行動できない理由
おはようございます、あさひです。
このチャンネルでは、ADHD当事者でうつ病診断も受けている僕が、営業職としてどのように働いているかを発信しています。
今日のテーマは、どうして行動できないのか、その大きな理由2つについてお話ししようと思います。
何か成し遂げたいことがあるとか、これをやりたいんだけどなかなか続かない、習慣化できないとか、そういうことってあると思います。
ダイエットしたいんだけどなかなか食事の改善が続かないとか、ダイエットしたいんだけどなかなか運動習慣が続かないとか、早起きしたいんだけどできないとか、毎日これをコツコツやりたいんだけどなかなか重たい腰、継続できない、そういうことってあるんじゃないかなと思います。
それ以外でも、子供に、自分の子供にこうやってほしいんだけど行動してくれないとか、どうやって言ったら伝わるかなとか、対周りの人、もしくは対自分、この辺は問わずにここが共通項かなっていうところがあるんですよ。
これを僕は今回のテーマにしようと思うんですが、結論から言ってズバリ原因というか行動が起こせない、続かない理由は2つだと思います。
1つは危機感がない、もう1つはビジョンがない、この2つだと僕は捉えています。
それぞれ掘り下げていこうと思うんですが、まず最初の危機感ですね。
ここについては、例えばダイエットしないと1年後あなたは死んでいます、みたいな指摘を病院で健康診断とかしたときにされてしまうと、これはやばいって多分多くの人はなると思うんですよね。
今までなんとなく痩せないとやばいんだよなと思いつつも、なんとなく先送りにしてきた自分に対して、いよいよこれはやばいなということで。
だって来年死んでしまうんだから、心臓がとか血管がとかそういう話で具体的に来年の今頃いよいよやばいですよって言われたら、もう今日から行動を変えなきゃなって思いますよね。
そういう意味で危機感というのはかなり行動を促す重要なファクターではないかと。
2つ目のビジョンなんですけど、ビジョンって言うとビジネスライクな言い回しなのであまり好きじゃない方もいるかもしれませんが、
要するにどんな未来を思い描いていますかっていうところなんですよね。
例えばダイエットしたいんであればこういうスマートな体験になりたいとか、痩せてこの服を着たいんだとかね。
痩せてやりたいことがあるとか恋人を作りたいとか何でもいいと思うんですけど、そういう具体的な目指しているものがある、目に見えている。
将来こういう風になりたい、こうやったらいいよねっていうのが目に強く具体的に見えていればいいほどそれは行動を促すね。
これも重要な要因になってきますね。
なので危機感がなくても行動をしている人って世の中にはいっぱいいると思うんですが、
それはこういう風になったらいいよね、こうなりたいんだっていう強い思いが描けているかどうかかなというふうに思います。
なのでこの2つの要因から自分もしくは周りの人、世の中の人っていうのは行動を起こすきっかけを作っているというか自分自身で行動を促しているというところもあると思うんですが、
ここがあるかないかの差で行動をしているかしていないかっていうところが変わってくるかなと思います。
ビジョンの重要性
ただこういう2つの要因を持っていても、持っていてもどうしても続かない場合ってあると思うんですよ。
継続できないっていうところですね。
ここについては3つ目の鍵がありまして、これは僕もいろいろ試行錯誤したんですよ。
どうやったら行動を継続できるのか、コツコツ努力が積み上げられるのか、いろいろ調べて実践してわかったことはですね、小さなゴールを設定しているからなんですよね。
例えばいきなり筋トレするって決めても、突然じゃあ今日から腕立てを100回しようっていうのは小さなゴールじゃないんですよね。
いきなりちょっとデカすぎるゴールを設定しちゃってるんですよね。
できる人は初日から腕立てを100回するかもしれません。
だけどそれをやった結果、次の日も続けられますかっていうことなんですよね。
あまりにも大きい目標を立てて必死になってそれをクリアした結果、翌日もしくは翌々日でもいいですけど、続ける気になるかどうかっていうとちょっとハードすぎると思うんですよね。
それをコツコツ毎日続けられるかっていうと決してそれは簡単ではないと思うんですよ。
いかに継続が得意な人であってもそれはハードルが高すぎる。
逆に得意な人っていうのはそういう無茶な設定をしません。
毎日これをやったら半年後こうなってるかなっていうね。やっぱり長期の目線で考えるんですよね。
だからステップを刻んでスモールステップで小さいゴールをたくさん数多く設定していきます。
だから最初は1回かもしれない。今日は打てた手を1回やったらOK。そこから始めたわけですね。
次の日は2回、次の次の日は3回っていう感じで徐々に徐々にステップを開けていくんですよね。
そうすると毎日前に進んでいる感があるわけですよ。
そんなに大きい成長はしてないかもしれませんが、着実に1個ずつ自分の決めた計画通りに進捗しているっていうね、そういう実感が持てると思います。
その進捗しているっていう実感こそが自分のモチベーションになるわけです。
例えば僕も営業マンとして毎日数字を積み上げられるように意識してるんですが、一番大きい目標としては年間の目標数字があるわけですね。
そのために今月はここまでやるぞ、来月はここまでやるぞっていうステップを踏んでるんですね。
それと同じように筋トレの目標にしても今月はここまでやりたいっていう目標を設定していきます。
それが今月もできた、来月もできた、だから再来月も頑張ろうっていう風になれるわけです。
この小さい目標を設定するっていうのは本当に重要なことで、大きいとさっき言ったようにダメなんですけど、
仮にこれクリアしてもダメなんですよ。
仮にクリアしてすごい達成感があったとして、例えば10キロ痩せようとしました。
1ヶ月後10キロ痩せましたってなったとしたら、またこれ続けられますかっていう話なんですよね。
一気にクリアしてしまうと満足感がすごいんですよね。
だからリバウンドしてしまうっていうことがあり得るわけです。
コツコツコツコツちょっとずつクリアした方が継続ができるんですよ。
一気にことを成し遂げてしまうともう満足しちゃって、次何か別な設定を、ゴールを設定しようっていう風になかなかならないんですよね。
だからちょっとずつちょっとずつ進捗している感っていうのが非常に重要になってきますね。
僕らADHDもいきなりミスをなくそうとするのはもう到底無理な話です。
継続するための方法
僕がADHDの診断を受けたときも、いやこれ本当どうにかならないかなと。
こんなにミスの山を作ってたらもうサラリーマンとしてやっていけないし、もう人間として終わってんじゃないかっていう風に思って、
とにかくどうにかしてミスを減らそうっていう風に思ったんですが、
それねいきなり減らすのは無理な話で、
僕はそうですねこれ3年ぐらい前に診断を受けて、今ようやくその当時の半分までいかないと思いますけど、
3分の1ぐらいは減らせたんじゃないかなっていう風に今の仕事に関しては。
ここ限定でいけばかなり減らせた自信がありますが、3年かかってここですね。
最初の1年ぐらいは大して変わってなかったと思います。
ちょっとは1パーずつぐらいは進捗していたかもしれませんが、あんまり実感はありませんでした。
ありませんでしたが、ミスを一つ一つ僕は記録していたんで、
最近本当にミスを記録することが減りました。
そういうところで実感できます。
さらに僕の場合はこれをミスをなくさないとやばいっていう危機意識がありました。
さらにこれをうまく乗り越えることができたら、もう恐れるものは何もないっていうそういうビジョンも持っていました。
コツコツコツコツスモールステップで小さいゴールを1個ずつクリアしたことで継続できたということが実際ありますので、
僕はこの理論的にはこの2つの要因と継続するための1つの鍵、これはかなり再現性が高いものかなって思っています。
僕は今何を考えているかっていうと、
この今日話した内容を踏まえて自分の若子にどうやって成長意欲を持ってもらうかっていうところ。
自分の子供にプレッシャーを与えて危機感を持たせてもちょっとそれはどうなのかなって思うんで、
そうではなくこうなりたいっていう目標を持ってくれたらいいなーなんて思ってますね。
だから僕がビジョンを伝えてもしょうがないんで、どういうふうになりたいのかっていうのを色々お話しするようにしてますね。
何か習い事をしてたら、その習い事をしている種目、競技、音楽、何でもいいですけど、
それのプロの選手たちはどういうプレーをしているのかとか、どういうパフォーマンスをしているのかっていうのをテレビでもしくは動画とかで見せてあげたりして、
そうなりたいなって思ってくれたらそれはビジョンを持った瞬間なんで、
それに向けて努力することが自然と行動として現れるかもしれませんね。
勉強しろって言っても絶対勉強しませんから、自分がまさにそうであるようにね。
そういう強制っていうのは全く意味ないと僕は自分自身が思っているんで、
何か自ら主体的になって行動してくれないって意味がないと思うんで、
そういうふうな言葉掛けをするようにしてますし、
仕事中も自分の後輩とか、その辺に何か指導をしたいと思った時も、
基本的にはどうなってほしいのかっていうね、どうなるべきなのかっていうね、
将来像から話していったほうがいいのかなっていうふうには思ってますね。
今の日本の社会ではなかなかリストラっていうのは起こりにくいかなと思うんで、
なかなか良くも悪くも会社を辞めさせることはないし、できないしっていうところが
実際日本社会あると思うんで、あんまり危機意識を募らせても、
今のこのご時世はネガティブな要因のほうが、
結果のほうが現れやすいような気がしていますね。
だからどうやって危機意識を煽るにしても、やっぱり課題感を持ってもらわないと、
なかなか行動に繋がらないかなと思うんで、課題を捉えてもらう。
その課題っていうのは一概にネガティブなことではなくて、
さっきのビジョンと現実のギャップ、こうなってほしい、こうなりたい、
けど今こういう状態だよねっていうね、その歯ですね、差分。
これをギャップとして捉えて、そこが課題だというふうに認識してもらえたら、
それを克服するために、クリアするためにどうしたらいいのかっていうね、
そういう課題意識を持ってもらえたら、
行動が自然と出てくるんじゃないかなとはちょっと思ったりしています。
課題意識と成長
僕自身も課題感を自分に持っているので、マルチタスク、ケアレスミス、
この辺とあとは時間をうまく活用することですよね。
この辺を僕自身は課題と捉えて日々試行錯誤をしたり、
インプットをしたりしているわけです。
ということで、自分も含めて人を動かすためにはどうしたらいいのか、
どういう意識を持っていけばいいのかっていうところを、
今日のテーマとして取り上げてみました。
参考になるところがあれば嬉しいです。
ではまた。