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今年は東京オリンピック・パラリンピックのボランティアに行くよ。 アシカガキャスト
私が興味を持ちそうなネタをネットなどで見つけると、妻が私に教えてくれます。
先日も海外の女の子たちがエアポッドを片耳ずつ交換して、なんかやってる動画を見せてくれたんですね。
その動画を見ても今一つピンとこなかったんですが、それを紹介して日本でツイートしていた人は、エアポッドを片耳ずつ交換して
Google翻訳の音声読み上げ機能を使い、友達と会話をするという今までにない新しいコミュニケーションスタイルがTeenによって誕生してると
コメントしていました。翌朝ツイッターを見ていたら、マックお宝鑑定団でも紹介されたみたいで、みんながすごいと言い出してたんですね。
iPhoneとエアポッドのセットを2セット用意して、お互いのエアポッドの片方を交換して、それぞれのiPhoneで翻訳した結果を相手に聞かせるということなんですが、
これiPhone1台のGoogle翻訳で音出してやればいいじゃんということになりますよね。そこが音を出したらいけない空間だったらという設定だとしても、お互い画面を見ながらテキストでやり取りすればいいだけの話ですよね。
で、元ネタのアメリカだと思うんですけども、女の子たちの動画に戻るんですが、これTikTokに投稿されていた動画なんですが
How to have conversations in classと書いてあることに気づいたんですね。最後のin classというのを最初見逃していて気にしてなかったんですけど、
要はこれ授業中に会話する方法っていう学生ならではのテクニックを紹介した動画だったんですね。
動画の中では目の前の2人で会話をしていたからピンとこなかったんですが、本当は授業中に離れたところに座っている2人で会話をする方法だったんですね。
じゃあテキストでのチャットとどう違うかという点ですが、チャットだとスマホに通知が来る、なんか来た、画面を見ると2ステップ必要なのに対し、
片耳ずつAirPodsを交換してスマホの音声読み上げを使う方法だと、いきなり音声が聞こえてくるから1ステップでいいわけですね。
返事はテキストで打って音声読み上げさせないといけないので、まあ机の下とかでこそこそやるんですかね。
日本の昔の女子高生はガラケーの点キー入力で机の下で画面を見ずに入力できたらしいんですけど、iPhoneのソフトウェアキーボードではさすがにそれは無理だと思います。
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なおこの動画の中の女子学生が音声読み上げにGoogle翻訳を使っているのは多分たまたまで、翻訳機能は一切使っていなくて、読み上げるためだけに使ってるんですね。
動画に入っていたテキストをざっくり日本語にすると、授業中に会話する方法、AirPodsの右か左を交換する、
Google翻訳に何か入力する、そして音声読み上げする。これが4つのステップで、あと小さい文字で違うクラスの人とやるのが超おすすめとありました。
ということで、アメリカの多分女子高生の授業中に会話する方法を考えた。違う教室の友達とやるのもおすすめというTikTokの動画で、音声読み上げにたまたまGoogle翻訳を使っていたことが海を越えた日本のおじさんたちに
iPhoneとAirPodsを2セット使ったGoogle翻訳の通訳会話のライフハックがすごいと、曲解されているという現象が起きたんだと思っています。繰り返しになりますが、Google翻訳の通訳会話をしたいんだったら、音を出してやれば
AirPods2セット、iPhone2セットなくてもiPhone1台で済みますし、動画の中の女の子のようにテキストを打って音声を読み上げなくても直接しゃべればいいだけですよね。しゃべったらその言葉を翻訳してくれるので。じゃあ音を出したらいけない場所ですということであれば、お互い画面を見ながらテキストを入力して翻訳すればいいだけですよね。
ということで海外ディーン女子のAirPodsで授業中会話する方法が日本では変なふうに伝わっているという話でした。