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2025-01-02 36:10

#168 建コンの年収

建設コンサルタント企業の年収とボーナスについて解説してみました!

年収計算シートはこちら!

https://docs.google.com/spreadsheets/d/1-E2qMjhrUZQszm-a8xd6W-XKtLqlSx40sEjcRd6EttI/edit


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サマリー

建設コンサルタント業界の年収について、初任給や昇給、残業代、ボーナスの影響を分析しています。また、職位による年収の違いや資格取得の利点についても言及しています。建設コンサルタントの年収に関する議論が展開され、ボーナスや固定給の影響が年収にどのように反映されるのかを深く掘り下げています。物価上昇や企業の業績によるボーナスの変動についても触れ、年収の目安が時代によってどのように変化しているかを考察しています。建設業界の年収についての議論では、ボーナスの調整や企業の会計面、利益と給料の関係が強調されています。

年収の基本計算
建コンのあれこれの建コンのアレです。どうも、こんばんは、ご無沙汰しております。
このポッドキャスト番組は、建設コンサルタントという、わかりにくく、つかみにくい業界について、あれこれ語っていく番組です。
Spotify、Apple Podcastなどのポッドキャストアプリのほか、YouTubeでも視聴することができます。
みなさま、新年明けましておめでとうございます。
あの、あのなんていうか、2027年の振り返りとかですね。
なんかそんな話も撮りたいなぁと思ったりもしていたんですけれども、あの、まあ、正月休みに入りまして、家族でちょっと遊びに行ったり、
実家に帰省したりとして帰ってきたんですけど、まあそんなことしているうちに気づいたら年が明けておりました。
で、まあなんか今年の抱負の話とかもしたかったんですけど、ちょっとあの年末バタバタしている間に、ちょっとこんな話を撮りたいなぁっていうネタがちょっと蓄積してきているんで、
あの、まあなんかちょっと季節っぽい話は置いておいて、本題というか、ちょっと本題に行きたいと思います。
で、今日はですね、今回は健康の年収の話をしたいと思います。
で、学生さんたちが情報交換をしているLINEのオープンチャット、LINEのオープンチャットに健康の収穫の情報交換のオープンチャットがあるんですけど、
覗いたことない方は見てみていただきたいんですけども、これはですね、学生さんも覗いてみると結構貴重な情報が手に入ると思いますし、
健康の社員の皆さんもそのオープンチャットに入ると、学生さんからの質問があったりとかするのに答えられるんでですね、
今、割と少ない人数しかいないのかな、いるのかな、わかんないですけど、入ってみて、学生さんの質問に答えてあげてください。
そういうオープンチャットがあります。オープンチャットって何ですかっていう方はちょっと調べてみていただきたいんですけど、どのオープンチャットの話してるんですかっていうと、
26卒建設コンサルタント業界っていうオープンチャットがあります。今、181名の方がメンバーとして入って、
最近ですと、あの会社のESの回答が来ましたかとかね、面接ではどんな質問されるんですかとかね、
あと、ゼネコンと健康の違いってどういうところが違いますかとかね、そういうのとかいろんな質問が飛び交ったりしていますけれども、
見てみてください。そういうところがあります。LINEのオープンチャットっていう機能の中に26卒建設コンサルタント業界というオープンチャットができています。
で、今日はそこでですね、やはり給料の話っていうのはよく出てくるんですね。
で、年収をちょっと計算してみようと思いまして、まず初任給をベースに入社したときの、ひらたけば1年目の年収を計算してみて、
そこからいくらかレベルがアップしたときの年収とか、課長給になった頃の年収とか、ちょっとそんなことをね、計算してみたいと思います。
試算ですね。正確には計算できないけど、だいたいこんぐらいっていう計算をしてみたいと思います。
で、その計算をしたスプレッドシートを共有しようと思いますので、皆さんコピーして使ってみていただければ、もしこうなったらこうだなとか、気になっているあの企業の年収の数字を入れてみて、
それで計算したりとかできますので、そんな風に使ってみていただきたいと思います。
で、その前に使い方の説明も兼ねて、まず給料の仕組みを簡単に説明すると、給料にはいくつかの分類があります。
で、一番大事なのは固定の給料。この固定の給料というのは、あんまり専門用語ではなくて、私が勝手に呼んでいる呼び方なんですけど、固定給料の中には基本給とか年齢給とか、あと役職の給料とか、そういうのをひっくるめて、毎月固定でもらえる給料のことを固定の給料と言います。
これ固定給って言葉があって、固定給っていうのはちょっと違う話なんで、ちょっと混同しないでいただきたいんですけど、固定の給料というのは毎月月々もらえます。
で、この固定の給料と残業代。これが月々上乗せされます。残業代っていうのは変動する給料ということですね。毎月のその残業した時間に応じてもらえる給料です。
それから、あとね、手当て。手当てって言葉をね、いろんな会社でいろんな使い方してるから、ちょっと例えば役職手当てとかっていうと、なんかあれなんだけど、今私のこの計算の中では役職手当ては固定の給料に入れてるんですけど、手当ては資格手当てとか、そういうやつ。
で、取ってる人はもらえるし、例えば技術士持ってる人はもらえるとかもらえないとか、そういう手当て。あと、ボーナス。このボーナスが大事なんで、後ほど詳しく説明しますけれども、もう一度言うと、固定の給料、残業代、役職の資格手当て、それからボーナス。固定の給料、残業代、資格手当て、ボーナス。この4つです。
で、この4つで計算してみました。まず、新入社員の給料というか年収を計算します。まず、初任給。皆さん、企業の採用ページとか行って、初任給って書いてあると思うんですけど、その初任給というのは、固定の給料のことです。固定の給料のことです。
今ここでは仮に27万円という企業があったとしたら、27万円という数字にしたいと思います。初任給27万円で、資格手当てはもちろんないですね。ないとします。で、残業代も0。0で計算します。
で、ボーナスは、これがね、企業によってだいぶ違うんですけど、最近は割と多めだと思います。いつと比べてかというと、私が入社した頃よりは多い。確実に多くなってます。だからここ15年ぐらいで、どの健康企業も増えてるはずです。
ここでは仮に6ヶ月とします。年間6ヶ月ボーナスがもらえる。これもね、学生の方には分かりにくいと思いますけど、ボーナスって何ヶ月分って月数で言うんですよ。それも後で説明します。で、6ヶ月はちょっと多めかも。そんなにもらってねーよっていう。
そんなにもらってねーよっていう会社の方が健康の中でも多いかもしれませんけれども、どうでしょう。分かりません。で、世の中の仕事。いろんな仕事がある。いろんな世の中の仕事の中では、年間2、3ヶ月みたいなところが平均値らしいですけど、どうなんだろうな。
うちの会社は去年とか5ヶ月ぐらい出てましたね。で、ちょっとこの試算では6ヶ月と、ちょっと多めにしてみたいと思います。仮にね。いや、じゃあ減らした場合いくつになるのかっていうのは、ちょっとスプレッドシートを共有しますので、皆さんやってみてください。
で、初任給27万円の6ヶ月のボーナスが出ると、単純に27ヶ月分の給料を12ヶ月、1年間なんで12かけます。そうすると年間の固定の給与が324万円。これ単純に27×12です。これに6ヶ月分のボーナス。ボーナスっていうのは固定給、固定給じゃねーや。固定の給与の月数分が出ます。だから27×6なんです。これも単純に。
で、そうすると年収は486万円。
資格手当と昇給の影響
残業がゼロな場合は、27万円の初任給がもらえる会社に勤めて、6ヶ月分のボーナスが仮にもらえたとした場合には486万円の年収になります。最長の年ね。
で、残業がゼロ。1年間を通して一切ゼロっていうことは滅多にないですね。健康の仕事だったら普通ないです。
ので、いくらか入れてみます。で、ここでは仮に残業を毎月40時間残業したとします。この40っていう数字は1日2時間ぐらいの残業をした場合です。
で、2時間で1月の労働日数ってだいたい20日間なんですよ。20日。20日×2時間で40時間と。仮にした場合には年収はさっきの計算だと486万円だったのが567万円になります。
でね、残業40時間なんだけど1時間あたりの給与をどうやって計算するんだよって感じなんですけど、これもね、初任給から簡単に計算できます。さっき言ったように1月の労働日数って20日で、1日の定時の時間って8時間労働なんで、8時間なんですね。
そうすると27万円の月の月給を20で割って8で割る。ってやると1時間いくらかってお金が出ます。これを40時間かけてやれば月の残業代が計算できます。まあ、そんな単純な話です。
でね、あと皆さんが気になるのは手取りね。今のは税金とかを差引く前の額面上の金額なんで、手取りの計算をする場合はだいたい75%くらいらしいです。手取りは。だから25%くらい税金で持ってかれちゃうと。
手取りを計算する0.75をかける表も作ったんで、気になる人はスプレッドシステムを使ってみてください。それでそこから少し皆さんが仮に成長したとします。
四角手当がもらえたバージョンの計算をしてみたいと思います。四角手当というのはですね、技術士をとっても大企業だと言ったらあれだけど、売上ランキングで上の方にいる大きな企業はだいたい一時金しかもらえないみたいですね。
合格したらいくらっていう。中には合格したら月々四角手当が、技術士の四角手当がもらえる企業もあります。これがね、月々もらえる場合は12ヶ月を掛け算するんで年収に結構インパクトがあるんですよね。
ここでは仮に2万円の四角手当がもらえるとします。2万円×12ヶ月で年間24万円もらえることになります。技術士をとるとですね、大体よくある会社のパターンとしては給料もアップします。固定の給料が。
なんか昇給がちょっと早くなるみたいな、昇進が早くなったりするような会社もあると思います。いろんな会社のこと実際は知りませんけど、きっとそんなことがあるでしょう。あと大体技術士をとるまでには何年か勤めて技術もレベルアップをして役職も上がっているでしょうとしたときに、月の固定の給料が40万円まで増えていたとします。
そうすると固定の給料が40万、四角手当が月々2万、それから残業代がまた同じように40時間分やったとします。ボーナスも同じように6ヶ月分出たとします。すると年収は864万円になります。
この864万円、年収864万円ぐらいの数字を聞くと、それぐらいは欲しいなーって思いません?さっきの最初の数字486万円って、え?500万切っちゃうの?みたいな思いません?そうなんですよ。いいですか?今私3パターン言いました。
初任給で残業ゼロの場合と、初任給で残業が月々40時間ずつの場合と、それから四角手当がもらって固定の給料が40万、27万円の初任給が40ぐらいまで増えたときを比べました。
すると年収は486万円、486万円から残業すると567万円に増えて、そこから昇給昇進して資格を取ったりすると、864万円ぐらいまで増えると。
864万円ぐらいまで増える頃に、皆さんが何歳になってるか、10年後なのか、15年後なのかという話ですけれども、そういう話です。そういう話です。
課長クラスの年収
企業によってもだいぶ差があるでしょう。また、ボーナス6ヶ月っていうのはちょっと多すぎるんじゃねえかっていう話もあるでしょう。
いろんなパターンはスプレッドシートを公開しますので、計算してみてください。次に、課長クラスぐらいになった場合の計算してみます。
課長クラスになる頃には、これも企業によっていろんな仕組みがありますけれども、一部だいたい多いか少ないかもわかりませんが、
例えば私が勤めている会社だと残業代っていうのはもらえません。課長になると残業代はもらえません。いくら残業しても固定の給料が一緒。その代わり固定の給料は多めにもらえます。
課長のパターンの計算では、固定の給料が55万円もらえるとします。ここに資格手当2万円を足します。で、ボーナス6ヶ月もらえるとします。
それで計算すると1,000万円超えます。だから固定の給料が55万円くらいまでいけば、資格手当を足して1,000万円超えます。
でね、ボーナスが何ヶ月何ヶ月っていうのは結構ここでインパクトとして効いてきて、固定の給料が増えれば増えるほど、それの何ヶ月分がもらえるんで、ボーナスってすごい増えるんですよ。
だから、昇進昇給するとボーナスはぐんぐんぐんと増えていって、それによって年収も増えていきます。課長クラスになるのがまた何歳になったらなれるかみたいな感じですね。
私が勤めている会社だと本当に一番早い人で40になるとか40何歳ぐらい、40代前半とかで課長になる人がいます。まあそれも時代によって違うけど、でも私が入社した時もやっぱりいたよな。40代前半の課長いたよな。今でもいるし。
なので、皆さんが入社してどうでしょうね。20年しないうちに1,000万を超えるってことはあり得ることだと思いますけれども、これもまた会社によって課長になった時の固定の給料が55万という想定がそもそも高めかもしれないし、ちょっと私もわかりませんけど。
またあと6ヶ月のボーナスってそもそももらえるのか問題があるんですけどね。もう一つのポイントは、物価上昇って皆さん最近聞きますよね。日々の暮らしで実感されているところもあると思いますけれども、私たちの健康の給料も物価の上昇で増えます。
これはどういう仕組みで増えるかというと、国土交通省さんが建設コンサルタントの設計業務とか計画業務の技術者の標準単価っていうのを毎年公表してるんですね。
その標準単価っていうものをベースに都道府県とか国土交通省は設計業務とか計画業務のお金を決めるんです。橋を1本設計しますって言った時にいくらかかるかな、設計にいくらかかるかなっていうお金を国土交通省さんは毎年改定される技術者の標準単価っていうものをベースに作るんですね。
それが毎年物価の上昇に合わせて改定されるので、要は自然と発注者さんが予定する金額が自然と増えていくって感じ。
これが普通の民間のビジネスだと、例えば中華料理屋さんとかやってるとチャーハンのお金を値上げしないといけないわけですよね、自ら。600円だったらチャーハンが650円になって700円になってってことをしないと1個のチャーハンから得られるお金って増えないんだけど、
私たちの設計業務とか計画業務の場合は都道府県さんとか国土交通省さんがそもそも予定する金額っていうのが自然と公共事業の仕組みの中で毎年改定されるので、そこが非常にありがたいことだと思います。
なんていうか、すごくありがたいことだと思います。なので、それは守られてるなって思う。公共事業をやる設計業務とか計画業務というのはだいぶ守られてる世界だなって思いますけど、そういうことがあるんで今後も物価がどんどん上がっていった場合に、物価上昇率4%とか目標にしてたりとかするわけですけど、
国の経済としてね。それに応じて上がってくるんで、だから年収1000万って一つラインとして憧れるラインみたいに言われますけど、私が入社した15年前で言ってる1000万と今の1000万は全然意味が違って、だんだん1000万って何でもない世界になっていくんだろうなって。
大したことなんかないけど、昔ほど頑張って手に届くかっていうふうなわけではなくなっていくと思います。相対的にね、昔に比べれば。どんどんこのまま物価上昇した場合に。まあその分、普通にキャベツのお金、値段が上がったりしてるわけなんで、1000万の意味そのものが全然変わってるってことですよね。
という話と、それから先ほど今回のスプレッドシートでいくつか想定をした話で、残業の想定とボーナスの想定の話を少し説明したいと思うんですが、残業40時間、これが長いと感じるか短いと感じるかは皆さんの感性にお任せいたしますし、
自分は30時間ぐらいまででやりたいんだと思えば、その30時間のお金を入れた計算がスプレッドシートでできますので、ぜひ計算をしてみてください。1個前か2個前ぐらいのエピソードで、健康の残業のリアルについてお答えしますというエピソードを公開しておりますので、気になる人は残業の実態についてはそちらについても聞いてみてください。
で、残業の話はそっちでしてるんで、聞いていただくとして、ボーナスですね。このボーナスはね、ちょっと補足というか説明をしなきゃいけないんですよ。
あのですね、ボーナスはね、私が入社した当時は年間2ヶ月とかでした、私の会社。2ヶ月切ってたね。それが今では5ヶ月とか6ヶ月とか出たりする年があるぐらい。変動するんです。ボーナスって本当に変動するんですよ。
で、さっき言ったようにボーナスっていうのは何ヶ月分っていうふうな支給のされ方をするので、固定の給料が増えるとボーナスもその掛け算で増えるわけです。だから固定の給料のインパクトっていうのは年収に対してすごく大きいわけですね。掛け算の元になる数字っていう感じで。
で、それを考えるとね、初任給が高い会社に入りたがってる人いるんですけど、学生さんで。それはね、あんま意味ないっすよ。だって初任給がちょっと高いって27万円か27万5千円かとか27万2千円とか、なんかそういう違いでしょ?26万5千円とか。
それでボーナス1ヶ月とかであっという間にひっくり返るんで。あっという間にひっくり返るんで。じゃあその会社がボーナスたくさん出してる会社か出してない会社かって確認してますかって話でね。初任給の数字だけ比べるっていうのはちょっと非常に短絡的で意味がないと思います。じゃあどの会社がどんぐらいボーナス出してるか気になりますよね。それ比べないと年収比べられないわけです。
企業業績の影響
それはね、聞いてみるしかないですね。さっき最初に紹介したオープンチャット。あのオープンチャットって匿名で入れるんで、自分のLINEの名前は表示されないので匿名で卵とかそういう名前でオープンチャットに入って聞いたり回答したりできるんで、これ聞いてみれば色々答えてくれるんじゃないかと思いますし。
あとツイッターにも勤めてる企業を公開しているアカウントがいくつかあるんで、そこに直接聞いてみるっていうのもいいと思いますし。公式アカウントに聞いてみたら答えてくれるかどうかわかんないけど。
私の知っている限り勤めてる企業をプロフィールに明示しているのは夜中エンジニアリングの人とオリコンの人は知ってますね。
パシコンさんは知らないなぁ。日本工営さんは本当あの人日本工営さんなんだよなぁみたいな人はいるけど。でも公開してなかったと思うかな。
そんな感じで。みなさん給料いくらですかって数字をパッと答えてくれる人はあんまりいない。なかなか答えづらいんだけど。ボーナス何ヶ月ですかは結構答えてくれる。なんでかって言うと、自分以外の社員もみんな同じ数字でもらってるから。
ただ固定の給料が違うから掛け算した結果のボーナスの金額はそれぞれ別だけど何ヶ月っていうのは大体同じでもらってるんで。それで直近とかね去年のボーナスの月数っていうのはいくつかの企業に対して聞こうと思えば聞くことによって明らかにすることができるわけですけれどもこれも変わるわけですね。
業績のいい企業は多めにボーナスを出すし少ない業績が良くない企業は少なめなボーナスになるわけなんで変動するっていうことなんですよ。それがね非常にボーナスの大事な特徴なんですね。ボーナスってそもそも何であるのかっていうときにね。
学生の皆さんとか頑張ったからおまけでもらえるお金かなって思うじゃないですか。ボーナスってそういう意味合いあるじゃないですか。ボーナスですって。でもそれはその通りでね。
ボーナスの説明をwebで検索したりしてもそのインセンティブとかモチベーションのためにとか書いてあるんだけどももう一つ重要な側面があってこれが企業経営上のボーナスの意味っていうのは調整装置なんですよ。
失礼しました。ボーナスっていうのはね調整装置なんです。何を調整するかっていうとその年間の企業の業績を調整することができるんです。ボーナスを多めに出したり少なくしたりすることによって。でどういうことかっていうとこれを理解するには企業にとって給与給料というのはコストであるということを理解しないといけないんですね。
簡単に説明すると1年間に1億円売り上げて1億年売り上げたうちの7000万円はコストです。残りの3000万円が利益なわけですけど。
特に健康なんてだいたいコストのほとんど人件費なんで人件費イコール給料なんでその給料っていうのはコストで引き算する話なんですけどその1年間でどれぐらい売り上げできるかって話とそこにさらにどれぐらい人件費がかかっちゃうかってピタリと読むことはできないわけなんですよね。
ピタリと読むことはできないんで1年の後半に今年これだけ売り上げが伸びたなぁとそれに対してコストはこれだけに済んだなっていったときにじゃあボーナスをどれぐらいに出そうかなっていう調整しろ後から後付けで後出しじゃんけんで調整することによってそれによってじゃあボーナスをいくら出すことによって今年はいくら利益計上しようっていう引き算した結果の利益の数字を調整することによって
ボーナスって企業会計上便利な数字なんですよね。そういう側面があるわけです。逆に言うと利益をたくさん計上したいと思った場合にはボーナスを減らした方が利益はたくさん計上できるし利益は少なくても構わんといった場合にはボーナスをたくさん出すこともできるしそれはその計上の判断なんですよね。
なので今回この話で実は一番伝えたいことは給料ってね、勤めたら当たり前にもらえるもので大きい企業から月々もらえるし残業したら残業した分だけもらえるっていうものと思ってると思うんだけども
そんなシンプルな話じゃなくて企業というのはビジネスをしてその結果利益を出すというものなのでその中でコストとして私たちに給料を一人一人に払ってるんですね企業っていうのはコストとしてね。
そういう大きな営みの一部なんですよね私たちがもらう給料って。それをね、なんか学生のうちから理解するのもイメージするのも難しいと思うけど、なんかなんとなく感じた上で企業を比べたりとか観察する方がいい収穫になるような気もするしっていう気がするなと思って。
いずれ入社したら知ることになる話だしと思ってこの話をしてみてるわけなんですけどね。そういう話で給料というのは調整装置という側面がありますよって話です。
日本の給料の変遷
これがねわかるよくわかる話としてあの毎月勤労統計調査っていうのを厚生労働省さんが出してるんですよねでそれの毎月っていうかまあ2年分のデータをちょっと分析したことがあってそれね10年以上前なんだけど
あのPPPとかPFIの仕事に関わった時にそれをやったんですけどねで面白い傾向があるなぁと思って日本の企業、日本中の企業の統計数字をグラフにしてみたんだけども
あの日本の企業ってバブルまでは固定給与、ボーナス以外の基本給とかをずっと上げてたんです。景気が良くて、所定内給与って統計の中で言うんだけどその基本給をずっと上げてたんです。
バブルが弾けた後に日本中の企業が給料を下げたんです。その後戦後最長の後継役とか言ってリーマンショックぐらいまではずーっとまたあのなんていうか給与全体給与の総額って増えていくんだけどこれが面白いことにバブルの後はボーナスだけが増えていってるんですよ。
日本中の企業が、日本中って本当に例外なくって意味じゃないんだけど傾向的に日本中の企業が固定給、基本給を据え置きしてボーナスだけを上げてたんです。これはなぜかというとやっぱり基本給っていうのは下げようと思うと労働組合とかとちゃんと協議しないと変えられないものだったりするし
基本給の数字変えるとき役員の承認とかいるのかなちょっとわかんないけどまぁ手続きが大変なんですけどボーナスっていうのは割と単純に今年は業績がいいから増やしますとか減らしますとかしやすいんでまた景気が悪くなるかもしれないとみんな恐れたのかもしれないんですけど
バブルの痛みをきっと各会社感じながら固定給を上げるのはちょっと怖いなぁと思ってボーナスを増やしていったという。そしたらまたリーマショックが起きてボーナスがカクンと減ってるっていうのがその統計を見てて見えたんですけど
それもねなんかだからボーナスが調整白だ調整便調整装置だっていうあの側面を如実に表すなんていうか例だなぁと思ってみたりしていましたって言いながらそれを見てる時10年前は私はこの話をここまで理解していなかったと思うけどまあそういう側面もあったりします
であとそうですねさっき言った話ですけどあのそうだからね繰り返しになるけど給料っていうのはあの企業の会計においてはコストなんですね
だからなんか給料って利益と紐づけて感じてる人って学生さんには多いんじゃないかなと思ったり私も学生の頃はそう思ってたような気がするんですけどそうではないんですよね
利益の中に給料が含んでるわけじゃないです全然違うんですよねあの売り上げてでコストとして引き算した残りが利益なんですじゃあ残った企業の利益って何使うのっていうと利益っていうのはあの配当金として株主にお支払い支払うというか渡す分と内部流報と言って企業の自己資本
自分の資本として次の機能次の年と言っちゃいましょう次の年のビジネスに使うっていうまあその2つになるわけですねでそれ利益を形成すればするほどまあ原理としては企業の内部流報として次の年に自己資本を増やしていって会社っていうものがこう
どんどんどんどん大きくなっていくっていうのが資本主義のまあ仕組みみたいなところがあるんだけど
まあそういう部分があったりしますでえっと株主って何者なんだよ何様だよって話は番外編のシャープ10に一部上場企業の給料って高いのっていう話を以前お話ししてるんでそれをまあそれを説明が分かりにくいかって言ってあんまりわかりやすくないと思うから
まあネットで調べる方が面白いかもしれわかりやすいかもしれないけれどもあのここを耳で聞いてみたい知りたいと思った人はこの健康のアレコレの番外編シャープ10聞いてみてください
それとさっき言いそびれちゃったんだけどもえっとねバブルの頃の影響の話はえっとねそれも過去の回でなんか喋ってるんで聞いてみてください
民主党政権の話か民主党政権の話のエピソードの中でバブルの健康業界に対おけるバブルの影響の話が語ってますんでそれも聞いてみてくださいシャープ何番だったっけなシャープ164民主党政権時代建設業界に何が起きたのかという話をしています
そこでバブルの話も出てきますと言ったところで健康の年収の話をしてまいりましたでこの後はそのね給料というものが何なのかどうやって給料がもらえるのかとかね売り上げって何なのかとかね
ちょっとその健康業界のお金にまつわる話を後何回かを経て使ってひも解いていきたいなぁとちょっと思っていますと言ってちょっと次をしゃべる現行ができてないんでまた次のアップは
7週間後になるかもしれませんがそんな感じで年明けからお金の話をしておりますけれどもそんな感じ今年の健康のあれこれは幕を開けていきたいと思いますはい最後まで聞いていただきありがとうございました
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