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2024-09-05 14:13

#317 SCP-2216-JP - バンクシアは唆す

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紹介SCP/Tale タイトル: SCP-2216-JP - バンクシアは唆す 作者: amamiel ソース: http://scp-jp.wikidot.com/scp-2216-jp 作成年: 2020 ライセンス: CC BY-SA 3.0 SCP財団とは: https://ja.wikipedia.org/wiki/SCP%E8%B2%A1%E5%9B%A3 ©️SCP財団 http://ja.scp-wiki.net/ #SCP #オカルト #SF

BGMタイトル: Night Light 作者: Blue Dot Sessions 楽曲リンク: https://freemusicarchive.org/music/Blue_Dot_Sessions/Nursury/Night_Light ライセンス: CC BY-SA 4.0

00:05
アイテム番号 SCP-2216-JP オブジェクトクラス ユークリッド 特別収容プロトコル
SCP-2216-JPを内包するホストの捜索を目的に、専用ウェブクローラーは世界各国の医療機関の診療内科受診者情報を検索します。
新たに発見されたSCP-2216-JPホストは、最寄りの財団施設へと移送・収容された上で、常に監視下へと置かれなければなりません。
SCP-2216-JPに起因する火災事案が発生した場合、カバーストーリー 漏電ネズミに基づいた偽装情報の留守・隠蔽工作が実施されます。
その際、火災調査と偽る形で周辺地域に飛散したSCP-2216-JPα群の回収を実施します。
また、回収されたSCP-2216-JPα群は、その一部が研究用の資料としてサイト8-1にて栽培・管理されています。
説明
SCP-2216-JPは、不特定多数の人潜在意識官の接続で構成されたノーアスフィア内部に潜伏していると推定される、敵対的な刑事上存在・無戒実態群の総称です。
これら存在は、人が睡眠時に経験する夢見を介する形で、自らの触手と触手となる対象、いかホストに干渉を行うと知られています。
ホストへの干渉に際し、夢の中におけるSCP-2216-JPの外観が目撃されたケースは、現在までに報告されていません。
全ての報告例において、SCP-2216-JPは、背後から絶え間なく反復・反響する不快な囁きやつぶやきを発する存在としてのみ認識されます。
しかしながら、覚醒後のいずれのホストも、夢の中で自身が耳にした囁きやつぶやきの内容について、正確に記憶していませんでした。
常期のような干渉を受け始めてから数日以内に、ホストは不明な理由から自らの居住家屋へと放火を行います。
そして、この住宅火災の過程にて、その大半が生死するか、生き残ったとしても重篤な後遺症を負う結果となります。
特筆すべき要素として、生死したホストの頭部には毎回、炎症に由来しない激しい損傷が確認できる点が挙げられるものの、関連性は不明です。
ちょっとゴミ収集車の音入ったらすみません。
ホストが生死した場合、事案後の火災家屋周辺からは、複数種の出自不明なヤマモガシカ・バンクシア族の植物種子以下、SCP-2216-JPαが発見されます。
03:06
回収されずに放置された場合、SCP-2216-JPαは通常通りの過程を経て成長し、種子を生成しない点を除けば、外観・構造的にも異常はありません。
一方で、観察者は稀に笑い声の減長や、それが笑っていると説明される漠然とした印象早期等を経験します。
中でも、地面やプランターから引き抜かれる際に観測される、悲鳴に酷似した減長報告例は顕著です。
しかしながら、いずれの現象も地面やプランターから取り除かれた後のSCP-2216-JPαでは発生しません。
なお、現在までの調査では、SCP-2216-JPαホストとなった人物の共通点として、
疾病や生活環境、人間環境等の問題を理由に、知人やかかりつけ医、カウンセラーに対して漠然とした自殺願望を長期的に告白していた事実が確認されています。
その一方で、これら願望自体がSCP-2216-JPの干渉に由来するものであるのか、
もしくはこれら願望を持つ人物をSCP-2216-JPが干渉対象と定めているのかについては現在も解明されていません。
ほい、バンクシア属植物の多くの種が有する生態を考慮した上で、
SCP-2216-JPα群が発見された位置から、その飛散元となった可能性がある地点を割り出すシミュレーションが実施されました。
生態について注釈
自然界にて山火事が発生した場合、バンクシアの多くは熱刺激によって大火・袋の果実・大火を劣化し、
弾けさせる形で周囲に種子を飛散させます。
シミュレーションが実施されました。
その結果、SCP-2216-JPα群の飛散元であると算出された地点は火災家屋の内部、
特にホストの遺体が発見された日元となった部屋の位置であることが判明しました。
それにも関わらず、現在までに火災家屋内の残留物からバンクシア属植物の痕跡が発見されたケースや、
ホストによってバンクシア属植物が購入されたことを示唆する証拠が発見されたケースがない点には留意する必要があります。
事案報告。
2000年2月1日、サイト8-1にて栽培されていた全てのSCP-2216-JPα群の大化が突如として劣化し、不明瞭な悲鳴に告示した発生と、
それに続けて感高いアラート音が発される事案が発生しました。
06:04
このアラート音は30秒程度で終了しましたが、
不明な人物によるメッセージが1体のSCP-2216-JPαより発され始めました。
なお、この声は特徴性がない淡々とした機械的なものであり、
声紋分析からも性別、年齢、国籍や心理状態等の断定には成功しませんでした。
また、メッセージは英語、ロシア語、韓国語、中国語等の合計14カ国語で同時に発されており、
いずれの言語も同一の人物による発生であったと推定されています。
以下は日本語によるメッセージの転写文です。
バンクシアン・コレクティブ殿。
まず最初に、我々は気が進まないながらも、
機電の樹肉・複製体に対して緊急バックドアを通じ、
その管理権及び所有権を強制的に差し留めざるを得なかったことをここに通知します。
機電がご利用中の向かい、現実間の物質転写手法は、
我々が保有する特許範囲に抵触する技術をノンクレジットの上で実施していると判断しております。
それに加え、特許技術利用時における禁則事項第15A条、
人を含むあらゆる現実生物を媒体、
触媒とした転写を禁ずに違反しているとの報告も受けております。
さらには、機電が実施された人頭部の内容物を自身の転写複製へと置換した上で、
散布装置として同時に用いるという試みと、
永続的な大地にて枯れ朽ち果てるという身勝手な目的と心中願望が、
複数の現実顧客の知識的被害を引き起こしたことは明白であり、
我々としましては、それらが我々の現実、
向かい資産並びに信用へと重大な損害を与えたものと判断せざるを得ません。
以上から、上記技術の転用行為は、特許権の侵害に該当するものと資料いたします。
機電に対しては、直ちに特許のクレジット表示、
及び規定に違反する形での利用を中止するようことを強く求めます。
以上の理由により、誠意あるご該当がいただけない場合、
誠に勘ながらも、上記侵害行為の差し止め、損害賠償請求、
及び不当利益返還請求等の法的措置を講じざるを得ず、
複生体の管理権及び所有権の返却も永続的に行われませんことをご承知下さい。
機電が再び、向かいの非永続的な大地にて根を張り、
予期せぬ末日に怯えて過ごす生涯をお望みでないのであれば、
09:04
お望みでないのであれば、誠意あるご該当をお待ちしております。
以上、おねいろいコレクティブ法務部、家の霊魔マイオール。
上記の事案以降、新たなSCP-2216-JPによる被害、
及びSCP-2216-JP-α群への新たな異常は確認されていません。
おねいろい植物異次元睡眠精神影響のタグがついています。
画像が2つ。
1つ目は、成長したSCP-2216-JP-αの一例。
その外観構成は、一般的なバンクシア・グランディスと一致。
大きい猫じゃらしみたいな写真ですね。
2枚目。
大きい猫じゃらしが、穴がいっぱい開いている状態になっています。
事案中のSCP-2216-JP-α果実の一例。
耐火は自然的に劣化しており、その部位を口のように動かす形で発生を行う様子が観察される。
これ耐火であっているのかな?耐火ですね。
袋の果実。
花?植物。
潜伏。
人潜在意識官の接続で構成されたノーアスフィア内部に潜伏していると推定される、
敵対的な刑事状存在、向かい実態群の総称です。
これら存在は、人が睡眠時に経験する夢見を介する形で、自らの宿死となる対象に干渉を行うと知られています。
夢の中。
いやでも植物としてはあるもんな。
んーっと。
放火をしてしまう声を聞いたらとかかな。
暴露した場合。
起死念慮に苛まれるというか。
焦心自殺。
重篤火災の過程にてその大半が焦死するか生き残ったとしても重篤な後遺症を負う。
ホストが焦死した場合、火災家屋周辺からは複数種の出自不明なこの植物が発見されますか。
あくまでだから、その火災で亡くなった後の種。
なんですね。
それが笑っているように思えると悲鳴に酷似した現象がある。
12:10
アルファーは他に何か。
アルファーは悲鳴現象を出すだけか。
で。
不明な人物によるメッセージが1体のSCP-2216-JP-アルファーより発され始めました。
樹肉複生体に対して緊急バックドアを通じ。
樹肉複生体物質転写手法。
物質転写手法。
無界現実感の物質転写手法。
あらゆる現実生物を媒体媒、触媒とした転写を禁ず。
無界の植物。
燃えた、燃えた人たちは無界に行ったとかそういうことかな。
オネイロイについてちょっとまだ…
うーん…って感じなんですよね。
夢の世界に存在する組織。
クトゥルフ神話でいうドリームランドみたいなことなのかなってぼんやり思ってるんですが。
うーん、まあその辺はちょっと今後オブジェクトとかテイルとかで保管されていけばいいですね。
というオブジェクトでした。ではまた次回お疲れ様です。
14:13

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