夜間歩行の概要
夜間歩行 危険度 該当なし 情報提供待ち
夜間歩行とは、バックルームにおいて知られている例外階層の一つである。
概要 夜間歩行において詳しい空間的特徴、そして実態の特性に関して判明した情報は極めて少ない。
理由として、夜間歩行に運悪く侵入してしまった放浪者の生還数は少なく、
さらに当階層に到達したとしても、階層の特性により詳しい調査が行えないためである。
したがって、本階層に意図して侵入を試みるのは全く推奨されておらず、
間違って侵入した場合には、本記事の指示にしっかり従うべきである。
夜間歩行は人工物のない、
平坦な山道が続く空間である。
地面は整備されており、歩行の邪魔となるような障害物はほとんど存在しない。
階層内は定期的に吹く風のハズレ?
ハズレかな?絹ズレのズレですね。
ズレの音と光術の実態による足音が響くだけの静かな環境を保っており、
気温や湿度は長時間歩き続けても、
汗ばまない程度には涼しい。
また、視認できる範囲の左右は深い森に覆われているが、
道を逸れて森に立ち入ることは厳に慎むべきである。
夜間歩行では空間の距離が安定しておらず、
光術の歩行者から十数メートル以上離れると、
夜間歩行の特性
加速度的に距離が広がると推測されている。
歩行者について行けずに数メートル以上距離が空いてしまうと、
もう元の位置においては、
元の位置に戻れないとされている。
注釈1
この仮説を裏付ける論拠として、
二人同時にこの階層に到達した放浪者の片方が誤ってこけた瞬間、
相方が十数秒で数百メートル離れた位置に移動し、
呼びかけも通じず、そのまま視認できなくなったという報告が数例上がっている。
また、そのような報告をした全ての放浪者たちは、
例外なく相方と温真不通と、
この階層から生還した放浪者は、
全員、歩行者を立ち止まらずに追い続けることで脱出できたと証言している。
夜間飛行にたどり着いてしまった放浪者は、
まず、飲み水以外の荷物をすべて道端に捨てるべきである。
階層を脱出するためには、
数時間休憩を全く挟まずに歩き続けなければならないので、
放浪者はできる限り身軽になる必要がある。
同様に、靴紐が解けた場合でも、結ぼうと止まったりせず、
脱げそうになったら最悪裸足で歩くことも覚悟しなければならない。
無理に大股で歩こうとせずに、できる限り同じペースで歩き続けることを心がけて欲しい。
実態
歩行者
夜間歩行に迷い込んだ放浪者の数メートル先に歩き続けている実態であり、
現在までその歩みを止めた様子は一切ない。
通常におけるその歩行速度は、人の平均的歩行ペースと同程度だが、
放浪者が実態と接触するために意図的に走って近づいた場合には、
放浪者とほぼ同じ速度で走行することが確認されている。
この実態の性質から、放浪者は体力を温存するためにも走らずに同じペースで歩いていくべきである。
放浪者の目の前には、
5から10体程度の実態が歩いている様子が確認されるが、
階層内の暗さや放浪者が近づけない点も相まって、
実態の総数や本当に実態が実在するかさえ定かではない。
尾行
歩行者は放浪者がどんなアクションをしても何も反応しないが、
目的地はどこであるか、という胸の問いかけをすると一瞬だけ立ち止まり、
数秒間、手持ちの光源を放浪者に向けて照射する。
その際に一瞬だけ実態の詳細を確認できるはずであるが、
眩しさから視認することは不可能である。
尾行者の目指している目的地は不明だが、
放浪者が脱出する直前に確認した時も止まる様子は確認されていなかった。
放浪者が階層を移動しても、
放浪者は止まることはなく、
永遠に歩き続けていると考えられている。
尾行者の中に放浪者にとって重要な個人を発見し、
夜間歩行は死後の世界であると主張する放浪者もわずかに存在する。
注釈2つ目
親族・友人・知人・署名人など
しかし、前述のように放浪者が実態に近づけないことや、
階層内の暗さも相まって現在まで検証は行われておらず、
信憑性も薄い噂に過ぎないと判断されている。
この噂を信じて、
意図的に夜間歩行に行こうとする試みは、
絶対にしてはならない。
歩道を歩き続けていると、
時折道端に捨てられた空のペットボトルや、
謎のマークだけが書かれた案内看板が見つかったり、
奇妙な鳥の鳴き声が聞こえたりする場合がある。
これらの存在は、
ほとんど同じ位置、同じタイミングで確認される場合が多い。
そのため、夜間飛行はループ構造の空間になっているのではないかと、
いう説もあるが、
確たる証拠もなく、検証もできていない。
入り口と出口
出入り口についても、
夜間歩行の入り口と出口
前述の性質から生存者の報告例がわずかであり、
判明している情報は少ない。
階層への入り方
時間帯が夜の階層において、
光源を持ったまま外れ落ちた際に、
ごく稀に夜間歩行に到達するようである。
現在まで以下の階層から当該階層に到達した報告例がある。
レベル17N20
レベル240N20
レベル808N10
階層からの出方
歩行者を見失わないように追いかけ続けると、
数時間後に夜が明けて、
時間帯が昼の階層に外れ落ちるようである。
現在まで当該階層から以下の階層に脱出した報告例がある。
レベル13N10
レベル80N10
レベル73610
例外階層
危険度該当なし
夜
失踪可能性
実体不明
屋外
暗所
空間不明
用検証
強襲かな?
故郷の強に哀襲の襲
強襲か強襲か
おそらくこの故人らしきものがいるというところですかね。
思い出につられるかもしれない放浪者がいるというところで、
このタグがついているのかと思います。
画像が1枚。
夜間歩行の歩行者を放浪者が撮影した写真。
人らしき、人影って言ったらいいのかな。が、
3人くらいかな。
先を行ってるのがわかりますね。
なんか読んでるとその
内容というか
ハンター×ハンターの
ハンター試験の第1次試験
1次試験だっけあれ
に
似てますね、雰囲気というか。
歩行者っていう
のに追いかけ続けなければならない。
数十キロ、数時間、いつまで歩き続けるかわかんない。
ゴールもわかんない。
夜間歩行では空間の距離が安定しておらず、
後日の歩行者から十数メートル以上離れると、
加速度的に距離が広がると推測されている。
歩行者について行けずに数メートル以上距離が空いてしまうと、
もう元の位置に戻れない。
片方が誤ってこけた瞬間、
相方が十数秒で数百メートル、
離れた位置に移動し、
呼びかけも通じず、
視認できなくなった。
だから、
視認できる速度と距離を歩いているわけではないって感じですね。
歩行者について行ってるから、
辛うじて普通に歩いていると思うけど、
こけた瞬間って書いてるもんな。
仮に一人で行ったとして、
靴紐がほどけたりとか、
ちょっと止まったりとかしても、
普通に歩いている歩行者と差が開いて、
走って追いかけようとしたら、
その走る速度と同じ速度で動くから、
差はどんどん開いていくわけですよね。
そこは分かるんですけど、
二人で来ていて、
一人が歩行者につきっきりついて行けてて、
一人が何らかの理由で止まった場合、
その止まった方がすごい速度で置いてかれると。
そういう現象があるのが、
やっぱり歩行者たちの生きている時間というか、
存在している時間軸、空間が、
ちょっと違うような感じはしますね。
辛うじて歩行者の近くにいるから、
異変を感じていないだけであって、
というような印象を受けましたね。
では、また次回。お疲れ様です。