1冊はですね、有名な本なんですけど、村瀬秀信さん、村瀬秀信さんという方が書いたですね、4522杯のお記録、コエールズ&ベイスターズ涙の旧男子、というもうね、タイトルからしても涙の旧男子ですよ
これ出たのがですね、2013年ですかね、なんでまだクライマックスにも出てないし日本シリーズにも出てない頃の、DNAになってちょっとぐらいの時の本ですかね
涙の旧男子って書いてあるんですけど、太陽ホエールズからDNAにパトンタッチするまでの裏側というかですね、選手自身にインタビューしたりとかですね、旧男関係者の方にインタビューして書いた本で、僕も数字としては知ってましたけど、本当に昭和の頃からずっと弱いし人気もないし、川崎球場ですか
ずっと弱かったなっていうのが描かれてて、一応98年優勝したんで、その前後数年は強かったんですけど、ただ作者が悲観的なのがですね、それもすごい優勝したんだけど、しかしその優勝は後に続く暗黒の始まりだったみたいなトーンでですね
その終始、暗いとまでは言えないですけど、悲しい負の歴史みたいな感じで描かれてて、なんか読んでて感動的な感じではなく、もうなんか泣いちゃう感じですね。もう頑張ったなっていう、頑張ってきたんだなっていう、本当にDNAになってよかったなっていう感じですね。
これは結構、ベースアドファン以外あんまり知らないかもしれないですけど、ベースアドファン以外が読んでも楽しめる本ですし、球団経営の難しさっていうんですか、なんでTBSが球団を買ったのかとかですね。
そこからいろいろ、静岡じゃないか、新潟か、新潟に移転するかもみたいな、揺れる球団売却のところとかですね、結構楽しめたので、ぜひ読んでみてくださいということで。
もう一冊が、2冊目がですね、佐藤隆子さんという人が書いた、いつの空にも星が出ていたという本ですね。
これ確か2020年とかに出た本なんですけど、これがもううーんと好きなんですけど、これもまた泣いちゃったんですけど、自分は。
4つの短編が入っている短編集ですね。
これはさっきの実録ものだったんですけど、これはフィクションで、4つの時代が出てくるんですね。
1984年、97年、98年、2010年、2017年という時代が舞台でして、横浜ファンだったらこの時代であの頃からっていうのがすぐピンとくると思うんですけど、
1984年はですね、まず高校生が主人公で、先生に普段無口なですね、無表情な先生がいるんですけど、囲碁部の顧問の先生ですね。
その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その先生が、その
だらけみたいな感じですね あのなんてこともないその試合
ピッチャーは確か遠藤 さんかな遠藤さんが投げている試合人工球場で見た試合が出てきて
なんか現体験いいなーって言うもうこっからハマっていく そして先生のことを野球を観る度にちょっとちらっと思い出すって言う
いい青春もんですね 2冊目2冊目っていうかまあ2つ目の話ですねまぁ97年98年
を舞台にしたですねまぁ高校2年生3年生ぐらいですね 男女のカップル
がまあ将来 進路どうしようみたいなことを考えながらですね
あのはでもそれと重なってこうペイスターズが強い 優勝できるかも
どうなのっていうそのドキドキをこう味わいながらですね自分の人生もこれから 決めていくっていう不安な気持ち
でまぁいろいろカップルに喧嘩したりとか しながらですねまあ絆を深めていくっていう話で
まあ僕もその話としては聞いたことがあるんですけどまぁ97年ですね優勝 目前で石井和久さんですか
に今の人のランクだってあそこから結局負けちゃって今に至ったかな 終わってしまうっていうところからですねまぁ翌年まあいわゆるマシンガンダセン
と呼ばれるまだ線を引っさげて日本シリーズ優勝まで行くっていうこの興奮 みたいなものはですね
もうなんか臨場感たっぷりに描かれてですね もちろん主役は選手たちなんですけど
ファンも一緒に戦ってるってこういうことなんだっていうなんか何かを応援 するっていいものだなぁって言う
ことを再確認できて すごく良かったですね
でまぁ97年あの舞台がも横浜なんですけど あの97年頃のですね僕の知らないその横浜駅西口のまあ汚い
怖い今も浄化されて結構マシになりましたけど夜とかもう 学生がうろつけないような
あの新宿歌舞伎町昔のイメージ 東横キッズですか今で言うがもうタムロしてたようなこう
当時の描写とかもすごく早いこういう時代だったんだなあっていうのも知れたし まあやっぱりその横浜市だけじゃなくまあ神奈川だったかもしれないですけど優勝に
湧く なんかその
まあ空気感というのが描かれててすごい良かったですね デートで3つ目がですね2010年もう絶賛黒時代
でですねあのまあ電気屋主人公電気屋さんで働いている人なんですけど その人がまあのそのお客さんですごく仲良くなってそのお客お客さんのお金持ちの
お客さんがですねまあ家の点検というかですね そういうのも兼ねてまあその家を開けるんであのちょっと住んでみないみたいな感じで
こう ちょうどこう
主人公もまあ家を出たかったのでそれにまあ飛びついて こうそこで
暮らせるとですねそのムスそこの家の息子がですね あのいきなりこう帰ってきまして
あの 俺も行くところないから一緒に住ませてくれっていうことでその実際の息子とですね
2人で男2人奇妙な同居生活を送るっていう話でこれがですね まあ主人公がまあ横浜ファンなんでまあその
唯一の条件というかまぁ一応その 親というかその持ち主から借り正式に借りているのは主人公の方なんですけど
まあ一応息子さんなんであの ちょっと気を遣ってというかですねその夜の野球の試合だけはそのリビングに見させて
くれと あとはまあまあね飯とかは勝手にやればいいしお金はその
親が早い腹払ってるんでその 持ち主の方が払ってくれるという条件でとにかくその
野球の試合だけ見せてくれって言うんですよ でまぁ弱いんでここはまあその頃2010年なんであのもうそのその生意気というかですね
まあまあ生意気ても多分アラサーとかなんですけど年齢は なんでそんなに熱心に見てんのって言われるぐらいですねこの弱いのに
っていうところを言われつこ毎日見てるんですけど まあでだんだんその
まあやんちゃな息子がですねまぁちょっと騒動を起こしちゃってそれを助けたりとか っていう感じでこう
2人の友情が育まれていくという話でまぁこれはいい話でしたねまあ普通に 大人になってのこう友達作りというか
なんかもう出てくる子選手とかもやっぱりこう懐かしいというか 太田鳥選手とか出てくるんですけどなんかもう試合の描写だけでも懐かしいなっていう
最後の方かな最後の試合で筒郷選手が 筒郷さんが出てきてですねこれからの未来を予感させるというかね新しい時代が
始まるんだなっていう感じで暗黒時代ですけど まあ次につながるまあでもこれも今思えばですよね
当時はもうひたすら6位大端監督ですかもう ひたすら弱かったんで
僕も一応見てはいたんですけど今ほど高枚試合 チェックするよほどの熱も特になくですね
一郎の3割とかの方が多分見てたかななんかそんな感じですけど 当時の弱かった頃のそれでも応援するファンって何だろうな
なんか距離感がいいんですよねなんか ないもう弱いんで
いちいち一騎一憂しないというか 負けたーとかないんですよこのあ負けるだろうなって言ってるんで
でまぁ勝ったらよっしゃーと思うんですけど まあ結局勝てるの4割以下とかだったんで当時は3割南部とが勝率が
なんでその なんだろうなもう負けるのは勝っててまあだからもう
後ろ向きな観戦ですよねなんかそのその距離感がすごい良かったですね なんかで時々そのまあ当時強かったら巨人とか勝つとあーみたいな
しかもその高崎 ケンタロウ選手っていうのが当時エースでもう暗黒の象徴みたいなピッチャー
なんですけど 高橋健太郎選手がもう
7回むしってんとかやるとですねもうあのあの横浜ベースはずがあの巨人とか 中日相手にこんなすごい若手のピッチャーでやって最高みたいな
お話が出てきてももうその感覚わかるよなっていうもうその 強いチームからしたら勝たなきゃ意味ないじゃんなんでしょうけどなんかも価値とは
違うなんか 違う価値観みたいなものが描かれてて
すごい良かったですね 4つ目がですねこれたぶんこれが一番力入っているかなページ数的に一番長いんですけど
2017年2017年と聞けばあの子しかなっても分かると思うんですけど あの主人公は子供でですね少年野球やって10歳ぐらいかな
小学生で でですねまあ家がまあえっと
養殖かな養殖屋をやってて あの
厳しいおばあちゃんと無口なお父さんとまあ 優しいお母さんっていう4人家族なんですけど
であの まあ普通にまあ
10歳でまあ少年野球してるんですけど
お父さんがですね あのある日あの失踪するんですよ9月とかに2016年で であの捜索願いとか出して家族心配で
であのどうなってだと思って夜になるとですねフラッと帰ってくるんですね で
あのどこ行ったのってまぁ家族会議になるんですけどお父さんが甲子園行けたってぽつり と言うんですよ
あーでその舞台言わせると舞台は川崎ですねあの住んでる家は でまぁもちろんベーサーズファンなんですけどあのお父さんと息子が
であのなんで甲子園って言ったらですねあの その甲子園の日がですね横浜大阪神なんですけど
あの三浦大輔投手ですね あの投げたと
でまぁ色々こう引退が囁かれているわけですよ その時だからもう最後の真剣勝負の場かもしれないから見に行った
んですねで何でも頭ってみたかっていうとその おばあちゃん主人公からすると
まあお父さんがしたギリのお母さんはですね結構厳しいタイプで野球もあんまり 興味ないですよ
なんでその おばあちゃんとかに奥さんとかで話して奥さんの興味ないんで奥さんとかで話しても多分理解
得られないと思うから言えなかったんだって言うんですね でもはやっぱりあのおばあちゃんとかも半ばからなぁみたいなそんぐらい言えばいいのに
っていう感じなんですけど でもやっぱりそのファンじゃないんでまぁちゃんと意味わかってないんですよ
でまぁ主人公少年だけはちょっとこうお父さんの気持ちがわかるというかわかんない けど
三浦大輔ってそういう存在なんだっていう その仕事ほっぽり出しても見たくなるような最後引退地会
実際あのその年にですね三浦大輔投手が引退するんですけど あの最後の引退時代
はですね7回投げて10試点とかするんですよ 引退試合って大体まぁ出した1人とかに投げて終わりじゃないですか
先発して7回途中とかまで投げて10試点しても交番させないでまぁそこまで 当時ラーメディス監督でしたけど投げさせるっていう
なんだろうなぁそれでも別にファンは ありがとうなんですよ本当になんだろうファンが許す
投手プロの試合じゃないって言われるかもしれないですけど そこまでして勝ちをつけたかった
そういうも伝説の投手それこそあのさっき話した村瀬秀信さんの本とかも読むと そのより
三浦大輔さん好きになりますねだからもう本当に今監督でいろいろ叩かれてて まぁ僕自身もやっぱちょっとこのなんかやっぱ古いなっていう最愛がいろいろ言いたい
ことあるんですけどやっぱり嫌いになれないというか なんか三浦大輔監督で優勝したいなっていう気持ちが湧いてきますね
やっぱりそれだけレジェンドというか まあね笛で阪神行くかどうかみたいなところも確か村瀬秀信さんの本でも書かれてる
気がするんですけどそういうエピソード込みで 大好きになる
選手でしたね あーで何だっけそれでまあお父さん帰ってきて
たりとかですねでそのある日手紙が来て あのまあ2017ですね
まあクライマックス 筒郷選手がドロンコをいなりながらですね阪神に倒して広島を倒してクライマックス進出するんです
けど そこでですね手紙が来るんですよ主人公の少年あてに
でまぁ知らない名前なんですけども苗字が一緒だと でまぁ親に見せたらですねあの
あなたのおじいちゃんだと おじいちゃんてのお父さんのお父さんですね
で全くその ついだその家はですねお母さんのお父さんがやってた家でもうその人はなくなっ
ちゃったんですけど あのそのお父さんのお父さんから久々に連絡が来てあの
まあ福岡来るんだったら あの
チケットやるよみたいな感じであの 豪華度ヤフーソースやフォークドームかな
ヤフオクドームのチケットとマシンカー船のチケットが来たんですよ1枚だけ であの
もうちょっと 前は切ってるような状態なんであの
あんまりいい顔しなかったんですけどそのおじいちゃんに会いにですね小学生の 少年が一人で
お母さんがでついていっていいんじゃないかなと思うんですけど まあちょっと各室がある距離を置いている感じなんで一人でこう
福岡に行ってですねそのお父さんの子供の頃の話とかですね そういった思い出を聞きながらですねあの伝説の第6戦ですよ
あの勝ってて最後安明山崎崎安明投手がまあ内川 あの内川選手に打たれて同点になってあの負けその後さよなら負けするって言う
日本シリーズのまあもうね本当に シーズン優勝するまでは
たぶん永遠に語り継がれるとかもそれが一番の記憶 残りそうな話なんですけどまあその試合を見て
まあおじいちゃんまた会おうねみたいな感じで最後終わるんですけどこれもまた 感動的で良かったですねタイトルがダブルヘッダーって言うんですけど
ダブルヘッダーの意味っていうのがまあ最後にわかるわけですよこのああそういうそういう ところで使うのかっていうなんか後味のいい
話ででこれあの4つの短編入ってるんですけどまあ 文芸作品で別にまあ本当に野球を知らなくても読めるような
その出てくる話とかは野球の試合を見ながら あの
まあいろいろね大魔神佐々木がどうとかっていうのが出てくるんですけど別にそれ 知らなくてもそういう人いるんだなっていう感じで読みながら
何かを応援する野球ファンの日常みたいな感じですね あのメジャーからやってきたオーカー友和選手
いいピッチングして最高みたいなまあだからそういう 単語というか選手名に反応できるのは野球ファンだと思うのでまぁ野球ファンの
もちろん楽しめると思うんですけど野球がそんなに詳しくなくても結構楽しめる 作品かなと思いますね
だから僕なんかはその あの田中賢二郎投手っていうあのこと今年戦略がちょっと食らっちゃったんですけど
あの投手がですねあの田中のカーブっていうのをですね が大好きなんだってご主人公の4つ目の小学生の少年が言うんですけど
なんかなんだろうな田中のカーブってもう記録には残らないじゃないですか それこそその大魔神佐々木のフォークみたいな大名詞
もう多球団のファンでも知ってる 残る大名詞でもないし本当にこの時代にファンだった人だけが知る
田中のカーブっていうも単語だけでもちょっと感動しましたねもうこれずっと残る じゃないですか
いうなればあの 20年後30年後のベースアートファンが読んであ田中の田中賢二郎投手っていう人が
いてその人の必殺技がカーブだったんだなっていう それが永遠に残るっていうだけで僕としてはもう本当にありがとうございます
というなんで作者の佐藤隆子さんという人が結構 もう長年のベイスターズファンだったらしくて
おそらく最初のその80何年の話からですね 84年かなの話も多分現体験に近い
もうそれぐらいの長いファンだと思うんですけど後書きで まあ結構ね98年優勝のこととかも書いてあるんで
まあ結構愛があるただその住んでいるのは東京なんで あの結構横浜にの人たちに取材して書いた本体でもちろんこの協力者の
名前にあの村瀬 先ほど言った村瀬秀信さんの名前も上がってるんで
あの おそらくそういう過去の細かいデータ的なところはその方に聞いていると思うんですけど
もうねこれは本当に好きで あのぜひ本が好きな方というか本を読める方だったらもう
読んでいただきたいなっていう作品ですね もうこの力の配慮でわかると思うんですけどあのまあ村瀬秀信さんよりちょっと長く
しゃべっちゃいましたけど村瀬秀信さんの方はまあ有名なんで このいつの空にも星が出ていたっていう本がおすすめですね
まあこんな感じですかねちょっと長々としゃべっちゃいましたけど 大丈夫ですかザボさん
はいあの僕はまあ特にあの宣伝するようなラジオ番組もやってないので まあまたいつかあの
お耳にかかる機会があればよろしくお願いします ここまで聞いていただきありがとうございました
佐藤蔵でした