00:04
アイテム番号 SCP-903-JP オブジェクトクラス ユークリッド
特別収容プロトコル SCP-903-JP 及び SCP-903-JP-1 は標準生態収容棒及び標準人型収容棒に収容されます。
すべての職員は許可なく SCP-903-JP を目視してはいけません。
SCP-903-JP-1 の踊りを許可なく止めてはなりません。
SCP-903-JP の実験には、セキュリティクリアランスレベル3以上の職員1名以上の証人が必要です。
SCP-903-JP-1 は常に3個体以上が維持されなければなりません。
必要個体数を下回った場合は、可能な限り寿命の長い生物を SCP-903-JP に暴露させてください。
SCP-903-JP の首関節は通常の個体よりも柔軟ですが、それ以外の身体的異常はありませんでした。
SCP-903-JP の得意性は、SCP-903-JP が後ろ足をたたみ、額を床につける姿勢、いわゆる土下座の姿勢をとることで発言します。
その姿を見た生物は踊ることは素晴らしいという観念が植え付けられます。
このようにして、SCP-903-JP に暴露した者は SCP-903-JP-1 に指定されます。
SCP-903-JP-1 個体に記憶処理を実施しても異常性は消失しません。
SCP-903-JP は SCP-903-JP-1 個体によってミスター・コジロウと称されています。
多くの場合、暴露してすぐに SCP-903-JP-1 はその場で踊り始めます。
その踊りには個体差があります。
SCP-903-JP-1 の身体の構造は踊りのために最適化されます。
具体的には、四肢の関節の可動範囲の増加、四肢の筋力の増加、二足歩行のための体幹の強化が確認されています。
現在、SCP-903-JP-1 は125個体が収容されています。
多くは異常性のない動物及び人間です。
しかし、一部異常なオブジェクトがその中に含まれており、SCP-JP へと再指定されました。
SCP-903-JP-1 は睡眠中や食事中以外は基本的に踊りを踊っています。
03:04
踊りを阻止することは可能ですが、SCP-903-JP-1 の反発があるため推奨されません。
SCP-903-JP-1 は暴露直後の踊りを終えた後、別の SCP-903-JP-1 を探索し、グループを構成します。
グループの構成員は12から69です。
このようにして、四つのグループが構成されていることが確認されています。
SCP-JP は後述の SCP-903-JP の回収の際、オブジェクトの影響を受け踊っている状態で発見されました。
現在は SCP-903-JP と異なる収容施設に収容されています。
SCP-JP の詳細は別紙の報告書を参考にしてください。
SCP-903-JP-1 個体実例
分類番号 SCP-903-JP-1-1
種別 家猫
顕著な強化点 獅子の強化
追記 立ち上がってフラダンスを踊る
SCP-903-JP-1-2
家猫 体幹の発達
ポールがないにも関わらずポールダンスを踊る
SCP-903-JP-1-6と7
豚 下半身の発達
2個体によって創作ダンスがなされる
SCP-903-JP-1-2-5
人間 初期収容時に暴露
体幹の強化
機械体操を行う非常に高度な技を継続して行い続けた
以前はこのように踊ることはできなかったと主張している
SCP-903-JP-1-5-8
木肌マグロ
ヒレの異常発達
陸上での二足歩行 陸上での呼吸
水中でも陸上でもシンクロナイズドスイミングが行われる
SCP-903-JP-1-7-9
足高雲 強化はなし
ブレイクダンスを行う
動くたまに足がもつれ転ぶような仕草をする
SCP-903-JP-1-9-4
アミメキリン
特に下半身の強化が顕著だった
二足歩行しながらロボットダンスを踊る
の動物園で行方不明になっていた個体と特徴が一致した
SCP-JP
既存の生物と一致した特徴を持たない難体生物
強化箇所不明
全身をねじり続ける動作を行う
SCP-JP自体の異常性の暴露を受けて
06:01
周囲30メートル以内にいる3名のDクラス職員が身体をねじり
2名が終了した
生存者はSCP-903-JPに暴露していた
SCP-903-JPはテレビ局に不審な集団が現れ
11名がSCP-903-JPに暴露したことから存在を知られました
SCP-903-JPは後方にSCP-903-JP1個体をすべて引き連れて
テレビ局エントランスで土下座を行い
SCP-903-JP1は各々の踊りを踊りました
SCP-903-JP及びSCP-903-JP1の収容は
財団エージェントに2名の暴露者を出しながらも成功しました
別途、SCP-JPも財団エージェント8名の暴露者を出しながら収容されました
SCP-JPの暴露者のうち
SCP-903-JPに暴露していた2名は生存しました
ほい、SCP-903-JPが2000年に浪水で死亡しました
その時、突如
SCP-903-JP1-1、SCP-903-JP1-6と7、SCP-903-JP2-5、SCP-JPが
私がミスター・コジローの後継者だと主張し始めました
この主張はそれぞれの個体が発することができる音によって
十分に認識可能な形式でなされました
その後、SCP-903-JP1-1、SCP-903-JP1-6と7、SCP-903-JP2-5、SCP-JPは順に踊り始めました
その後、SCP-903-JP1はお互いに隔離されているにも関わらず
後継者争いのために踊ったSCP-903-JP1の踊りの評論を始め
最終的にSCP-JPが後継者にふさわしいという意見の一致が行われました
その後、SCP-JPは自らの特性を失い、代わりにSCP-903-JPの特性を得ました
そのため、SCP-JPをSCP-903-JPとして再指定しました
動物認識災害のタグが付いています
最後のホイの私がミスターコジローの後継者だと踊り始めたところ
SCP-903-JP2-5って書かれてますが、おそらくこれSCP-903-JP1-2-5ですね
人間収容時に暴露
09:01
2回脱児というかJP-1っていうのが抜けているので
恋かなと思ったんですが、おそらく違いますね
とっても可愛い
SCP-903-JPの状況下にあるSCP-903-JP1-2の写真が
2本足で立って踊ろうとしている、踊っている猫の画像がありますね
可愛いな
メスのホンドタヌキ
いわゆる土下座の姿勢を取ることで発言する
その姿を見た生物は踊ることは素晴らしい
タヌキと踊るって何かあったような気がするんですが
何だっけな
踊り念仏じゃなくて
タヌキ…昔話か何かであった気がするんですが
アワ踊りタヌキ合戦
タヌキ踊り
キツネ踊りもあるんだ
気のせいかな
あのイメージがあるかもしれないですね
ジブリの平成タヌキ合戦ポンポコだっけ
正式名称がわからない
ポンポコジブリ
あ、合ってた
平成タヌキ合戦ポンポコ
あれでやっぱりタヌキが踊る映像もありますし
変身してですけど
タヌキが土下座してるシーンもあったので
多分それが想起されたんでしょうね
この最後の既存の生物と一致した特徴を持たない難体生物
暴露されている中で異常なオブジェクトが含まれていた
SCPオブジェクトが暴露したのか
暴露した何かがSCPオブジェクトになったのかで言ったら
多分元々オブジェクトなんでしょうね
周囲30m以内にいる3名のDクラ職員がねじれる
体がねじれる
ハンターハンターにいたな
チェンソーマンか今なら
という踊り
踊らせる系SCP
かつ踊らされている側の中から後継者がどんどん出てくるので
12:07
暴露者が消えない限りは無限
死なないって感じですかね
というSCPでした
お疲れ様でした
また次回お会いしましょう