人材育成の方針
おはようございます、あさひです。
このチャンネルでは、ADHD当事者でうつ病診断も受けている僕が、営業職としてどのように働いているかを発信しています。
今日のテーマは、もう二度と教えない、です。
はい、意味わかりませんね。
このタイトルだけでは何のこっちゃだと思いますが、これはですね、僕が人材育成に関して決めた方針です。
僕にとっての人材育成とは、育児だったり会社での職場での後輩指導にあたるところです。
ここで、この二つの局面で、僕はもう教えることをしないという方針を固めました。
もちろんそれが全てじゃないし、それができるとはできない場面もあるとは思うんですけど、
おおむねこういうベクトルで進めようかなというふうに思っています。
教えないでは、多分この説明じゃ意味わかんないと思うんですけど、
要はですね、ティーチングをしないということを僕は決めました。
ティーチングじゃなくて、コーチングをしていきたいというふうに考えて、
これで周りの人をもっともっと引き上げたいなというふうに思っているのが、
ちょっと僕の今のこの配信のコンセプトです。
ティーチングとコーチングの違い
今回の配信はちょっと大きく二つに分けようと思っていて、二部構成ですね。
前半部分はこのティーチとコーチの違い、教えると引き出すの違いについて、
僕の考えとか最近学んだことをお話しして、
後半では何でそういう考えに基づいたのかというのを
喋ろうかなというふうに思っています。
なので、育児に力を入れている方、お子さんがいる方とか、
会社でうまく若い人に指導するのが苦労しているとか悩んでいるとかいう方に聞いてもらえたら、
もしかしたらヒントになる内容かなというふうに捉えています。
もちろん僕も試行錯誤して苦労している人間の一人なので、
そのプレイヤーとしての思いもあり、
足掻き苦しんでいる中で学んだことの一つとして、
この配信をアウトプットしていこうかなというふうに考えて企画しました。
ということで早速内容に入っていきますが、
まず教えないとはどういうことかっていうここですね。
例えば育児の場面で具体例を出していきますと、
コップに水を注いでそれをキッチンからテーブルに持っていこうとしている三歳児がいたとします。
だいたいね、これも想像つきますよね。
よくある話ですけど、だいたいこぼすんですよ。
水ならまだいいんですよね。拭けばいいからね。
甘いジュースだったり、砂糖が入ったものとか牛乳とか、
こういうものを自分で注いでコップに入れて持って歩くと、
だいたいこぼすんですよね。
こぼしてそこら中がジュースだらけ、牛乳だらけになって親が拭く羽目になるんですけど、
水なら拭けばいいものを、そういうジュースとか牛乳だとちょっとうわーって思いますよね。
ベタベタするし、匂いもつくし勘弁してくれって思うわけですよ。
100歩譲ってそこでアンガーマネジメント、怒りのコントロールができていたとして、
そんなにいっぱい入れちゃダメでしょと。
なんでそんなにいっぱい注いだのと。
取るときは水平にちゃんとコップを持って、そーっと歩いて走っちゃダメで。
まずテーブルに置いてから座るんだよということを教えるのが従来の指導方法。
これティーチングですよね。
こうやったらいいんだよっていうアドバイスをする。
これがもともと一般的にやっている指導方法だと思います。
育児に限らず、会社とかで若い人を育てるときもこういうときはこうやるんだよ。
失敗した人に対してそうじゃなくてこうやればよかったんだよっていう風に言うのが普通のやり方ですよね。
まだマシな人はそこに怒りの感情を持ってこないんで、
それができていればまだだいぶいい方だと思いますけど、
こっちがいっぱいいっぱいだったり、
あんまりそういうのが得意じゃない人はそこに怒りをぶつけてしまって、
よくない方向にっていうことがあるかなと思いますが、
とにかく座って何かを伝えてアドバイスして教育していくっていうのがティーチングですね。
僕はこれをもう卒業しようと思って、もうやめようっていうのが今回の趣旨です。
ではコーチングとは何か。
コーチングっていうのは要するにコーチですよね。
スポーツで言うヘッドコーチとか、
あとフィギュアスケートとかでもコーチつけたりしますよね、
選手の方々がね。
そういうコーチですね、そのコーチング。
コーチングっていうのは、
まずこぼしちゃった子供に対してこの例でいくと、
あら、こぼしちゃったねっていうところですね。
まず実況中継ですね。
こぼしちゃったね。
こぼした本人もやっちまったなっていう思いは必ずあるわけですよ。
それに対して何も思っていなかったら、
それは今回問題以外というか、
その前の段階なんであえてそこは省略しますけど、
やっちまったなっていうふうに思ってる子供が多分大半ですよね。
仕事においても何かミスをしたら、
うわーやらかしたって本人もそこには気づくはず。
なのでそこに対してそうじゃなくて、
こうやればよかったんだよっていうのが従来のティーチングですけど、
そうではなくて、あれこぼしちゃったねと。
それでどうすればこぼれなかったと思うっていう、
この問いかけがコーチングですね。
3歳児の子供だったら、
ちょっとそこをちゃんと自分で考えられるかどうかは分かんないし、
月齢とかにもよるかもしれませんけど、
だいたいあまり入れすぎないようにするとかね。
お水とかお茶とかジュースを入れすぎないようにする。
コップの半分ぐらいまでにするとか、
それぐらいなら言えるんじゃないですかね。
それを自分の口で自分で考えて発信させるっていうのが、
コーチングのこれ一番醍醐味というか根幹の部分ですね。
親とか上司がそれを言うんじゃなくて、
入れすぎるなよと、半分までしか入れちゃだめだぞと、
そういうふうに今度からはそうしなさいよと言うんではなくて、
本人に考えてもらって半分までしか入れないようにする。
そうすればちょっと揺れたとしてもこぼれにくい。
だからそうするっていうふうに言ってもらうわけです。
つまり何でもかんでもヒントや答えを与えるのではなく、
相手から相手の中にあるものを引き出す。
これが一番の大事なところですね、コーチングの。
そもそも教育ってeducationっていう英語ですけど、
ラテン語で語源はeducateだったか、そんな感じらしいんですけどね。
ラテン語をeducationで調べてほしいんですけど、
正確なところを出ると思いますね。
教育のラテン語のそもそもの語源は、
引き出すらしいんですよ。
引き出す。
なのでコーチングってそこにまさに
ジャストフィットする手法なんですよね。
だから僕は子供が何かやっちゃったときも、
おいと怒って、
引き出す教育の実践
そうじゃなくてこうしようって言うんじゃなくて、
どうすればよかったと思うっていうこのスタンスで
やっていきたいなって思いますね。
会社でも後輩とか若い人がうまくいってないときに、
どうしてうまくいってないと思う?
じゃあ逆にその中でうまくいったことはどんなことだと思う?
って考えてもらって、
じゃあこっちでうまくいくためには、
今回よりもちょっとでも良くするためには
何ができると思う?って考えてもらってね。
とにかく本人の頭を使わせる。
こっちが頭を使っちゃダメなんですよね、教育っていうのは。
なのでそこで本人に考えてもらって、
それが良い答えじゃないかもしれないけど、
そこはちょっと遠目から見守る気持ちで、
じゃあそれでちょっとやってみようと。
で、うまくいくかどうか、
それをまた明日1週間後とか別な機会を設けて、
コーチングの重要性
そこでまたチェックしてみる。
で、フィードバックしてあげるっていうね。
それを繰り返すと本人の成長度合いは
ティーチングしてる時よりも確実に良くなるんじゃないかなって思うし、
何よりも本人のメンタルにとって良いんじゃないかなっていうのがね、
僕のいろいろ経験したADHDかつうつ病当事者の感想ですね。
基本的にこうやったほうがいい、
ああやったほうがいいっていうね、
アドバイスとか助言とかってしなくていいんだなっていう風にね、
最近いろいろね、人材育成に関する情報収集してると分かってきました。
リクルートの人の育て方とかもね、
いろいろ見てるとそういう感じで、
結構ね、ワンオンワンをたくさんやってるらしいんですよね。
ワンオンワンっていうのは1対1で話す機会を作れる、
そういうやり方ですね。
で、そこで何でもかんでも教えるんじゃなくて、
何か聞き出して、
いやそれはそうじゃなくてこうだよっていうんじゃなくて、
本人の口からどうやったらいいか、
どこからもっとよくなれるかっていうのを考えてもらって、
しゃべってもらって、
それを実践してもらう。
だからワンオンする相手役のね、
上司とか先輩とかっていうのは、
いろいろ考えてアドバイスしなくてもいいと。
いっぱい考えてアドバイスしたって、
本人がやる気にならないとね、結局意味ないし、
一番分かりやすいのはね、
子供に勉強しろって言って勉強する人いないですよね。
自分だってやりたくないですよね。
勉強、せっかく今勉強しようと思ってたのに、
勉強しなさいって言われたらその瞬間もうね、
もうやんないってなっちゃいますよね。
だから何でもかんでもね、
やれって言ったらやれるわけじゃないし、
人間ってそういうものじゃないっていうのを、
僕らが一番身に染みて分かってると思うんで、
そういう言い方をしないで本人から引き出すっていうのを、
それを主としてやっていくスキル。
それがコーチングみたいな感じですね。
専門書を読んだらもっと正しい定義とか書いてあるんでしょうけど、
僕がただの会社員、子供の父親、
そして後輩にも成長してもらいたいって思っている、
そういう一人の人間がいろいろ読んだり調べたり実践しながら、
得た僕の知見としてはそういう言葉でまとめられるかなというふうに思います。
いろんな場面で応用効くと思うんで、
例えば子供がね、お子さんが3歳とかじゃなくて、
小学生のお子さんがいた場合、テストとかで30点だったよと。
親としては見逃さない瞬間ですけどね。
それをもっとこうやらないと80点とか90点とか取れないよって、
プレッシャーかけても多分変わらないんですけど、
なんでそんな点数だったの?って聞いて自分で振り返ってもらって、
じゃあ次50点取るためにはどうしたらいいと思う?って。
毎日勉強するとか、もうちょっと先生の話を聞くとか、
なんでもいいんですけど、それを自分の口で言ってもらって実践してもらう。
そういうアシストができれば一番成長を促せるんじゃないかなっていうね、
そういう考えですね。
もちろんね、これが100%うまくいくとは思わないですよ。
思わないですけど、上からガミガミね、助言ばっかり、アドバイスばっかり、
いやこうやった方がいい、こうやれって言ったって、
それだって結局うまくいかないですよね。
だとしたら少しでもね、自分その本人にとってね、
いい気分で行動してもらった方がいいと思うし、
自分のね、こうなんて言うんですかね、
お互いの関係性も悪くならないですよね、コミュニケーション。
結局ね、会話ですからね、コミュニケーションなんで、
こっちの方がうまくいかなかったとしたら、
うまくいかないならうまくいかないなりに、
こっちの方がだいぶ状況いいんじゃないかなっていうのが、
僕の経験談ですね。
ということでタイトルのもう二度と教えないの、
ここに込めた僕の思いは理解していただけたかなと。
自己成長の方法
いただきましたか。
どうしてそういう考えに至ったかっていうのは、
後半部分で話そうと思ったんですけど、
ちょっと長くなってきたんで、また明日以降の配信で、
それは収録しようかなと思います。
基本的にはね、僕もADHDとして一人の営業職プレイヤーとして、
自分の数字にこだわっていたし、
自分で何ができるかっていう実績をどう分けるかっていうことに
フォーカスしていたんで、そこに過集中になる人間だったんですよね。
だから周りのことは全然見えないし、
今でも見えるとは思ってないですけど、
それでも今は自分自身のことよりも、
周りに何ができるかっていうような気持ちになりつつあるんですよ。
なんでそういうふうになったかっていうのを、
次の配信でお話ししようかなと思いますんで、
よければまた聞いてもらえたらなと思います。
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