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こんにちは、あきです。今日もパリで学んだ「ブレない自分の作り方」の時間がやってまいりました。
今日もさゆみさん、どうぞよろしくお願いいたします。
お願いいたします。
2017年の4月、5月というのは、大きなイベントが実はフランスではありまして、それはフランスの大統領選挙です。
4月の23日が第1回の投票で、2回目が5月の7日となっています。
今回はフランスの大統領選挙の仕組みについて、簡単に、政治の話を細かくするわけではないんですが、どういう仕組みかということをお話ししたいなと思っています。
私もさゆみさんも、一応日本国籍の外国人なので投票権はないんですよね。
すべてのフランス国籍の人が18歳以上だったら投票できるということで、今回も大統領選挙に名乗りを挙げている人たちがいて、日本でいう東京都知事みたいに、ある一定の基準を超えたら誰でも1候補ができるということなんですけども、
だいたいメインが4,5人に絞られてきているという感じで、今年はフランスは5年に1回なんですけれども、今まではオーランドさんという人が大統領で、もうすぐ任期を終えるんですけど、彼はいわゆる左派という人だったんですね。
その前のサルコジさんとかシラクさんというのは右派という右のよりの人たちだったんですよね。
今回は、サハが今までオーランドさんでやったので、オーランドさんに対する不満から右派に行くんじゃないかみたいな雰囲気もあるんだけども、
今回のイギリスのEU離脱とか、トランプさんの問題もあったりして、極右政党のマリン・ルペンさんがかなり票を伸ばしているということが注目の的になっている。
彼女が女性ということもあるんですけど、彼女って私たちとそんなに歳変わらないって知ってます?
っていうのを何年か前に聞きました。びっくりしたことを覚えてます。
そんなにまだ若いんじゃない?っていうね。
でもすごく貫禄があって、とても歳が近いようには見えないんですよね。
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たぶん50になったばかりぐらいですかね、今。
ちょっとその辺の正式な年齢は見てないんですけども。
私の友人がたまたま彼女の高校の同級生を知ってたらしいんですよ。
たまたま彼女ってどんな人だったの?って言ったら、高校からあんな感じだったらしいんですよ。
便が立つみたいな感じの。
だから今回は極右政党がまた票を伸ばして大統領が誕生するんじゃないかって言われてると思うんですが、
実際にこればっかりは蓋を開けてみないとわからないですけど、
私はほぼないなと見てるんですよね。
というのは、1回戦の投票は得られると思うんですよ、1位か2位に。
その決戦投票に行くには上位2人が選ばれるんだけど、
その2人になった後、過半数をどっちかが取らないと大統領にならないわけで、
彼女がやっぱり過半数を取れるかっていうところがいつもネックになり、
1回戦目はうまくいっても、2回戦目にはいけないんじゃないかっていうところで。
以前彼女のお父さんが立候補した時に、
志楽さんと生き討ちになりましたよね。
決戦に行きました。
それだけでも結構フランス人信じられないみたいな、
びっくりでしたよね。
極右政党が残ったっていうね。
あの時社会党の人たちが絶対決戦投票に行くと思い込んで、
案外投票に行かなかったらしいんですよ。
だからちょっと甘く見てた。
蓋を開けたら、自分を支持したい候補の人が決戦投票に行かないってことになっちゃって、
その時の人が政治活動をやめますみたいな感じで、
引退をしてしまったっていう、何年の頃でしたっけ?
2000年になってまだ間もない時ですよね。
2002年の頃かな、私が本当にまだフランス住み始めの、
私まだ日本でしたもんね。
その時まだ日本だった。
じゃあ私が2000来た頃なので、2002年じゃないかなと思うんですけど、
今回はその前回年末にお話しした、
20歳以上年上の候補の話をしたじゃないですか、マクロンさん。
彼がここに来て実は票を延ばしていると。
なぜかというとその右派の人が、代表に選ばれた人が、
ちょっと金銭トラブルを今抱えていて、
それに関してみんなちょっと法的に問題があるんじゃないか、
みたいな感じでスキャンダルになっちゃってるっていうのは、
結構大きな要素なんですよね。
個人的には私、フランス人は女性問題は甘いんだけど、
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お金には厳しいと思うんですよ。
そうですね、おそらくケチっていうのはあるんじゃないか。
一応税金高いですからね。
自分たちの欠税をどういうふうに使ってるのかっていうモニターに関しては、
とても厳しいんじゃないでしょうか。
だからそれもあって、
女性問題は本人の自由だからみたいな、
個人的な問題なので、
だからそういう意味で、いわゆる右派の代表の人。
フィオンさんがサルコ寺のときの首相をやってた人なんですけど、
彼が思うように票が伸びないと。
その票を、いわゆる真ん中にいる中派の中立派のマクロンさんが全部取っていく感じになっている。
彼は今回のトランプさんと同じで、
一回もいわゆる衆議院とか、
そういう議員でなってた政治家ではないんですよね。
彼はいきなり経済省になっちゃいましたけど、
民間から経済省の人になった。
銀行にお勤めの方だったので。
だから、彼がもし大統領になったらどうやって訴覚するのかみたいなところも、
まだはてなマークがあり、
この辺はどうなっていくかによって、
私たちのようにフランスに住んでいる、特に外国人が。
本当ですよね。
影響を結構受けますよね。
大統領が変わると、法律がコロッと変わったりするじゃないですか。
だって私がフランスに来て、
1年ぐらいの時かな、
1、2年ぐらいの時に、
家族で住んでいたアパートマンに警察が来て、
何事と思って、
私その時、第2章に妊娠中でお腹がはち切れそうになっていたんです。
両親が日本からフランスに来ていて、
出産のお手伝いがあったので、
両親も一緒にいたんですね。
警察が来て、いきなり、
カウトセジューの権利の権利ということで、
実は虚偽の結婚じゃないかとか、
偽装結婚ですね。
全部調べに来ましたよ。
それはサルコジ大統領の時でした。
彼は結構移民に対して厳しかったんですよ。
自分も移民なんですけどね。
厳しかったので、
抜き討ちでやったっていう。
パリは特に多いって聞いてるので、
パリと郊外は結構抜き討ちに合ってる人いますよね。
私です。
そうなんですよ。
でも実際にそういうので発覚してることが多いってことですよね。
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見たいですね。
家中全部見られて、
主人の電話番号とか聞かれて、
私覚えてなくてすみません、わかりません。
ちょっと待ってくださいって携帯を見て、
何番ですって。
なんとかなったんですけど、
やっぱり色々調べていきました。
要は写真があるか、
2人揃った写真があるかとか、
靴が両方あるか、
あと、例えば洗面所に行って歯ブラシがあるかとか、
要は2人で暮らしている証をとにかく探すんですよね。
それに関しても子供もすでにいたので、
明らかだったのであまり音はなかったですけども、
やっぱりドキドキしますよ。
警察乗り込んでくるし、
突然ですもん。
ガーディアン、管理人さんが一緒に、
警察が来てるんだけどっていうことで、
突然ですからね。
入れざるを得ない。
日本から父と母が来てて、
まるで呼び寄せたみたいに囲まれるのも嫌だなー
なんて思って。
そういう移民の方もいらっしゃるし。
実際にはいるので。
実際にこの間もちょっと聞いたので、
この間抜き打ちにあった。
まだ続いてると思います。
パリの均衡は続いてると思います。
オランドさんになってからだいぶ緩くなったって聞いたんですけどね。
でもやっぱりその辺は取り締まってるんじゃないかなと思います。
だから今回の大統領が、
一回当選すると5年の任期なので、
5年間はその大統領で行かないといけないわけで、
私たちの生活もどうなるのかっていうところが、
興味深く持っていかないといけないなっていうところで、
またその辺は決まった後、
5月にでもお話できたらなと思います。
それでは本編スタートです。
今回は質問をいただいてますので、
まず質問をさゆみさんの方に読んでいただきます。
一人でビジネスしようと考えていますが、
まだまだ考えていかないといけないことが多くあります。
ビジネスをしていく上で何を一番重要視したら良いのでしょうか?
という今回はシンプルな質問なんですけれども、
ビジネスをしていくときに何を一番に考えたらいいかということですよね。
さゆみさんはビジネスを自分で今のイメージコンサルタントを始めようと思ったときに、
あるいは始めた後でもいいんですけど、
何を大切にするというか、何を重視してたりとかっていうのはありますか?
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そうですね、私は先日のインタビューのゆう子さんのように、
あまり考えてないっていうのもあるんですけれども、
でもやっぱり一番大事にしたことは、
自分が大好きなこと、やってて心地いいこと、
人のためになること、
自分だけの利益ではなく、
人の幸せの貢献、役立つこと、
ということを考えてましたね。
そのときに自分の好きなことで浮かんだのが今の仕事だったと。
そうです。
それって結構すぐに見つかったんですか?
子供とファッション業界にいましたし、
ファッションっていうのは大好きですし、
私もあえて金融からファッションに移った人なので、
そこからできれば離れたくないところが大好きだったんですね。
そこから離れたくなかった。
だけどフランスに来てしまった。
離れざるを得なかった。
仕事を辞めざるを得なかった。
私は一人になって、子供もちょっとずつ手が離れてきているし、
自分でできることは何だろうっていうふうに考えたときに、
やっぱり自分で何かファッションブランドをスタートするっていうのは
とてもエネルギーのいることですし、
パトロンみたいな人も探さなきゃいけないですし、
ちょっとそれはすぐにはできないと思って、
私一人で今あるスキルでできることを考えたら、
イメージコンサルタントというのはとてもぴったりかなと思って、
思いついたら即習いに来ました。
日本まで。
決まったら早かったですよね。
早かったですよ。
興奮して眠れないって言ってましたよね。
もうあっという間に、何十人ものコンサルタントの方を調べ、
どの方が自分に一番ピンとくるかな、
どの人に習いたいかなっていうのを、
リサーチしてたんですか。
これは感覚ですけどね。
でもすぐ決まったんですか。
すぐ決まりました。
面白いですね。
すぐにコンタクトを取って、
今でも大師匠というか、
お仕事以外の部分でも、
いろいろとお世話になってますけど。
なるほどね。
自分の感覚を。
優子さんのおっしゃる通りです。
そうですよね。
今回の話で何を重要視するかっていうのを見た時に、
普通は何で起業するかっていうのを、
ついついやっぱり考えたくなっちゃうじゃないですか。
私何ができるだろうとか、
何でやるとビジネスになるかなとか、
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自分のどのスキルを活かせるかなとかっていう方に行っちゃうと、
前も話したように得意なこととか、
好きなこととか、
ごちゃごちゃになっちゃう人が多いと思うんだけど、
私がこれを見た時にふっと思ったのは、
まず何をするかの前に、
何のためにビジネスをするのかっていうのを、
やっぱり考えた方がいいかなと思ったんですよ。
そうですよね。
ただの、いいんですよ本当に。
収入を得たいっていうところからスタートしてもいいし、
社会とのコンタクトを取りたいでも何でもいいんですけど、
そのモチベーションっていうか、
何のためのビジネスなのかっていうのが、
ぶれた状態で始めると、
あっという間にモチベーションと落ちると思うんですよね。
わかるような気がします。
なんかつまずいた時に、
でも今の生活でやっていけるしって思っちゃうじゃないですか。
だから何のためにするのかっていうのを、
自分の中で明確になって、
これでも自分は行くんだっていうのが、
はっきりしてしまえば、
また原点に戻った時に、
またリセットできると思うんですけど。
そうですよね。
使命感というのかな。
そうなんですよね。
なぜしたいかっていうのありますよ、やっぱり。
あるでしょ。
私もありました。
パリにいる日本人女性を、
もっとオシャレにしたいっていう、
もっと世界レベルで、
こんな良い素質を持っている日本人の女性が、
ファッションでパリジェーヌに負けてるのは、
ちょっと許せないなというかも。
もったいないしね。
本当にもったいないと思ってるんですよ、今でもね。
絶対に日本人の女性って素晴らしいのに、
このファッションの部分を、
もう一段階上にいくことで、
ステージを上げるわけですね。
もうとっても、
なんていうんだろう、
世界的に、
日本人女性って素敵って思う、
全てにね、
思ってもらえる。
っていう風にする手助けというかね、
何か貢献できればっていうのが、
すごい私思いました。
だからやっぱりその部分がしっかりあると、
なんかちょっとこう、
うまくいかないなとか、
思うようにいかないことがあっても、
本筋で崩れることってないと思うんですよ。
ないです。
そこでブレてない。
お客様が来ないとかってあっても、
でも、
いやでも自分はこういうことのためにやるから、
今こういう時期だから。
そう。
っていう、
耐えしのぶ時期もあるだろうし、
そうかと思うんですよ。
そうかと思ったら、
ドカドカドカっと来る時もね、
あるからね。
あります。
津波はもちろんね、
ありますし。
だから、
もちろん、
どうしても何かをしたいって言った時に、
どうやったらいいんですかとか、
何をしたらいいですかって話になるんだけど、
その前に何のためにするのかっていうのをきちんと決めて、
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じゃあ何のためにその人は、
今日質問くださった方は、
一人でビジネスをしたいと思ったのか。
これは別に答えがあるわけでもないし、
正解もないし、
個人の考えで全然いいと思うんですけど、
このためにやってるんだっていう実感が得られるところまで、
きちんと掘り下げた方がいいんじゃないかなと。
そうですね。
ビジネスって言っても、
じゃあこれから考えるのっていう感じですよね。
質問もね。
今いろいろ考えなきゃいけないことが多いって書いてたから、
多分どの辺を考えてるのかなっていうのが興味はあって、
たぶん彼女もじゃあ何を一番重要視したらいいですかって話になったと思うんですけど、
どんな手段でも、
結局何のためにやるかにはかなわないと思いますね。
そうですね。
どうしてもこれがしたいっていう。
筋がね。
あるというか。
そう。
だから私がやっぱりビジネスをする時に決めたことは、
できるからやるとかじゃなくて、
やるからにはできるまでやるって決めたんですよ。
そうですね。
ってことは終わりないんですね。
だからいついつまでにこうすればいいっていう話ではなくて、
自分ができるようになるというところまでもやるって決めたから、
やめるっていう選択肢がないんですよ。
だからそれはもう自分の中に決めていて、
それためには何のためにっていうのはやっぱどうしても必要になってくるっていう気が。
そこがやっぱ一番だと思います。
大事ですよね。
それがなかったら私今の仕事もやってないですよ。
そうですよね。
毎日自分で生活してて、
なんでこういうオシャレをするんだろうとか、
私いつも考えてました。
何とかできないかなっていうのを本当に実感してて、
同じ日本人の女性として、
私ができることが何かないかしらっていつも思ってました。
だからそれが仕事につながったってことですよね。
そうですね。
だからイメージコンサルタントをやるんだっていう事実じゃなくて、
何のためにイメージコンサルタントをするのかっていうのは個人的理由だから。
手段としてイメージコンサルタントという職業があったので、
たまたまそれをやってますけど、
もしかしてわかんないですよ、ファッションブランド作るかもしれない。
そうなんですよ。オシャレにするために自分のブランドを作るかもしれない。
ミッションが別にあるので、
一つの手段としてイメージコンサルタント、
それは色々、将来変わっていくかもしれないし、
でもその目的がずれなければ、
手段が変わってもそこはつながってるというか、
つながればあるっていうことですよね。
ということで何のためにビジネスをするのかっていうのを、
ぜひ考えるヒントにしていただけたらなと思います。
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ありがとうございました。
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