2023-03-31 08:32

仕事の報酬は、仕事

エピソードをシェアする

Share on X Share on Facebook Share on Threads
#ADHD
#多動性
#衝動性
#マルチタスク
#営業
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/63c4a2a27655e00c1c267700
00:06
おはようございます、あさひです。
このチャンネルでは、ADHD当事者で、うつ病診断を受けている僕が、営業職としてどのように働いているかを発信しています。
今日は、毎日忙しいADHDの皆さんに秘宝があります。
どれだけ一生懸命仕事を行しても、どれだけ生産性を上げても、どれだけタイムマネジメントを駆使しても、根本的に暇が訪れることはありません。
なぜなら、仕事の報酬は仕事だからです。
営業職をやっていればわかるかと思いますが、わかる方もいると思いますが、
営業を一生懸命やって、お客さんに認められれば認められるほど、お客さんは増えます。
一見のお客さんからの取引量も増やしてもらえますし、噂が噂を読んだり、口コミで営業マンの評判が広がったりして、芋づるしきにお客さんが増えることがあります。
これは営業としては歓迎すべきこと、これが理想の形ですが、自分が忙しくなる、仕事がさらに増えるという意味では全く前に進んでいません。
仮に社内の話であっても、あいつは仕事ができるやつだと認められれば認められるほど、その人にたくさんの仕事がやってきます。
仕事ができない人間に仕事を振ると、ミスをしたり間違ったり、期待したアウトプットが得られなかったりするので、あいつは仕事ができるというやつに仕事を任せるのが普通になってきます。
なので仕事が増えると、どんどんそれを一生懸命こなすと思いますが、さらに仕事がやってくるというサイクルが発生します。
ですから、どれだけスキルアップをしてサクサク仕事をこなせるようになっても、どれだけ自分をブラッシュアップしても、その分仕事が増えるので暇になるということは、そう簡単には起こりません。
ではどうしたらいいのか。僕が実践している処方箋は2つあります。
1つは自分のための時間を先取りして避けておく。これは給料の転引だというふうに考えてもらえればわかりやすいかと思います。
皆さん給与を受け取っていると思いますが、あらかじめ税金は引かれています。この仕組みを導入したことによって、国は税金を取りっぱぐれるということが皆無になっています。
素晴らしい国にとっては都合のいい仕組みですが、これを自分にも使いましょう。
人間には24時間与えられていますので、そのうちの確実に1日1時間はこれに充てたいという時間がもしあるのであれば、それを自分のために先に確保してしまう。
一番いいのは朝一、自分がやりたいことに充てるというのが最高です。
ただ、それができない人もいると思います。体調が悪いだとか、朝は苦手だとかそういうこともあると思うので、
03:03
そういう場合はスケジュール上にあらかじめ何時から何時までの間は必ずこれに充てるというのをブロックしてしまいます。
そこに仮に仕事が入ってきても既に戦略がある。
それは相手には言わなくてもいいですけど、自分自身がもうそこに予定を入れているのでそこに仕事は入れられない。
そんな状態を作っておいて確実に時間を確保します。
読書でもいいし、資格取得の勉強でもいいし、SNSを本気で運用するでもいいし、家族との時間に充てるでもいいですし、
この辺は自由ですが、本当に自分に必要だと思うことに充てましょう。
そして2つ目です。2つ目は進行中の仕事、これを3つまでにするということです。
前にお話しした通りADHDはワーキングメモリーがかなり少ないんじゃないかなと考えています。
他の人よりも進行をマネジメントできる、保管して収支し続ける力が弱いと苦手だと思いますので、
一気にいろんなプロジェクト、仕事を掛け持ちすると、一つどころかどれも中途半端に終わってしまうということが起こり得ると思います。
そして、そのうちどれか一つが忘れてしまう、抜けてしまうということがあります。
なので、僕の考えでは3つこれに限定する、3つ以上は持たない、今進行中のタスクが3つであるならば、
4つ目は断るしかない、こういう状況を作っておきましょう。
こういうルールを作ることによって、仕事が断るという基準ができると思いますので、
仮にどうしても受けたい仕事があるのであれば、
手持ちの3つ、どれか一つを誰かに依頼するだとか、どれか一つを諦めてしまうだとか、
そういうふうにして、手持ちは3つまでというふうに決めてしまうと、
仕事の判断、受ける、受けない、誰かに依頼する、この辺の判断がしやすくなると思います。
この2つの考え方、時間の先取りをする、そして進行中のタスクは3つまでしか持たない、
この考え方を取り入れるとあることに気づきます。
それは時間は有限である、そして自分の、自分にできることには限界があるということに気づきます。
僕らADHDはやりたいことや気になることがありすぎて、あれもやりたい、これもやりたいというふうになってしまいがちですが、
実際それを全部こなすことは不可能です。
仮に僕らがスーパーマンで、すごい思考力、すごい処理スピードがあったとしても、
それら全部やることは絶対に無理です。でも気になってしまう。
ただ時間は有限であり、自分の体力、行動力にも限界があると気づけば、
06:00
それら全部に手を出すことは絶対に無理です。
この仕事は本当に必要なことだろうか?これは本当にやるべきなことだろうか?
自分の気になることがあったとしても、それはやらなきゃいけないことだろうか?
知らなきゃいけないことだろうか?本当に調べなきゃダメか?
仮にそこはノータッチでもいいんじゃないか?
そういう判断、一つ一つやるべきか?そもそもやらなくていいんじゃないか?
ということを考えていくことで、自分がやるべきこと、やらなくていいこと、
ここを判断できるようになると思います。
毎日この取捨選択を意識することで、自分に余裕が生まれてきます。
そんな感じで自分の時間を作る工夫をしているんですけど、
皆さん自分の時間作れてますか?
ADHDって短距離走車かなって、スプリンターかなって、僕結構感じるところがあるんですけど、
100メートル走とか200メートル走を走らせたら、すごい勢いで、
すごい集中力で爆走するんですけど、突然力が尽きて動けなくなる。
行って休んだら、またすごい集中力で走る。
で、また動けなくなる。
この繰り返しが結構多いかなって思うんで、
どっちかというとマラソンランナー向きではないですよね。
一定のペースでずっと走り続けるっていうのが結構苦手かなって思うんで、
うまく休みをきちんと入れないと、
まだ息整ってないようにまた過集中に入るっていうのを繰り返しちゃうと、
僕も結構あるんですけど、本当に疲労がひどくて、
過集中に入ることもできなくなってしまうんで、
集中モードが結構僕らの武器かなと思ってるんで、
これを使えないっていうことは武器を失った、ただ疲れてるだけの人間になっちゃうんで、
自分の時間とは言いつつも、自分が休む時間っていうのをきちんと優先して
取るようにしないといけないかなっていうふうに思ってます。
自分の時間、休む時間、これを大事にしてパフォーマンスを上げていきましょう。
ではまた。
08:32

コメント

スクロール