1. パリで学んだ「ブレない自分の作り方」
  2. Vol.24「自分との会話の質を上..
2016-09-08 39:57

Vol.24「自分との会話の質を上げると人生の質が上がる」

山崎拓巳さんにインタビューしました(第2回)。心ここにあらず、めんどくさい、そんな感情から脱するためのヒント。自分の本音に気づくための、自分という第一人者を、いろいろなカメラからみるコツ、についてお話ししています。
オープニングでは、日本の学校の先生の「責任範囲」について、フランスとの違いを話しています。


00:06
こんにちは、秋です。今日もパリから学んだ、「ブレない自分の作り方」の時間がやってまいりました。
さゆみさん、どうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
前回から夏休みのお話をしたと思うんですけども、お互いに7月、子供を日本の小学校に入れたりしてたと思うんですけども、
日本の学校の違い、学校とフランスの学校ってやっぱり違うじゃないですか、いろいろ。
すごい違いますね。
やっぱり習慣も違うし、授業の仕方ももちろん違うんだけれども、
私がやっぱりまず違うなと思ったら、学校の先生が違うなと。
だって責任感のレベルが全く違う気がするんです。
例えばその責任感って?
日本の先生は子供たちの生活態度とかそういった食べ物とか、給食も先生が一緒に食べますからね。
やっぱりすべてのことに先生が子供たちをケアするっていう感じがとても伝わってくるんですけども、
フランスの学校ですと給食はキャンティーンで、キャンティーンの担当者が子供たちに食べさせるという感じなんです。
先生たちは自分たちの時間があると。
学校外の活動に関しては先生たちは全く知りませんという態度じゃないですか。
なので全く家庭の学習とか態度とかそういったことまで先生が何もケアしない感じが多少あるかなと。
でも日本の先生はすべてケアしてくださいますよね。それは私驚きました。
なんか私たちも昔も確かにそういう先生に習ってたんだけど、自分が親になっていざ入れてみると、やっぱりフランスのやり方に慣れてるから、かえってびっくりすることが多くてというか。
やっぱりフランスはさっきもさゆみさんがおっしゃったように、学校の授業以外のことは一切感知しないから、休み時間ですら見ないし。
変な話、放課後ももちろんないし、給食ももちろんないっていう感じだけど、日本だと本当に人間性、要はもう学校の間の時間付けも有名ですよね。
生活指導が全部入ってるからね。だからそういう意味では細かくやっぱり目を光らせてないといけないし、あと私が思ったのは先生の残業時間がすごい長い。
03:08
長いみたいですね。私も気づかなかったんですけど、夏休みも学校行ってますよね。
行ってますね。7月中は少なくとも毎日行ってるって言ってたし、あと何か連絡があって、この時間に先生電話してもいないだろうなと思って電話をして、ちょっといなかったので後から折り返しって電話をくださったのが6時とか、6時半なんですよ。
で、先生に個人面談の時に話を聞いたら、7時とか7時半ぐらいですかねって、学校にいる時間が普段から。
すごいですね。
ありえないですよね、フランスだから。だからありえない。
フランスだと例えばもう子どもたちと一緒にほぼ帰る先生も多いじゃないですか。
でも子どもたちが下校の時間に先生も下校。
そう、バッグ持ってますみたいな。
持って一緒に子どもたちがみんな出払ったら私も帰るみたいなね。
ありますよね。
感じですね。だから先生の、ちょっと返すと先生の負担、日本の先生の負担ってかなり大きいんじゃないかと。
大きいと思う、思いますね。
だからなんだろうな、余計責任重大になっちゃってるっていうか。
先生が逆に言いたいことが言えなくなってるっていう感じもありますよね。
だけどフランスの学校の実情を知ってると、本当に日本の学校の先生のケアの仕方はすごいので、
それに対して文句を言う親がいるということを聞いたんですけれども、あれは文句言えないですよ。
フランスの実情を知ってる者からは頭が下がりますよ。
本当にケアをしてるっていう感じだし、もちろん何ていうのかな、わずか本当に3週間しかいなかった子のためにみんなで文集を作ったりとか、
普通あんなことしないですよね。
写真集作ってくれましたよ。びっくりでした。
それでたまたま去年と今年が同じ3人の長男の場合はそうだったんだけど、
去年みたいな配慮ができなくてごめんなさいって謝られちゃったわけですよ、私としては。
私としてはもう十分やってくださってますみたいな感じなんだけど、
でもすごく気を使ってくださるというか、だからそういう意味では親側も先生にちょっと求めすぎてるのかなって思ったぐらい。
私たちが全然先生に求められるものが少ないから余計感じてしまったのかもしれないけど。
すごくとにかく感じたのはフランスでは勉強以外のしつけ、その他諸々の責任は全て親。
06:05
それははっきりしてますね。
もうすごいはっきりしてるので親の責任重大なんですけれども、日本では逆に本当に学校に全てが。
学校の問題はもう全部先生責任。
子どもが何か勉強もしなきゃいけないしつけも全て先生の責任の範囲になってきてるのはちょっと私違和感を覚えました。
あれはやっぱり大変なお仕事だと思うし、ましてや一クラス何十人もいっぺんに見て、ケアしきれる、あれだけケアしきれるだけでも私はすごいなと。
連絡帳もちゃんと先生一人ずつきちっと書いていらっしゃるので、小学校レベルでフランスの小学校レベルでそんな一人一人にちゃんと書いている先生なんていないので、やっぱりケアのレベルが違うというものを覚えました。
私は改めて日本の先生に対してすごい本当にケアしてくれる思いもありつつ、先生もすごく保護者の目を気にしてる。
私は保護者から出たときに先生の言葉の選び方がとにかくつつかれないように、つつかれないようにっていうのを言い回しをすごく配慮してるっていう。
もっと気さくに喋ればいいのに言葉選びが慎重すぎて、なんでここまでこんな気を使って言ってるんだろうっていうふうに逆にあれ?と思うぐらい。
みなさんは多分普通に聞いてらっしゃると思うんですけど、なんか先生がすごく遠慮がちに見えてしまったのが、だからやっぱり先生の責任重大ですよみたいなプレッシャーを感じながらやってるからそういう発言になっちゃうのかなと思っちゃったんですけどね。
大変ですね、日本の先生。
そういう意味では、フランスに住んでる者からすると、モンスターペアレントとかってちょっと不思議な感じというか。
不思議ですよ。でも多分それは一旦日本を出てしまえば、日本の学校の素晴らしさっていうことに気づくと思うんですよね。
そうですよね。だから私たちはすごい良い先生たちにというか、そういうケアをしてくれる先生たちと普段接してるっていうところを前提に置くとちょっと見方も変わるかなと。
本当ですよね。だって音楽室ないんですよね、フランスには。
図書室もないし、家みたいな。
何もない。ピアノもない。
体育館もない。
本当に日本の学校って恵まれてますよ。理科室とかもありますよね、実験室とかね。
09:02
そんなのフランスないですもんね。校庭もないからね。内々尽くし。
内々尽くした先生も私知りませんみたいな感じですね。
やらせたいんだったら外でやらせてくださいみたいな感じですよね。
だから親が積極的にやらないといけないというところを考えたら、ありがたい環境でしたということですよね。
はい、それでは本編スタートです。
今回は2回目のインタビュー、山崎匠さんだったんですけれども、
今回も東京で山崎匠さんにお話を伺ってきました。
前回はフランスに住んでいた彼の経験を踏まえて、
日本との違いとか、人生というものをどう考えていくかみたいな話をしたんですけれども、
後半は彼の書いた最近の本についてもお話を伺っています。
それではお聞きください。
刺激的な生活を送っていらっしゃると思うんですけど、
今年3冊すでに本が出たと聞きましたが、
そうなんですよ。
全部でこれ何冊目なんですか?
32か3かになってくるんですよね。
自分で書いた本のタイトル全部言えます?
ゆっくり時間をかけたら出てくる。
時系列に言える?
言えない。
言えない。
そりゃ30もあったらわかんないとなっちゃうけど。
だけどこうやって本を書くっていうのをすごい好きだから、
やらせてもらえてるっていうのはありがたいですよね。
書くってタクさんにとってはどういう作業になるんですか?
結局自分の頭の中をだいたいこんな感じってやってるのを文字化していくと、
人に伝わるようにしないといけないから、より明確になるよね。
自分で書きながらそういうことかって思うので。
例えばブログを書いてるじゃない?
ブログとは全く違う位置づけがある。
ブログは毎日の中のクラブ活動っていうか、
本は試合って感じ?
本は試合なんだ。
なるほどね。
試合を30回以上やってるわけですね。
今回の出した本は?
2月に出たのが成功へのアクセスコード。
成功するためのキーってこういうもんなんじゃないのっていう。
扉をこじ開ける人もいれば、扉をぶち破る人もいれば、
登って越えていく人もいると思うんだけど、
このアクセスコードがあると開くんだよっていう。
考え方って感じですか?
そうだね。
捉え方、考え方。
7月に出たのが知り合いの野田さんっていう人と一緒に書いた
12:01
自分を変える言葉。
彼は名言をたくさんメールで送ってらっしゃるんだけど、
その名言を僕が解釈する。
僕なりの思い込みで答えていく。
なるほどね。
自分を変える言葉。
3冊目に出たのは感情のスイッチ。
感情とどう向き合うことによって未来が開けるのか。
あと自分の感情をオンにするには、
いい状態にするにはどうしたらいいのかみたいなハックを書きましたね。
感情って大事ですよね。
感情大事。
感情に左右されるもんね。
そこで止まっちゃう人とか多いですよね。
感情に左右されないようにするのは難しいけど、
感情を左右すればいいんだよね。
こっち側が期待となっていくというか。
感情が嫌がっているのに行動に移すってすごい至難の技だけど、
やりたくなるような自分に仕向けていく。
そうすると乗っちゃうので、乗っちゃったら頑張らない方が苦痛なので。
だから感情をどうやって左右していくといいのかみたいな。
例えば具体例を1個あげられます?
こういうやりたくない。
例えば何があるかな。
メールこんなに溜まってて返したくないとか。
面倒くさいとか。
あるある。
その時は3通だけやるって決めるね。
100通溜まってても。
3通でいいと。
その3通は俳句を考えるくらい美しい文章で、
丁寧にやると。
それで乗ってこなかったら、今日は無しと。
で、騙してパソコン開かすわけ。
それで3通だけ丁寧に返してると、乗ってくんだよね。
返したくなってくる。
それが例えば70通まで返した時に、
この30通終わったら仕事終わろうと思うとちょっと雑になってくるよね。
そういう時はね、またわざとゆっくりやる。
その俳句のように。
自分の心がちゃんと出来上がった状態でやるっていうか。
それは何?やっぱり丁寧に向かい合うと変わってくるってことなんですか?
要はさ、心を心にあらずにやると面白くないんだよね。
でも心が入ってくると何だって実は面白いんだよね。
心をここにあらずから心を込めてやるために何か必要というか大切な考え方ってありますか?
丁寧にゆっくりじゃない?
やっぱり丁寧にゆっくりか。
例えばさ、昨日ホームパーティーやって山盛り皿が残ってね。
これ洗わないといけない。
もうちゃちゃちゃちゃ洗って次の仕事したいと思ってる時って苦痛じゃない?
15:01
苦痛ですね。
それをね、丁寧にやろうと。
丁寧に洗いだしたらハマっちゃうもんな。
なんなんですかね、これって。
でね、取っ掛かりが難しいじゃない?
最初ね。
うんざりこんなにあると思う時に5分あったらやる。
今5分あると。でも5分じゃ全体の10分の1もできないじゃない?
何やっても二度手間出しと思わず5分でもやる。
やるとね、案外楽しいじゃないと思うわけ。
で、5分でやめるじゃない。
やめるんだけど、次の取っ掛かりがイージーになるわけ、そうすると。
知ってるからね。
あんなのやってみるの楽しいかもね、みたいな。
その5分間をやるかやらないかによって、どんどん後は後は。
次に繋がってるっていうか。
そうなの、そうなの。
じゃあめんどくさいことほど丁寧にやるって感じか。
そう、丁寧に始める。
でも乗っちゃったらさ、気づいたらもう半分以上終わってるじゃない?みたいなことになっちゃう。
それコツかな。
そっか、それが結局感情を変えていっちゃうっていうか、自分でコントロールしていっちゃうコツになるんですかね。
あとどうしてもダメな時もあるよね。
例えば、残業なんかしたくないのに、明日の締め切りまでに間に合わさらないといけない。
大人だし、仕事人なんだから、そんなわがまま言ってられないわって言って、自分の感情を無視するじゃん。
そうすると、自分の本音が聞こえなくなりだすから。
知ってるわ、と。帰りたいんでしょ、と。知ってる。
だけど無理なの。ごめんねって自分に言ってあげるだけ。
自分でそう言ってあげるんだ。
声は聞こえてるからね、と。声はちゃんと聞こえてるからね、と。
そっか、自分の心の声が届いてないって思うから余計プラストレーションが溜まってるのかもしれないですよね。
そうするともう喋り出さなくなるかもしれないし、どんなに喋っても聞く耳がなくなってしまうかも。
それを防ぐために、知ってるよ、分かってるよ。
だけどね、無理なの今日。頑張ってねって言って。
自分の声は聞こえてるけど、仕組み的に?大人的に?仕事的に?無理なんだよって。
それをちゃんと聞いてるっていうのを自分にやってあげると、声が届き続けるよね。
そっか、やっぱ自分の心とコミュニケーションしてる感じですよね、常に。
自分という第一人者を第二人者として、第三人称の人間として見るって大切ですよね。
大切ですよね。客観的になるってことになるんですかね。
18:02
そうだよね。自分から見えるカメラを一カメって呼んでて、相手から見えるカメラを二カメ。
で、相手と自分が会話してるのを五カメ八目で見てるのが三カメで、過去から見てるのが四カメで、未来から見てるのが五カメ。
この五つのカメラが。五カメまであった。
あの横から見たら六カメまで回るんだよね。
それを自分という人間を、自分という意識を持ちながら二人称で二カメから見れたときに本音っていうのが届くよね。
なるほどね。五カメまでは考えてない。
三カメまでは絶対必要だなとは思ってたんだけど、確かに五カメまで見たら全然視点変わりますよね。
使ってるけどね。例えば過去ああいう思いにしたから、今の判断はこうしたいなっていう影響を与えてるじゃないですか。
それと、今度は死っていう自分の人生が終わるっていうところから今を眺めたときの正しいが若干ずれてるんだよね。
この若干が、実は若干が上に人は気づきにくいし、大きな差が生まれてしまう。
そのズレはどうしたらいいんですか?
ズレは…
想定してみることだよね。
だからいくつまで大体生きるか決めといた方がいいよね。
自分の中でね。
それより長く生きたらおまけで儲け者じゃないですか。
俺、親父69で高いしてるので、とりあえず70まで生きると。
70以上は儲け者。というように想定してやってるんですけどね。
じゃあ、たくさんの中では70から見た自分、要はそこから逆算してるんですか?
70から50の今まで。
50代の10年間と60年間。これ2クールでもとりあえず上がりですもんね。
過去10年前から今日までってそんなに長くなかったよね。
もっと早くなってくるかもしれないですよね。
そうなんですよね。それを考えると2クールってそんなに長くはないよね。
決して短い時間でもないけど、さてそれをどういうふうに生きるのかって。
ちなみに60、最後の1クールに入るときにどういう状態がたくさんの中で今のところ目指してる?
50代はそういう意味で言うと、今までの延長戦場のキャラの50代。
60代っていうのはもう一つキャラが変わるよね。年齢的にも。
キャラっていうのはちなみに?
今のノリでいけると思う。この10年は。
21:02
50代は。
このノリじゃなくなってくるよね。
60やってもいけると思うんだけど。このノリの人いますよ。
そういう意味で言うと年齢を海外にいるときは感じにくいよね。
意識したことないし、ある意味いくつって聞くことも聞かれることもないし。
だからこの間私もクライアントさん達に言ったんだけど、フランスでは年齢は希望だと。
希望でしかないから自分で決められちゃうし、そこに縛られる必要もないし。
でも今の話を聞くと自分の人生にはリミットはあるわけだから、やっぱりそれをどう生きるかは考える必要はあるけど、
実年齢に囚われる必要はないかなとは思うかな。
日本は80から85でしょ。
そうですよね。
でも実際は男性は9年、女性は12、3年、介護を受けてるわけだから。
寝たきりの状態っていうのが含まれた寿命ですよね。
それもちゃんと計算しかないと。
だから自分の周りの60代、自分の周りの70代の人をチェックしかないとダメね。
そうですね、確かに。
それでも20歳の時からやってた。
20歳の時から?
聞いてた、30歳の人に体力どれくらいあります?
徹夜何日くらいできる?
40歳くらいの人にどれくらいの風景、どういうふうに見えてるんですか?
キャラ的に見てたり、あとこの人は正確に物を言うなっていう大人っているじゃないですか。
何か頭話に君ら若いからねみたいな感じの。
その人たちの言ってることって、正確じゃないなって思った時は
この人は正確に物を喋る人だなっていう人を見つけては聞いてた。
そこで自分なりの、この人はこうだから、自分はどうする?
それを考えていくかみたいなところを当たりをつけてたんですか?
実際どう過ごしてもその通りだった?
それとも案外やっぱり時代とともに思ったより、
あ、体力あるなじゃないけど、思ったより動けるなとか、何かそういう違いとかありました?
例えば20代の時にさ、俺は一生クラブで遊んでんだろうなと思ってたわけ。
本当?
それがやっぱり当然ダメになってました。
音の大きいとこは嫌だみたいな。
それは想定できなかったのね、20代の時はね。
10代の時は一生スポーツやってると思ってたわけ。
今さ、えー、しんどいの嫌みたいになってきてるし。
大人になると魚が好きになるんだよって言われて。
お肉よりは?
でも50代だけど肉好きだしね。
だから案外役に立たない情報もあるわけ。
24:03
個人差があるよね。
個人差はありますよね。
しかし参考にしたほうがいいなって。
例えば僕は30代の半ばくらいの時に、
十いくつ年上の人にさ、実際どうですかと。
感覚っていうのは、やっぱり田舎生活が好きな人もいるし、都会が好きな人もいる。
タクがアーティストでずっといたいならば、青山とか六本木とか辺りにいたほうがいいよって言われたのね。
やっぱり刺激がなかったら自分の中から反射的に出てこないから。
クリエイティブな。
クリエイティブな。
だからやっぱり引っ込んじゃうと、
そういう意味で言うと癒しの作品はできるかもわからないけど、
尖ったものはできてこないぞって言われたので、
それをやっぱり信じて、自分自身がキラッとしたもの。
もしくは若くなって丸くなっていくけど、
全ての棘がなくならないようにっていうのは、
やっぱり意識して。
意識して教えてもらったこと。
あとは佐藤富代先生ってもう亡くなられたけど、
富代先生なんかにも、先生70代はどういうふうに見えるんですかっていろいろ聞いたりしてて、
先生すごい体力が現れた方だったんだけどさ、
先生親友は?って聞いたの。
先生の親友って誰なんですかって言ったら、
いねえなって言ったの。
強いて言うと、俺だなって。
自分ってことですか?
その時に、なるほど、やっぱり自分とやっぱり会話し続けていくことなんだなって。
結局自分との会話の質が下がってたら、
人生の質が下がるよね。
そうだよね。一番近い人だもんね。
自分が親友か。
親友そうですよね。一番のパートナーではありますよね。
そこの会話ができないまま他人とコミュニケーションを取っても、
ちょっとブレてくるような気がする。
あと自分との会話の中から自分の形っていうかフォーマットができると思うんだけど、
人から植え付けられたフォーマットのまま生きてる人多いよね。
そこの見極めってどうしたらいいんですかね。
やっぱ会話の数でしょ。
これどう思うと。
こう思うと。本来こう思うけど、そうもいかないでしょっていう。
でも本来はこう思ってるんだねと。
でもそうもいかないという判断もしてるんだねっていう。
その中からうっすら自分はこういう人生がいいんじゃないかなって
思うフォーマットができていくんじゃないの?
なるほどね。じゃあやっぱ自分との会話が大切っていうことですかね。
そうなんですよね。それは大事かも。
その自分を超えた大いなる自分みたいなのがあるのかね。
27:04
5カメとかカメラの数でいったらあり得るんじゃないですかね。
自分との会話をもっと上の次元から見ている。
ということはあの世から見ている6カメの次にある神と呼べるところから見ている7カメみたいな。
7カメみたいな。7くらいまでありそうですよね。
そこまで行くまでが大変かもしれないけど。
ハイヤーセルフ的でも。
私はあるような気がする。そんなスピリチュアルではないんだけれども。
でもそういう視点があるかもしれないっていう視点を持っておくだけでも違うかなと思うんですけど。
タクさんはどうですか。
結局やっぱりリンカーネーションが重要だと思っていて。
その来世があるという前提で見たいなって思うし。
その仕組みすら超えた仕組みもあって。
宇宙の状態というか太陽系すら一部だとして飲み込まれるほどの大きなものがあるみたいなのをなんとなく信じているというか感じているというか。
それで目の前ものを見るのと植物的に見るのがちょっと違ってくるというか。
面白いな。
今後はやってみたいこと。絵も描いてるし古典もやってるし。
いろんなこともやってるけど新しいこと。さらにあるのかみたいな感じもするけど。
ちょっと新しいことやってみたいなっていう。
知れかしたい。まず自分を驚かしたり、自分に刺激を与えたい。
それ好きなんですよね。来てたくさん。だからそういう新しいことをどんどんやっていきたいのかな。
だってさ、もし人生終わるっていうのが分かったらさ、いろいろやったければよかったと思うよ。
中学校高校のときの夏休みもっといろんなことすればよかったって。
8月30日ぐらいに思ったりするのもったいないもんね。
なんであんなことばっかりやってたんだろう。せっかくだったらって思うよね。
昔25のときにある社長さんに相談したことあるんだけど、自分は今仕事結構できてると。
ギレギレだと自分で思うと。しかし人生っていう長い目で見たときに
この若い目そらで仕事ばっかりやってていいんでしょうかっていう。
自分で聞いたんだ。
いやいや、思わない?
私も20代は思いましたよ、やっぱり。
若い目そらでさ、そんな若いときの仕事ばっかり。
振り返ったら、なんで20代仕事しかやってなかったんだって思うのもあれだし、
なんで遊んでばっかりいてこんなことになっちゃったんだと思いたくもない。
30:01
どっちもね。
嫌でしょ?
嫌だ。
結局ハイブリッドを選ぶわけですけど、仕事があるから遊べないはなし。
仕事もやるし遊びもする。遊びがあるから仕事ができないはなしっていう形で、
隙間を埋めるように仕事をして、隙間を埋めるように遊んでる。
それが続いてるって感じですよね。
そうだね。
20代になってもね。
そうだね。
のんびりっていう言葉が似合わないですよね。
飽きやすいかも。
でもその中でパリにいたときには結構のんびりしてた方が。
そうね。でものんびりしてると時間早く過ぎる。
そう思うか。
不思議なの。
朝ね、10時から人に会って、11時から人に会ってランチミーティングして、
1時から人に会って、3時から人に会って、夕方大きなイベントがあって、
そしてその後打ち上げをして、
その後一杯だけ誰かと飲んで帰るみたいな。
1日が長くなるんだよね。
そっか。
これはさ、パリにいたときはさ、朝起きてパッと気付くとランチの日。
ポケットしたらランチになってたみたいな。
ランチだと思ってちょっと買い物に行ってたら、
あっ、これ夕方だと。
そうすると夕食食べて、もう寝る時間かみたいな。
それで続いちゃうんですよね、1日は。
1日の中のイベントがたくさんあった方が1日が長くなる。
不思議な、ちょっと変わったパラドクスみたいな感じですよね。
今度はどこかまた海外に住みたい野望はありますか?
あるある、住みたい。
どこに住みたい?
僕はニューヨーク住みたいけど、
ちょっとまだ話し合わないとね。
そうですよね、会議を開かないとね。
パリはどうですか?
でもこの前パリ行って会ったじゃん。やっぱりパリ好きだなと思う。
離れてみて気づいたことありますか?
離れてみるとすぐ東京のリズムに飲み込まれて、
日本のリズムに飲み込まれて、
日本の中の夢を見てる感じなの。
それがパリに行くと、
そうだったそうだった、楽しんだったパリ忘れてたみたいな。
でもすぐ取り戻せるでしょ?
感覚をね。
感覚ね。
でもやっぱりリズムは違うんだ。
違う。
違う。
これからもご活躍を。
いやいやいや、これからも仲良くしてください。
こちらこそおかげながら応援させていただきます。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
はい、2回目の山崎匠さんのインタビューでしたけども、
今回もかなり盛り上がった感じでしたけども、
さゆみさんの今回のインタビューを聞いた感想ってどんなところにありますか?
はい、私がすごく面白いなと思ったのが、
33:00
自分のカメラですね。
視点。
1カメから7カメくらいまでお話しされてましたよね。
そういった風に視点を切り替えていく。
そして自分の見方というか、変えていくっていうのは面白いなと思って、
あの世からの自分まで考えるかっていうね、
そこは私思いつきませんでしたね。
未来からの自分とか過去からの自分とか、
そういったところまではなんとなく思ったことはあるんですが、
あの世。
宇宙のどこかからね。
そういう考え方もできるかと思って。
でも普段からそういう考え方ができると、
めんどくさい感情の問題って消えていくというか、
やっぱりニュートラルになれる一番大きな視点だと思うので、
やっぱり普段から1カメとせいぜい2カメくらいしか見てないから、
そうですね。
もうモヤモヤが残ったり、感情的にやっぱり嫌になったりすると思うんですよね。
でも3カメ、4カメ、5カメって広げていくと、
自分をもっと冷静に見れるというか、客観的に見れるようになってくると、
そんな細かい感情に左右されなくなるというところでは、
かなり勉強になるお話が聞けたんじゃないかなと思いますね。
あと自分の人生、今後のあと何年くらい生きられるかということから
ちょっと逆算したりとか、
50代の自分はどういうふうに60代、70代、
でも自分の両親が何歳くらいまで生きているから
あと1クール、2クールくらいかなとか、
そういったふうな見方ができるっていうのはまたすごいなと思いましたね。
そんなふうに考えてました?
考えたことなかったですよ。
あと何年とか、なんとなく毎日まだずっと続くだろうと。
そうですよね。
女性だからなんでしょうかね。
なんなんですかね。
自分が考えるんでしょ。
例えばこのぐらいの年までは生きるだろうって考えたら、
そこは点であって、
でもとりあえずまず目先の5年とか10年ぐらいしか考えないですよね。
せいぜい5年、10年単位ですよね。
そこを10年単位で降りてきているっていう考え方がすごく新鮮だし。
新鮮でした。
まだ両親は生きているんですけれども、
祖母が105歳で亡くなったので、
もしかして祖母と同じぐらい生きるかなと思ったら、
105までどういうプランニングしようと。
人生の折り返しにも来ていないってことじゃないですか。
ちょっと考えましたよ。
まだ前半の終わりも来ていないんでしょう、せいぜいさんだって考えたら。
36:03
そう考えたら、もし祖母と同じだけ生きるとしたら。
100歳考えたって50歳ですけどね、半分で。
まだ50歳になっていませんからね。
だからそう考えると、まだ前半の最後の方だから。
じゃあもっともっといけるみたいな。
後半まるまる50歳で戻ってるっていう感じですよね。
たくさんのすごいなと思ったところは、
ちゃんと自分が何年ぐらい介護を受けるかなみたいな、
そこまで考えるかっていう。
あとはおまけだって考えるっていう発想ですよね。
すごいなと思いましたね。
そういう発想はやっぱり、私たちも普段あんま考えないかもしれないけど、
考えるいいきっかけになるなと思いました。
あとね、私がすごい面白いなと思ったのは、
たまたまメールの返信の仕方の話が出たけども、
忙しい時ほどとかめんどくさい時ほど、ゆっくり丁寧にやるっていう考え方。
例えばお皿を洗わなきゃいけないんだけど、
お皿を丁寧に向かい合って洗うとか、
メールを俳句を考えるかのように一生懸命返信すると、
乗ってくる自分がいるっていう、
その自分のリズムをつかむっていうところを知るっていうのは、
すごいいいなと思いましたね。
私もやってみたいなと思いつつ、バタバタしそうだなと。
だから常に意識しておくっていうことが大事なんですよ。
私なりには思うんですよ。
メールも早く返信しなきゃと思いながら、
一回始めちゃうと結構波に乗れて楽しくできるじゃないと思うんだけど、
取り掛かるまでが長かったりする。
そこまでなんですね。
何でもそうですよね。
スポーツするとか、エクササイズしなきゃみたいな、
そういう時もそこまでが大変。
一旦やり始めたらいいんですよね。
だからもうやらないといけない、たくさんも言ってたけども、
やりたくないよね、わかるよっていうあの気持ちを、
自分とお話ししてあげるみたいな。
そう、あれを部分をなだめてあげるというか、
自分のことを認めてあげるっていう視点で、
で、なんとか行動に持っていくっていうのは、
すごく実践的だし、
考えたらうまくいってる時は、
そういうふうにうまく自分をなだめてやってたなって私も思ったし、
そういう視点はすごく学んだなと思いましたね。
次回もまた素敵なゲストをお呼びしたいと思いますけども、
たぶん参考になったところもたくさんあるんじゃないかなと思いますので、
また次回も楽しみにしていてください。
ありがとうございました。
39:03
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また来週のパリから学んだブレない自分の作り方をどうぞお楽しみに。
さゆみさんありがとうございました。
ありがとうございました。
秋でした。
39:57

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