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2024-12-06 22:01

#350 Tale-JP - あの星を警戒せよ 【リクエスト】

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紹介SCP/Tale

タイトル: あの星を警戒せよ

作者: Ikkeby-V

ソース: http://scp-jp.wikidot.com/ao-1947-os

作成年: 2020

ライセンス: CC BY-SA 3.0

SCP財団とは: https://ja.wikipedia.org/wiki/SCP%E8%B2%A1%E5%9B%A3

©️SCP財団 http://ja.scp-wiki.net/

1・3・6・9・12・15・18

21・24・27・30日更新予定

#SCP #SCP財団 #podcast


BGMタイトル: Night Light

作者: Blue Dot Sessions

楽曲リンク: https://freemusicarchive.org/music/Blue_Dot_Sessions/Nursury/Night_Light

ライセンス: CC BY-SA 4.0

サマリー

このエピソードでは、外宇宙支部が地球に対して行う過去のクーデターに類似した行動が分析されます。特に、アノマラスアイテムであるSCP-001-OSの回収方法やその異常性について考察されます。また、地球外での活動や宇宙機関による監視活動についても取り上げられます。さらに、外宇宙支部の独立性やそれに関連する計画、特にSCP-001-OSに関する重要な決定が語られ、地球外の状況や未知の脅威に対する警戒が求められています。

外宇宙支部の行動の分析
Tale-JP- あの星を警戒せよ From Site-0081-4 Negotiator T. Osaki To ISD-6 Annex Agent
RE 事案 Bounty-38に関する第25次報告
かねてより、外宇宙支部全域を対象として内定中の本事案ですが、
地球を対象とした新宇宙警戒観測網の一部の運用、
成型内供収輸送管への回送が容易な非常予備船機能を持つ航中船舶の標準化、
非公式の対地球情報部門、マルキ機関の活動、
そして統合機動・機動部隊軍司令部で研究されている地球への部隊転換を含む作戦計画案、ブループラネット。
以上はいずれも外宇宙支部が秘密裏に実行中の独断行為であり、
これらを状況・物的証拠として外宇宙支部がクーデターに類する財団本部への敵対行動を準備していることは、
もはや明白であると考えられます。
ネゴシエーター・T・尾崎
From O5-11 to ISD-6 Annex Agent
CC-Site-00814 ネゴシエーター・T・尾崎
RE 慈安 Bounty-38 について
そちらが感知した外宇宙支部の敵対行動は、
O5評議会認可済みの成果の非公開計画の一環である。
現時点では、内部法案部門第6文室が本案件について何らかの行動を起こすことはない。
調査担当者は本事案の観察・報告のみを継続せよ。
司裁については以下の内部文書を参照されたい。
レッドシフト・プロジェクト
線で修正されています。閲覧権限が与えられていません。
ブループラネット・オペレーションプラン
こちらも線で修正されています。閲覧権限が与えられていません。
アノマラスアイテム資料別紙 AO-1947-OS O5-11
アノマラスアイテム資料別紙 AO-1947-OSがクリックできるので飛んでいきます。
あの星を警戒せよ
説明
起源不明の有人宇宙機及びそれに付随する各種物品の残骸、
推進装置やアビオニクスなどに当時の地球上では実用化されていないものが含まれている。
回収日 1900年7月2日
回収場所
アメリカ合衆国ニューメキシコ州に存在する空軍基地の地下3メートル
現状
起源についての異常な点を除き、一切の異常性が現存しないためアノマラスアイテムに分類。
その性質上、財団外宇宙支部管理課の地上サイト0018に収容されている。
一般にはカバーストーリー、軍用高高度気球の落下などを適用中。
回収物 A
機内に存在した未知の機材の残骸
ラング博世らによるリバースエンジニアリングによって周辺空間のヒューム値を操作することによる一種の編集済み装置であったと推測されているが、その機能は完全に喪失している。
回収物 B
機内コンピューター及び乗員の私的な所持品とみられる各種習得物
これらに記された情報をつなぎ合わせることにより、AO1947OSの活動経緯はある程度想定することが可能である。
これ以上の情報の閲覧にはレベル5またはレベル4OS以上のセキュリティクリアランスが必要です。
O5の認可により閲覧者のクリアランス認証を省略しています。
アイテム番号 SCP-001-OS
オブジェクトクラス アノマラス
特別収容プロトコル
SCP-001-OSの管理は財団外宇宙支部によって行われており、地上サイト0018内の地下格納庫に保管されています。
SCP-001-OSの全機能は停止しているため、特殊な収容手順は実施されていません。
SCP-001-OSの実態を認得するため、1947年に発生したアメリカ陸軍の高高度気球の落下事件を利用して、
カバーストーリー、ロズウェル事件、および SCP-135-D-1000で修正されています。
SCP-1051が1978年より適用されています。
SCP-001-OSの性質はアノマラスアイテムに類別されるべきものですが、
経緯の特殊性から外宇宙支部においては001スロットが割り当てられています。
説明
SCP-001-OSはアメリカ合衆国ニューメキシコ州のウォーカー空軍基地で回収された、
起源不明のUMB-3宇宙重艦機およびそれに付随する各種物品の残骸です。
アメリカ陸軍・航空軍の空軍への再編に伴い、1947年にロズウェル陸軍飛行場より解消されたものです。
ウォーカー空軍基地について
1970年代前半より財団外宇宙支部などで広く使用された汎用小型重艦機です。
UMB-3
SCP-001-OSは1960年7月、ウォーカー空軍基地で行われていたアトラス大陸艦弾道団ICBM発射施設の建造工事中に、
アメリカ空軍によって地下3メートルより回収され、某委員会を介して財団へと引き渡されました。
生死を問わず、SCP-001-OS内から乗員は発見されていません。
当時、UMB-3の開発は基礎設計及び模型による風洞実験の段階にありましたが、
SCP-001-OSのエンジンやアビオニクスなどは当時の設計案より進歩したものであり、
他の大型宇宙機への露点計使用とみられるフックなど、一部には原設計から改装されたとおぼしき箇所も確認できます。
また、機体表面の耐熱タイルなどには大気圏突入の痕跡が残されています。
ただし、SCP-001-OS自体に異常性及びその痕跡は一切認められていません。
機体に記された識別符号は木製研派遣船隊所属機のものですが、
1960年当時の同隊は発足準備段階にあり、部隊として機能してはいませんでした。
また、ウォーカー空軍基地の対空警戒設備は、1941年の開設以降、SCP-001-OSに該当する飛行物体を探知していません。
SCP-001-OSのカーゴベイからは、意図的に破壊された痕跡がある1機の未知の機材の残骸、
SCP-001-OS-Aが回収されています。
SCP-001-OS-Aは異常性を含むあらゆる機能を喪失していますが、
ラング博士らの研究チームが行ったリバースエンジニアリングによって、
周辺空間の被有無地を操作することによる一種の広域現実改変装置であったと推測されています。
また、SCP-001-OS-Aには標準財団マークとともに、SCP-2237という表示が刻印されていますが、
該当するスロットに登録されているSCPオブジェクトは存在しません。
地球外活動の現状
保位001-OS-01
SCP-001-OSの機内コンピューター及び乗員の私的な所持品とみられる習得物からは、
SCP-001-OSの活動経緯などを示す断片的な文書、音声、映像情報が回収されています。
以下は、電子データの修復された更新ログなどを判断基準として、
回収された情報を推測される時系列順に並べたものです。
俺たちが助かったのは、無人超高速通報管の開発が更新段階まで進んでいたおかげだ。
外宇宙支部及びGOC製管部門が公表している戦績簿に該当する装備は存在しません。
既存の電波通信に乗った汚染済み情報を追い越して、「見るな!」と内枠政権から警告が届いたんだからな。
ミーム汚染だろうが、認識災害だろうが、触れなきゃあらかたを防げるもんだ。
O5からEクラスまで職員はみんなもうダメみたいですが、
施設の環境保守コンピューターとか、そういう自動システムからはいくつか応答がありました。
手段CYA-009なるものについての問い合わせが来ています。
こちらの検疫用VM内では異常性は見つかりませんでしたが、念のため未回答のを転送しますね。
地球でのKクラスシナリオ発生による一切の行進途絶を受け、機能を維持している各財団、地球外サイト、上層部の見解は、
O5評議会に相当する強力な監督機関を設けるべきという意見で一致しています。
この監督機関及びその霊化での財団00ブロックの再編については、
81ブロックで施行されていた支部制及び理事制が参考になると考えられます。
2020年6月6日のゼロ地点と推測されるサイト8141の詳細情報の回収に関して、
SCPSウェザビーの高次元域センサーアレイは納得できる結果だ。
地球を除く太陽系は基本的にあらゆる地生体にとって未踏の場所であり、
空間は思想的にニュートラルであるとともに、開拓手段は現代性によってのみ獲得される。
全現代の存在しない場所に王は君臨できない。
地球から遠ざかるというのはそういうことだ。
しかし、SCP-2237群の建造工程は72%を昇華したところであり、
恒星管用推進系は未成状態であるとともに、
建造・自己防衛用の自動システムこそ健在なものの、
地球からの資材投入が立たれたことで建造再開の見込みは立っていません。
また、GOC側のレイライン航路網はハブである地球の疾患によって機能不全に陥っています。
よって、それらによる太陽系脱出の実現可能性は現在では限りなく低いと言えるでしょう。
我々に残された道はただ一つ、地球の緑の丘を取り戻すことのみです。
強引さには別の強引さで対処すべきというわけで、
爆量弾の主流派が唱えるXSCDの転用案が一番有望なのは確かだ。
SCP-001-OS-Aのことであると思われます。
他の手段と違って、あれは手を伸ばせばすぐ届くところにある。
問題は、本部直轄資材であるSCP-2237に対し、我々は直接的なアクセス能力を持たないという点だ。
建造はオートマトンによって無人状態で進められているから、説得してみるわけにもいかないしな。
だから、彼らが真正面からのアクセス方法を考えるのと並行して、我々はプランB以降を狙ねばならない。
重当し得る切り札は、地球に存在するものすべてだ。
地球にはどの道、帰るのだから。
タロゼットブリート及びプロジェクトスペクトラムに関する資料をローカル領域で保存されている方を探しています。
地球の財団データベースHUBがアクセス封鎖されているため、検討のための情報が不足している状態です。
通達 OPLAN-2623-OS-27
ジョリーロジャー作戦におけるGOC政官部門の一部との緊急避難的協調に際し、
襲撃作戦参加選定には、5社、その他の予防のために、以下の共同識別信号の発信が義務付けられる。
外宇宙支部の独立性
この後に付随していたと思われる識別信号自体のデータは残されていません。
ヨーホー、俺たちは今や宇宙海賊だ。お宝はいただきだぜ。
カーゴベイに施され、データ破損への重心点の移動により、機体の挙動、データ破損、
UMB-3S-EX-4がジョリーロジャー作戦によって確保されたXSCD搭載を前提とした特別改造機であることに起因する。
ゆえに、UMB-3S-EX-4の操縦においては、データ破損の意識が必要とされることになる。
タイトル、アルファ合同機動任務部隊の出撃。
復元に成功した唯一の映像資料、付近を航行中の宇宙機から岩石室の焦点帯を中核とする白地より発信していく複数の惑星間宇宙船を撮影したものです。
発信する宇宙船はいずれも武装しており、船体には財団外宇宙支部かGOC青函部門の標準的なマークが描かれています。
うち、最大の船の形状はSCP-2117に酷似していますが、主推進機の作動パターンはSCP-2117のパワーコアとは異なり、核パルス推進ドライブのものと一致しています。
SCP-GOCSジェロルドよりガニメでコントロール。事前情報があってもやはり信じられません。地球が青く見えない。赤が7部に地球が3部だ。
2050年4月7日
データ破損。撃を受けました。データ破損。超データ破損。
グレートベア湖及びアクサイチン湖噴出口より減出したエンティティでデータ破損。支援グレーザー砲撃第2波までデータ破損。高度データ破損。
対抗機非信号が正常に始動。論理言語デコイ1番、2番。データ破損。それぞれ、カナダ北部のノースウエスト巡州、中華人民共和国北西部の新疆ウイグル自治区に存在する淡水湖です。
グレートベア湖、アクサイチン湖。機体の損害は警備、データ破損。振動により一部生物種の形態学要素メモリバンクが破損。
人種、データ破損。突入、データ破損。変わります。予備作戦の想定着陸地点より南南東、データ破損。ですが、まだ陸路で持ち直せる範囲です。回避軌道、データ破損。アメランスロポイデスロイシーの再生性は絶望的か?
同様の学名で承認された生物は、2021年時点では存在しません。1920年にベネズエラで発見されたとされる新種の類人猿に対し、1929年に同一の学名が付与されていますが、同種は信頼できる存在の証拠や再確認事例がないことから、現在では未確認生物、ユーマとみなされています。
XSCDの動作完了。異常性、データ破損。反動としての許容値ない。生物面の欠落はデータ破損。
航類すべて、および人を含む一部類人猿、データ破損。これよりBZ-HR使用を前提とした予備作戦にのっとり、XSCDの破壊、およびシャトルの引退作業の後に作戦次段階に入る。ローバーの機能に異常なし。地球外用の探査車の総称。本来は多天体の地表で用いられる装備です。
編集済み。への到着は、データ破損。日後の予定。
もうすぐ終わる。今回は運が味方したから、なんとか事態を収集できるだろう。しかし、ことが片付き次第、僕たちは来るかもしれない次に備えなきゃならない。次は単なる幸運であってはいけないんだ。
地球外の脅威について
HOY-001-OS-02
1970年、SCP-001-OS由来の情報の提示、および国立公園内の地中からローバーの残骸が回収されたことを受け、当該治安軍に対するカルネアデス条項の適用とレッドシフト計画の実行、およびブループラネット作戦計画の研究が承認されました。
これにより、独立指揮系統を有する外宇宙支部、および理事制の存在はO5協議会に追認され、木星圏遺言の探査開拓と人類生存可能領域の確保、編集済みが外宇宙支部の潜在的な優先目標となります。
また、以後の外宇宙支部の拡充計画は、いずれもレッドシフト計画とブループラネット作戦計画の実行を前提とした形で策定されます。
SCP-001-OSに関連して、外宇宙支部理事会より以下の宣言が発表されています。
SCP-001-OSが物語るのは、外宇宙支部誕生の天末の断章であると同時に、外宇宙支部が支部として独立して存在しなければならない理由でもある。
SCP編集済みによるKクラスシナリオを許した最大の理由は、本来ならば真っ先にアノマリーを封じ込めなければならないはずの財団が異常性の影響下に置かれ、機能不全を起こしたことだった。
正常性を維持するための組織が異常に置かされたとき、その組織自身の主観的な認識ではそれを異常だと判断することはできない。
SCP-001-OSの情報はそれを証明している。
見張りが発表したとき、誰が見張りを見張るのか、この命題に対する一つの回答こそが外宇宙支部なのだ。
我々は完全に独立した最後の予備兵力として、財団本体、そして人々の世界との間に、常に物理的及び色系等面での十分な安全距離を保たねばならない。
そしてそれ故に、我々は彼らの世界の遥か彼方へ、赤砲変異、レッドシフトを纏い遠ざかり続けなければならない。
今は地球外から外惑星圏まで、今後必要が生じれば太陽系外、銀河系外、あるいはこの宇宙の外までも、
我々は常に彼らの認識範囲の向こう側、外なる宇宙、アウタースペースに存在する。
そうでなければならないのだ。
そして、あの青い星もまた、我々が見張らなければならない星の一つであることを自覚せよ。
確保・収容・保護
探査・発見・観測
外宇宙支部理事 三礼
22:01

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