1. 邦訳アメコミ雨あられ【毎週土曜深夜更新】
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2021-07-17 49:19

#055 ドラマ『ロキ』完結!『ヤング・アベンジャーズ:スタイル>サブスタンス』

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 ドラマ『ロキ(原題:LOKI)』完結記念!今回のテーマは『ヤング・アベンジャーズ:スタイル>サブスタンス』です。
 ディズニープラスで配信されたオリジナルMCUドラマ『ロキ』が、ついに完結(?)しました。今回は、ドラマにも別の形で登場していたキッドロキも活躍する『ヤング・アベンジャーズ』を紹介します。
 ドラマ版『ロキ』のネタバレもあるかと思いますので、未見の方は注意してください。
※映画『ブラックウィドウ』のネタバレがあるかもしれません!ごめんなさい!

・隙あらば平成ライダー語り
・海外ドラマは観きれるか心配になる
・征服者カーン!
・ケン・リュウ「カサンドラ」
・図らずも『ワンダヴィジョン』から続くMCUドラマの総括っぽい
・キッドロキ×ソーセージ
00:04
この番組では、毎回一冊の邦訳アメコミを取り上げて、それについて二人で話しています。
今週はお便り紹介からいきたいと思います。
まず一通目、ラジオネームカタルシスさん。
茶毛さん、飛鳥さん、こんばんは。
茶毛です。
いる人の名前で呼ぶのはやめてもらっていいですか?
私もブラックウィードを見てきました。
先週ちょうど扱ったのがブラックウィードでした。
予告では、孤独な暗殺者はなぜアベンジャーズになったのかなどと、シリアスぶって言いましたが、いざ本編を見てみると、いい意味でバカな映画でした。
ラストバトルも絵面も地味だし、話の展開的にも消化自愛感があって残念でした。
暗いニュースばっかりの昨今、いい映画が見られて満足です。
まあ確かにね、消化自愛感か、全て終わった後の話ではあるからね。
倒すべきレッドルームのボスをやったし、家族の再生とかも済ませた後で、最後にタスクマスターだけ残っちゃったからね。
そこは確かに物語の展開上は少し消化自愛感はありますね。
やらなかった宿題を慌てて片付けた感はない。ない方はないかもしれないですね。
でも落ちながら戦うシーンは良かったと思いますけどね。
やっぱり上下の移動のあるアクションシーンは良いですね。
ガロの最終回みたいで良かったですね。
ガロってパチンコになっている特撮ヒーローだよね。
そうそう。パチンコになってすごく売れたから何作も続編作られていたんだけど、
あれの最初のシリーズのラストバトルはずっと落ち続けるオブジェの上で敵のボスと戦っていました。
じゃあ落下の戦いは特撮あるあるなんだ。
あるあるってこともないと思うけど彷彿とさせましたよね。
なるほどね。
逆に地面に着いた時に今回は空中では蹴りつかないんだと思いました。
確かにそうですね。いい意味でのバカ映画というのもその通りだと思いますね。
そうですね。改めて予告編を見るとレッドガーディアン、お父さんとかの間抜けっぽいシーンとか全然ないからね。
家族のホームドラマっぽいところとか全部なくしてますよね。
そうそう。だから悲壮感のある物語なのかなって確かに見る前は思った。
確かに。
見てみたらね。
全然違う。
全然違う。
まだ見てない人もね。
そうだね。予告なしでネタバレをぶつけてしまったかもしれない。
ぜひぜひ見てください。
ぜひぜひ。我々が言う以上の面白さはきっと得られると思うのでおすすめです。
おすすめです。
3つ目いきましょうかね。
はいはい。
ラジオネームなし。
なし。
ななし多いですよね。
そうですね。
我々もななしだから特命の人が集まってくるのかもしれない。
まあ別にかまわないです。
なしさん、ノーバディーさんです。
特撮さん、論文さん。毎エピソード楽しみに聞いています。
03:03
論文さん。
私論文さんか。
まあ確かになんか。
ヘリクスばっかりこねてるので。
ヘリクスそうだね。
ありますからね。嬉しいな。
日曜の朝は公約アメコミ雨あられを聞きながら家事をしています。
ほう。
そんなちゃんと社会生活を送れる人もこのラジオを聞いてるんですね。
ほんとだね。
いつもと違って映画の話をずっとされるので。
前回の話ですね。
前回のラジオはいつもと違って映画の話をずっとされるので、慌てて聞くのをやめ、映画館に行き、ブラックウィドウを見ました。
いいですね。行動力が。
映画を見た後に残りのポッドキャストを聞きながら帰りましたと。
我々のせいで家事が滞ったみたいですね。
そうね。洗い物とか途中だったかもしれない。
申し訳ないことをしました。
ブラックウィドウは傑作でした。
タスクマスターの正体は最後までわからなくて、劇場で普通に驚きました。
あ、そうですか。
てっきりおじさんだと思っていました。
まあ、原作が好きだったりするとね。
あと、まあ、男女の対立で見てみたら、おじさんでもかっていう感じがしました。
確かに物語の筋は通るよね。
特撮さんがブリッジをしているシーンで雲を連想されたとおっしゃっていましたが、
あらくねのポーズね。
バレーを娘に習わせている親としては、
おお。
単純にバレーの練習だと思っていました。
ああ、なるほど。
バレーを習う子供たちは、立った状態からブリッジの体勢までできるように練習しています。
へー。
すごい。
あ、そうなんだ。
レッドガーディアンの武勇伝のキャプテンアメリカと戦ったって話は、
MCU的には時間があってないので、
彼の言っていたのは単純に妄想なのかなと気になりました。
では、娘を立派なスパイに育てるために家庭に戻ります。
ここにもスパイファミリーが。
こんなところに。
意外と身近なところにスパイファミリーはいるかもしれない。
あなたの隣さんもね。
そうだね。スパイかもしれないね。
ああ、バレーってそうなんだ。
立っている状態からブリッジにやる練習するんだ。
すごいね。
へー。
結構、戦う女性とバレーってフィクションとかだと結びつけられていること意外とない?
ああ。
スパイダー・グウェンも靴、バレーシューズを履いているんだよね。
へー。
とか。
なるほどね。
キャット・ウーマンとかも。
そうそう。しなやかさが女性性の記号として機能しているのかな。
そうだよね。バレー自体も身体の美しさをいかに示すかっていう芸術だっていうもんね。
その女性性を示すためにはバレーっていう表現がちょうどいいっていうのがあるのかもね。
女子プロレスラーはハイキックを立った状態からブリッジの姿勢に移ることでかわしたりするよね。
えっと、どういうこと?
ハイキックを打たれたときに自分がブリッジをして。
ブリッジしてかわすんだよ。
へー。
バレーっぽい。
でしょ?
バレーをちょっとよく知らないけどバレーにそういう技があるのかな。
まさかなんだけど、こんなちゃんと家事をして娘がいて、しかもバレーを習わせているような人がキック・ポッドキャストだったんですね。
しかもスパイですよ。スパイ。
06:02
バレーとは一切接点のない人生を歩んできた。
いろんな出会いがあるのがラジオの良さかもしれないですね。
一切接点ないってことはないな。宝塚見るし。
へー。宝塚はバレーあるんだ。
あ、わかんない。バレーを習っていて。
あ、わかんない。関係ないかもしれない。
たぶん宝塚音楽学校では。
きっとあるよね。身体表現の一種としてやらされるよね。
いつもありがとうございます。
いつもありがとうございます。
ぜひね、読んでみた、見てみた感想なんか送っていただけるとこっちも楽しく。
そうですね。それを見て我々も読んだり見たりってこともよくありますしね。
いっぱい送ってください。いつもお待ちしております。
というわけで今週はですね、ディズニープラスで配信されているドラマロキがですね、最終回を迎えましたので。
ついに。
そちらの方と合わせてですね、キッドロキが大活躍する、ヤングアベンジャーズ スタイル・ダイナリー・サブスタンス
いいですね。スタイル・ダイナリー・サブスタンス。
という方訳あめこみを扱っていきたいと思います。
この2作品のネタバレもやりつつ、内容を語っていければと思います。
特にドラマ版ロキはまだ完結して間もないのでね、まだ最終回見てないよって方はぜひ見てから聞こうとお勧めします。
6話でね、意外と短いんでパーッと見られると。
そうね、1話1時間もないしね、サクサクサクっと。
おすすめです。
さてさて、ついに完結しましたがロキ。
前回、やたらワニの話をしてたじゃないですか。
100日間生きたワニ。
あれは今日のための伏線だったんだね。
そうだよ。そのために僕もね、先週見てきて。いい映画でしたよあれもね。
ワニ大活躍でしたね。
ワニ大活躍でした。いい役してた。
ワニとしてのロキ。
ワニとしてのロキ。いいですね。
子供としてのロキ、老人としてのロキと並んでワニとしてのロキがいるっていうのは面白いよね。
今回のロキっていうお話は、簡単におさらいすると、アベンジャーズのせいで時間が分岐してしまって、
それを新生時間軸っていうのを守っているTVAという組織が分岐してしまったロキを消そうとしてくると。
そういうお話ですね。でしたね。
変異体と呼ばれる、いろんなあり得た可能性の未来から時の終わりに送られてしまったロキと、最後5話くらいでしたっけ。
合流しますね。
その中にいたのがワニのロキ。
ワニのロキがいたと。
ワニのロキもあり得た可能性だったってことですよね。
どっかのタイミングで時の果てに送られたんでしょうね。
どういう時間軸だったんでしょうね。
分かんないですけど。
全体通してみると、6話しかないんですけど、話のテンションみたいなのが変わってきますよね。
反復率でどんどんテンション高めな会話劇というか、静かな始まりだったのが、だんだんアクションに比重が移っていって、
09:07
派手な映像、カメラの動きなんかも激しくなっていって。
初めてロキが始まった時にやったラジオでは、ほぼ室内でしたねみたいな話をしてましたけど、舞台どんどん移してね。
その後のギャップが生まれてましたよね。
狭い空間からどんどんどんどん舞台が大きくなっていって、最後は宇宙の中心で話をするわけですから。
その対比というかギャップみたいのもすごく面白かったですよね。
またたくさんのロキが出てくるんだけど、その中でもシルビーっていう女性としてのロキがメインキャラクターとしていて、
それと我々の知るいつものロキが恋愛じゃないけど、独特の関係性になっていくっていう。
自己愛っていうのをそういうふうに男女の自分っていう形でビジュアル化しているのは、
マルチバースっていう設定があるアメコミならではの表現なのかな、なんかしっくりくるというかさ。
やっぱりロキって結局他人から押し付けられた裏切りの神とか、同系役とかっていうのがあって。
役割を押し付けられるキャラクターとしてよく出てくるもんね。
愛に飢えているキャラクターでもありますよね。
そういう意味で、自分を愛するとか自分を許すとかっていうのが、自分ではあるんだけど別の個体っていうので表現した。
ちょっと面白かったですね。
自我を巡るお話でもありましたね。
ただ一個だけ言っていいですか?
シーズン2に続くっていう終わり方。
本当に一番最後にシーズン2つながりましたね。
ロキはシーズン2で帰ってくる。
嫌いなんですよ。
いいじゃん。まだまだ続き見られるよ。
今まで、確かに続きがまた見られるのは嬉しいんだけど、
ワンダービジョンもさ、ファルコン&ウィンターソルジャーもさ、ちゃんと終わってたじゃん。
そうだね、言われてみれば。
なんでロキだけ。
スピンオフじゃないけど、続編はいっぱい作りやすそうなオチではあるよね。
まあね、仮面ライダーリケールもさ、最終回でさ、映画に続くってなってさ。
俺あの時も怒ったよ。
一回ちゃんと終わらせろよ。
他の仮面ライダーは映画に続かないの?
ないないない。
ちなみにそれは、放送なんとか協会的なところに怒られてましたね。
えー、よくないんだ。
別にいいじゃんな。言ってること矛盾してるけど。
商売のやり方としてさ、そんなことを禁じる権利が誰にあろうか。
まあ確かに、映画に利益誘導してるというか、そういうことがあるのかね。
資本主義の原則だろ、その自由競争ってのは。
まあ確かにね、その通りですよ。
あとね、結構海外ドラマ、見切った海外ドラマよりも、途中で挫折してしまった海外ドラマが多くて。
12:06
なるほど。
だからシーズンなんとかとかに続くみたいな話をされると、いつまで続くんだろう、俺は最後まで終えるかなっていう気持ちが。
なるほど。
なっちゃうっていうのはあるかな。
僕初めての海外ドラマこれ見たんで、海外ドラマなのかこれも一緒だったんで、結構面白かったですよ。
シーズン2続く、こういうオチもあるんだと思って。
え、海外ドラマ見たこと全然ないの?
全然ない。
プリズンブレイクとかさ、24とかさ。
流行ってたのはなんか知ってるけど。
本当に?
24時間ずっと続くんでしょ。
え、ウォーキングジェットは?
見てない見てない。
あ、そうか。
ダリルっていうキャラクターが人気なのは知ってる。
なんだその断片的な。
そうか。
初めての海外ドラマ体験でもありましたね、私にとっては。
続きどうなるどうなるって面白い。
なるほどね。
そっかそっか。
いや、うん、そうか。
そうか、なんかちょっとさ、終わるにしてもさ、もうちょっとスカッとしたかったわけですよ。
なるほどなるほど。
ロキがずっとかわいそうだったから。
あー、カタルシス的なものはあんまりなかったですよね。
それもあるかなっていう気はするんだが。
お話としても、このヒーローと自由意志の話でしたよね。
あー、そうでしたね。
英雄ともいいかなというか。
TVAという組織がなぜあったのかというのも一つの謎としてお話あるんですが、
成功世界がたくさん生まれてしまうと、そこから良くない奴らも出てくると。
はい、言ってましたね。
とんでもない奴らも出てくる。
だから、それを選定して正しい時間軸、つまり比較的マシな時間軸ってことなんですよね。
そうだね。
相対的にマシな時間軸を残してやるのが大切なんだってそのTVAを管理する奴が言うんですよね。
それに対してどう対応すべきか。
つまり、そいつを倒して自由な、そして混沌としたたくさんのマルチバースを生み出すのか、
あるいは今回のお話の場合は管理者を引き継ぐっていう展開でしたね。
でしたね。
管理者を引き継いで、比較的マシな、まだ平和なこの時間軸を残す。
ただ人々の自由な意思はない。
もう運命は全て最初から決められてるっていう世界にするのか。
さあ、どっちを選ぶのか。
テーマ自体は多分昔からある話なのかな。
そうですかね。
フラトンの鉄人政治とかこういう話でしょうか。
ごめん、ちょっとピント来てないけど。
そうなの?
めっちゃ賢いやつが全てを支配する政治と、人々の自由な意思を持って民主的に生きていくのか。
そうだね。鉄人政治、そうだね。民主主義かどうかってことをね。
良き独裁者と修具政治のどっちがマシかっていうところなのかなって思いましたね、私見てて。
なるほどね。そうだよね。今どんなに愚かでも選挙権もらえるからね。
そうそうそう。このテーマ自体は多分昔からあるんだよね。
銀河英雄伝説とかあるじゃん、小説の。
銀英伝。
銀英伝もこれ一つのテーマですよね。
そうですね。主人公側だって帝国だっけ?
ラインハルトが帝国側で、ヤン・ウェンディが民主派だよね。
最悪の民主主義は最高の先制政治に勝る、とかいう有名なセリフがありますね。
15:00
テーマ自体は結構あるのかなと思うし、それをヒーローもので正面から扱うのも面白いなと思いましたね。
なるほど。そういうことで言うと最後のやりとりというか、あの駆け引きはそういう政治的なメタファーとして読むことができるわけですね。
ヒーローってだって言い方変えれば良き独裁者とも言えますもんね。すごいパワーを持って政治の力を発揮して。
まあまあそうですね。
キャプテンファルコンじゃなくてキャプテンアメリカの話があったじゃないですか。ファルコン&ウィンターソルシャーの話のうちもすごく政治的な内容だったし、
それはある種のスーパーヒーローだからこそ彼の話、演説をみんなが耳を傾けたという面もあるわけで。
それを引き継いでの今回のロキのヒーローと自由意志。ヒーローのいる世界に自由意志はあり得るのか?
考えちゃったのかな。
ちょっと関係の話していいですか。
中国系のアメリカ人のSF作家でケンリュウって人がいます。神の動物園とかいうSF作家が有名なんですし、
あとあれだよね。3体の英訳をした人がケンリュウですよね。
この人がスーパーヒーローを題材にした小説を書いてるんですよ。タイトルカサンドラって言って。
2015年に発表された作品で、どんな話かというと、未来予知できるようになった普通の一般人女性が、未来の犯罪を防ぐために殺人を繰り返すようになるんですよ。
未来がわかるからこいつが将来人を殺すとか、こいつが開発した兵器が太陽月を殺す。だから先に殺す。
シビルウォー2みたいな話だよね。
そうだね確かに。同じくらいの年代かもね2015年って。
彼女の面白いところは、オリジン、そういう活動をするようになったりきっかけって、特別なトラウマとか悲しい過去とかは全然ないんですよ。
ただ初めて未来予知をした時に自分でその能力に気づかなくて、結果的に見知らぬ女性が夫に殺されるのを防げなかったという経験をしたんですね。
だからそれから犯罪を未然に防ぐべきだって考えになって殺人を繰り返すようになる。
未来がわかるから捕まることもない。
実際にそいつを殺せば当然事件も起きないし虐殺も防いだりできるわけですよ。
そんな活動をしていると彼女の目の前にあるヒーローが現れるんですね。
いつも笑顔でマントをたなびかせ、胸に大きくSの字が書かれた。
カルエルじゃん。クリプトン星から来た人じゃん。
名前は直接出てこないですけどね。
でもそういう描写なの?
描写は胸にSの字がある。
もうスーパーマンじゃん。胸にSの字があったらスーパーマンだろうね。
作品の中では目立ちたがり屋としか呼ばれているんですけどね。
Sの字が書いてあるから多分彼でしょう。
そのスーパーマンが彼女を止めようとするっていう話。
これ面白いんですよ。
どういうオチになるか教えてよ。
オチとしては2人が議論をするんですよね。
18:04
ディスカッション。
ヒーローディスカッションがあるわけですよ。
彼女が殺人を繰り返せば当然スーパーマンがやってくる。
止めるわけですね。
でも当然スーパーマンがそれを止めれば事件は起きてしまうわけですよ。
誰かが死んじゃうわけね。
誰かが死ぬわけで。
例えば将来起こる大量殺戮を防げなかったりするわけですよ。
そうするとスーパーマンはこう言うんですよ。
未来がどうなるかわからないと。
もしかしたら彼が開発した兵器が何十人も兵士の命を救うかもしれない。
あるいは将来独裁者になる子供を殺すかもしれない。
おーなるほどね。
未来というのはそれが過去になるまでわからないんだ。
とにかく僕としては君が殺人を犯すのを止めた。
で十分なんだ。
なるほど。
スーパーマンっぽいっちゃいいそうだね。
でもそれに対して彼女は言うわけですね。
墜落する飛行機を救うよりその飛行機に乗り込むテロリストを事前に殺すべきじゃないのか。
人間は思っているほど自由じゃない。
なるほど。
まあそれも一つの価値。
そういう風に言われるとなかなか強い比喩ですね。
なかなかね。
それを2015年に書いていて。
それをすごく思い出しましたねこのドラマを見ていて。
つまり先が分かっている人間と自由意志を確信している人間。
一体どっちが正しいのか。
管理すべきなのかあるいは自由に。
なるほどね。
スーパーマンのように自由に行動させて。
あるいは確実にこうなると分かっているならそれを管理すべきなんだという考え方と。
なるほど。
この二つすごい似てるなって思いましたね。
確かに。
今回はあり続けるものと呼ばれる時間軸を管理していたやつが
自分を殺して混沌とした平行世界が無数に生まれる世界を作ってしまうか
それが私あり続けるものの代わりにお前たちロキが
支配者になるか選べって言うんですね。
で、我々のよく知るロキはちょっとちゃんと考えようと。
犠牲が多いとこの決断は。
平行世界対戦が起こるんだよね。
そうだね。
無数の。
平行世界同士の争いが間違いなく起きるとこのままでは。
それはだと言うんだけど。
でもシルビー、女性のロキは自分が選定された側だから。
そうね。
だからやっぱり許すわけにはいかないんだよね。
彼女の生きていた宇宙そのものがおそらく選定によって消えてるんですよね。
消えてるはずだからね。
で、結局なんやかんやあって、
あり続けるものを倒し、無数の時間軸が生まれてしまう世界観、
混沌の世界観になってしまうっていうオチでしたね。
いやーこれがまたさ、どっちの気持ちもわかるというかさ、
21:01
筋は通ってますもんね。
筋は通ってますよね。
別にどっちが正しいとかそういうのでもないところでありますよね。
そうだね。
いい対比というかね、いいテーマ設定ですよね。
よかったよかった。
すごいテーマ設定ですよね。
だからこそさ、
その直前でさ、ロキとシルビーを分かり合うシーンがあった頃からこそ、
ここでもう一度対立してしまうことの切なさみたいなのもありましたよね。
うんうんうん。
いやーシーズン2に続くじゃねーよ。
なんかスカッとさせてくれよ。
お先が気になるじゃないですか。
そうだね。
最後にですね、あり続けるものをおそらく殺してしまって、
あり続けるものの平行同位体、別の時間軸の人の中に邪悪な奴がいるんだと。
あー言ってましたね。
征服者と呼ばれてましたよね。
征服者がいると。
で、タイムキーパーの像が昔あったところの代わりに、そこに征服者の像が現れていて、
そこのカットで今回のこのドラマのアピールが終わりましたね。
最後ね、銅像変わってましたよね。
今までのMCUはサノスという一つの大きな敵、インフィニティストーンを集めているサノスという大きな敵に向かって話が進んできましたけど、
次のステージはこいつですね、征服者カーン。
これが大ヴィランとしてMCUに降臨したんじゃないですか、今回のゲーム圏で。
全く知らないキャラクターなんですけど。
いやそんなことないですよ。
出てきてた?
あのですね、あれを思い出してください。
スパイダーゲドンの、スパイダーパンクの短編で、カーン・ザ・コングロマリッダーっていう、
未来から来た支配者、あ、間違えた、資本主義者。
いたいた、お前の犯権をもっと人気キャラクターにしてやろうみたいな。
スパイダーパンクの、人気キャラとして将来的に資本主義の道具として使うというキャラクター。
いたいた。
あれがカーンの並行同位体ですよ。
あーなるほどね。
未来人の、過去に介入してくる敵キャラってことか。
未来人、過去に介入してくる未来人がカーンですね。
制服者カーン。
ややこしい。
いやでも、なかなかパンチの効いた敵キャラの設定だと思いません?
確かにサノスより格は上になるんじゃないですか。
なんか、まあ、負けてねえなって感じはしますね。
家内の支配者と肩を並べるか、それ以上ですよね確かに。
というわけで、ロッキーシーズン2に続くってなってたけど、
なんか噂によるとアントマンの映画にもカーンは出てくるみたいな話だったんで、
ちょっとこれから大きくMCUを楽しませてくれるキャラとして出てくるんじゃないかなって。
じゃあカーンについても学ばなきゃですね。
実はですね、コミックスの方でカーンの思い人みたいなのが、
24:01
ラボーナっていう女性だったんですけど、
これはTVAの上司の人の名前と一緒だったんで、
もともとファンの間ではカーンが来るんじゃないか、
カーンが来るまでなんじゃないかとは言われてましたけど、
こんな感じで出てきましたね。
その予感が的中したわけですね。
今後のMCU期待ですね。
さて今週のアメコミは、
ヤングアベンジャーズ スタイル・ダイナリー・サブスタンスということなんですけれども、
なんで今回これを選んだかというとですね、
キッドロッキー、子供の姿をしたロッキーが出てくるんで、
ロッキーの最終回と合わせて読んでみたらちょうどいいかなと思ったんですけど、
思ったよりちょうどよかったですね。
確かにそうだね。
まずヤングアベンジャーズっていうのがどういうチームなのかを説明しますと、
お願いします。
30世紀の未来からやってきた若きヒーローアイアン・ラッドが、
征服者カーンを阻止するために組織したヒーローチームなんです。
これは完全に偶然ですか?決め打ちでこの本を選んだわけではなく?
いやなんとなく選んだよ。
素晴らしいですね。
征服者カーン出てきましたね。
ラッキー、ラッキー。
征服者カーンは未来から過去を侵略しに来るキャラクター、
30世紀から来る、31世紀から来るキャラクターなんだけど、
若い自分とか、別の自分とか、
結構そういう時間軸の歪みに晒されがちなキャラでもあるんですね。
そういう意味で面白いキャラではあるんですけれども、
征服者カーンを倒すために組織されたヒーローチームで、
どんなメンバーがいるかというと、
まずウィッカンですが、
こいつもですね、実は我々もうすでに出会ってますね。
なんだと?
ビリー・カプラン、本名なんですけど、ビリー。
あ、ビリー、そうか。名前一緒じゃん。
そうなんですよ。
今回本のキャラクター紹介のところにこういう風に書いてありますね。
アイ・アベンジャーズのメンバーだったスカーレット・ウィッチとビジョンの息子の魂が転生した姿。
少しちょっと設定は複雑なんですけれども、
これ結局スカーレット・ウィッチとビジョンの息子ですね。
息子ってことだよね。
急成長を遂げた。
魔法使ってたもんね、確かに。
ハロウィンの回で確かにウィッカンのコスチュームを着てたんですよ。
魔法使いマントつけてましたよね。
今回はヤングアベンジャーズのメンバーじゃないんですけど、
名前だけ出てくるのがトミーですね。
トミーはスピードっていうヒーローになってます。
27:02
ドラマワンダービジョンでも超高速能力使ってましたよね。
あってましたね。
というわけで適当に選んだ割にはMCUドラマシリーズをちょっと
意外にもキャラクターを
繋がりがありましたね。
あとハルクリング。
ホークアイ。
ホークアイはMCUにも出てくるクリント・バートンのホークアイとは違ってですね、
ケイト・ビショップという若い女の子がやってるホークアイです。
アベンジャーズのホークアイに憧れてそれを目指しているという感じなんですかね。
みたいですね。
弓使いですね。
マーベル・ボーイ。
ミス・アメリカ。
ミス・アメリカ?
ミス・アメリカはあれですね、バトルフィーバーJに出てきますね。
同じキャラなんだ。
違います。
アメリカ・チャベツですね。
基本的にアベンジャーズの下の世代、若い世代のヒーローたちという感じなんですかね。
そうですね。
MCUもね、人気ヒーローたちが離脱していきましたから。
そろそろね、世代交代が始まるでしょうしね。
若いヒーローたちが出てきてもおかしくないんで、
ぜひ名前を覚えて帰ってくださいね。
若手芸人みたいなこと言っちゃった。
これから伸びるヒーローたちってことですね。
かもしれませんね。
これがヤングアベンジャーズなんですね。
今回のお話のあらすじを説明すると、
ウィカンは魔法使い。
お母さんのスカーレットウィッチと負けず劣らずの現実改変能力を持っているわけですね。
覚えてます?スカーレットウィッチ。
ハウスオブMで。
世界をミュータントだらけにした。
逆か。
ミュータントが普通の世界を作っていましたね。
あれと同じようなノリでですね。
ウィカンはゲイカップルなんですけど、
彼氏のハルクリングはお母さんが無残に焼き殺されているんですね。
すでに亡くなっているんですよね。
なのでこのお母さんを生き返らせてあげようと。
その力を使ってね。ウィカンは思うわけですね。
生き返らせたところ、その生き返ったお母さんは本物のお母さんではなく、
次元間の寄生生物と呼ばれる、何て言うんですかね。
結構謎な存在ですね。
宇宙人みたいな扱いされてますけどね。
なんかちょっと違う次元にいる強敵だそうです。
死者を蘇らそうとしたら別のものが生まれちゃったっていうあるあるネタですよね。
そうですね。大抵そうなってしまうものですよね。
この次元間の寄生生物は大人の意識を自在に操ることができるという能力があって、
親たちを操っていくんですね。
30:04
プラス、なんか知らないけど、死んだ親を親になれる。
自分の体を死んだ親に擬態して子供に近づくことができるという能力がありまして、
なので、ヤングアベンジャーズのメンメンは図らずも自分の親と、そして死んだ親と向き合うことになっていくと。
これ面白いよね、この能力。
すごい設定だよね。
かなり抽象的な能力なんだけど、親を支配するんですよね。
そう、親を支配する。
親を支配して子供に対して管理を強めるというか、子供を支配しようとする。
でも親としては別に間違ったことを操られている意識もないし、
やっぱり親なんだから子供たちが危険なヒーロー活動をするのはやっぱり止めなきゃみたいな感じの文脈で襲ってくるんですよね。
そうですね。親たちから逃げるためにIDを偽造して、
クラブで酒を飲んでるんですけど、ロッキーとか。そこに親がやってきてね、説教するっていう。
普通じゃ普通の親子のシーンにも見えなくもないというか。
子供たちのヤングアベンジャーズの立場としては自分たちの話の論理というか、正義を抱えているのにそれを理解してもらえない。全然会話が成立しない怖さみたいなのがありますよね。
まあ思春期の親子関係のメタファーとも言えますね。
そうかもね。自分の親が話が全然通用しないとか、自分がこの家の本当の子供じゃないんじゃないかって思ったりとかする。
そういう発達段階的にね、あるってよく言いますね。
ロッキーもですね、お父さん登場しますね。
パパ。
オーディンじゃありません。ローフェイの方が。
雪の巨人だっけ?
氷の巨人。
氷の巨人か。
ローフェイも出てきます。
実家へと、育ての親じゃなくて実の親が出てきて、それと戦うことになると。
ローフェイは巨人なんで体がでかいんですけど、戦いのシーンとかも派手で、小回りとかも面白いですよね。
ああ、そうですかね。
ローフェイがですね、でかい斧で戦うんですけど、ローフェイが斧を振り下ろすと、その斧の周りで駒が飛び散る。
ああ、はいはいはい。
その中でそれぞれのキャラクターがどういう状態になっているかを描くとか。
なるほどなるほど。
なったりしますし、あと、規制生物の能力として、生意気な子供を押し置き部屋に入れるっていうのがあるんですけど、
この押し置き部屋っていうのが、漫画の惑星って言ったらいいんですか?
白い駒の中に監禁するっていう能力。
メタ的な能力なんですよね。
まあ、次元間の規制生物っていうので、別次元を表しているんだと思うんだけど。
ああ、そういうことなのか。
駒ですね。
駒の中で移動できなくなっちゃうっていう演出があったりして。
33:02
確かに表現技法としてちょっとオシャレというか、いいですね。
オシャレてますよね。
オシャレてますね。
そこを、惑星をね、ロキが蹴り破って助けてくれる。
助かった後は、この惑星の外側をキャラクターが歩いていくっていう。
手塚治虫の漫画とかでこういうのあるよね。
ありそうありそう。
そんなのあったりして、結構駒割りは私は面白いなと思いますね。
確かに。
冷静になるとこれ、どの順番で読めばいいかわかんないもんね。
駒から逃げて、駒の外を歩いていく。
面白いよね。
面白いですね。
順番といえば、マーベルボーイっていうキャラクターが、親たちに捕まったヤングアベンジャーを助けに来るっていうシーンがあるんですが。
今度は逆に一つ大きな大駒を描いて、その中にマーベルボーイが何人もいるんですよね。
ある大きい部屋の中でどういう順番でアクションをしていったのかっていうのを一駒で全部表すっていう。
うまく説明できないな。
日本の絵巻物と同じ表現の仕方ですね。
絵巻物をイメージしていただければいいと思うんですけど、大きい絵の中にマーベルボーイがいっぱいいるんですよね。
それぞれに番号が振ってあって、その順番にマーベルボーイは移動して敵と戦ったんだっていうのがわかるようになったりする。
で、その駒を、これもう見てもらわなきゃわかんないな。
周りでその駒を。
アップにした絵が描かれるみたいな感じでね。
マーベルボーイが出てくる駒は結構ひし形のアクションシーンが多いんですよね。
なんかあるのかな。
そういうイメージのキャラクターなのかもしれないですね。
かと思えば、いわゆるこの真四角のアメコミ的なって言ったらいいんですか。
四角い正方形のマスがいくつも並ぶ。
はいはい。
ウォッチ面的なってやつ。
はいはいはい。
それはいいすぎ?
まあまあ。
まあそういういわゆるスタンダードの駒割りもあれば、あるいはロキが描いた魔法陣に沿ってその魔法陣の形に駒割りがされてたりとか。
そういうのもあって、読んでて表現的な面白さってすごく感じたから。
言われてみれば確かにちょっと攻めた駒割りなのかなって。
なんか楽しそうだね、描いてる人もね。
確かに。
遊びがありますね。
うんうんうん。
あと、何だっけ。
フォークアイがさ、違うアメリカじゃないですか。
メタイっていう形容詞を使いますけど、どういうことなんだろう。
どういう意味でこれ使ってるんだろうね。
でもまあ確かにちょっとメタっぽい表現はありますね。
うんうん。
今回この作品、きっとロキが出てきてるので選んだんですけど、
きっとロキってドラマ版とは違って、別に平行同位体とかってわけじゃなくて、ロキが転生した姿なんですね。
真っさらなロキとして生まれ変わったんだけど、元々のロキが。
そうなると転生ってなんだって話になってくるよ。
元々のロキがその肉体を乗っ取ったっていうようなキャラクターですね。
ややこしい。
ややこしい。
36:00
見た目はきっとロキだけど、一度は全人になったんだけれども、今ではまた元に戻ってしまったと思われているキャラクターですかね。
でも実は自分の中に消滅したロキの残り魂みたいなものがあって、なかなか難しい揺れるキャラなんですよね。
そうね。読者の立場でも善なのか悪なのかちょっとわからないような感じが醸し出してますよね。
まあでも信頼ないですね。周りのヒーローからはね。
ちょっと可哀想な気もするけどね。
そうだね。やっぱり役割を押し付けられちゃうっていう悲しさ、可哀想さはドラマ版と共通してるかなって。
確かにこのコミュニケーション、言い方悪いだろうっていうところもなくはないんですよね。
とはいえね、周りもちょっとロキだからっていうことで決めつけすぎてる気もしますよね。
このセリフが好きですね。
人間は現実の存在だが、神は物語で作られるものだ。殺すことなどできん。
神は物語で作られるものだ。
確かに。
だからやっぱり役割とかっていうものにすごく引っ張られてしまう。
どう語られるか、周囲にどう思われて語られるかによって、存在としての役割が決まっていっちゃうんでしょうね。
でも確かにそうだよね。商売繁盛の神とかっているわけじゃん。
いるいる。
商売繁盛の神がいたら確かに、何とかしてくださいとお願いしちゃうしね。
でも商売繁盛の神自身は自分のことどう理解してるかってさ。
また別だよね。
別の話だよね。難しいよね。
もしかしたらアングラ演劇とか好きな人もいるかもしれない。
商業主義とかけ離れた小さな小劇場の舞台とかが好きかもしれない。
そうね。
植えた豚よりも植えた狼の方がマシだっていう考え方の商売繁盛の神もいるかもしれないね。
でも確かにそれ想像できないわ。
商売繁盛の神が身近にいて、もしかしたらこいつが商業主義とは無縁な趣味で出してる同人誌めっちゃ好きですとか
そういうのがあるとしたらちょっと嫌かもな。
嫌かもってか想像できないな。
そうしたらやっぱその商売繁盛の神自身の内面としてはさ、苦しいものがあるかもしれないね。
収入受け入れられないって思うかもね。
確かに。
という意味でロキのかわいさは、かわいそうさは。
描かれてますね。
今回ロキ、私読んでると思ったんですけど、結構食事いっぱいするんですよね。
そう、食事のシーン多いですね。
冒頭もミス・アメリカとコリアンタウンで焼肉食べるっていうシーンから始まるんですけど
このまあ色々あってミス・アメリカがこのロキは信用できないということで
この二人一緒に焼肉食べてたんですけど、その食卓をぶっ壊すっていうシーンから始まるんですよね。
だからこの食卓を囲むっていうのがある種の信頼関係であって、それを破壊するっていうところから始まるんですよ。
39:00
フード理論ですね。
フード理論って言うの?
本あるよ。
初めて知った。
一緒に食事をするやつは信頼できるんだよね。
そうそうそう。
物を食わないやつとか、物を美味しそうに食べれないやつって信頼。
ああ、確かにね、そういうことなのか。
映画でご飯を食べるシーンを集めた、そういう本があって。
面白い。
そういう意味ではこの焼肉パーティーというか、焼肉をぶっ壊したシーンから、ロキはずっと一人でご飯を食べてるんですよね。
ああ、本当だ。
ダイナーみたいなところで、ダイナーって言うんですよね、こういうところ。
すごく好きなシーンがあるんだけど、ウィカンとハルクリングがロキを信用するかどうか話し合うからっていうことになって、
ちょっと席外すよ、召喚の儀式やるからって。
粉っぽいロールパンに包まれしベーコンよ、赤き味覚と共に入れよって言って、
ハンバーガーを注文するシーン。
あるね。
いいよね。
ベーコンうめえなって食べてますよね。
でもこのシーンでもロキだけがハンバーガーを食べて。
本当だ、気づかなかった。
フード理論ですね。
フード理論っていうのか。
やっぱり共に、ほら、なんだっけあいつら、ランナーウェイズじゃなくて、チャンピオンズ。
ほらほら、一緒にマシュマロ食べてたでしょ。
確かに、チャンピオンズ一緒にバーベキューしてたわ。
なんだっけ、イブちゃんでさえ共に焚き火で食事してたわけだから。
焚き火で充電してましたね、確かに。
一緒に食卓を囲むっていうのは信頼のメタファー、証なんですね。
そしてロキがヤングアベンジャーズの一員になるのは、さっきそのニセアEDで入ったクラブで一緒に酒を飲むところですよね。
おお、なるほど。
一応人数分の酒漬けがあって、それに全部酒が入ってる。
話してるところに親がやってきて、親と戦うためにみんなが協力せざるを得なくなるっていう流れになってるので。
その食事シーンに注目しても。
ロキを巡る人間関係が分かるようになってるなってちょっと思いましたね。
面白いですね。
あと、ダイナーで一人で食事してるロキなんだけど。
なんだろうこれ、朝食セットだかなんだかで魔法陣みたいなの描いてるんだよね。
食材でね、魔法陣描くんですよね。
まあ、ダイナーの店員さんに机をそんなにしてくれて、金はあるのかコスプレ君って言われてるけど。
その結果、ソーセージがウィッカンの異変を知らせてくれるんだけど。
解説書によると、ウィカンの異変を知らせているのは魔法をかけられたソーセージ。
深い意味はないのだろうが、その手のファン界隈では、きっとロキ×ソーセージというカップリングが流行したって解説書に書いてあります。
これは実際どういうことなんですかね。
どういうことなんですかね。
なんですか、その手のファンの界隈って。
その手のファンってどの手のファン?
42:00
ソーセージファンかな。
ソーセージファンかな。見て、検索しよう後で。きっとロキ×ソーセージで。
いいね。
ファンフィクがあるんですかね。
面白い。
まあ、そんな感じで。
このお話、最後は一応次元の規制生物を知りづけて。
みんなで協力してね。
ちょっと親離れをするというところで終わるんですけれども。
親に近寄ると奴がまた襲ってくるかもしれないっていう。
まあ、これもちょっと面白いよね。近寄ることすらできなくなるっていう。
まあ、そうやって親離れを描こうとしたのかななんて思ってて。
まあ、一つの区切りにはなってるんですけれども。
解説書によると、このウィカンの不要意な呪文から始まった今回の事件の真相は、きっとロキのオモマ君を含め、時間で明らかにされると。
で、その間行が早まるよう、ぜひヤングアベンジャーズを応援していただきたいって書いてあるんだけど。
現在のところ、残念ながらぞ、勘はない。
我々読者の応援が足りなかったということですね。
これ面白いけどな。
面白い。面白い。ただメンバーの、なんというか、控えめだよね。
花の無さが。
いや、面白いもん。
個々のキャラクターはすごく立ってるし、関係性もすごく面白いんだけど。
ストーリーも描写もいいんだけど、確かに地味というか、やっぱりなじみないもん。
ウィカンとかハルクリングとか言われても。
個々のキャラクターのオリジンとか悩みとかあんまり知らないからね。
手に取りにくいんだよな。
だからこそ、ここで我々は紹介して、ぜひ。
みんなで買おう。
買って、続編出たら嬉しいよね。
確かに。
続編読みたいし。
痛いですね。
こちらはヴィレッジブックス刊行となっているので。
もうタイムリミットが。
タイムリミットは近いかもしれない。
ぜひみんなで応援しましょう。
これ一冊で完結してて。
普通に書店にあったら、読んでみて損はないはずです。
ぜひ。
おすすめです。
というわけで、ヤングアベンジャーズ スタイル大成り サブスタンスでした。
本当に、さっきも言ったけど、おすすめ。
隠れた名作だと思うので。
隠れた名作ってぴったりの言葉かもしれないね。
なんか、紹介できる喜びを感じるときの難しさも感じますね。
確かに、映えるヒーローというかね。
みんなが知っているヒーローは出ないんだけれども、読んでてね。
表紙を見ると、ヤングアベンジャーズってなってて、
ソウっぽい服装のウィッカ。
ハルクっぽいハルクリング。
フォークアイっぽいフォークアイ。
キャプテンアメリカっぽいミス・アメリカ。
なんとなく。
なんとなくね。変異体っぽさはあるかもしれないね。
逆にパチモンくさい感じになっちゃうのかな。
難しいですね。
ぜひフラットな気持ちで読んでいただいた方が面白い作品かもしれないですね。
45:03
そうですね。
このポッドキャストを聞くような人は、
確かに。
偏見なく撮ってくれるんじゃないかなと。
そうだね。
細かいシーンなんですけど、
最初にカルビー焼肉屋さんで出会うって話したじゃないですか。
これ、アース66じゃなくてアース212っていうところなんですけど、
ここが面白いですね、この街。
そうそう、そうだね。
自由の女神が映ってるんですけど、
自由の女神が、なんていうんだろう。
でかい、我々の知る自由の女神の周りに、
中くらいの自由の女神がグルッと配置されて、
いっぱい立ってるっていうね。
その下にさらに小さい自由の女神がいっぱい立ってる。
会うところも、なんだっけ。
コリアンタウン…
エイトだね。
エイト。
そんなあるのか。
解説書によると、何もかもが多すぎるアースのようだって。
このアース面白い。
このアース面白いよね。
すべてが多いっていう。
何もかもが過剰なアースっていう。
いや、こういうのがいいっすよね。
マルチバースの良さですよね。
マルチバースの良さですよ。
ちょっと笑っちゃうような、ユニークな。
想像力がある限り、いくらでも面白い世界を作れる。
ってわけですね。
まあ、若いヒーローチームという意味では、
我々も前に扱ったチャンピオンズとかもありますが。
チャンピオンズもそうか。
あれも下の世代のヒーローチームですよね、言われてみれば。
今回ね、ヤングアベンジャーズ、
ウィッカンとハルク・リンが付き合ってるわけなんだけど、
マーベルとあれか、
ホーク・アイも付き合ってるのかな?
あ、そうなんだ。
あれ?ちがうと?
あ、そうそうそうそう、ごめんごめん。
そうだよね。
付き合ってるぽさはありましたよね。
なんかちょっとあれだな。
少しチャンピオンズよりも大人設定というか、
男女の。
なるほど。
バンドの間で恋愛とかするとさ、
バンドむじゃむじゃになっちゃうって言うけど。
バンドあるあるでよく聞くわ、確かに。
そういう意味ではミス・アメリカとキッド・ロキも
カップリングに見えてこなくもない。
なるほど、確かにオチもそんな振りをして終わってますよね。
チャンピオンズみたいに、
彼らがバーベキューしながら怖い話をしようとかは言わなそうな気がする。
なんかちょっとギスギス感というか、
ちょっと距離感がありますもんね、この人たち。
確かに。
まさに春季のもどかしさみたいなのが描かれてるんですかね。
こっちの方がある意味ではリアルだな。
リアルだ。
チャンピオンズは仲良し感あって私はね。
あっちは仲良しグループ、こっちはなんかクラスみたいな。
ああ、そうね。
学校のクラスって感じだね。
仕方なく同じ空間にいますっていうところは感じるわ。
そうだよね。
今回もなし崩し的にみんな親から離れていかなくちゃいけないって結論になるからな。
これは親子対決と思ったけど保護社会の話だったのか。
なるほどね、そうかもしれない。
まあそんなわけでぜひ手に取ってください。
48:00
おすすめです。
いつものやつでお願いします。
公約アメコミ、アメアラルではメールをいつでもお待ちしております。
募集してます。
おすすめアメコミ、おすすめ映画も大歓迎。
大歓迎。
あと読んだアメコミの感想とか映画の感想もお待ちしております。
そうですね。
メールアドレスはアメコミアメアラルatmarkgmail.com
アメコミアメアラルatmarkgmail.com
アメコミのコミはcomi
そしてツイッターもハッシュタグ公約アメアラルでツイートしていただけると私たちは見ます。
最近なんかあんまりツイートがない。
全くないですね。
メールをたくさんいただいているのでありがたい限りなんですが。
そうですね。
なんかしらリアクションがないと世間とどんどんずれていってしまう気がするから。
ぜひ人助けだと思って。
ツイッターでの投稿もぜひしていただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。
それではまた次回。
また次回。
さよなら。
さよなら。
ヒットロキ、中身はロキだからさ。
周りの若者たちが子供に見えてしょうがないだろうね。
江戸川コナンとか一緒だよね。
辛いだろうね。
コナン君はわりと楽しんでそうだけどね。
じゃあ平気か。
49:19

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