00:00
第319回アシカガキャスト
iPhoneを使っている人は、iCloud写真を使っている人が多いと思うんですが、
今回は、iCloudの容量を増やすために、iCloud写真を使うのをやめて、写真をすべてiCloud上から削除してしまうときの話です。
私が自分のマシンでやったわけではなくて、人がやるのを至難役として見てたんですね、ズームで。
そこで削除してみて、30日間は写真が残るということを初めて知りました。
iCloudの容量は写真を消した分がちゃんと空いた上で、30日間は写真が残り続けるんですよ。なかなか気が利いてますよね。
この30日の間に写真をバックアップしてくださいということなんですが、30日の間だったら、iCloud写真を使うのをやめることを取り消すこともできます。
iCloud写真をすべて消すのは、Macでシステム環境設定から行いました。
Apple IDのところからiCloudを選んで、iCloudストレージの容量がどれぐらい使用されてますというバーの横の管理のところを選んで、写真を選んでオフにして削除というボタンを押します。
iCloud写真をオフにして写真を削除するという意味ですね。
iPhoneの場合は設定アプリから行って、自分の名前、iCloud、ストレージを管理、写真と選んでいって、無効化して削除を最後に選びます。
Macのオフにして削除と若干言い方が違いますが、iCloud写真を無効化して写真を削除するということですね。
なお今回のケースは、iCloudの容量がいっぱいになってしまって、でもお金を払って上のプランにアップグレードはしたくないと。
ということで写真は別な方法でバックアップを取るとして、iCloud写真を使うのをやめましょうというケースです。
iPhone上の写真とiCloud上の写真は常に同期しているので、iCloudから写真を消せばiPhoneからも消える。
iPhoneから写真を消せばiCloudからも消えるということなんですが、
03:04
今回の場合、ただiCloud上から写真を消したのではなくて、同期をオフにして写真を削除。
同期を無効化して写真を削除しているので、iPhone上には写真は残りますね。
ただ気をつけないといけないのは、iCloud写真に入っている写真の容量がiPhoneの容量より大きい場合。
容量を節約する設定で、Appleの賢い技術によってあまり使わないような昔の写真は、
粗い解像度の画像を入れておいて、本体の綺麗な元画像はiCloudのサーバー上にあるという状態にして、
iPhoneの端末内の写真を容量を減らすという工夫をしてくれていた場合、
iCloudとの同期を切るとその工夫が使えなくなるので、その場合は古い写真とか一部の写真が消えてしまうらしいです。
どれを消すとかどれを残すかとかは、こちらからはコントロールできないようです。
消したけども30日間残っているiCloud写真は、
Webブラウザからicloud.comにログインして、iCloud写真を開くと、そこに写真は全部残っています。
そこから写真をダウンロードしたりできます。
ちなみにブラウザ上でiCloud写真をまとめて一度に消せるのは1000枚まででした。
ということで、iCloud写真の写真をすべて削除する現場に立ち会ったら、
iCloudの容量は写真の分が減った上で30日間その写真がまるまる残り続けるというとても気の利いた優しい機能があることがわかったので、知らない人も多いんじゃないかと思いその話をしました。