1. 広告を楽しむ『アドバタラヂオ』
  2. #151【賛否両論!カンヌライオ..
2023-08-10 29:24

#151【賛否両論!カンヌライオンズの存在意義を改めて考える】ゲスト:石井義樹さん(映像制作会社取締役社長)vol.5

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エピソード内でご紹介いただいた広告

BEAUTIFUL LIFE

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iPhone 14 | R.I.P. Leon | Apple

https://youtu.be/t2n0ykn4AKw

THE LAST PHOTO

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CANAL: Papa

https://youtu.be/Pz8B5d-OEAQ



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サマリー

カンヌライオンズは日本でも注目されていて、広告代理店や制作会社の参加人数も増えています。カンヌライオンズは広告業界の指標とされ、審査員や審査員長になることは出世の道とも言えます。カンヌライオンズでは重いテーマを扱った作品が多いですが、笑いを取る映像も必要だと考えられています。広告はシェアされ、広がっていくものであり、単純な笑いも強い要素とされます。カンヌライオンズの存在意義を考えると、カンヌに行ったことで多くの映像やクリエイターとの交流が生まれ、自身のプロデューサーとしての人生に継続性がもたらされています。

カンヌライオンズの注目度
今回も映像制作会社株式会社きらめき、代表取締役社長石井義樹さんをお招きしてお送りいたします。それではどうぞ。
どうですか?日本人の方多かったんですか?
多いですね、今年は。去年は少なかったんですよ。やっぱりコロナ、開けてない一発目だったので、去年は多分日本人おそらく2,300人みたいなイメージでした。
今年はその2,300倍、多分600人700人とかいたんじゃないかなって思います。具体的にはわかんないですけど、ただやっぱり広告代理店の数とか見てると大手だったら50、100とかいう数字があったので、個人で参加している方も含め50人とか、やっぱりいらっしゃる大手広告代理店の方もいるとなれば、制作会社も多分100人以上は来てたと思うので、多分500、600とか700、800とかっていう数字なんだと思います。
日本においてもカンデっていうのは注目されているんだろうなっていうところはある?
されてるし、もちろん賞を取りたい一つの大きな海外賞の結果としてね、みんなライオンが欲しがってるっていうのはみんなそうだと思います。
欲しいもんなあれ。あれどっかで見ましたよね?
あ、信也さんのとこだ。
あ、信也さんのとこだ。
そう、信也さんのとこ持ってるから。
それはありますよね。
それはありますよね。
ハングリーもあるし、グラビティキャットとかね。
信也さん自分でハングリーのときに持ってるから。
そうですよね。
信也さん2体持ってるから。
うわー。
2頭と言った方がいいのか。
2頭。
ライオンですからね。
2匹なのか分からない。
2匹じゃないですからね。猫肩から。
そう考えるとやっぱ目指すべき。
まあ分かりやすく欲しいみんなが広告に関わる人たちはっていうものではありますよね。
そうですね。
欲しくないっていう人はいないと思います。
だけどあんまり興味ないという人はいます。
撮ってたとしてもありがとうございますみたいな対応のダリテンの方もいます。
そんなもんなんだなっていう驚きもありますけど
でもそれはやっぱり考え方が違うので
例えば外資系の方はみんな欲しいと思うし
外資系のダリテンの方は
なぜならやっぱり外資系だけに海外賞の個数
獲得数で評価とかも変わったりされるみたいなんですよね。
そうですね。僕この話しようと思ってたんですけど
賞を取ってるかどうかって
会社の中の一個の聴覚とかの
人事評価に繋がってくるってことですよね。
分かりやすくそうで
TVWAって外資が入ってるダリテンさんだからあれですけど
広告業界での評価
年博もそういう感じはありますもんね。クリエイティブにおいては。
直接人事評価にすごく結びつくかどうかはちょっと分からないですけど
でも全くゼロじゃないですよね。
やっぱり外から評価されているかって分かりやすいじゃないですか。
僕らはアワードを飲み出させてもらいましたけど
そこはやっぱりダリテンの方々は
割と注目してますよね。
特に外資系の会社はやっぱりそういうのあるだろうね。
よく玄関に行くとうわーって飾ってあるのあったりするじゃない。
すごいですよ。
これでもかーってくらい。
でも代表して一等もらうじゃないですか。
一匹。
一匹もらうでしょ。
あれって製作会社さんとか広告会社さんが誰か代表してもらって
それをもう一等を複製する場合。
あれってお金かかるんですよね。
もちろんです。
どのくらいかかるのかわからないですけど。
僕が記憶している中で言うとゴールドが大体30万。
シルバーが20、ブロンズが10みたいなことでしたけど
今はもっと値上がりしているところです。
そうですか。
玄関の運営が作ってくれるんですか。
そうです。
がめついですね結構。
ありとあらゆるところで。
自発しポイント作ってますね。
回収されているというか。
すごいですね。
やっぱりこういうことを僕は聞きたいのよ。
要はもちろん今年はアップルが取ったとかそういうのも大事です。
だけどそこにある枠でどういうふうに運営されどういうところでお金が発生し
それをもう一体誰かが航空会社の人が代表でもらったけど
あれうち欲しいななんて言った日にはそれを複製しなきゃいけませんから。
運営するためにはね。
そこにはお金がされてぐるぐるお金が回っているわけですよね。
そういう感じをどんどん後々で紹介していきたい。
生々しいところ?
生々しいところ。
でも普通はそんなみんなの一応もらえるんだったら欲しい賞だから
ほとんど当然事業会社にクライアントに行くわけですよ1体目は。
で広告誰でももちろん1体か2体はあるんですけど買われる。
デザイン会社も絶対買うので少なくてもプラス2ぐらいは
お買い上げになるわけですよ間違いなく。
そしたら60万以上。
それがもしゴールドだった日には。
すごいですね。
グランプリはもっと高いかもしれないですね。
でかいですね大体。
分かる分かるね。
だからちょうどとはいえ熱狂するみんなが注目しているっていうのがカンヌライオンズ。
それこそレイさんと話した時にやっぱ企業
レイさんはニューヨークでやってらっしゃっている中で
あんまり取ってるか取ってないかっていうのはあんまり関係ないよ
みたいなことをおっしゃっていただいたんです。
審査員になったかどうかとかも含めて
そこまでじゃないよっていうふうにおっしゃってましたけど
でもこと日本とか
日本の企業として海外と仕事するとかはやっぱりさっきおっしゃってたように
効率があるかどうかっていうのは分かりやすいですよね。
それは大きいと思うんですよね。
だからこそ銅像があったほうがいいとか
社外ブランディングにおいてやっぱ大事な要素になっているんですよね
きっとカンヌライオンズっていうのは。
映像の強みと再認識
だから一つのやっぱり指標なんですよね。
その指標があることによって
特に海外の人はじゃあ例えばそれをニューヨークで
例えば広告代理店で取った人は転職して
またどっかのそこの立場がちょっと分からないですけど
普通のCDだった人がどっかのECDになって
転職するとかやっぱりそういうことになってますよね。
分かりやすい。面白いですよね。
その先は審査員になるとか
審査員長になるとか
どんどん出世の道が見えてるのが
いやカンヌの裏で言うとそういう風な
転職されて審査員長までなったんだなって方は何人もいらっしゃるし
だからどうってないんですけど
でもやっぱり伝説的な広告の裏には
伝説的なクリエイターがいるので
そこは間違いないですね。
それこそ一番熱かったのは
いつですかとお話させてもらいましたけど
雰囲気もどっかのタイミングで変わってたりするんですか?
変わってますよね。やっぱりもっと本当に
ザ・広告好きな人の集団っていう感じのイメージが
昔は強かったんですよね。
それもフィルムだったらフィルムとか
みんなあれいいよねって話もそうなんですけど
今はどっちかというとあまりにも多岐に
29も部門があったら
注目してる部門がみんな違いすぎて
見てるともちろんフィルムとかフィルムグラフトも
見られてるんだけど
いわゆるキオスクっていうね
パソコンが並んでて見てる人たちの
ちょっとちらみすると
どっちかというとチタニウムとか
インテグレーティットとかモバイルとか
あと全般的なデジタルとか
そういう試作を見てる人が多いですよね。
なんかこう
人口的に言うと僕らの
フィルムグラフトのプロデューサーから見ると
そっちを見られてる広告代理店の人とか
それはもう何年前から360度みたいな
ことを言われてる時に
フィルムとかフィルムグラフトは分かるけど
後でいいやってされてるのか分かんないですよ
分かんないけど
そっちをまずレポート書いたりとかされてるのも
事例参考にされてる方は多い印象ですね。
日本人だけじゃなくて海外の人も
トレンドっていうところをまずは観るで知るために
フィルムっていうことよりかは
さっきおっしゃってた360度というか
そういうところをまず見てから
っていうところが多いってことだね
メタバースとかも今年は
メタバースもそうだし
今年で言うともうメタバースじゃなくて
今年はAIですね
生成AI
生成AI
去年とかかメタバースとかは
そうだね
メタバースもありましたよ
ナイキとかでメタバースの世界で
過去のね
ちょっとゲームとも絡んでますけど
ゲームっていうよりは
過去の
昔のブラジルのロナウドが出てきたりとか
そこに今のクリスチャーのロナウドが出てくる
そういうナイキの契約してる選手
オールスターみたいなのを出す
メタバースの動画もあったし
メタバースがないわけじゃないんだけど
今年はみんな生成AIの
チャットGBTもそうだし
とにかくAIをどうやって使って
活用して一緒に共存していくかみたいなことの
テーマが多かった気がします
NFTとかってありましたか
NFTはあんまないですね
どっちかで言うと
NFTがカンヌっていう感じではないのかもしれない
そもそもそうかもしれないですね
全くないわけじゃないですよ
全くないわけじゃないんだけど
そんなにNFTっていうワードが飛び交ってる感じではない
やっぱ生成ですよね
直接的に映像に関わってくるっていう
コミュニケーションとしての
僕も広告イコールフィルムのイメージがあったんで
カンヌで捉えてた過去のフィルムクラフトのやつを
よく見てたんで
王道というか
一番きらびやかなイメージはずっと
スーパーボールからの流れとかもいろいろあるじゃないですか
現地に行かれてると
スーパーハダミでフィルムだけじゃなく
インタラクティブなものだったりとかっていうのの
勢いと言いますか
重要性っていうのは増してるっていうのはあるってことですよね
増してると思うし
さっきの話じゃないですけど
一時期ちょっとフィルムが落ちたというか
フィルムは単なる一部もんだっていう扱いをされてた感じからも
また変わってきて
多分映像の持つ強さ
強みっていうのがまた再認識されてるこの数年
コロナっていうのも影響してるかもしれないですけどね
みんながステイホームで映像を見るっていう
その広告だけじゃなくて
NetflixとかAmazonプライムとかも含めて
見てきてる映画とかも含めてですけど
それをひっくるめてエンタメ映像そして広告っていうのは
もしかしたらこの映像の強みとか力強さっていうのが
再認識されてるこの何年かもしれないですね
今年とかどうだったんですか
印象的だったものとか
今年はだからちょっとAIの話を除いて言うと
AIの話はあんまり映像ではなくて
まだまだ映像には生成AIとかがかかってないんですよね
まだまだでも今後出てくると思いますよ
思うんですけど
あんまりこの2023の関連で
その映像フィルムフィルムクラフトで
という部門では言われてなくて
ただ今年はなんか多分
多分その2022年の去年のパワーっていうのは
ちょっと負けてる気がして
去年の方がもちろん2年間ブランクがあったというのもあるし
あと2年分去年は審査したので
21と22
それが結構大きくて
あとオリンピックとか東京オリンピックとかあったじゃないですか
そういうところでやっぱり映像のパワフルさっていうのは
去年の方が僕はあったんじゃないかなというのは思います
でも今年がじゃなかったかというと
今年は素晴らしい
うわこれなんだっていう
カンヌライオンズの映像
例えばエンターテイメントフォーミュージック
さっきのミュージックビデオの
グランプリが2つ出て
1つはAppleのGreatestっていうやつと
もう1個はミュージックビデオなんですけど
それはなんか
今ここでお届けできないんですけど
めちゃくちゃすごいので見てもらいたいんですけど
若者と自由な話なんですよね
いわゆるロシアンルーレットしてるみたいな感じなんですけど
めちゃくちゃよくできてるんで
それは僕初めて見たんですけど
今年カンヌに行って知らなかったんですよ
カンヌ行くまで
知らなかった1つのとんでもない映像ですね
ちょっと見てみよう
これ概要欄貼っていきましょうか
概要欄貼ってください
すごいです
ただちょっと衝撃的な
自殺にも捉えかれないようなシーンもあるんで
一応年齢制限はかかってるんで
そういうのが刺激的な人は見ないでいただきたいんですけど
問題なければ見ていただく
多分日本では流せない
作れない
それはミュージックビデオですよね
ミュージックビデオで
確かスマグラーがMJGの監督だと思うんですけど
それはすごいですよ
CMだけじゃなくてミュージックビデオも
結構勢いというかね
大事ですもんね
僕もずっと
スマグラー
ずっとカンヌのフィルムのところを追ってるわけじゃないですけど
今年のアップルのやつが撮ったっていうのは
僕ちょっとほっとしてる部分があって
すっごくシンプルだし
死んじゃった動物がピッて最後に生まれて
最後にそれを消せるっていう
それがパッて消えるのが最後にリングもパッて消えるっていう
すごいシンプルな
特にCGをフル使いしてるわけでもなく
数十年くらい前みたいに
エンジンがすごいアニメーションで飛んでてみたいな
CGフルCGの
あれも面白かった
けどそこに特化されていかなくて
人の心にちゃんと届くコミュニケーションとして考えて
それもアップルがね
それなんかすごく
今年僕はほんと全部見てるわけじゃないですよ
一編だけ見てるけど
なんかすごく
安心したってことですか
安心した
時代は変われど
広告ってこういうのがいいよねっていう
人が少なかずいたっていう
僕はなんか見て安心した
それはねだから多分審査員の方もそう思ってる方が
多かったんだと思うんですけど
要するに今言ってた
エンターテイメントライオンズ4ミュージックの
グランプリのBeautiful Lifeっていうミュージックビデオなんですけど
それとかもうシリアスなわけですよ
ずっとね
精子って話だし
でアップルのレオンっていうね
それのグランプリじゃない
もう一個の方は
The Last Photoっていう
自殺される直前の方の写真だったり
映像を
それは主に映像なんですけど
映像を撮ってあって
それはスマートフォンとかで撮って
今時は撮ってるんでしょうね
それが編集されてるんですよね
最後のこれは亡くなる直前の人たちの
みんな笑顔で笑ってたりとか
ちょっとふざけてたりとかする映像がつながってて
逆にそれが物悲しくて悲しくなる感じなんですよ
要するに
自殺しようとしてる人たちは死ぬ直前まで
抱えてるものをそんなに
人に見せるもんじゃないので
よくあるじゃないですか
あんな人が急に亡くなったとか
まさかねみたいな
よくね有名人とかも
最近も自殺したりとかありますけど
それってみんなそんな気づかないというか
それを言ってるでしょ
だから本当に死ぬと思ってる人は
死ぬっていうサインを出してるわけじゃないっていう
コピーなんですけど最後
それはその通りだなと思って
それってめちゃくちゃ素晴らしいし
笑いの重要性
すごく感情的だし
エモーションだしいいんだけど
それ一つじゃないっていう選び方を
グランプリもう一個した
バランスを取ったっていう言い方はあれですけど
かなと思ってて
ただそれは他にも
他のゴールドとか見てても
シリアスなテーマがめちゃくちゃ多いんですよね
もちろんLGBTQプラスの話もあるし
ジェンダーの問題とかもあるし
例えばそういう自由の問題とか
例えば暴力の問題とかもあるし
性内暴力の問題とかね
でもああいう単純にちょっとクスッと笑うような動画って
本当はフィルムの醍醐味で
本当はもっとそういうのが出てきてほしかったって
フィルムクラフトの審査員
デブリーフみたいなのも言われてたらしいんですよ
デブリーフっていうのは審査員たちが集まって
どういう審査をしたかみたいなことを話してる会があるんですけど
フィルムは最終日だから見れないんですけどね
そのデブリーフは
だけどやっぱり分かりやすく
フィルムとしての当たり前ですけど
じゃあAppleレオンだったら
Appleのあくまでショートメッセージがすぐ消せるっていう
機能だけに特化した
でも面白い
ちょっとクスッと笑ってしまうようなもの
だったり
もう一個ぐらいあるとすると
カナルブラスっていうフランスのケーブルテレビの
昔からいい広告作られてるやつで
パパっていうお父さんが亡くなるシーンを
あえて描いててっていう広告があるんですよ
めちゃくちゃ面白いので見てほしいんですけど
まさにストーリーテリングが上手で
それもちょっと人が生き死にっていうとこなんだけど
生き死にを表してるわけじゃなくて
面白いっていう
クスッと笑うっていう
コメディなわけですよね
だからそういうコメディがだんだん少なくなってて
それはやっぱりコロナの影響もあると思うんですけど
あとカンヌの成り立ちじゃないですか
これは僕が個人的に思うことですけど
カンヌってそういうテーマがなきゃいけないんだとか
撮れないんじゃないかなとか
例えばさっきも言われてた
SDGsの話しなきゃ撮れないんじゃないとか
課題を解決するような何かじゃないと
フィルムとかなかなかショーが撮れないんじゃないかって
思われてる節があって
それはやっぱりカンヌってそういう場所なんだって
僕も長年言ってて思っちゃうし
そういうテーマがないと
1つでも2つでも
何だったら3つぐらい入れとけば
撮れんじゃないかと思いがちなんですよ
だけど本当はそれもあるけど
それだけじゃなくて
そういう昔からあるいわゆるカンヌの膝ポンみたいな
オチがちゃんとあって
そうきたかみたいな感じもやっぱり強くて
本当はそれもカンヌの文脈としてあるはずなのに
ちょっと減ってんすよね傾向として
どうだこれすごいだろうっていう映像が
ちょっとともすれば
押し付けがましい正義っぽい映像が増えてるというか
それはそれで僕は好きだしいいと思うんですけど
そうじゃない単純なお笑いというかね
お笑いはやっぱ強いんですよ
共通の笑いっていうのは
そこは確かに日本でも少ないし
あえて一番撮るのが大変な
成功法の美しさだったり
そういうものでちょっと突き進みがちなんですよね
その方が僕も結構ビューティーとかファッションとか
ブランドの広告やらせていただいてるんでわかるんですけど
そっちを突き進もうが難しいんですよ
いいものを作るのって
ショーも撮るようないいものを作るってなると
さらにレイヤーが上がるので
それよりは笑いが楽とは言わないですよ
笑いも難しいんですけど
笑いのほうが撮りやすいんじゃないかなとか
時代背景もあると思うんですよね今のコーナーで
先ほどおっしゃってたように
2つ撮ったっていうのはすごいですね
重いのとスッと笑える
バランス撮ってたのってやっぱりすごく意図的
な気がしますけどね
カンヌがそういう重いのばかりを
指標として出しすぎるのも
広告の未来的にどうなんだっていうのもやっぱりあるし
こうやってお話を伺うと
やっぱり広告いいなって思えるものが常にないと
広告の人たちも大変だろうしっていうのはありますよね
なんか単純にやっぱりこれ見て
うわこれシェアしたいなっていうのが
僕は動画の今時の基本だと思ってて
カンヌの変化
シェアっていうのはね
それをFacebookでシェア
インスタでシェアなんでもいいんですけど
単純に別にそんなSNSとかじゃなくても
うわこれ誰か友達に見せたい
家族に見せたい恋人とかね
奥さんに見せたい旦那さんに見せたい
なんでもいいんですけど
それが広告の基本だと思うんですよ
それってシェアしあって勝手にメディアになるわけじゃないですか
そういうものを作ってるっていう自負は
やっぱりそれぞれにあるはずなのに
別にシリアスなものがシェアできないとは言わないけど
でもなかなかこれ見てとはならないじゃないですか
これすごいからこれ見てよっていうのが
そういうさっきの自殺とか
生死とか自由のことを扱ってると
もちろんそれはそれですごく大事な意義があるものなんだけど
どっちかっていうと誰もが見ても
万人受けするものの笑いっていうのは
僕は強いと思うし
それをね一つのアップルぐらいの大企業が
あんな一つの機能で
あれだけに特化した映像を作るって
もうバカバカしいぐらいのものなんだけど
それを突き進められるやっぱり制作者って
僕はすごい羨ましいなと思いますね
カンヌが広告に背負わせすぎてる気がするんですよ
いろんなこと
SDGsとかLGBTQとか課題解決みたいな
でもさっきおっしゃったように
広告って広く伝えることが課題で
そこで売り上げが上がるとか
ブランドのイメージが上がるとか
そういうことだとするならば
カンヌにも罪はあるんじゃないかなと思っている部分が
ありますっていうところ
この後半でぶっこむ話じゃないんですけど
いやでもそうだと思います
それはだからさっきの言ってた
かつてカンヌ好きだったけど
今アンチになりかかってる人でも知りたい
っていう方とかもおっしゃってますけど
やっぱり自分たちの正義を振りかざしすぎてる
だからその正義っていうのは
さっきも言った何か人に役に立つ
何か世の中を変えようと思ってるみたいなことを
いやそんなに広告一つで変えられるわけないんですよ
本当にそう思います
でも広告で変えられることもあるんですよ
だから僕らもやりたいし
意義があると思ってるんですけど
それぐらい映像とかパワフルだし
他の360じゃないですけどの試作も全部やって
叶えられることとか変わったこととか
じゃあ例えば自殺防止の映像を見て
思いとどまった人もいると思うんですよ
それは意義がないとは言わないです
だけど確かにおっしゃるように
それだけが世界だとか
それだけが広告だとか
だからこそ俺たちはやってんだみたいな感じは
ちょっと違うのかもなとは
特にここ最近思います
だからカンヌに同時に
カンヌに生き続けることの意義っていうのは
もうちょっと変わってきてる感じはします
自分にとってもそうですけど
時代の変化というか
カンヌとしての立ち振る舞いどうなんだっていうのを
国内外のショーとアワードの活用方法
やっぱり毎回示してくるわけじゃないですか
カンヌサイドも
ちょっといい話を
背負わせすぎてる気がするんだよな
僕は本当に
その中で最後
今CMコマーシャル制作をしている
作り手の方々に
改めて国内外のショーとか
アワードをどのように利用
活用してほしいと
石山は思われてるのかなと
いうふうに思います
やっぱり17年間見て
定点観測をきちんとされている中で
なんかやっぱり
カンヌってことだけじゃなくて
国内外のショーとかって仮定すると
それが目的だけでは当然ないし
それが今お話しした通り
カンヌのあり方にももしかしたら疑問があるのかもしれないし
だけどやっぱり広告を作ってる以上
目指すべきっていうことではなく
知っておくべきだなと思ってて
それをどうやって自分で取り入れるか
また別の話で
ただ知るっていうことをやっぱりやめない方が
特に若い人はいいなと思って
それを知ってる上で取り入れるか取り入れないか
っていうのは自分の問題じゃないですか
でもやっぱり海外には
こんだけすごい映像があるんだとか
こんなものを作ってる人がいるんだとか
それを知らない上で
やっぱりカンヌだけじゃなくて国内もそうですけど
広告のことはやっぱりどうしても語れないと思うんですよね
なぜならばこんだけ
YouTubeとかであふれてるわけじゃないですか
広告っていうのが日本の広告もそうだし海外の広告もそうだし
簡単にみんなが見れる中で
それを実際に作れるか作りたいかは別として
自分がやってることに全然違うわと思ってることは
ちょっと違うなと思うんですよね
なぜならばそれを実際作ってる人も
それをちゃんと頑張ってやってらっしゃる人もいるから
そこを否定するとか無視するんではなくて
そこはそこで理解しつつ
じゃあ自分はどうやってやっていこうっていうのはあるし
そこにさっきの外資系のラリテンの人とか
それによって人生が変わってくるような人も当然いるので
それはクライアントさんもそうだし
広告の重要性と影響
ちっちゃいクライアントがそれによって変わったクライアントとか
いるわけですよ
例えばナイキとかアディダスもそうだし
かつてはあんだけのクライアントも
広告によって変わったと言われてるし
その話も散々
ナイキが今50周年だから
その話も今年あったんですけど
アンダーアーマーとかもそうですよね
アンダーアーマーとかも全然及ばないクライアントだったんだけど
社長が広告をちゃんと作ろう
それをデビッド・ドロガーさんに頼んで
ドロガー5でやりだしたら
こんなブランドになってった
というかブランドが大きくなった一つのきっかけ
それだけじゃないと思うんですけど
いい商品を作られてるって言うのもあるんですけど
でも広告っていうことがきっかけになって
大きくなったり
もしくは衰退したブランドとかも当然あるんですよね
広告はやんなくなって
広告は全部全てじゃないですよ
理由も全てじゃない
だけど一つのきっかけになって
やっぱり変わったブランドの歴史とか
当然あるので
今海外ショーだけとか国内外ショーのショーだけ
アワードの話だけじゃなくて
広告っていうことにちょっと僕は変えてる気がしますけど
でもその中の良しとされてるものが
上積みがショーじゃないですか
なのでやっぱりそういうことを知らないよりは知ってた方が
僕はいいんじゃないかなと
無視するとか関係ないと思うんじゃなくて
なので別に現地に行く必要はないと思うんですけど
あくまでそういうのをちゃんとウォッチするっていうのは大事だし
その中で自分が得ることもあるんじゃないかなと思います
じゃあ最後にひじさんにとってカンヌとは
何ですか
カンヌライオンズとは
カンヌライオンズとは
自分のプロデューサーとしての人生そのものですよね
そこでさっきも申し上げた通りカンヌに行ったことによって
今のきらめきが会社として僕は継続できてると思うので
もちろんカンヌだけじゃないですけど
カンヌが一つのスパイスエッセンスとして
多分やれてるものだと思うので
それがなければ多分もっと味気ない会社になってた可能性もあるし
やっぱりカンヌっていうことを通して
いっぱい映像を見るからこそ映像にも詳しくなったし
ネットワークもできたしクリエイターとも知り合ったし
そこによって自分の夢というか
もちろんカンヌを撮りたいとかそういうこともある上で
このクリエイターと仕事したいよねと
今でいうとね
例えば今年のカンヌフィルムクラフトの審査委員長だった
キム・ゲイリックさん
今は女性監督ナンバーワンと言われてる彼女とも仕事したいと
できるかどうかわかんないですよ
わかんないけどそういう気持ちになるし
去年までだったら今年もありましたけど
メガフォースと仕事したいとか
実際知り合ったんですけど
カンヌじゃなくてメガフォースと近しい人と知り合ってて
たまたま仕事してたんですけど紹介してもらって
そしたらメガフォースの4人のうちの1人は
日本大好きで彼女が日本人だったりとかするんですけど
そういうのって結構いるんですよね
こっちがちょっとハードル高いなとか思うときに
僕の人生そのものかもしれないですけど
とりあえず飛び込んでみるとか
連絡してみるとか
きらめきの初期の頃はとにかく連絡しまくったので
この人絶対無理じゃんっていう
かつての有名監督とか全部したんですよ
カンヌの刺激と制作欲
ほとんどやりたい人に
でももちろん連絡が来る人も来ない人もいるんですけど
そうやって継続的にやってたらたまにポンと連絡が来たりとか
それこそ砂原の元上司だった演習長と一緒に
ジョーピとか監督とかもそうですよ
それはもう自分で飛び込んで
もちろんカンヌも山ほど撮ってる人ですよ
伝説のバケモン
80何歳の監督なんですけど
でもその人にも成功法で
その人の会社に連絡したからこそその仕事ができた
もちろん無視されてる連絡も来ない方もいっぱいいらっしゃるんですけど
たまたまその時の企画が彼が好きなバスケの企画だったから
やってくれてみたいな
でもそういうことに全部つながっていくんですよ
絶対こんな予算じゃ無理だろうとか
絶対こんな仕事やってくれるわけないとか
日本のこんな仕事なんか無理なんじゃないかと
僕も思いますよ
でも聞いてみたい
何か可能性がないかっていうのはトライする
だからカンヌってそういう自分の制作欲を
刺激してくれる場所
刺激し続けてくれる場所だと思うので
そういった意味でカンヌっていうのがあるのかなと思いますね
自分にとって
ありがとうございます
本当にこのカンヌの話も含めて
長時間にわたり
ご協力いただきました
ありがとうございました
来年もね
カンヌの時期になったら
来年もやりますよ
来年もやりますよ
ちょっとカンヌ大谷俊さんに
今年どうでしたみたいな回を
先輩どうよって
今年の稽古あれだったなみたいなのを
検討していきたいなと思います
本当に西井先輩本当にありがとうございました
ありがとうございました
29:24

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