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スピーカー 2
どうもハリーです。どうもヤーマンです。ゴロゴロ起業ラジオは、教育外を紹介しているハリーと、デザイン外を紹介するヤーマンがお届けする起業やスタートアップに関する話を緩く紹介する番組です。
はい。小山さんが最近オフィスを新しく借りたという噂を聞きましたよ。
ええ、借りました。お、借りました。
うん。まあ借りた直後で聞くのも難なんですけど、もしいろんな要素、例えばその今どこに住んでるとか、家族がいるとか、まあそういう要素をすっ飛ばして、
仕事100%として考えたときに、最高のオフィスの場所&最高の自宅の場所ってどこだと思いますか?
スピーカー 1
最高…え、仕事100%仕事だけで考えたとき?
スピーカー 2
仕事100%、いちご100%みたいだな。仕事100%です。
スピーカー 1
はいはいはいはい。どこがいいか、もう世界中どこでもいいんですか?
スピーカー 2
ああ、まあ日本にしときましょうか、じゃあ。
スピーカー 1
ああ、日本国内で?
うーん、そう…ああ、いい質問ですね、それ。
スピーカー 2
そうなの?
うん。
いや、これただのオープニングトークかと思ってたら。
スピーカー 1
オープニングトークですよね。いや、いい質問ですね。港の近くっすね。
スピーカー 2
港の近く?
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
なぜ?Why?
スピーカー 1
うちの会社中国からいろんな物品仕入れてるんですけど、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
やっぱ港で税関通ってからは結構時間かかるんですよ、届くまでに。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
それの時間がかからないっていうことと、港の近くってだいたいAmazonの倉庫があるんで、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
出荷してからも早いから。
スピーカー 2
うん。IKEAの店舗が港の近くにあるのと同じような感じですか?
スピーカー 1
同じような理由でとかね、ああいう場所。
スピーカー 2
わかりました。じゃあ家は?
スピーカー 1
家のこと全く考えなかったから。
スピーカー 2
そこに通勤すると考えたときに?
スピーカー 1
行ったらそこの近くがいいですよね。
スピーカー 2
そこの近く。どれぐらい近くですか?
スピーカー 1
30分ぐらいかな。
スピーカー 2
え?30分っていうのはどこで?
スピーカー 1
車で。
スピーカー 2
車。車で?わかりました。
じゃあ港の近くで、港の近くにオフィスがあり、家はそこから車で30分。
スピーカー 1
うん。ぐらいじゃないですかね。
スピーカー 2
ということでね、今日はちょっと場所についてね、
はいはいはい。
話をしたいと思いますが、
今日は結構いつもより緩めな感じでやっていこうかなと思うんですけれども、
結構ね、企業家の人たち、どこで仕事をやるかというのは重要な問題だと思うわけですよ。
やっぱりね、最初はなんとなく今住んでいるところが楽だからその近くでやろうかなとか、
あるいはなんとなく東京が良さそうとか、逆になんとなく地方でもいいんじゃないかとか、
いろいろね、考えているとは思うんですけれども、
仕事と場所に関する話というのをね、ちょこちょこと集めてきたので、
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
先にね、結論言ってしまうと、
ハリー調べではオフィスにするべき場所、第1位あります。
スピーカー 1
あるんだ。
スピーカー 2
これはね、みなさん驚きですよ。
スピーカー 1
気になる。
スピーカー 2
オフィスにするべき場所、第1位、東京ですね。
スピーカー 1
いやー、それ思ったけど、
まあまあ、でも東京か。
スピーカー 2
でね、やっぱ企業家の人はオフィス&自宅の場所っていうね、2カ所この変数があるわけなんで、
この組み合わせをどうするかですよ。
オフィス東京にしたら、次、自宅はどこにするか。
東京です。
スピーカー 1
自宅も東京。
スピーカー 2
自宅も東京。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
一般論としては、これがベストかなっていう感じです。
スピーカー 1
そうなのかな?業種にもよりますけどね。
スピーカー 2
業種によるし、その人の状況にもよるんで、全然誰にでも当てはまるとは思わないけれども、
広く考えると東京いいねっていう話です。
ということでね、ちょっといろいろといろんな観点から見ていこうかなと思うんですけれども、
まあちょっと初めは楽なところからいくと、楽なところというかゆるい話からいくと、
幸福度を考えましょうと。
幸福度というのは、あなたが作り出せる幸福度というのもあるんですけれども、
それよりも何よりも、周りの人からの影響というのがめちゃくちゃ大きいんですよね。
前に話したと思うんですけど、ドロップボックス創業者のドリュー・ヒューストンさんという人がね、
スピーカー 2
あなたは周りにいる最も近しい人5人の平均になると。
ということを言ってたんですけど、この話覚えてますか?
覚えてますよ、なんとなくですけど。
何となくその時言ってたのは、周りにお酒を飲む人がいたら自分も飲むようになるとか、
なんかそういう影響っていうのがたくさんあるということで、周りの人から影響を受けている。
はいはい、いい5人を集めようみたいな話だったよね。
ああそうそうそうそう、なんかゴレンジャーがどうとかなんかよくわからないことを言ってましたけど。
で、そういう周りの人の影響を受けるとなった時に当然幸福度もね、影響を受けるんですよ。
その人から?
近しい人から。
で、ただしその近しい人と言うんですけど、これは不思議な話で、地理的に近くにいないと幸福度が転生しないらしいんですよ。
仲が良くても地理的に遠いと、それはだいぶ転生しなくなる。
ああそうなんだ。
だから物理的にそういう人たちが近くにいる必要がある。
その幸福の影響を受けたいと思ったら、幸福だと感じている人をまず身の回りに配置する必要があるんですよね。
なるほど。
はい、なんでやっぱりそういう人たちを選びやすい環境がいいよねということで、
ある程度その人が多い場所という方が有利になるわけなんですよね。
なるほど。
スピーカー 1
という前提が一つあって、で、ちょっと話変わるんですけど、さっきね通勤大変という話もありましたけども、
スピーカー 2
通勤電車のラッシュ。
ストレス。大変だと。
大変ですよ、もうあれ無理だもん、東京の電車。
スピーカー 1
で、あれがね、これちょっとね本当かどうかわかんないですけど、あの通勤電車のラッシュに乗っている時のストレスは臨戦態勢の戦闘機のパイロットよりも大きいらしいと。
スピーカー 2
あははは。
うーん。
いやいやいや。
いやいやいや。
いやいやいや。
いやいやいや。
スピーカー 1
あははは。
うーん。
経験したことありますよ、僕あの。
スピーカー 2
臨戦態勢の戦闘機のパイロットの。
スピーカー 1
いや、そっちじゃない。そっちじゃないですけど、もう東京のラッシュ時って駅員さんに押し込まれるじゃないですか。
スピーカー 2
らしいですね、僕は。
スピーカー 1
いや本当に押し込まれるんですよ、あれ。
スピーカー 2
東京のラッシュは経験ないですけど。
スピーカー 1
はい、僕あの商社マン時代に東京で研修期間約1ヶ月か。もう本当に押し込まれますからね。
うん。
で、押し込まれすぎて、そんな押すっていうくらい押し込まれてギューってなって体浮きますから。
スピーカー 2
あー。
スピーカー 1
体重80キロあんのにギューって浮くから。
スピーカー 2
すごいっすね。
スピーカー 1
すごい。だからね、ある意味もうアトラクションですよ、あれは。
あははは。
スピーカー 2
体浮くから。
スピーカー 1
はいはいはい。
駅員さんも本当にもう漫画みたいに両手で3人かかりでギュッギュッギュッって押し込むよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
これ俺毎日無理だわって思ったもんね。
スピーカー 2
なんかね、やっぱあれってなぜ戦闘機のパイロットよりストレス大きいかというと、自分でコントロールできない要素しかないかららしいんですよね。
スピーカー 1
できないできない。
スピーカー 2
パイロットはまだストレスかかってても自分である程度どうしようかっていうのはコントロールできるけど、
ラッシュ時の電車の中でできること何もない。
何もない。
スピーカー 1
いや何もない。もう流れに身を任せるしかないもんだ。もうなるようになるわみたいな、もう全て身を委ねるもんね。
中に、あの渦の中に入ってしまったら。もうコントロールとかそういう次元じゃないですから。
スピーカー 2
しかないですよね。大変だし、それとは別の話で、その通勤時間が増えた時の幸福度の差というのもあって、
1日の通勤時間が20分増えると幸福度が下がるんですけど、どれくらい下がるかというと、給料が19%減ったのと同じくらい幸福度が下がるらしいですね。
それはだいぶ下がりますね。
20分増えると。
20分だけでそんなに?
スピーカー 2
だから1分1%くらいじゃないですかもう。
スピーカー 1
はいはいはいはいはい。
なるほどね。
これでも賛否両論だと思うんですよ。だから僕がさっき車で30分って言ったことに完結するんですけど、
会社に近すぎるっていうのもしんどくないですか。
ほう。
なんか周りの先輩の目とかがあってさ、絶対遅刻できないとかさ、なんかね、それを考えると近すぎるのももしかしてストレスなのかなって思った。
ある程度ちょっと離れてる方が適正な距離な気がする。気持ち的にも。
スピーカー 2
なるほどね。
人付き合い的にも。
えっとね、まず通勤の話でいくと、通勤時間が増えるとストレスも増える。幸福度が下がるので、
ある程度近い距離で、これはね、別に何回も話したんですけど、最悪歩いて行ける距離感。
スピーカー 1
うーん。めっちゃ近いよね。
スピーカー 2
まあ、自転車でもいいかもしれないですけど。
スピーカー 1
うーん。ってなってくると、チャリで15分とかか。
スピーカー 2
15分だったらまあ、二駅とかかな。
スピーカー 1
はいはいはい。あ、いい距離感ですね。
スピーカー 2
ああ、良くなってきた。
スピーカー 1
うん。チャリで15分はちょうどいい距離感ですね。
スピーカー 2
職場の最寄り駅から二駅。ところから自転車通勤。いいですね、確かに。
スピーカー 1
いいよね。
スピーカー 2
また晴れた日の春の日差しのイメージが湧いてきたわ。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
うーん。
まあ、そんなことがあるわけですね。
うーん。
で、さっき言ってたね、近しい人の影響もあるということで、
どういう人がいればいいのかというのがね、個人の成長というところにね、結構関わってくるのかなと思っておりまして、
いろんな街、例えば東京一つとっても、やっぱ新宿と原宿と秋葉原と菅本とかって、
この山手線だけ見ても結構違うじゃないですか、特色が。
スピーカー 1
違う。
スピーカー 2
これ僕の好きなポール・グレアムという人がね、書いたエッセイで、街にはメッセージがあると。
スピーカー 1
街にはメッセージがある。
スピーカー 2
街ごとに。まあアメリカだったら、やっぱニューヨークはすごい金融害みたいな。
同じ都会でもサンフランシスコみたいなシリコンバレー行くと、最先端技術を使った奴らがいっぱいいるみたいな。
で、どの街を選ぶかによって、自分はどういう人間になりたいかというのが変わるということで。
スピーカー 1
まあそれは分かりますよ。分かります分かります。
スピーカー 2
ハイテクなことをしたい人たちが集まっているところに行くと、やっぱ自分もそういう人たちの影響を受けて、
それに適したように変わっていくし、別のところに行ったらそこの場所に適したような人になっていくということがあるわけなので、
その街を選ぶときに、その街のメッセージを読み取ろうということがまずあるわけですよね。
都会でやるのか地方でやるのかっていうのもそうだし、都会の中でもどこでやるのかというのもあって、
スピーカー 2
そういう分母が多いんで、
人を採用しやすいし、
他の会社でいろんな経験を積んだ優秀な人っていうのを雇えたら、
そのまんまその経験を取り入れることができるんで、
そういう人がいっぱいいるとめっちゃいいよねっていう話なんですよね。
スピーカー 1
だから都会が都会である理由ですよね。
地方はどんどんその考えだと、
寂しいことになりそうな感じはするけどね。
スピーカー 2
難しいですよね、その地方で優秀な人を取るというのは。
ね、難しいよね。
それに関連して言うと、これも前にも話しましたけど、
起業は何人ですべきかというところでいくと、
一回だけ見ると、
二人で会社を始めた人たちがすごい結果を残しやすいと、
いうことがあったんですけど、
その二人相方と出会うのもどこかって言ったら、
学校で出会ったとか、
あるいはもともと同僚で一緒に仕事してて、
こいつはいいやつだなと、優秀だなと思ったから一緒にやったとか、
そういうパターンなんですよね。
で、当然それもやっぱり分母が多い方がいいっていう話になっちゃうんですよね。
スピーカー 1
じゃあみんなで都会引っ越すか。
スピーカー 2
ただまあこれは何度も言ってますけど、
一般論なんで、
一般論なんで、
別にあなたが東京に適してるかどうかはまた分かんない。
スピーカー 1
まあ業種にもよるしね。
スピーカー 2
だって我々大阪ですからね。
そうだよ。
ね、こんだけ言っといて。
スピーカー 1
でもね、なんか言われたことあるんですよ。
スピーカー 2
なんで東京来ないのって。
タニヤさんは東京なんで行かないのと。
そうそれはね。
東京に行った先輩から。
スピーカー 1
大体言われるよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
やってると自分でやってたら。
スピーカー 2
東京はやっぱマーケットがでかいぞと。
うん。
単価も高いぞと。
うんうんうん。
言われるんですけど。
スピーカー 1
いやそうですよね。
やっぱりね、全然値段違うもんね。
こっちの相場と向こうの相場がね。
うんうんうん。
全然違うんで。
うん。
痛感しますね。
スピーカー 2
考えたらやっぱ東京かという感じもするんですけども、
だから別に東京じゃなきゃダメということもないけれども、
割合で考えれば東京すごいっすねっていう。
スピーカー 1
東京はすごいよ。
スピーカー 2
特にハイテク産業で言うと、
うん。
イノベーションを起こす会社とその会社が生まれた場所っていうのは、
交換関係というか因果関係というかがあって、
そういう最先端技術はどこで生まれるかっていうと、
やっぱすごい研究者がいるところなんですよね。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
すごい研究者がいるところなんだけれども、
その研究者の人は別にそれでビジネスをしようという感じはそんなにないわけですよね。
うんうんうん。
その技術を使って何かうちで新しい製品を作れないかと考える会社が、
新しいイノベーションを起こすということなんですけど、
スピーカー 1
うんうんうん。
スピーカー 2
そうなるとそのすごい人たちの近くにいた方がいいんですよ。
うーん。
さらになんかねこれちょっとね、
あの面白いなと思ったのはね、
なんか知識、
そのすごい人から知識をこう受け取らないといけないわけじゃないですか。
スピーカー 1
うんうんうん。
スピーカー 2
なんだけれども知識というのが暗黙地と形式地に分類されると、
うんうんうん。
ということを提唱している人がいまして、
知識創造理論というらしいんですけど、
うん。
暗黙地っていうのは言語化が難しいもののことらしいんですよね。
うんうんうん。
で形式地っていうのは言語化しやすいもの、
手順とかマニュアル化できるとか、
うんうんうん。
デザイナーだったらソフトの使い方とかはまとめられるじゃないですか。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
けどこれをなんかこういう感じにもっとぶわっとするんだみたいな、
伝えにくいところってあるじゃないですか。
ある。
そういうのが暗黙地と呼ばれていて、
それを伝える手段っていうのは物理的に近くにいるのが一番いいらしいんですよ。
うんうんうんうん。
小山さんに憧れる若いデザイナーがいるとしたら、
うん。
その近くにいて仕事している様子とかっていうのを見ないと、
その暗黙地の部分っていうのをその人は受け取れないので、
うんうんうん。
小山さんの近くで過ごすのが一番いい。
なるほどなるほど。
でその研究者も同じように、
近くにいないと見えない部分、言語化できない部分っていうのを伝えられないので、
その近くに行かないといけない。
そうなるとその近くで会社をやるのがいいよねという話に。
スピーカー 1
なるほど。
やりにくくなってますね。
うん。
スピーカー 2
それなんかスターみたいな人がいたら、
その近くに行くというのも大いにあるわけなんですね。
うーん。
スピーカー 1
なるほどね。
まあ住むとこ大事ですからね。
スピーカー 2
そうなんですよ。
結局どこに住むかによって、
自分の収入というのも変わってくるし、
どういう人間になるのかっていうのも変わってくる。
これが意外と大きく影響するということなんで、
ちゃんと考えようっていう。
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 2
今回の話だとね、
僕らの結論では、
会社の盛り上げ駅から二駅というのがベストという。
確かに。
スピーカー 1
ありましたけど、
スピーカー 2
なんかね僕他の人から聞いた話で、
その人は通勤1時間ぐらいかけてるらしいんですよ。
うんうんうん。
で、これがいいんだよと。
うーん。
いうことを言っていて何がいいかというと、
家族がいたりすると、
うん。
マジで自分の時間というのがないと。
スピーカー 1
あーわかる。
スピーカー 2
そうなるとこの通勤1時間というのは、
意外と自分の時間になるんで、
うんうんうん。
めちゃめちゃ映画見たりしてるらしいんですよ。
はいはいはい。
俺って一本映画見れるぞっていう。
スピーカー 1
うーん。
わかる。
わかる。
路線によるんですよ。
駅とかね。
座れるか座れないかでもでかいし。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
いましたよね。
2時間かかってきてる人。
スピーカー 2
まあまあいるでしょうね。
スピーカー 1
その人はでも、