論なんですけども、と思っています。
それどんな意味かっていうと、ネット空間へのゲートっていう意味が建築に付け加えられるなというふうに思っています。
ネット空間っていうのは、例えばDiscordのチャットへのチャットもネット空間ですし、メタバースですね、メタバースアプリ、例えばクラスターとかのアプリでなんかどっかのワールドに入る、これもネット空間ですし、そうですね、そんなところですね。
ネット空間っていう言葉が古臭ければ、もうメタバースでもいいと思うんですけども、絵のゲートっていうのがリアルな建築にはあるなというふうに思っています。
というのも、ネット空間で過ごしている人たちっていうのは、基本はネット上でコミュニケーションをとっているんですけども、最近ここ1年前ぐらい、1年か2年前ぐらいから、ネット上でコミュニケーションをとっている人たちがオフ会と呼ばれるリアルで出会う、リアルで会って話をするイベントっていうのをし始めることを
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し始めてきて、それがめちゃめちゃいいよねと、オフ会いいよねというふうな動きになっています。その認識っていうのは、おそらくネット空間で活動している人だったらほぼ誰もが持つような認識なのかなと思います。オフ会いいよねと。
そんな中でオフ会はただ居酒屋でやるのもいいんですけども、自分たちのコミュニティのゲートとなるようなリアルな場所がもしあれば、その場所を待ち合わせ場所というか集まる場所にすれば、
当然、普段からそのコミュニティで集まっている人たちの待ち合わせ場所にもなりますし、新しい人がそのコミュニティに入るときに入るための目印にもなり得るんじゃないかなというふうに思っています。
普通の場合だったら、ネットコミュニティに入りたい、ネット空間に入りたいとなったらアプリを開いて、そのアプリの中にもいろんなネット空間、ネットコミュニティがあって、その中でこのネットコミュニティいいなとポチッと選んで、そこでチャットとかに入るんですけども、
それですと、なかなか自分に合うネット空間が見つけられないような気がしていて、一方でリアルな建築であれば、まずはそのリアルな建築に集まる人っていうのは、そのコミュニティを代表するような、そこそこそのコミュニティの中で熱量の高い人がリアルで足を運んでそこにいるっていう点で、
そこそこ熱のある人たちが集まるので、そういった点でそこに行けば、そのコミュニティがどうなのかっていうのは多分一目で理解できると思うんですよね。
あとは、そうですね、そういう意味ではミスマッチみたいな、コミュニティと自分とのミスマッチを遮るっていうのは一つ、リアルな建築、リアルなスペースの、リアルなスペースからネット空間に入るっていうメリットになるのかなというふうに思っています。
そうですね。あとは、リアルな建築に、これはLLHハウスのアイディアでもあるんですけども、リアルな建築にそれぞれのコミュニティメンバーの、ちょっと抽象的な言い方をすると、ネット上の宛先ですね。
ネット上の連絡先で、一つはウォレットアドレスかもしれないですし、Twitterのアカウント名だったかもしれないですし、そういったネット上のその個人個人への宛先をそのリアル空間、リアルな建築に貼っておく、残しておくことで、初めてそこに来た人がネット上、すぐ、例えばそこのウォレットアドレスに携帯をかざすと、そのウォレットアドレスの持ち主に連絡が取れるとか、
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Twitterのアカウントに携帯をかざすと、TwitterのDMが送れるとか、そういった感じで、いろんな仕掛けによって、リアルで当然対面するっていうこと以外にも、そのリアルな建築を通してデジタルで対面するみたいな、そういったきっかけづくりにもなり得ますし、
そういった点でリアルな建築っていうのは、デジタル空間へのゲートに、という意味をつけることができるんじゃないかなというふうに思っています。
そこの意味に着目すれば、今まで建築を作っている我々みたいな建設業っていうのも、そこの意味にアプローチして、ネット空間で活動している人たちに、そういうゲートとしての建築、リアル建築を提供するっていうのも、ビジネスの売り出し方の一つになるんじゃないかなというふうに思っています。
ということで、今日は最後の方ちょっとまとまりない感じになってしまったんですけども、建築の歴史は意味編の歴史ということで、建築、初期の頃の原始時代の建築が持つ意味から、時代が進むにつれていろんな意味を建築が持つようになって、
その最後、ゆくゆくは将来はWeb3とかメタバスとかそういう話に絡ませると、こんなような意味を持つようになるんじゃないかなというようなことをお話ししてみました。
ということで、今日はお話は以上となります。
こんな感じで、建築の話とかWeb3の話を日々お話ししているので、興味があれば他の過去の放送なんかも聞いていただけたら嬉しいです。
ということで、今日はめちゃめちゃ話しましたね。20分も話しちゃいましたけども、お聞きいただきありがとうございました。
またね。バイバイ。
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