収容と特別収容プロトコル
アイテム番号 SCP-1120 オブジェクトクラス ユークリッド 特別収容プロトコル
各SCP-1120個体は、収容エリア56-B500からB600セルブロックにある標準サイズの収容室に封じ込めします。
壁、天井、床のレンガはすりつぶした人骨と工業セメントを3対2で混ぜ合わせたもので作ります。
各ブロックの収容室5つにつき1名の武装警備員が駐在します。 SCP-1120が活性化して封じ込めを違反した場合、職員には手順
SCP-1120イプシロンの実行が推奨されます。 いかなる状況でも生きた人間がSCP-1120個体に触れることは許可されません。
本校執筆現在、基地のSCP-1120個体は100体すべてが財団の収容下にあります。
しかしながら、SCP-1120個体を1体以上取り扱っている可能性が高い博物館の展示が発見された場合は、全SCP-1120個体を応収して、石膏製のレプリカと交換します。
これが不可能な場合は、機動部隊デルタ6、ウエスタの処女の構成員のうち1人以上が博物館のスタッフとして潜入し、監視を維持し、あらゆる必要手段をもってSCP-11201個体の作成を防止します。
すべての新たなSCP-11201個体は、SCP-1120個体として扱われ、それに応じて収容されます。
説明
SCP-1120は、火山砕くほふる岩、さあ何と読みますか。
火山採掘岩。
SCP-1120は、火山採掘岩らしきものの内部に取り込まれた人間の骨格群の総称です。
露出した骨は従来の手段で砕いて破壊できる一方で、SCP-1120を包む表皮岩層は、損傷に対して非常に耐性があることが示されています。
これは岩自体の特性というよりも、SCP-1120の異常性によるものと思われ、一旦SCP-1120から除去した岩石資料は、その異常な耐久性を喪失します。
実験室で、SCP-1120から除去された表皮石片の試験を行ったところ、非異常性の火山採掘岩、
火山採掘岩のそれと一致する硬化火山採掘岩、下って降りるですね、硬化、硬化火山採掘岩、
ん?失礼します。硬化火山採掘物でできたマトリックス株構造が明らかになりました。
しかし、これが正確にSCP-1120の内部の岩石を反映しているか否かは不明です。
SCP-1120個体の身長は、人間のそれと一致して幅広いものであり、大半の年齢・性別を包括しているようです。
一部のSCP-1120個体は、思春期前の人間の子供とほぼ同サイズです。
SCP-1120個体は生命を宿していますが、知的存在か否かはまだ断定されていません。
SCP-1120の活性化と発見
現時点ではSCP-1120個体はすべて休眠状態です。
活性化は財団の収容課に入ってからわずかに回しか発生しておらず、何が活性化を引き起こすのかは未だに判明していません。
活性化したSCP-1120個体は周辺地域をパトロールし、生きた人間を探し回ります。
適切な対象者を発見すると、SCP-1120個体は直ちに対象者の元へ向かい、つかみかかろうとします。
SCP-1120個体は追跡に際して非人間的な履力を発揮し、シンダーブロックの壁を破り、都市インフラを少なからず破壊した事例が確認されています。
しかしながら追跡はターゲットを一つに絞ったものではありません。
別な、より近くにいる対象者を発見したSCP-1120は追跡コースを調整して、近場のターゲットを優先的に追い始めます。
この修正は協調体制を取った職員のチームが、SCP-1120を適切に指定された収容施設へ追い込むのに簡単に利用できます。
このプロセスを本文書では手順、SCP-1120イプシロンとします。
対象者の皮膚の一部がSCP-1120と接触した場合、SCP-1120はすぐに追跡をやめます。
接触した対象者、SCP-1120-1は麻痺状態となり、SCP-1120によって触れられた場所で硬直して動かなくなります。
対象者と接触したSCP-1120個体は仰向けに横たわって休眠状態に戻ります。
続く3分間で、SCP-1120-1のすべての皮膚、筋肉、内臓組織は、足の裏から始まって頭の頂点で終了する流れで過生眼に変異します。
この過程は激しい苦痛を伴うと想定され、変換を受けている対象者のスキャンは、プロセスの完了前に甚大な神経損傷及び重度内出血が引き起こされていることを示唆します。
しかしながら骨格構造は骨髄も含めて全く変換の影響を受けません。
この特性は体から除去された骨に対しても及びます。
すなわち、SCP-1120は、いかなる形式・能力をもってしても人間の骨を折ったり粉砕したりできません。
この制限の原因は不明のままです。
発見
SCP-1120個体のうち20体は、1970年10月12日に自然史博物館で発見されました。
地元警察に対する石人間が博物館の客を襲っているという通報に財団の傍受担当者が応答し、警察の増援を装った財団職員が現場に到着しました。
彼らは数時間かけて、最終的には全てのSCP-1120個体を包囲、制圧することができました。
この過程で数箇所の外区が破壊され、命の死傷者が記録されました。
クラスB記憶処理薬が空中散布され、地震に関するカバーストーリーが地元の報道機関に流されました。
他11体は、1980年3月6日に編集済み、考古学発掘チームによって発見されました。
個体らは発掘作業中は休眠状態を維持していたものの、発掘チームの不注意な行為によって、体以上のSCP-1120個体が作成されました。
報告は即座に現地民間人の元へ届き、続けて財団の知るところとなりました。
これらのSCP-1120個体は何事もなく収容されました。
残りの個体が発見されたのはデータ削除。
このように隠蔽されたSCP-1120は、発見された個体らが唯一ではない可能性が高いと思われます。
工作員は用心し、最新の注意をもって行動することが推奨されています。
ホイ1120A
以下の落書きはポンペーノの壁に殴り書きされていたものである。
現在の財団の前身組織として機能していた古代の団体によるものと推測されているが、これに関する考古学的な証拠は乏しい。
奴らはあまりにも多い。
奴らから逃れることはできない。
石化の疫病がこれ以上拡散する前に、奴らを収容しなければならない。
奴らはすでにヘルクラネウムにまで達したのだ。
もはや時間はない。これを読むものがあるならば、今すぐに逃げろ。
灰の雲が奴らを永久に埋葬することを望みながら、俺はベスビオの怒りを掻き立てに行く。
神々が見守ってくださらんことを。
人間型、岩石、歴史、自我、触覚のタグがついています。注釈はなし。
ということで、火災、火山、これ一生覚えられない。採雪岩。
この漢字そもそもホフルで合ってたのかな?
違いますね。クズですね。あれ?ホフルってこんな漢字じゃなかったっけ?
あ、ものか。火山採雪岩?採雪岩?一生覚えられん。なじみのない言葉だ。
火山採雪岩らしきものの内部に取り込まれた人間の骨格群の損傷です。
なので、石の中に入っている人間の骨、露出した骨は従来の手段で砕いて破壊できる一方で、
SCP-1120を包む表皮岩石は損傷に対して非常に耐性があることが示されています。
石に骨が入っていて、石からはみ出ている骨は普通の骨と同じ扱いができるけど、
石自体には傷がかなりつけるのが難しい。
SCP-1120の特性
一旦、SCP-1120から除去した岩石資料はその以上の耐久性を喪失します。
砕くのが難しいというだけで、砕いた後は異常性、異様な耐久力は失われる。
普通の石になると。
砕いた後のものを実験というか検証したのですが、それは普通の火山の岩だよ。
でもそれが本当にこのオブジェクトの岩の内部と同じ素性物質かは分からないよということですね。
それぞれの個体は人間のそれと一致して幅広い、老若男女、色々なサイズだったり性別だったりです。
知的存在か否かはまだ断定されていません。
現時点では全て休眠状態。
何が活性化を引き起こすのかは分かりません。
これ怖いですね。何がトリガーになるか分からない。
活性化した場合、周辺地域をパトロール。生きた人間を探す。
直ちに対象者のもとへ向かい掴みかかろうとします。
これはどういう、あれなんだ。
人間の骨の形、人間の骨の、人間の皮膚に当たるところが岩なのか。
ゼルダの岩ロックみたいな感じで、人間、生き物の形をしている。
手足がある形をしているのか。石板みたいな感じで。
ガッシュベルの1000年前の魔物たちみたいな感じで。
人の骨格があって、それを四角くケースに入れたみたいな形なのか。
だいぶ変わりますね。パトロールとか掴みかかろうとするとか。
でも掴みかかろうと言っているんだから、たぶん前者ですね。
人間型の皮膚に当たる部分が岩みたいな感じなんでしょうかね。
骨を覆うように五体が岩になっているみたいな認識でいいのかな。
とりあえず近くにいるものを探すと。
掴まれたら、接触されたら、
接触した固体は仰向けに横たわって県民状態。
笛鬼みたいな感じですね。
タッチしたら、そのタッチされたものも岩に包まれる。
ていうか書いてるなここ。
続く3分間で、SCP-1120-1、
接触された人間のすべての皮膚、筋肉、内臓組織は足の裏から始まって、
頭の頂点で終了する流れで火星が未変にします。
ってことはやっぱり皮膚とか骨以外の組成物が岩になるっていう認識で良さそうですね。
古代ローマの遺跡からの発掘
骨格構造、骨髄も含め全く変化の影響を受けません。
石人間が博物館の客を襲っている。
なのでやっぱり人間型ですね。
ていうかタグに書いてたな、人間型って。
ほい、ポンペイ遺跡の壁に殴り書きされていたもの。
考古学的な証拠は乏しい。
ヘルクラネウムにまで到達したのだ。
これ何かの神話のあれですかね。
古代ローマの町。その遺跡はイタリアのカンパーニャ州、ヘルクラーノ。
おお、イタリア古代ローマ?
ポンペイって古代ローマなんだ。
ベスビオは?
ベスビオ山、イタリアカンパーニャ州にある火山。
俺はベスビオの怒りを掻き立てに行く。
ああ、火山噴火を求めたんだ。
奴らはあまりにも多い。
石化の疫病がこれ以上拡散する前に奴らを収容しなければならない。
灰の雲が奴らを永久に埋葬することを望みながら、俺はベスビオの怒りを掻き立てに行く。
一般的な化石ポジションになっていたっていうことかな?
博物館に飾られていたということは。
で、それがまた復活したみたいな感じですかね。
このホイで書いてある人が、火山の噴火とか灰の雲、火山灰とかが積もってこの時代はとりあえず落ち着いた。
生き埋め、生きているかどうかちょっとわからないですけど。
SCP-1120が生き埋めにされて、長い時を経て掘り起こされちゃったと。
ジョジョのディオンみたいですね。
一部で海の底に封印されていたのが、三部で釣り人とかにね、復活させられた。復活、火継ぎを釣り上げられてみたいな。
ということで、意思を持っているかどうかわからないけど、ゆっくりと収容が難しいかもしれない。
これからどうなるかわからないオブジェクトですね。
では、また次回。お疲れ様です。