1. 愛はフラクタル
  2. #199 「スマホがなかった..
2021-10-17 09:27

#199 「スマホがなかったあの頃の僕達は」ダウンタウンの雨音と喧騒添え。

愛
Host

ポケベル→初代ガラケー。
ウォークマン→MDプレイヤー。

そんなあの頃の恋人はやっぱり本だった。
(今も愛してる古い恋人)

みんなは、どうだった?



ツッコミ、ラブレター、お悩み相談などは、lovelyoreo@gmail.com まで

※この番組は「幸せってなんだっけ研究所」の“深層”開店版です。

00:04
フンの愛なる皆様、#199です。
再びですね、雨のバンクーバー、そしてバンクーバーのね、ダウンタウンの喧騒と共にお届けしております。
これ、どれぐらい声とれてるんだろう。車の音にかき消されてるのかなーなんて思いながら、一人サイレンしておりますけれども、
さっきね、今、エタラを預けてですね、2時間3時間、母ちゃんも10時間ということで、私の大好きなダウンタウンの図書館に送ってきました。
秋ってやっぱね、こうやって雨が多いので、本を読みたくなるんですよね。
で、新しい本を読みたいなということで、今日はね、何冊か本を借りてきました。
何を借りてきたかというとですね、まずは村上春樹のね、小説。
これはあの、綾子と水江の綾子さんが、真夜中の独り言で朗読、プチ朗読してらっしゃった文言にグッときまして、
これ絶対読みたいということで、村上春樹は大体全部読んでるんですけど、これはまだ読んでなかったので借りてきました。
あとは、ポール・オースターってね、アメリカの作家なんですけど、これ私大学の時すごい好きで、ポール・オースターの諸著作かな。
これ借りてきた。
あと雑誌ですね。結構日本の雑誌もね、たくさん大図書館にはあったりして。
雑誌の線。日本の雑誌ってめちゃくちゃ面白いでしょうね。
編集者さんがね、朝まで寝る間も惜しんで、面白い企画、美しい写真、美しい文章をね、組んで毎月ね、出してくれてる日本の素晴らしい雑誌。
その中でもね、本当に大好きな雑誌ペン。
コーヒーとポッドキャストの特集ということで、これも借りてきましたですね。
あとは、めっちゃこれ、聞こえますか?これ。
すごい救急車の音が。
ダウンタウンのね、東に行けば行くほどですね、ちょっとデンジャラスエリアになってまして。
あとこは消防車、救急車がね、かけ回っております。
雑誌ね。雑誌も一冊。そして漫画も一冊。結婚しなくていいですか?っていうね。
えっと、マス、なんだっけ、ミリさん。ミリさんの漫画ね。
これをお茶受けにいいので一冊借りてきました。
はい、そんな感じかな。
最近やっぱりね、なかなかゆっくり読書できる時間っていうのも取れないので、
本当に本当に本当に読みたいものとか、本当に本当に本当に面白いもの、心揺さぶられるものしか読まないっていうね。
読めない時間がないからということになっててですね、外したくないんですよね。
03:00
だからどうしてもね、やっぱり同じ好きな作家さんばっかりになっちゃうっていうのがあって。
なんか新しいね、作家さんのものも読みたいなって思ってるんだけど、なかなかね、食わず嫌いもあったり。
本当に面白いかなっていうね、新しいね、ものに手をつけられないのがちょっと最近の悩みかなと思ったりします。
大学生の頃はね、その点本当に時間もたくさんあったし、通学時間に2時間近くあったから電車の中でずっと本読んでましたよね。
それこそ本当にニーチェとかバタイユとかビドゲンシュタインとか、絶対今しんどくて読めないだろうっていうようなね、
すごい哲学書からゲーテとか詩集から、今日本の作家もね、古いラザイオサムとかハクターガーとか文豪のものから新しい時代の感性鋭い人々のね、小説からいっぱい読んでたなーって。
あの時間が本当に尊かったなーって思うんですよね。
あの時iPhoneとかなかったですからね。私の大学の時はガラケーをみんな持ち出した、ポケペルからガラケーに持ち出して、彼氏とメールでやり取りできるようになってきたみたいな時代だったかな。
iPodとかもなかったですよね。MDの時代ですね。自分の好きなMDね、5枚くらいケースに入れてカバンの中に入れてましたですね。
いや、なんか歩いてたらデンジャラスエリアに入ってきました。
デンジャラスというかね、本当に道端でね、クラスいらっしゃる方々がたくさんいるエリア。
本当に一人一人の人生にどんなストーリーがあったのかなーなんていうふうに思いを馳せておりますが、
そんな時代の移り変わりもありますけど、やっぱり私はKindleでも本を読むけど、やっぱり小説とかね、そういう大事な本は、漢字類系の本はですね、紙の本が好きだなーって思います。
紙の匂いとかね、ページをくる音とかね、指の感触とか、やっぱり紙の本は私の中では好きじゃないなーっていうふうに思います。
あんだけたくさん本を読んでて、すごい良かったなーって思うんですよね。
私の時代にiPhoneがあったらとかインスタがあったら、あの時の自分の鬱屈した気持ちとかね、
誰にも見せずにつらつらと描いていた言葉たちとかが、もしかして今の時代みたいにSNSみたいなものがあったらね、
世界のどこかの誰かと繋がったり、何か違う人生が繰り広げられていたのかなーって思ったりするんですけど、
06:07
あの時にひたすらに本を読んだり音楽をモットーしたり、自分の内面、自分の世界というものを深く深く掘り下げて、
掘り下げてっていうかね、ジャブジャブと自由に泳いできたことが今の自分を作っているなーっていうふうに思ったりします。
本当にたくさん読んでたから、読んでたし書いてたし、でもそれは別にコピライターになりたいとか、
アッパーになりたいとかそういうことではなくて、ただただ自分自身の救済のためにやってたんですよね。
それが今ね、このような私を作っているなーって思ったりします。
なので、あの時に感じた美しい言葉とか、言葉のリズムとか、韻とか言い回しみたいなものが、本当に大事に引き出し、私の中の引き出しというか、
私の中の海にジャブジャブ今でも浮かんでいて、その海の中から自然に取り出すようにして、今の私の言葉を紡いでいるなーと感じております。
なので、最近皆さんどんな本を読みますか?
結構ね、実用書とかビジネス書とかね、企業の本とかね、役立ち系の本とか記事とかってよくね、私も読んじゃうんですけど、ついついそっちを優先してね。
これで、これ読んだらなんか変わるんじゃないかみたいな、なんとかの法則、3つの秘密のなんとか術みたいなね、そういうふうなものにパッとね、気持ちが行きがちなんですけど。
でもそうじゃなくて、ただただその美しさとか、面白さの世界の中に溺れさせてくれるっていう、その中でね、本当に名付けぬ気持ち、名付けぬ気づきを得られるっていうね、
そういう小説とか哲学とか、何だろうな、詩とかね、アートの世界が、私も本当に愛してるなーっていうふうに思います。
なので本当に何度でもね、そういう美しさとか新しい世界観に頭をぶっ飛ばされて、
こんなことがあるのかっていう、なんて美しいんだーとか、なんて悲しくて愛おしいんだーっていう、そんな気持ちになり続けていきたいなーっていうふうに思って、今日も新しい本を借りてきました。
皆さんのおすすめの本もね、ぜひ教えてほしいなぁと思います。
09:02
ぜひ私のね、頭をぶっ飛ばす一押しの本、ありましたらね、ぜひお便りでも、ボイスメッセージでもいいので、教えていただけたら嬉しいなと思います。
では引き続き良い一日をお過ごしください。バイバイ。
09:27

コメント

スクロール