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家事・育児、キャリア、性の問題、夫婦になることにより生まれる様々な葛藤をどうすれば僕らはどれくらい得られるのか。
アツの夫婦関係学ラジオでは、そのためのヒントをお送りします。今回は、魔のトライアングル!三角関係化のダンスということでお話をしようと思います。
何?って思うかもしれないんですけど、これってね、すっごいいろんなところで話を聞いて、僕、夫婦関係を悩んでいる男女の
4、50人ぐらいですかね、お話をずっとここ2年ぐらい聞いてきたんですけど、この話がめっちゃ多いんですよ。三角関係。
で、三角関係と言っても浮気とか不倫とか、そういう、それもあるんだけど、それだけじゃないんですよ。それ以外の三角関係というのも存在している。
その三角関係とは何なのか。何でそれが夫婦に悪い影響を与えるのか。どうすればいいのかということについて、今日お話をしていこうと思います。
三角関係の定義
今日も夫婦カップルのためのアサーションというフォーマットにお話をしていきます。まずですね、この本書の中で書かれている三角関係の定義なんですけど、単に浮気とかじゃないんですよ。
さっきも言ったように何かというと、夫婦に葛藤や問題が生まれたときに第三者を巻き込むパターンというふうに定義されているんですね。
で、こういったパターンに夫婦が陥ってしまうと、夫婦関係が悪化していく。そしてそれは子供にも悪い影響を与えていくって話なんですが。
なので第三者が存在するんですね。自分でも妻でもなく、自分でも夫でもなく、もう一人の第三者。これ人間に限らないんですよ。どういうことって思うかもしれないんですけど、詳しく話をしていきますね。
一番多い第三者は子供というふうに言われています。例えばね、例えば妻が夫に対していろいろ不満があって、いろいろ文句を言いたいと。
けど全然夫の話聞いてくれないと、聞く意味持ってくれない。もしくは夫に直接言えない、直接不満を言えないといったことがあったときに、よく起こりがちなのが、夫の悪口を子供に言うっていうのがすごい多いんですよ。
多分自分でも気がついてないっていう女性もいるかもしれないなと思ってて、逆パターンももちろんあると思うんですけど、僕は聞いて話が多かったのは、妻が子供、母親、子供に対して自分の夫の悪口を言うっていうパターンがすごく多かったんですね。
夫に対する愚痴とか悪口とか、なんであの人帰ってこないのよとか、あんな勝気悪い男になっちゃダメよとか、そういうふうに悪口を言い続けると。
なんでこう言ってしまうのかというと、一つは単純に一緒に過ごしている時間が長いんですよね、母親と子供って。
特に夫婦関係が悪化している場合って、父親の家族に対する関与の時間っていうのが極端に低いケースが多いので、どうしても母親と子供が一緒にいる時間が長くなる、父親とそれと比べると。
なので、母親が子供に対して自分の夫の悪口を言うようになっていくと。
で、このパターンもう一個あって、子供の習い事とか教育に過剰にエネルギーを注ぎ込んでいく。
もうすっごい習い事に必ず送り迎え一緒に行って、で、夫は絶対に行かせないとかね、子供の送り迎えは絶対に夫は行かせないの。
私が行く、いやあなた行かないでいいから、来ない、来ないで、むしろ来ないでって言われちゃうんですよ。
で、自分が送り迎えをやって、例えばそれが塾系とかの習い事だったりとかしたら、宿題のチェックとかも全部自分がやって絶対に夫にやらせない。
で、その教育方針とか習い事の方針とかに関しても夫に口出しさせないっていうパターンですね。
あなたいつも見てないんだからわかんないでしょ、わかんないくせに言わないでって言われるんですね。
だけど分からないようにさせている、口出しをさせないようにしている、関わらないようにさせているのは妻自身なんですよ。
関わらせないようにしているにも関わらず、あなたやってないんだから、あなたこれ分かってないんだから何も言わないでっていうふうに排除するんですね。
そうやって自分と子供っていうこの二人のコンビを作っていくんですよ。
で、それに敵対する形で夫という存在をそこに置くんですね。
なので、自分と子供、バーサス夫っていう対立構造が生まれるんですよ。敵対関係が生まれるんですよ。
僕が聞いてきた話の中でたまにあったのが、子供が父親に対してすごい悪い口を聞いたりとか、
涙態度を取る、親と思ってないような態度を取る、自分の妻のような態度を取ってくるんですよ、子供が。
どうせあなたに分かんないでしょ、どうせパパには分かんないでしょ、どうせパパはいつもいないんだから分かんないでしょ、パパに言う資格ないよとかっていうふうに、
おいおいおい、俺父親ぞっていうふうに思ってしまうような態度を子供が取るようになっていくっていうケースが本当にあるんですよ、これ。
で、これこそまさに母親と子供vs父親っていう敵対構造がそこに生まれてるんですね。これが三角関係なんですよ。
子供を巻き込んだ場合の三角関係なんですね、これが。
で、こうやって三角関係生まれてしまうと父親と子供との関係ってどんどん薄まってきますよね、あんまり関わらないしなんか敵対されてるから。
すると子供の父親に対する感情とかイメージがどんどん悪くなっていくんですよね、母親が色々と吹き込まれますからどんどん悪くなっていく、そうやって敵対関係が陥っていく。
で、こうなった時の女性の言い分として僕はよく聞いたのは、いろんな家族、いろんな親子関係、いろんな夫婦関係があるのだから、
たとえ自分、母親と父親が敵対していたとしても、それも一つの多様性よね、一つもそれもダイバーシティですよね。
そうやって世の中の多様性を学ぶんです、みたいな話を僕たまに聞いたんですよ。
子供を巻き込む三角関係
でもそれって違うんじゃない?って僕は個人的に思ってるんですよ。間違ってるんじゃないかな?って勘違いなんじゃないかな?って思うんですよ。
っていうのは、こういうふうに両親の間で葛藤が生まれた時に、子供に対する影響をあんまりこう感が見ない人っているんですよね、特に。
特にというか、僕が聞いている限りでは女性に結構多かったんですけど、もちろん男性でもあると思うんですけど、
いろんな家族がいるんだからいいじゃない?とかいうふうに言うんだけど、何が起こるかっていうと、
自分の両親がすごい仲悪くてバチバチしていたりとか、もしくはあがるさまにバチバチしたり、殴り合ったりとか喧嘩はしてなかったとしても、
そこにある緊張って感じ取りますよね。そこにある緊張とかストレスっていうのは絶対感じ取るんですよ、子供って敏感だから。
その肌で感じるストレス、それが親を助けたいという感情に変わっていくんですね。
もしくはそのストレスがどんどん積み重なっていくケースもあるけど、そうなると何が起こるかというと、子供が親のカウンセラーになるんですよ。
親のね、愚痴を聞いてあげたいとか、こうしたらと、ああしたらどうとかっていうふうになっていく。親としては気がついてないんだろうけど、自分の子供をカウンセラーにしちゃってるんですよ。
カウンセラーってすごい心を疲弊させますからね。
僕、ここ2、3年間ずっと夫婦関係で悩む人の話を聞き続けてきましたけど、これは何だろう、訓練した人間じゃないとダメだなと思ったんですよ。
だから僕、辞めたんですけど、訓練した人間じゃないとダメだし、自分の心をケアする、セルフケアの知識もなければ続かないなって思ったんですよ。
だから僕、辞めたんですね。大人でさえそうなのに、子供にそれを終わすんですかっていう話なんですよ。やってらんないですよ。辛いですよ、普通に。
で、そしてもう1個は、親を喜ばせるっていうことが行動基準になっていくんですよ。子供の勉強とかね、習い事とか、自分がやりたくてやっているわけじゃなくて、親が喜ぶから。
親が喜ぶから算数を頑張るとか、数学を頑張るとか、国語を頑張るとか、親が喜ぶから習い事の推移を頑張るとかってなっていく。親が喜ぶから、母親が望んで中学に行く、小学校に行く、高校に行く、大学に行く。
親が望んでいるから、親が望んでいる会社に入るってなっていくんですね。どこまで行くかは人によりきりだと思いますけど、自分の心の内側から溢れ出るような情熱とか熱意というのが失われるんですよ。
内発的動機が失われて、外から与えられた親を喜ばせること、それだけが行動基準になっていくんですね。自分の子供をそういうふうにさせたいんですかって話なんですよ。
健全な子供の健全な心の発達を阻害することになるんですね。これが本書では何年も経ってから不登校やトラウマ、生きづらさを抱えることになるって書いています。
夫婦間の葛藤と子供の影響
書いているのは不登校など、心身の発達の問題って書いてあるんですけど、僕はいろんな方の話を聞いている中では、やっぱりトラウマとか生きづらさ、その後の大人になってからの生きづらさにもつながっているケースが多いなって感じています。
この話はね、心理師はどういったセルフケアを行ってきたかっていう本があって、その中で認証心理さんのこれから書いた本なんですけど、その中でもすごく詳しく書いてあるんですよ。
何が起こるのかっていうのは、絶対その本を読んだら、カウンセラーはこんなセルフケアをやってきた、伊藤忌美さんという方が書いた本なんですけど、心理師の方で、毒をやらないんですよ。
この人の母親というのは、ずっと密着していて、夫の力者はずっと言い続けてきて、自分の味方にして、娘を自分のカウンセラーにしただけだわけですよ。
となると、母親の望むような行動、母親が望む学校、母親が望む職業を自然と自分が選んでるんですよ。
そこに、おかしいなとか、やめたいとかっていう感情が徐々になくなっていくんですね。
大人になってからも、母親が自分の手元から離れないんですよ。
自分の人生、どこまで行ってもこの人がついてくるという絶望感に、この伊藤忌美さんは、絶望感を感じるようになるんですね。
この本では、伊藤忌美さんが親とのしがらみを助けるストーリーが書かれているんですけど、こういった問題が本当によく起こっているんだろうなと思うんですよ。
子供の健全な心の発達を阻害するという問題が。
規模は小さいけど、僕も同じような経験があって、僕の実家って、僕の父親が無婚養子として入ってきたんですね。
その家は、僕の祖父と祖母が建てた家なんですよ。二人で遠働きで稼いで建てた家で、そこの権力者は祖母なんですよ。
祖母がすごい力を持ってて、祖母と無婚養子で入ってきた僕の父親は、それが合わなくて敵対してたんですね。
祖母はしょっちゅう僕の父の悪口を言ってたんですよ。僕に対してね。誰に対しても言うんだけど、僕に対してしょっちゅう言ってて。
で、父は祖母の悪口をよく言ってた。僕に対して言うわけじゃないけど、一緒にいるから聞こえてくるわけですよ。
誰に理由でもなく言ったりとかもしますし、お互いの話を聞いたりとか、僕は祖母のカウンセラーみたいになってたんですよ。小学生の時からね。
祖母のカウンセラーみたいになってて、祖母の愚痴を聞いて、気持ちをお互いからさせてあげたいとか、いろんな話を聞いてあげて、子供なりに思うことを話したりとかしたんですよ。
これを他の子供に僕はさせたくないんですよ。普通に嫌なんですよ、こういうの。辛いんですよ、こういうことって。自分の家族がバラバラになってて、それをつなげてみてるのが自分だっていう感覚って、10歳には満たない子供にとってはとても酷な作業なんですよ。
こういったことが起こっているのだから、夫婦間における葛藤っていうのは、子供に対して悪い影響があるわけないよねとか、
そういう家庭多いじゃんとか、そうは言ってもそれも多様性じゃんみたいに軽々しく言ってほしくないんですよ、僕は。苦しんでる子供、世の中いっぱいいると思うんです。
ちょっと僕の個人的な話になっちゃいましたけど、そういったことが起こってるって話なんですね。これは三角関係の話、すっごい話ずれちゃったけど、っていうことが起こってるし、
子供に対して悪い影響なんかない、それも多様性だっていうのは、僕は違うと思います。そこには必ず少なからず悪い影響が発生してるんだろうなと思います。
だからといって死ぬわけじゃないし、ものすごいトラウマを負って、孤独の中で生き続けるっていう悲劇のストーリーでもないんだけど、僕だってちゃんと生きてるからね。
だけど、どうしたって生きづらさを抱えることになるんですよ。伊藤衛美さんしかり、僕しかりそうですけど、だからそういった影響があるってことは、どうか多くの人に知ってほしいなと思っています。
実家の親を味方につけるパターン
三角関係のダンスの別パターンが大きく分けて二つあって、一つは実家の親を味方につけるパターンっていうのが書かれてるんですね。
パートナーを悪者にして、自分と自分の父親を味方にして、2対1とか3対1にするっていうパターン。
これがよく起こるのが、パートナーの浮気が発覚したとき、もしくは浮気をしそうだなっていうのが分かったときに、相手の両親とか自分の両親を味方につけて、
3対1ですよね。5対1とかになるし、3対1とかにして敵対関係に陥るってことはよく起こりやすくなります。
これはケースバイケースなので、それが良いとか悪いとかって、うまくは、はっきり言っては僕も断定できません。
断定できないんだけど、もしあなたのパートナーが浮気してるなとか浮気してそうだなとかしてるっていう物的証拠をつかんだっていうときに、
クワーッとなると思うんですよ。クワーッと頭に血が残っちゃって、自分の両親に電話したとか、相手の妻とか夫の両親に電話したとかってしちゃいたくなると思うんだけど、
1回止めてほしいんです。1回止めて冷静にならないと、余計事態がややこしくなるんですよ。
それ、浮気したパートナーにとっては、なんかすっごい窮地に落とし入れられたというか、
確かに浮気したのが悪いんだけど、その浮気をするっていう行動の背景にあるものを1個ずつその葛藤をクリアしていかないと意味がないから、
それをやらずに、お前が悪いんだって大勢から指を刺される状況っていうのは普通に心理的に辛いんですよ。
こういった状況にさせない必要があるわけですよ。あと、自分の妻とか夫が裏から手を回して落とし入れようとしてた。
私を孤立させようとしてたっていうふうに、被害妄想も出てくることにもなっていただかせてしまうことになるので、
なるべく避けたほうが良くて、自分たちの問題なんですよ。浮気の問題って。親関係ないんですよ。
自分の親も相手の親も関係ないんですよ。自分たち2人の問題なんですよ。
だから2人で向き合うべき問題なんですよ。もちろんケースバイケースだけど、そうしないと参加関係家のダンスが生まれるわけですね。
仕事や趣味への没頭を抱えるパターン
第三者を巻き込むパターンが生まれる。もう1個を引くわけで、もう1個のほうは浮気や仕事や趣味への没頭というふうに抱えています。
これ浮気は分かりますよね。分かりやすい話。参加関係家のダンス、分かりやすい話。
だけど、仕事や趣味もそうなの?って思う人も多いと思うんですね。
僕、いろんな人の話を聞いてて、男性で多かったのが、仕事と自分が密着しすぎて、妻と敵対関係になってるっていう、参加関係が起こったようなケースが多かったです。
ちょっとよく分かりづらいと思うんですけど、仕事が人間っていう概念じゃないから分かりづらいんだけど、仕事に夢中になりすぎてしまうと、それを正当化するようになっていくんですよね。
家族を配せるために働いてるんだと、稼げなくなってもいいのかと、だから働くんだ、だから早く家に帰れないんだ、だから子供の面倒は見れないんだ、だからお前のケアもできないんだっていうふうに、自分を正当化していくようになるんですよ。
これも立派な参加関係のダンスがそこに起こってますよね。
問題は、自分と妻の関係であるにもかかわらず、そこに仕事を持ち込んでしまって、仕事のせいにしてるんですよ。
仕事が悪い、俺の仕事が悪いんだ、早く帰れない職場なんだっていうふうに、仕事のせいにして全てをここに修練させようとしていく、もう課題の解決から避けようとしてるんですよ。
じゃなくて2人の問題なんですよ。早く帰ってきてほしいな、寂しいな、どうしてるのかなって妻が思ってるところで、夫がいや仕事が悪いんですって言ったら何も変わらないじゃないですか。
その2人が幸せを感じるためにはどうしたらいいんだろう。自分たちの働き方をどうしたらいいんだろう。
じゃあ夫が早く帰ってくる。仕事の力をセーブする。じゃあ部署を変わるってこともできるわけですよね。
残業の少ない部署に変わる。もしくは転職するってこともできる。そこで収入が減るんだったら妻も一緒に働いて、2人で働くことによって収入を回復させるってこともできるわけですよ。
2人で考えていく課題なのに、そこに対して仕事っていう第三者を入れてしまって、こいつが悪いんです、だからダメなんですって仕事と自分が2人揃って妻を攻撃するっていうパターンが生まれるんですよ。
だからこういった参加関係も存在するんですね。これを趣味に置き換えても同じなんですよね。
いや僕釣りが趣味なんで、土日に釣りに行かないといけないので家のことはできませんとか、例えばね。
趣味をやることがダメって言ったわけじゃなくて、その趣味に没頭するあまり家のことを全部やらなくなるとかっていうことが問題なんですけど、
趣味のせいにしてしまって妻と見き合うことを怠るという現象も発生するわけですよ。
ああいうことしたいな、ギター習いたいな、バンドやりたいな、ドラムやりたいな、ギターやりたいな、ベースやりたいなとかね、どんどん広がっていく。
釣りもしたいなみたいなふうに。こうやって自分の趣味を深掘るのはいいことだと思うんだけど、自己実現ばっかり頭がいっぱいになってしまうと妻と向き合えなくなってくるんですよね。
それを言い訳にするんですよ。これも立派な三角関係感のダンスなんですね。
本書で書かれていて教員深いのは、三角関係は連結していくって書いてるんですよ。どういうことと思うと思うんですけど、繋がっていくんですね。
三角関係が発生したら、それは一回で終わらない。一つで終わらないってことなんですよ。
三角関係の連結
例えば、母親と子供vs父親といった構図が生まれましたと。その次に発生するのが、母親と浮気相手vs父親、夫婦で言ったほうがいいですね。
妻と浮気相手vs夫といった構図が生まれてくる。これはよくあるんですよ。僕も話聞いてる中で4個ありました。
妻が子供と密着しすぎて、自分の悪口を二人で言ってると。なので孤立していくと。
徐々に妻は夫に対する親密感を失っていって、無関心を得るようになっていく。夫に対して関心がなくなっていくと。
仕事場とか職場とか、習い事とか、そういったどこかしらの場所で浮気相手を見つけて、浮気相手と自分vs夫って構図を作るようになるんですね。
そして浮気相手と自分が二人揃って夫を攻撃するようになるんですよ。こんなことになったのはあなたにも責任があるんですよ、みたいなことを言う人がいるんですよ、世の中。
こういうふうに連結していくんですね。さらにそうやって追い込まれてしまった夫が夫と仕事vs妻といった構図を作っていく。
家庭の中に居場所がないから仕事にどんどん没頭していく。もしくは自分と趣味vs妻といった構図になる。もしくは自分、仕事、趣味vs妻という構図になっていく。
こうやってどんどん三角関係が連結していくんですね。
だけど、二人の間にある本質的な課題や葛藤から目を逸らしているだけなんですよ。解決から逃げているだけなんですよ。
こういった葛藤を抱えている方の話をたくさん聞いてきたんですけど、それも多様性だとか自己実現したいことがあるというふうにおっしゃる人もいるんだけど、
自分のことばかり考えすぎてるんじゃないのかなって思う時あるんですよ。あえて厳しく言うならば。だってそれによって子供に対して悪い影響が出るんですよ。
だったら向き合うべきなんじゃないですか。自分たちのことばかり考えていないで。もちろん、解決することは難しい課題もあると思うんですよ。
時には離婚という選択肢を選ばざるを得ない時も来ると思うんです。それはそれでいいと思うんですよ。
そうすれば得ないケースってありますからね。DVの問題とかいろいろありますから。
だけど、もしそこまで激しいケースや極端なケースではないのであるならば、何とか2人が向き合うことで2人の関係性が変わるのであれば、
2人で葛藤を乗り越えていくってことは、子供の健全な心の発達につながっていくんですよ。
自分の大切な、誰よりも大切なあなたの子供の心の発達につながっていくんですよ。
そして、こういった人間同士の葛藤を乗り越えることっていうのは、その人のあなたの人間的な成長に大きく関わってるんじゃないかなって僕は思っています。
この放送をして2日後ぐらいに関ヶ原に行くんですよ。何を言ってるんだと思う人も多いかもしれないんですけど。
僕ら家族は今、戦国時代にドハマリしてて、家の本棚全部戦国のものなんですよ。歴史の漫画とか戦国の武将の漫画とかで、もうびっしり揃えられてて。
うちの長男児団、今少佐なんですけど、YouTubeでちょっと前々にマイクラの実況動画ばっかり見てたのが、最近信長の野望の実況動画ばっかり見てて、
オケハズムの戦いがどうだとか、赤羽の戦いがどうだみたいな。あと歴史の検証動画みたいなのを見始めたりとかしてて。
もちろん変な、よくわかんないゲームの実況動画を見たりとかしてますけど、そういう風に変わってって、僕も妻も今すごいハマってるんですよ。
僕は図書館でみんなで本を借りて、戦国の本を書いたりするんですけど、僕は日本刀の本を借りて、日本刀の歴史っていう本があってめっちゃ面白かったんですよ。
古墳時代から明治以前か、江戸時代終わりまでの刀剣の日本刀の歴史について書かれてる本でめっちゃ面白かったんですけど。
まあね、ハマってるんですよ。うちの家族全員で戦国ものにハマってて、いよいよあさって聖地巡礼の旅に出るんですよ。
関ヶ原に、もう世界三大古戦場の一つと呼ばれている関ヶ原に行くまでめっちゃ今楽しみで。
ただね、すっごい偏僻なんですよ。すっごい偏僻なとこにあって、なんかレンタカー借りても道が細すぎて、Kじゃないと入れない道があるとか書いてあって、どうなってるんだろうと思ってるんですけど。
どっかレンタカー借りようかなと思うんですけど、とりあえずね、すごい楽しみなんですよ。
でね、このちょっと戦国の話してもいいですか?全然興味ない人いるかもしれないんだけど、関ヶ原の戦いって天下分け目の戦いって呼ばれてるじゃないですか。
徳川家康と石田光成、東軍西軍に若い戦った戦いだったんですけど、西軍のリーダーは石田光成と言われてるんだけど、実はそうじゃないんですよ。
実は石田光成って全然人望なくて、全然頼られてなかったんですよ。
で、大谷義次っていう彼の盟友がいるんですけど、義次が、お前がリーダーになったら誰もついてこねえよって言ったんですよ、この戦いするときに。
だからお前リーダーやめろって。あいつをリーダーにしろって言って、全然今名前が残ってない、関ヶ原の戦いとして名前が残ってない武将がいるんですけど、その人をリーダーにして、お前は後ろに下がれって言ったんですよ。
お前が前に出たら誰もついてこねえからって言って。と言って、自分は一歩下がって、で大谷義次がこの戦いの指揮を取ったんですよ。
石田三成と大谷義次の友情
石田三成対家康って言われてるけど、実は違ってて。で、大谷義次がなんでこの戦いに参加したかっていうと、石田三成とのすごい深い友情があったんですよね。
2人はずっと一緒に出演会とか思って戦い続けてきたんですよ。で、大谷義次が途中で病気になってしまって、確かに皮膚がたたれてしまう伝染病かなんかになっちゃったんですよね。
ずっとマスクしてたんですよ。当時はマスクってダラーンと垂れてる生地みたいなのを口の前につけるんですけど、頭も頭巾がかぶってて、伝染病なんで誰も近づかないんですよ。
で、ある日、秀吉に呼ばれた茶会だったかな。茶会の時に各大名が揃ってて、三成と他の大名と大谷義次もいたんですけど、大谷義次がこのお茶を、茶会でお茶を飲んだ時に顔から海が垂れてポチャンって茶碗に落ちたんですよ。
皮膚がたたれてるからね。伝染病だからそれ飲んだらうつっちゃう可能性高いんですよ。
なので次にその飲む晩に来た、お茶って同じ茶碗のほうを使って飲むので、飲むふりして次の日に渡したんですよ、他の大名たちは。
だけど三成だけは全て飲み干したんです、そこで。で、こういった逸話が残るぐらい二人の友情って濃く強いものがあったんですね。
で、この二人の友情の戦いでもあったわけですよ。で、これめっちゃ話長くなっちゃうのでこの辺でやめるんですけど、石川の戦いとか戦国時代の話で、それぞれの部署に包括した学習漫画があるんですよ。
何だったか名前忘れちゃったんだけど、なんか同じ人が全部監修やってて、全然メジャーじゃない部署。加藤清正とかいろんな部署いるんですけど、知ってる人は知ってるんだけど、そんなにメジャーじゃないんですよ。
大河ドラマに出ない、大河ドラマの主役になれないタイプの部署の漫画家めっちゃたくさんあるんだけど、それをすごいたくさん読んだんですよ、僕ら。
するとすごい立体的に戦国時代が理解できて、めっちゃ楽しめるようになったんですよね。
あさっていよいよ行ってくるので、また全然興味ない人多いと思うんですけど、どんな感じだったかとかをポッドキャストかノートとかアフタートークでお話してきたらいいなって思っています。
はい、今日はそんな感じですかね。最後まで今回もありがとうございました。
番組のお知らせ
あさの夫婦関係役ラジオは毎週月曜木曜朝5時配信です。
最後のお知らせが3つあります。
1つは番組のフォローをぜひよろしくお願いします。
Spotify、アプリ、ポッドキャストのフォローいただけるととっても嬉しいです。
2つ目は番組のサポートを募集しています。
これは僕の夫婦関係研究のサポートになってまして、専門家のインタビューであったり、このポッドキャストの運営費用であったり、
そういった夫婦関係研究のための費用として使わせていただいています。
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こちらもぜひよろしくお願いします。
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同じフォーマットを使ってまして番組のお便りとお悩み相談同じフォーマットです。
もし何か聞きたいことあるなとかお悩み相談したいなという方はぜひこちらご利用ください。
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概要欄にリンクを貼っておきます。
はい、ということでまた次回お会いしましょう。
さようなら。