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2022-02-10 18:48

#330 身体接触による絆/慰めのための行為

パートナーと肌を重ねている時しか、幸せを感じることができない。 

 パートナーから拒絶されると、地獄に落ちたような絶望感を感じる。 

 肌を重ねる以外に、どうやってパートナーと触れ合えばいいのか、どうすれば、この心の不安は消えるのか。 

 どうか、教えて欲しい。  

そんなことを思ったことはないでしょうか?  

今日は、心理学者スージョンソンが提唱する三つのセックスのうちの二つ目、「慰めのセックス」について、彼女の著作「わたしをギュッと抱きしめて」を元にお話しします。


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アツの夫婦関係学ラジオです。このラジオでは、僕自身が夫婦関係改善のために行ったことや、過去のエピソード、そして夫婦関係改善に役立つ書籍の紹介などをしています。
このラジオを通して、あなたにとっての夫婦関係改善のヒントが見つかれば幸いです。
パートナーと肌を重ねている時しか、幸せを感じることができない。
パートナーから拒絶されると、地獄に落ちたような絶望感を感じる。
肌を重ねる以外に、どうやってパートナーと触れ合えばいいのか、どうすればこの心の不安は消えるのか、どうか教えてほしい。
そんなことを思ったことはないでしょうか。今日は、身体的接触の絆ということで、性生活をどう改善させるかということについて、
心理学者スー・ジョンソンが言う3つのセックスのうちの2つ目、慰めのセックスというものについて、彼女の著作、私をぎゅっと抱きしめて、を元にお話をさせていただきます。
夫婦のセックスレスの解消という、簡単に言うとそういうことになるんですが、
どうやったら、夫婦がまた以前のような生活を行うことができるのかということについての話になります。
今回は2つ目なんですけども、1つ目については、セックスのためのセックスということで、これは前回の329話でお話をさせていただきました。
ぜひそちらから聞いていただけると、より今回の話は理解しやすいかなと思いますので、ぜひそちらからまずは聞いていただければと思います。
では早速、慰めのセックスとは一体何なのか。ちょっとパッと見、何のことかわかりづらいと思うんですよね。
これは愛着不安を感じないようにするためのセックスであって、目的は自分の愛着不安の解消でしかないということなんですね。
自分自身の不安、この不安が全ての中心にあるということなんです。
なんですが、愛着欲求を満たすために、ただそれだけのために身体的な親密さ、つまりセックスを求めると逆に心は離れていくというふうに書かれています。
本書では、ナグサムのセックスを求めるクライアントの言葉が書かれていますので、それを読み上げようと思います。
まずは女性の言葉ですね。
フランクとのセックスは嫌ではありません。でも本当のことを言うと、ただ優しく抱きしめてほしいのです。何よりも安心感が欲しい。
セックスはテストみたいなもので、彼が私を求めてくれれば安心します。でも彼が性的に興奮しないと、私の性のような気がして不安になります。
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彼女の言葉からは、本当に欲しいものは安心感であるということが伝わってくると思うんですね。セックスそのものではないと。
セックスできれば安心できると考えているけれども、実は安心の獲得のための手段がセックスであるというふうに考えているだけ。
実は欲しいものは安心感そのものなんですよね。
この方の言葉を何回も読むとすごい違いが伝わってくるなと思うんです。
もう一人、別の夫婦の男性の言葉も描かれているので、それもちょっと読み上げますね。
君が僕を愛してくれていると確信できるのはセックスしている時だけなんだ。
僕が君を興奮させて、君は体で応えてくれると安心するんだ。
それでつい求めすぎてしまう。 でもこちらが求めれば求めるほど君は嫌がる。
本当のことを言うと君を失うのは怖いんだ。 去年、別れ話が出てからずっと不安で、だからセックスは僕の安心毛布みたいなものなんだ。
これすごいわかりやすいと思うんです。男性にとってはすごいわかりやすいなと思って、
この彼の言葉からは妻を失うことの恐怖っていうのを感じられると思うんですね。
別れ話が出ていない、ずっと妻の心が自分から離れてしまうんじゃないかということを怖がっている。
だけどセックスをしているその時だけはその不安から逃れることができると、
妻は自分を愛していないんじゃないかという恐怖を忘れることができるんですね。
だからどうしても求めてしまう。 でもどれだけ体を重ねてもどこにも行くことができないんですよね、この彼は。
彼の不安はなくならないんですよ。余計に妻の心は遠くへ遠くへと離れていく。
こういった慰めのセックスというのは316話でお話をさせていただいた悪魔の対話に陥っている夫婦に多いというふうに言われています。
悪魔の対話に陥ってしまうと相手に対する思いやりが減っていくんですよね。
そうなると必然的に身体的接触が減っていく。
その身体的接触というのはセックスのことだけを指しているんじゃなくて、
背中をさすったりとか肩に手を置いたりとか、ハグをしたりとか、頭を撫でたりとか、そういった恋のことも言っているんですね。
これもどんどんと減っていくと。
これがすごい面白かったのが、人間の皮膚ってこうバーッと広げると1.67平方メートルあるらしいんですよね。
結構すごい大きいですよね。広げてみると。
人間の体の中では最大の感覚器官だと言われていると。皮膚でいろんなものを感じますからね。
これに関してネットで検索してもらうとすごいわかりやすいんですけど、
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脳の中の小人ホムンクルスというのがあって、カナダの脳外科医のペンフィルドという人が作ったんですけど、
人の体の中で感覚を感じやすいパーツというのをわざと大きくデフォルメして表現した、作った人形模型なんです。
これをホムンクルスと呼んでいるんですけど、年金日のホムンクルスとはまた別で、
本当に調べてもらうとすごいわかりやすい。怪物みたいな感じなんですよ。
小人。本当に小人ですごいバランスの悪い体をしてるんですよね。
顔がめっちゃでかくて、手のひらもめっちゃでかくて、足の裏もでかくて、だけど胴体がすごい細いんですよ。
唇もすごい分厚い。下唇の方が分厚くて、下がすごいでかいんですよ。下がベローってでかく出てる。
なんでこんなになってるかというと、人間って手と唇と下がすごい感覚が鋭いってことなんですね。
だからそこを大きく表現してるんですけど、だからこそこういうふうにその部位の感覚、手、唇、下の感覚が抜きに出て感じしやすいってことなので、
恋人がキスをしたり手を繋いだりするっていうのは多分そういうことなんだと思うんですね。
そこが体の中で最も感覚の鋭いパーツだから、だと思うんですよ。
だからこそ、肌の触れ合いを求めてしまう場合というのは、
セックスだけじゃなくて、手を握りたいとか、ハグをしたりとか、キスをしたりとかというふうに望むのは、そこが最も感じやすい部位だからっていうことなんだなって思うんですよね。
あとこの数条書は肌の触れ合いについて、これは単なる性行為のためだけではないというふうに書いてるんですね。ちょっとそこを読み上げますね。
皮膚を優しく撫でることと、それが呼び起こす感情は大抵の人にとって愛情関係への王道である。
愛部は基本的には二つの欲求、性欲と特別な他者に認められたいという欲求を一つにするというふうに書いてます。
そして、人類学者のアシュレ・モンターギュが著書「触れ合い」で述べたように、肌と肌の接触は性の言語であると同時に愛着の言語でもある。
それは性的な興奮を引き起こすと同時に、心の落ち着きと安定をもたらすというふうに書いてるんですね。
この最後の心の落ち着きと安定をもたらす。ここが今回のポイントだと僕は思うんですね。
肌の触れ合いというのはセックスだけを意味するんじゃなくて、手に触れたりハグをしたりそういったことが含まれている。
そしてそういった行為を通じて心の落ち着きと安定をもたらすというふうに言ってるわけなんですね。
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妻とのセックスに固執してしまうケース、セックスレスを解消したいと思ってそこにこだわってしまうケースというのは、もしかしたら妻との接触において心の落ち着きと安定を欲しがっているだけであって、セックスそのものが目的ではないのかもしれないって僕は思うんですね。
それから男性が女性との触れ合いにおいてセックスに固執してしまう原因というのは、
これはその社会的な背景によって僕ら男性がより女性よりもスキンシップに飢えているからなのかもしれないんです。
これはこのスージョースの本にも書いてあって、僕もこれはちょっと確かになって思うんですよ。
他の本に書いてあったんですけど、赤ん坊の頃から男の子よりも女の子の方が話しかけられたりとか笑いかけられたりする回数が多いって言われてるんですね。
これは男女の脳の精査の話だったと思うんですけど、女の子の方が早く話せるようになる、言葉を覚えるのが早いってよく言うじゃないですか。確かにあれそうだと思うんですよ。
あれは頭がいいとかそういうわけじゃなくて、単純によく話しかけられているからっていうのが、僕が以前読んだ脳の精査に関する本の仮説だったんですよね。
単純によく話しかけられると、めっちゃ語彙力が上がるよねっていう話だったんですよ。
女の子の方が可愛らしいので、赤ん坊の頃からね。赤ん坊の頃から可愛らしいので、男の子よりもより話しかけられる。
そして笑いかけられるとなると、語彙力が増して社会的能力が上がっていくんですよね。
ちなみにうちの3兄弟は全員男なんですけど、3男は男の子はもちろん男なんですけど、めっちゃ話すの早かったんですよ。
もう話すの?みたいな。2歳何ヶ月で話しだしたのかな?確か。
ちゃんと会話っぽいのは2歳からできたので、すっごいおしゃべり上手なんですよ。
長男次男の時には全然話さなかったんですよね。あの子たち3歳ちょっとなってから会話ができるようになったんですけど、心配してたんですけど、3男はめっちゃ早かったんですよ、話しだすのが。
めっちゃ早くてものすごい上手で、アレクサも見事に使いこなしてて、アレクサにんにんじゃーの歌歌ってーとか、シマジオの歌歌ってーとか、もう乳鳥にしゃべって、アレクサに自由自在に歌わせるんですよ。
これって彼が単純に可愛すぎて、みんなから話しかけられることが多いからじゃないかなって僕は思うんですよね。
僕も長期の役割を取って彼と一緒に過ごす時間がすごい長かったし、しょっちゅうこう話しかけてる。
可愛いねーって話しかけてる。よくできたねーなって言ってる。
長男次男も3男にすごい話しかけてる。だから彼の語彙力っていうのが上がってるんじゃないのかなって思うんですよね。
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で、僕らがね、こういった大人がね、大人の男性がこういった環境で育たなかった場合って、
スキンシップに飢えているのに、それをどう求めたらいいのか分からないってことあると思うんですよ。
僕長男なんですけど、僕分かんない子なんですよ。僕分かんない子だったんですよ。
結婚してしばらくして、ここ最近になってやっとどう求めたらいいのかっていうのは、求めていいんだとか、
どうしたらいいのかなんとなく分かってきたんですけど、それまでは分からなくて甘え下手だったんですよね。
だけどこの上に兄弟がいる友人とか、特に女性、お姉ちゃんとかいる友人とかはめっちゃ甘え上手で、
コミュニケーションが上手くて、全然違うんですね。多分それって昔から話しかけられたり、可愛がられたりしてきたから、
どうやって求めたらいいのか分かるんだと思うんですよね。
こうやって子供の頃から肌を触れ合わせた経験も少なく、優しい言葉をかけてもらったことも少ないと。
そうなるとパートナーとの心の安定のための手段が、セックスしかないというふうに思い込むんじゃないのかなって思うんですね。
そしてそれが慰めのセックスなんですね。
どうしたらいいんだってことなんですけど、慰めのセックスに陥っているクライアントに対してスージョンソンはこういう対応をするそうなんですね。
私は数週間成功を控える理由をクライアントに勧めることがよくある。成功が禁止されると不安になったり楽談したりせずに、
同社が触れ合いのあらゆる感覚を堪能することができる。優しく相手してほしいと頼むことに慣れてくれば、夫婦の絆が深まる。
そしてお互いの体をよく知り、どうすれば相手が喜ぶのか分かると、
あなたと一緒の時だけの貴重な結びつきが生まれるというふうに書いてるんですね。
これってセックスにとらわれずに手をつないでハグをしたりといった、そういった肌の触れ合いに目覚めることによって心の安定を得られるようになっていくというわけなんですね。
今回の慰めのセックスと前回のセックスのためのセックスというのは、多くの夫婦が落ち入りやすい状況なんじゃないのかなって思うんです。
自分たちの状況を俯瞰して眺めてみると、もしかしたらセックスのためのセックスが落ちていくかもしれない。
そして慰めのセックスをどちらかが求めているかもしれない。そんなことに気づくことができるんじゃないのかなって思っています。
本編はここまでなんですけれども、また明日は3つ目のセックスですね。
上等的共鳴の中のセックスだったかな。3つ目のセックスについてお話をしていきたいなと思います。
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ということで今日は3つのセックスのうちの2つ目についてお話をさせていただきました。
すごいこういう話題は抵抗があるあって、なかなか恥ずかしくて話せなかったりしたりするんですけど、
だけど多くの男性女性も結婚した何年も経って子供がいる夫婦が多くの場合こういったトラップにはまりやすいなって思うんですよ。
自分たちの状況は一体どうなっているのか、俺たち何が起こっているんだということを知りたいと思ったときに、
こういった知識というか仮説というかこういったことを知ると、自分たちに当てはめて考えてみて、
もしかしたらこういうことに自分たちがなっているのかもしれないなということを客観的に見れるようになると思うんですね。
そうなると改善のためのヒントというのが見つけやすくなるんじゃないのかなって思っています。
あと昨日も話をしたんですけど、いつも話をしてますけど、こういった話題を夫婦で話すことができるとすごく僕はいいと思うんですね。
だけどどちらかが全然心を開いてくれなかったりとか話を聞く準備ができたり、もしくは夫婦のトラウマに囚われていて会話がなかなか進まないといった場合は、
妊娠心理士さんのカウンセリングを受けることをお勧めします。
心理療法ができる妊娠心理士さんですね。夫婦カウンセラーじゃないですよ。話が聞くのが上手い人とかじゃなくて、
きちんとした心理療法ができる妊娠心理士さんを探してそのカウンセリングを受けることをお勧めします。
ということで今日はここまでなんですけど、最後お話ししたかったのが、ボイシーってあるじゃないですか。
音声配信のボイシー。ポッドキャストではないんですけど、ラジオ的な音声配信。日本で結構有名なんですけど、
あれで野本京子さんという方がボイシーを始めたんですね。僕この方のノートがすごい大好きで、教育に関するお話とかをすごい
読んで影響を受けたりとかしてるんですけど、この方の音声配信が始まって、これすごい僕オススメなんですよ。
なんでかというと、今日本の教育やばいって言うじゃないですか。全然遅れてるとか、このままじゃやばいとか、その富裕層とかが日本を脱出してるとか、
ちょっとちょっとずつ外国で教育させようとして日本から出そうとしてるとか、なんか沈みゆく船みたいな感じで扱われたりするじゃないですか。
じゃあ大丈夫なの?って。今うちの小学校で流行ってるけど、大丈夫なの?なんかダメになっちゃってすんじゃないの?と、このまま行ったらなんか
ノートに迷うんじゃないの?みたいな感じで迷っている、不安になっている方がたくさんいると思うんですよね。
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そういった悩みに対してヒントが見つかる音声配信だなって僕は思うんですね。ノート自体がそういったものがあるので、
それは音声で配信されていく。マレーシアで行われている教育とは何なのか、そして世界の教育国会に何があるのかとか、日本の教育でこういったものがあるとか、
そういったことを話されているので、お子さんがいて教育方針とかちょっと悩んでるなぁとか、これから日本大丈夫なの?みたいな風に思っている方はぜひ聞いてみるといいんじゃないかなって思っています。
はい、ということで今回も最後までありがとうございました。また明日お会いしましょう。さようなら!
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